ウルトラマンエクシブ  ~光を結ぶ女神たち~   作:Xナイト

64 / 118
今回は2期7話の回になります。

そして今回の怪獣はゴジラ作品から登場する怪獣になります

それではどうぞ!


第32話 UR 葉月恋 ー前編

映し出されたのは、何やらゲームの画面の様なものだった。

そして流れているのは、サニーパッションの曲だった。雰囲気的にリズムゲームの類のようだった。

 

恋「まいりますよ!」

 

恋の声が聞こえ、画面に5からのカウントダウンがされ、スタートの文字が出ると、リズムに合わせてフルーツがこちらに迫ってくる。それにタイミングに合わせて2本の棒でフルーツを切って行く。

 

恋「はいはいはい、いいですね」

 

最初の方は良かったのだが、サビに進むにつれて……

 

恋「あぁ…待ってください!あっ!待って待って待ってください!」

 

迫り来るフルーツに徐々に押し込まれて、終いには……

 

『Game Over』

 

恋「あぁ~!」

 

クリアが出来ず、後ろのソファに座り込む恋。その顔にはゲームで使うゴーグルの様な物が付いていた。そのゴーグルを外し、息を整えていた。

 

恋「ハァハァハァ……ふぅ」

 

そして同じ頃……北海道沖のとある場所では何やら引き上げ作業を行われていた。

 

作業員A「よーし、このまま引き上げてくれ!」

 

そうクレーンの運転手に指示をを出すと、運転手はそのまま操作を行う。

そして引き上げられたのは、生物のミイラの様なものだった。

 

作業員B「こいつはどうするんですか?」

作業員A「偉い学者さんが調査してくれるそうだ……これでようやく俺達も仕事ができるぜ」

作業員C「でもなんか…怪獣にしては変な姿してるな」

作業員A「どうでもいいだろ……どうせ死んでるんだ」

 

そんな風に話してる最中、引き上げられた怪獣の目の辺り、周りには気づかれないレベルの赤い光を放つがすぐに消えた。

 

 

 

 

 

 

 

《OP:(ひかり)の戦士  その()はエクシブ》

 

 

 

 

 

『UR 葉月恋』

 

 

 

 

 

 

 

その日、かのんの家では玄関のメニュー看板に『本日夜間貸し切り』と書かれていた。

そして中では、可可が自分のスマホのライトを使いを自撮り棒で自分を照らしていた。

 

可可「ついにラブライブの詳細が発表になりました~!」

千砂都「わぁ~!」

 

そう言って振り向いてクラッカーを鳴らすと千砂都が拍手をしていると、部屋の明かりが付く。

 

すみれ「何やってんのよ。ってか何なのこれは?」

 

すみれの頭にはメロンの様なパンダを被せられていた。

 

四季「お土産」

夏美「メロン好きって聞いたんですの」

メイ「にしてもこんな喫茶店貸し切りにできるなんて……」

かのん「私の家だから」

舞斗「そう言えば、きな子以外は始めてだったな」

 

今日はかのんの計らいで貸切状態だった。

 

千砂都「ちなみにこの子がマンマルだよ~」

ユー「この家の看板の子だよ」

四季「丸い……」

マンマル「キュ~~~」

千砂都「フフフッ」

 

恥ずかしいのか気に入らないのか分からないが、身体を細めるマンマルに微笑む千砂都。

そこですみれが話を変える。

 

すみれ「わざわざ貸し切らなくても」

夏美「そうですの!マニーがもったいないですの!」

ユー「そこは、譲らないのね……」

夏美「当然ですの!スクールアイドルを夢と定めた以上、私のマニーとインフルエンサーの知識を総動員してLiellaを全力サポートしますの!」

千砂都「嬉しいような……」

きな子「ちょっと怖いような……」

可可「そんなことより〝ラブライブ”デスよ!」

夏美「ひぃ~!」

可可「ラブライブ!」

千砂都「うわっ!」

 

話が脱線しそうな所を可可が物凄い形相で話を戻そうとしたが、すみれがあしらう様に言った。

 

すみれ「発表でしょ。去年もやったんだから今年もやるわよ」

可可「そういう心構えだからすみれはダメなのです」

 

そして可可がクラッカーをマイク替わりにして発表しようとすると……

 

可可「それではここで大会の詳細を……」

すみれ「なになに?今年の予選はリモートで開催。歌は全て自由」

可可「うわ~!?先に言ってはダメです!?」

 

すみれが先に内容を話してしまったのだった。

 

千砂都「つまり去年の独唱とラップみたいな課題はないってこと?」

メイ「予選をリモートで開いて東京大会に進出するチームを一気に絞り込むみたいだな」

四季「それだけ予選突破のハードルは上がった」

かのん「ただ自分たちのやりたい曲で勝負はできる」

可可「もう。可可が話そうと思ってたこと全部話されてしまったデス……」

 

いじける可可をよそにここで舞斗はある事を聞く。

 

舞斗「なぁ?ところで恋は?」

ユー「そういえばいないわね」

きな子「何か用事があるみたいっす」

舞斗「そっか……」

 

そして翌日の朝練の最中、ストレッチをしながら予選の曲についての話し合いを行っていた。

 

千砂都「部長としてはやっぱりかのんちゃんが作詞、恋ちゃんが作曲がいいと思う」

 

と、千砂都が妥当な意見を言うが、そこはかのんが待ったをかける。

 

かのん「せっかく1年生が入ったのに?」

 

かのんとしては1年生が入ったのだから新しい試みをしようと考えていたのだが、1年生からしてみれば。

 

きな子「でもきな子たちは初めてっす。ラブライブ出るの」

四季「Me too」

夏美「むしろ私たちはいるだけで新鮮とも言えますの」

 

そんな意見が上がる中……

 

恋「…………」

 

恋だけは何故か心ここにあらずというか、何やらボーっとしてる感じだった。

そんな恋の周りにみんなが集まり出すが、何やら1人でボソボソと言っている様子だった。

 

千砂都「お~い恋ちゃん。恋ちゃ~ん?」

 

千砂都が声をかけても反応が無く、ずっとボソボソ何かを言っている。

 

メイ「何言ってんだ?」

千砂都「寝不足なのかもね。昨日も喫茶店来なかったし」

可可「最近生徒会がかなり忙しいって言ってまシタ」

かのん「そうなんだ」

 

かのんは心配そうに恋を見ていた。

そして昼休みになり、かのんは舞斗に電話していた。

 

舞斗『それで結局、恋に作曲任せたのか?』

かのん「うん。大丈夫って聞いたんだけど……」

舞斗『生徒会もやって、スクールアイドルもだもんな……』

かのん「何とかはしたいんだけど……」

舞斗『ん~。かのん、お前生徒会に入るとかないのか?』

かのん「えっ。私が?」

舞斗『人が足りないなら、増やすしかないだろう?生徒会長とかじゃないんだし、考えてもいいんじゃねぇか?』

かのん「……うん。ちょっと考えて見るよ」

 

そして放課後となり、舞斗が帰る支度をすると突然スマホが鳴る。

 

舞斗「?……メイちゃん?」

 

相手はメイだった。

 

舞斗「……恋のことで相談?なんだ?」

 

そして恋の家で恋とメイと合流した後、恋の部屋に入った瞬間……舞斗とメイは驚愕していた。

目の前に広がったのは、多くのゲーム機だった。

 

メイ「うそだろ……」

恋「まさかこんなことになるとは……」

舞斗「それにしたって、多すぎだろ……こんなゲーム好きだったか?」

恋「いえ。元を辿ればこの前……」

 

話を聞けばどうやら以前、可可の家でゲームが始まりでそれをメイドのサヤに相談した所、羽を広げて趣味に興じてみたらどうだと言われたようで、始めたのだが……

 

舞斗「1日ずっとやっていたと……」

恋「はい……それから」

メイ「まだあるのかよ……」

 

恋のお父さんから今までのお詫びに数々のゲーム機が送られてきたようで、そのどれもが面白いようでかなりやり込んでいたようだ。それを聞いて舞斗とメイは呆れた顔をしていた。

 

舞斗「まぁ……ラインナップを見ると、結構名作やマイナーな奴もあるな」

恋「そうなんです!例えばそれなんかも……!」

メイ「おぉ~面白い!」

 

恋に進められるがままゲームをやっていく舞斗とメイ。そして仕上げにまるでゲームセンターにあるような物に入れられると、動き出してシーンによってあらゆる角度に周りだしたのだ。

 

恋「これはもう最高です」

メイ「うぉぉおおおお!回る~!うわぁぁぁあああ~~!」

舞斗「こんなもんよく送れたな……」

 

一通り遊んだ時にはメイは疲労していた。

 

恋「こうやって毎日充実したゲームライフを送っているうちに……」

メイ「寝不足ってわけか」

恋「はい……」

舞斗「廃人ルート待ったなしだな……」

 

すると恋は鍵を渡してきた。

 

恋「あの…これを預かっていただけませんか?」

舞斗「なんだ?その鍵」

恋「この部屋の鍵です。作曲が終わるまででいいのです。ゲームがなければ作業に集中できると思うので」

 

そう言ってメイに渡そうとする。

 

メイ「私が?かのん先輩にで持っておいてもらえばいいだろ?」

恋「そういうわけにはいかないのです……!」

舞斗「どういうことだよ」

恋「仮にも私は生徒会長。この学校をまとめる存在でなければ行けません。こんなことがバレた日には……」

 

そして想像してしまうバレた後のかのん達の反応を……

 

かのん「生徒会長がゲームに夢中の学校が?」

可可「ラブライブで勝てる訳無いデス……!」

すみれ「がっかりだわ……」

千砂都「マル……じゃないっ!」

 

かのん「恋ちゃん……嫌い……」

 

恋「あぁ~~~!スクールアイドル部は終わりです~!」

舞斗「いや、どんな想像だよ……」

メイ「それに千砂都先輩だけキャラが違う気がするけど」

恋「お願いします!ゲームさえ視界に入らなければ今までの私に戻れるのです!」

メイ「はぁ~~。分かったよ」

 

そう言って、鍵を受け取ろうとしたのだが、恋が何故か自分の元に戻して……

 

恋「でもあと1時間……いやあと半日……明日とかでも……」

舞斗「没収……!」

恋「あ~~~!?

メイ「しっかりしろよ!生徒会長!!」

 

そして部屋の鍵はメイが預かる事になった。

その日の夜、北海道沖から引き上げられた怪獣のミイラは北海道のとある研究所で研究を進められていたが、そこに招かれざる客がやって来る。

 

弦「ほぅ……これが例の」

ドルバ「そうだ……外星人から送られてきた異物だ」

弦「しかし、今となっては利用価値があると?」

ドルバ「そうだ」

 

そう言ってドルバは杖を掲げると、そこから波動の様な物が怪獣に流れる。

 

ドルバ「これで…明日には…目覚めるだろ」

弦「そう言えば……この怪獣の名前は?」

ドルバ「……外星人は…ガイガンと言っていた」

 

そして翌日、登校していたメイが恋から預かった鍵を見ていた。

 

メイ「困ったな……」

 

そこにきな子が登校して来て、メイが持っている鍵を聞いてきた。

 

きな子「ん?何っすか?その鍵」

メイ「な、なんでもない!」

 

誤魔化すように言うと、四季と夏美も登校して来て、きな子は恋を心配していた。

 

きな子「今日は恋先輩元気っすかねぇ?」

メイ「まぁ見守るしかないんじゃないのか。恋先輩なら何とかするって」

きな子「だといいんっすけど…」

 

するとここで四季がメイの異変に気づく。

 

四季「メイ何か隠してる」

メイ「か、隠してなんか……」

 

誤魔化そうとするメイに四季はさらに詰め寄る。

 

四季「本当に?」

 

ゴーグルのレンズを下し、更にメイの顔を覗き込むように。

 

メイ「やめろ~!」

 

その頃…別の場所では……かのんが生徒会のスケジュールを見たいた。

そこに千砂都がやって来る。

 

千砂都「恋ちゃんのこと?」

かのん「うん。1年生が入ってきてから生徒会の仕事絶対増えてるよね」

千砂都「今年は他に立候補者もいないから恋ちゃんが会長のままだし。私たちに手伝えることがあればいいんだけど……」

かのん「ちぃちゃんは部長頑張ってるじゃない」

千砂都「気になるんだ?」

かのん「っ!……去年 生徒会長選挙の時、私結局立候補しなかったし何か力になれないかな」

千砂都「じゃあやってみたら?」

かのん「お兄ちゃんにも同じ事に言われちゃた。生徒会長以外ならやってもいいんじゃないかって……でも…私なんて……」

 

そこでかのんは止まるそれは以前、千砂都が言った言葉だからだ。

 

千砂都「私も部長にチャレンジしたよ。"自分ができないって思い込んでるだけ”かのんちゃんの言葉だよ」

 

千砂都の言葉を聞いてかのんの中である決意が固まった。




いかがでしょうか?

今回の怪獣はゴジラ作品に登場したガイガンになります。
デザインはファイナルウォーズ版のガイガンになります。

次回はいよいよガイガンとの戦闘になります。

それではまた次回!

次回作の原作アニメは?

  • ラブライブ!ニジガク
  • ラブライブ!蓮ノ空
  • アサルトリリィ
  • リコリス・リコイル(本編終了後)
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。