ウルトラマンエクシブ  ~光を結ぶ女神たち~   作:Xナイト

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今回は文化祭でのオリジナル回になります。

それではどうぞ!


第31話 雷狼の咆哮 ー前編

海底の奥深く、ドルバと弦に囚われてる狼我は密かに脱出の機会を伺っていた。

 

狼我「くそ!あいつら……舐めやがって……そろそろ脱出するか」

 

そう言って狼我は手足首とか何やらクネクネしだす。

すると関節部分からポキポキと音がし始める。すると拘束具からスルスルと手足が抜けて行く。

どうやらわざと関節を外して拘束具から抜け出す。

そして再び手足首を勢い良く振ると、再びポキポキと音がなり、外れていた関節が元に戻る。

 

狼我「ふっ、あいつらにも見せてなかった、関節外しが役に立つとはな……」

 

そして狼我は歩き出し、弦が保管していた改良を加えた宇宙細胞の注射器を数本持って、ドルバから聞いていた地上に戻れるゲートを潜り脱出した。

 

 

 

 

 

 

 

《OP:(ひかり)の戦士  その()はエクシブ》

 

 

 

 

 

『雷狼の咆哮』

 

 

 

 

 

 

 

結ヶ丘では夏休みを終えて、日常に戻ったがもうすぐ文化祭という事で準備の話し合いが行われた。去年とは違い、最初から普通科と音楽科で協力し合っての話し合いが行われた。

 

恋「それでは音楽科での発表内容は以上ですね」

音楽科A「はい。ただ会場の準備で人手が……」

普通科B「あ。それなら私達のクラスの出し物はそこまで人手が必要じゃないから、何人かそっちに回せるよ」

音楽科A「ありがとう!助かるよ」

普通科A「葉月さん。そういえばLiellaのライブの時間は決まりました?」

恋「はい。午後からという形で纏まりました。皆さん、気を使わせてもらってありがとうございます」

音楽科B「いえいえ、大丈夫ですよ。Liellaは結ヶ丘の顔ですから」

普通科C「むしろ、Liellaがあらかじめライブの時間を決めて貰った方が、ステージの調整がしやすいですか」

恋「本当にありがとうございます」

 

そして話し合いは順調に進んで行き、スクールアイドル部室では新たに夏美を加え、9人になったLiellaも話し合っていた。

 

千砂都「それじゃあ、夏美ちゃんを加えたフォーメーションはこんな感じかな」

すみれ「へぇ~1年生が前面にでるフォーメーションなんだ」

きな子「い、いいんっすかね?」

かのん「うん。夏合宿でみんなレベルアップしたからね」

千砂都「それに新しいLiellaとして1年生を前にしたほうがいいと思ったんだ」

 

これから9人でラブライブ優勝を目指すなら新しいLiellaの新たな可能性を見せた方がいいという千砂都の判断のようだ。

 

可可「可可はいいと思いマス!」

恋「新しいLiellaという点ではいいと思います」

メイ「でもいいのか?先輩達を差し置いて」

すみれ「何言ってるのよ。優勝目指すなら先輩・後輩なんて言ってられないわ」

千砂都「そうだよ。それじゃ大会でいいパフォーマンスは出来ないよ」

四季「確かに、先輩達を気にしていたら、大会でいい結果は出さない」

かのん「うん。今回のライブもそういう意味合いも込めてなんだ」

夏美「なるほどですの……ところで先輩方はクラスの出し物はいいんですの?」

きな子「そういえば、きな子達はスクールアイドルの方を優先して欲しいって言われたっすけど……」

かのん「私達もそうだよ」

恋「文化祭は任せて欲しいと……」

メイ「そうなんですね」

千砂都「さぁみんな、そろそろ練習するよ!」

 

千砂都が号令を出すと、かのん達は一斉に練習に向けて屋上に行く。

その日の夜、1人路地裏を歩く狼我の姿があった。そこに……

 

ドルバ「見つけたぞ……」

狼我「っ!てめぇ……」

 

そこに空間を裂いてドルバが現れる。

 

ドルバ「我から逃げるとは……身の程をしれ」

狼我「ふん。また捕まるか!」

 

そう言って狼我は懐から宇宙細胞の注射器を取り出す。

 

ドルバ「それだけで…どうする気だ?」

狼我「これも見てもそう言えるか!?」

ドルバ「!?……それは!?」

 

狼我は取り出したのは、何かのコアパーツだった。

 

ドルバ「伊邪那鬼(イザナギ)のコアパーツ!?」

狼我「てめぇが探してた物だよな……!だがな!俺が使うんだよ!!」

 

そう言って、狼我は注射器を自分に打ち、伊邪那鬼(イザナギ)のコアパーツを自分の胸に押し付ける構えを取る。すると身体の変化を始めて、コアパーツをも取り込み始める。

 

狼我「てめぇらに、使い潰される前に、俺は人間なんて!捨ててやる!!」

 

そして身体が徐々に巨大かしていきオオカミに似た姿に頭部には二本の角を持ち、体色は全体的に黒っぽく、背中から悪魔の翼の様な物が生え、両腕には3本のカギ爪を備えた手甲を備えて、赤黒い雷を身に纏っている怪獣……獄狼皇獣ブリッツオウガが咆哮を上げる。

 

 

ブリッツオウガ「ガァァオォォォォォォン!!」

 

 

そしてブリッツオウガの出現がEGFにも報告がきた。

 

耀司「池袋で怪獣が出現した。今、映像を出す」

 

そして出された映像にはブリッツオウガが両腕のカギ爪の手甲で町を破壊していた。

 

 

ブリッツオウガ『ガァァオォォォォォォン!!』

 

 

聡「派手に暴れてやがるぜ!」

兼続「どこから現れたんですか?」

美緒「突然、町中に出現したようだ。出現する反応もなかった」

 

 

エクシブ『シュアッ!』

 

 

宮古「あっ…エクシブ!」

 

すると、映像では暴れてるブリッツオウガの後方にエクシブが着地してブリッツオウガに向かって行く。

 

 

エクシブ「シュアッ!」

 

ブリッツオウガ「ガァァオォォォォォォン!!」

 

 

エクシブはブリッツオウガに掴みかかるが、ブリッツオウガは素早く振りほどき戦闘を開始する。

ブリッツオウガは両腕のカギ爪で連続攻撃をするが、エクシブは素早く避けつつ身体を赤く輝かせる。

 

 

エクシブRT「デュアッ!……デェアッ!!」

 

ブリッツオウガ「ガァァオォォ!?」

 

 

エクシブRTはブリッツオウガの右腕の攻撃を受け止めると、そのまま炎を纏った左腕を叩き込む。

吹っ飛んだブリッツオウガはそのまま空中で体制を立て直し、器用にビルの上に着地した後、エクシブRTに飛びかかる。エクシブRTとブリッツオウガはそのままもつれ合いながら地面を転がっていくと、素早く立ち上がったエクシブRTはそのままブリッツオウガにラリアットを放つが、ブリッツオウガは素早く避けると、一旦距離を離す。

 

 

舞斗『くっ……手強い相手だな……ん?』

 

 

するとブリッツオウガはその場でまるで電気を蓄える様な行動を起こして、しばらくすると……

 

 

ブリッツオウガ「ガァァオォォォォォォン!!」

 

 

咆哮と同時に周囲に電気が迸り、ブリッツオウガの身体には赤黒い雷が走っていた。

そしてブリッツオウガがエクシブRTに向かって行くが、そのスピードが先程の比ではない速さで、しかも稲妻の様な変速的な動きで来たため、エクシブRTは対応出来ず、カギ爪の攻撃が次々と当たり、エクシブRTの身体に火花が散る。そこにはストライクイーグル3機が飛んでくる。

 

宮古「エクシブが!?」

クラウディア「なんてデタラメな動きだ……」

峻貴「イチかバチか……!」

 

すると峻貴が乗ったストライクイーグル急降下すると……

 

峻貴「くらえ!」

 

ストライクイーグルからスタンニードルミサイルが地面に向けて放たれ、着弾すると地面に放電が走り、ブリッツオウガの動きが止まる。

 

クラウディア「っ!今だ!」

 

クラウディアの掛け声と共に3機は一斉に攻撃を開始する。ブリッツオウガは流石に分が悪いと思ったのか、背中の翼を羽ばたかせて飛び去って行く。

 

 

舞斗『逃げた……』

 

エクシブRT「………フッ」

 

 

エクシブRTは身体を輝かせて、その場から姿を消す。

その後、帰宅した舞斗はユーと今回の事を話した。

 

ユー「大変は相手ね」

舞斗「今まで怪獣とは明らかに違っていた。フォーライザーでケリをつけようと思う」

ユー「かのん達の文化祭もあるかね」

舞斗「あぁ……」

 

すると出掛けていたのか楓夏が帰宅してきて、3人でのんびり過ごした。

そして翌日を迎えて、舞斗は大学の休憩広場でタブレットを操作していた。

 

ヴァイス「本郷さん」

舞斗「ん?神崎か」

 

ヴァイスが話しかけて来たのだった。

 

舞斗「どうしたんだ?」

ヴァイス「いえ。最近会う事がなかったもので……」

舞斗「そういえば、最近大学に来なかったよな」

ヴァイス「はい。最近は父の手伝いも多くなりましたので」

 

ヴァイスは最近、財閥関係のことで、大学に来る事が稀となり、今日は久々の出席だったのだ。

 

舞斗「そんなに忙しいのか?」

ヴァイス「はい。何やらEGFのあるプロジェクトが進行中のようで……」

舞斗「あるプロジェクト?」

ヴァイス「詳しくはわかりませんが……地球防衛に関する開発みたいです」

舞斗「そうなんだ……」

舞斗(まぁ……あいつらが力をつけるなら俺も変身する機会が減るかな)

ヴァイス「あっそういえば本郷さんの幼馴染がやっているLiellaでしたか?最近新入生も増えて、益々注目されてますね」

舞斗「まぁその分、色々あるけどね」

「おい……」

舞斗・ヴァイス「?……っ!?」

 

舞斗とヴァイスはいきなり声を掛けられて振り向くと、そこにいたのは狼我だった。

しかしその様子はどこかおかしく、その目は狂気に満ちていた。

 

ヴァイス「貴方は!?以前、峻貴が言っていた……!?」

舞斗「なんの用だ?」

 

舞斗がヴァイスを守るように立つと、そんな事はお構いなしに近づく狼我。

 

狼我「てめぇら……エクシブがどこにいるか、知らねぇか?」

舞斗「あ?」

 

狼我からエクシブの名が上がった事に意味が分からずにいると狼我は更に言葉を続ける。

 

狼我「俺がこんな惨めな目に合うのも……あいつのせいなんだよ……!」

 

なんとも身勝手な理由に舞斗とヴァイスは呆然としていた。

 

舞斗「知らないって言ったら……俺達を見逃すか?」

狼我「ふん。……俺の存在を知られたらまずいからな……死んでもらう!!」

 

そう言って狼我は襲いかかってきたので、舞斗は冷静に対処をし始めた。

 

舞斗「くっ!ヴァイス逃げるんだ!!」

ヴァイス「本郷さんは!?」

舞斗「俺は自分で何とかする!」

狼我「ぐっ!?」

舞斗「ふっ……!」

狼我「待ちやがれ!?」

 

そう言って舞斗は狼我の腹部にエルボーを叩き込み、注意をこちらに向けると走り出し、狼我も追いかける。そして人気がない場所に来ると改めて狼我と対峙する。

 

狼我「糞がっ!?どいつもこいつも俺を馬鹿にしやがって!?俺こそが世界の中心なのに!?」

舞斗「っ!」

舞斗(その言葉……こいつが伊邪那鬼(イザナギ)に乗っていたのか……!)

舞斗「前にも言ったはずだ!どんな理由があっても他者を見下していい理由にはならないっと!」

狼我「なんだとぉぉ!!……ん?待てその言葉っ!?」

 

そこで狼我は伊邪那鬼(イザナギ)乗っていた時、エクシブから聞こえた言葉を思い出した。

そして結論が出た。目の前の奴がエクシブなんだと

 

狼我「てめぇがエクシブだったのか!?」

舞斗「これ以上、お前の好きにはさせんぞ!」

狼我「舐めるな!あの時とは違うんだよ!!」

 

そう言って狼我は自身の体に稲妻を走らせると、その姿をブリッツオウガのその姿を変える。

それを見て舞斗は昨日戦った相手が狼我である事に唖然とした。

 

 

ブリッツオウガ「ガァァオォォォォォォン!!」

 

 

 

舞斗「何……!?あいつが……」

 

 

ブリッツオウガ「ガァァオォォォォォォン!!」

 

今にも暴れだしそうなな様子のブリッツオウガを見て舞斗は左腕を掲げてブレスレットをエクシブランサーに変える。そのままエクシブランサーを掴む。

 

舞斗「今度こそ……ケリをつけてやる!」

 

そう言って、エクシブランサーの持ち手のボタンが付いてる部分を上げ、中心部から鍵穴の様な物が現れる。懐からエクシブキーを取り出し、真ん中のレリーフを押し、キーを展開して、鍵穴に挿し込んで回す。そして、上げた持ち手を下げる。

すると円弧上に翼の様な形が展開され、クリスタルの剣先が現れる。

 

『チェンジ・ウルトラマンエクシブ・ストライクタイプ』

 

中央のクリスタルが点滅する中、舞斗は両腕を左右に開き、頭上に上げる構えを取りながら口上を挙げた。

 

舞斗「輝き(かがやき)掴め(つかめ)(ひかり)(あらし)

 

そしてそのまま立ち止まり、頭上に挙げたエクシブランサーを両腕で掴む。

 

舞斗「エクシブ

 

そしてエクシブランサーを胸元まで下ろす。

 

舞斗「招来(しょうらい)!!

 

舞斗が持ち手についているボタンを押すと、舞斗の周囲に赤と青の光に包まれエクシブに変身し、赤と青の光の嵐の中から飛び出していく

 

 

エクシブ「ジュアァ!!」

 

 

エクシブはブリッツオウガの目の前に着地すると、両者は向かい合い対峙する。

 

 

舞斗『行くぞ!!』

 

エクシブ「シュアっ!!」

 

ブリッツオウガ「ガァァオォォォォォォン!!」

 

 

エクシブとブリッツオウガは同時に跳び上がり、空中で激突した。




いかがでしょうか?

次回はブリッツオウガとの戦闘と9人としての初ステージになります。

それではまた次回!

次回作の原作アニメは?

  • ラブライブ!ニジガク
  • ラブライブ!蓮ノ空
  • アサルトリリィ
  • リコリス・リコイル(本編終了後)
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