ウルトラマンエクシブ  ~光を結ぶ女神たち~   作:Xナイト

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今回は第2期8話の内容になります。

それではどうぞ!


第33話 Chance Way ー前編

その日は穏やかな日だった。

だがその平穏は突如として脅かされた。

 

 

「キュェェェ――ガァァァァァ!!」

 

 

突如地底から現れた両耳に巨大な角を携えた牛鬼怪獣ゲロンガがまるで何かから逃げるように現れたのだった。そしてその後を追うように地上に姿を現したのは、恐竜のような見た目の表面に血管のような青く細長い発光器官が這っている黒っぽい体に、オレンジ棘の生体装甲や背鰭と両肩に砲塔が備え付けられており、胸には青白く発光する箇所が見える怪獣だった。

 

 

「キュッシャァァァ――――――!!」

 

 

逃げてるゲロンガの尻尾を掴むとそのまま持ち上げては叩きつけるを繰り返す。ゲロンガもそのまま向き直し、突撃するが叩きのめされ、両耳に巨大な角をも引きちぎられて、ドドメに血管や胸部を更に発光させると口から青白い熱線を至近距離で吐き出すとゲロンガはそのまま爆発して、怪獣もそのまま姿を消したのだった。

その日から立て続けに各地で怪獣達が倒される事件が勃発するのだった。しかも犯人は同じ怪獣だったのだ。

 

 

 

 

 

 

 

《OP:(ひかり)の戦士  その()はエクシブ》

 

 

 

 

 

『Chance Way』

 

 

 

 

 

 

 

結ヶ丘では体育館で全校集会が行われていた。内容は……

 

理事長「ではこれより新たな生徒会の結成式を始めます」

 

既に舞台の上には恋が立っており、舞台袖では緊張の様子のきな子がいたが、かのんがそっときな子の肩に手を添えると落ち着きを取り戻した。

 

理事長「生徒会書記 桜小路きな子」

きな子「はいっす!」

理事長「続いて会計。七草ななみ」

ななみ「はい!」

 

そんな様子を見ていたLiellaの面々は……

 

夏美「今までにない新しい人選ですの」

メイ「学校のために音楽科以外の人も入れた方がいいって恋先輩が」

四季「さすが」

 

と感想を述べる1年生と

 

可可「可可会計やりたかったデス……」

千砂都「まぁまぁ。その分 部の方で頑張って」

 

と悄気てる可可と

 

すみれ「また遠のく生徒会長……」

 

とまだ生徒会長を諦めていなかったすみれがいたのだ。

 

理事長「生徒会副会長 澁谷かのん」

かのん「はい!」

可可・千砂都「わぁ~~……!」

 

舞台袖から出てきたかのんがナナミの隣に並ぶと恋が前に出てきて、スピーチをする。

 

恋「結ヶ丘女子高等学校生徒会は新たなメンバーを加え活動を続けてまいります。来年はついに3学年が揃う大事な年。それに向けて今月はオープンキャンパスもあります。そこでこの学校の魅力を広く伝え、ここにいる全員が誇れるような素晴らしい学校を共に作っていきましょう」

 

恋がスピーチを終えると全校生徒から拍手が起きる。新たな生徒会となった結ヶ丘は来年に向けてのスタートを切るのだった。

はずだったのだが……

 

舞斗「それでいいステージを探す過程で外苑球場を貸切って……どうかしてんじゃないか?」

可可「なんでそんなこと言うのデスか!?」

メイ「そうだぜ!情熱があれば……」

舞斗「その結果は……?」

可可・メイ「うっ」

 

予選に向けての練習の際、ステージの話しとなりならばと可可は外苑球場を貸切という話となりそれに乗っかったメイと話を通しに行ったのだが結果は予想通りとなった。そして練習終了後、かのんの家で作戦会議となった。

 

すみれ「当然ったら当然よね」

可可「うるさいデス!」

ユー「まぁ、秘蔵写真やらを引換にするよりはましよね」

夏美「なんでですの!?」

四季「常識的な考えて当たり前」

舞斗「てか普通に考えてステージってLiellaと結ヶ丘の象徴にならないといけないんじゃないか?」

千砂都「舞君の言う通りだよ。Liellaと結ヶ丘、そして私たちのことがちゃんと伝わるシンボルになるような場所。そうじゃないといいパフォーマンスは出来ないと思う」

四季「シンボル……」

かのん「……」

 

そして翌日、生徒会の雑務をやっている傍ら、ステージについて考えるかのんだったが……

 

かのん「とは言ったもののハッキリしないよねぇ」

きな子「結ヶ丘のシンボルっすか?」

かのん「うん。お兄ちゃんと一緒に色々調べてみたんだけど、例えば雪国の学校なら雪のイメージだし、海の近くにある学校なら海だろうし」

きな子「結ヶ丘も近くに有名なところがいっぱいあるっすよ」

 

確かに結ヶ丘の近くには、大きな通りに数々の店舗もあるが。しかし、それは地域によるものであるため……

 

かのん「でもそれが結ヶ丘を表してるかっていうと……」

 

素直に表しているとは言えない。

 

ななみ「確かに。有名すぎて結ヶ丘を表してるって感じじゃないよね」

かのん「これは?」

ななみ「オープンキャンパスの各部活の企画案だよ」

かのん「こんなにあるの……!?」

恋「それだけみんなこの学校のことを……」

ななみ「うん。みんなどんどん好きになってるんだと思う」

 

そこできな子はある事を聞く。

 

きな子「スクールアイドル部はオープンキャンパスどうするんっすか?」

ななみ「それなんだけど……」

 

ななみが言った内容とは……

 

可可「やらないんデスか?ライブ!」

かのん「うん。生徒会で話したんだけど私たちは地区予選に集中しようって」

 

それとライブをやるとLiellaだけに注目を集めてしまい、学校として盛り上げるなら他の色々な部活に任せるのも大切だと。学校の事を思う生徒達1人1人がオープンキャンパスに向けて準備をしている。

その頃EGFでは、美緒が1人机を向き合っていた。そこに峻貴がやって来る。

 

峻貴「あれ副隊長?それって……」

美緒「あぁ。最近出ている怪獣のことだ」

峻貴「そう言えば作戦会議の時も何か思い詰めていましたね」

美緒「……実は、あの怪獣に少し心当たりがあるんだ」

峻貴「え?どういうことですか?」

美緒「……峻貴。明日少し付き合ってもらえるだろうか?」

峻貴「?それは構いませんけど……」

美緒「私の思い過ごしであればいいのだが……」

 

そして翌日、美緒と峻貴はとある山へと来ていた。

 

峻貴「あの副隊長……ここに何が?それにこの装備……一体」

美緒「実は……」

 

そう言って語られたのは、美緒がEGFに入る前のことだった。

同じ頃、EGFでも同じ内容を耀司の口から語られていた。

 

クラウディア「副隊長にそんな事情が……」

聡「だから峻貴も一緒に……」

耀司「あぁ……それが俺が知り得ることだ」

 

それは美緒が海上自衛隊に入隊する前からの友人がいたのだ。その友人は生物の研究等を行っていたのだが、その過程で……

 

峻貴「クローン生物の開発ですか?」

美緒「そうだ。一つの生物にあらゆる生物の遺伝子を組み込み新しい生物を生み出すものだったんだ」

峻貴「でもそれと今回の事がどんな関係が?その人行方不明なんですよね?」

 

その友人は美緒が海上自衛隊の副艦長を努め始めた頃、突如行方不明になったとのことだった。

 

美緒「実は消息を絶つ前にとあるメッセージを送られてきたんだ」

峻貴「メッセージですか?」

美緒「あぁ、とある化石を見つけたと、その時送られた画像があの怪獣に外見が似ていたんだ」

峻貴「まさか!?」

美緒「私も信じたくなかった。だから彼女が消息を絶つ前に訪れた別荘にヒントがあると思ってな」

峻貴「だから一応の地上装備ですか?」

美緒「あぁ。あそこだ」

 

そしてとある木造で建てられた一軒家が見えた。ドアの前に着くと、美緒はノックをし始める。

 

美緒「私だ、美緒だ……進藤(しんどう)、いるか?」

 

しかし返事がなかった。流石にいないかと思い。恐る恐るドアノブに手をかけて回すと、なんと開いたのだ。

 

峻貴「開いてる?」

美緒「警戒しろ……」

峻貴「了解……」

 

そう言って装備を構え恐る恐る扉を開けて中に侵入すると、入った瞬間。

 

美緒「うっ!?」

峻貴「ぐっ!?」

 

2人の体に突如電流が走り、2人が倒れる。峻貴が気を失い、美緒がかろうじて意識を保とうとするが、近くに誰かが来た瞬間に限界が来て、気を失う。

 

「……長……副…隊……副隊長!」

美緒「っ!」

 

美緒が目を覚ますとどこか洞窟の様な物だった。そして自分の手足が拘束されてる事にも……

 

美緒「ここは……?」

峻貴「気づきましたか」

美緒「っ!峻貴!一体これは……」

 

隣を見れば峻貴も同じ状態になっていた。

 

峻貴「俺も気づいた時には……」

?「あら?ようやく気づいたの?」

美緒・峻貴「っ!?」

 

そこに現れたのは白衣を着たメガネを付けた女性だった。

 

美緒「進藤!進藤零華(しんどうれいか)なのか!?」

零華「久しぶりですね。美緒さん」

美緒「これはどういう真似だ!何故拘束など……!」

零華「それは貴方が怪獣騒ぎで来たからでしょ?」

美緒「っ!?やはりあの怪獣はお前が!?」

零華「ふふ…実物を見た方がいいわね」

 

そう言って零華は机のボタンを押すと、目の前のシャッターが左右に開きそこにガラス張りの向こう側に件の怪獣が目の前にいた。

 

峻貴「これはっ!?」

美緒「お前が作り上げたのか?!」

零華「えぇそうよ。古代ペルム紀に生息していた生物に数々の遺伝子を組み込み新たな生物を生み出したの。この子はその最高傑作、ネオジオザウルスよ」

美緒「何故このようなものを!」

零華「美緒は考えた事はない?生物の限界という壁に」

美緒「?」

零華「生物は子孫を残す過程で徐々に劣化して行く。でも初めから完成された遺伝子を持つ生物ならどう?完全無欠の遺伝子なら劣化する事もない」

美緒「だが、お前はその実験で数々の生物でクローンを作ったが思った成果は得られなかった」

零華「そうね。そこで私はこの山で偶然見つけたネオジオザウルスを見て考えた。初めから生命力が強い怪獣ならば、とても最高のクローン作れるのではと、そして私は自分人生を掛けてこの子を完成させたわ……その結果貴方達が見た通りね。怪獣相手にあの奮闘文句なしだわ」

美緒「それでお前はその怪獣で使って何をする気だ!」

零華「何もしないわよ」

美緒「何っ?」

零華「私はただ生物の可能性を見たかっただけよ。この子は十分それを示した。あとは更なる高みに行くだけよ」

 

そして机を操作するとある画像が出る。そこに映っていたのは……

 

峻貴「なっエクシブ!?」

 

そこにはエクシブが映っていた。

 

零華「このエクシブを倒したとなれば、この子の価値は更なるものとなる!」

美緒「何を考えてるんだ!エクシブを倒すなど!?」

零華「確かに人類の守護者のエクシブを倒すなんて馬鹿げているわ。でもエクシブを倒せば、この子が人類の守護者に変わるだけよ?何か問題が?」

美緒「問題だらけだ!!怪獣を作るだけでも馬鹿げているのにっ!」

零華「貴方こそ何も分かってないわね。進化の可能性が無い人類に新たなる可能性に導こうとしてるのよ?人類に更なる高みに行かせる為に必要なのよ」

美緒「何が人類のためだ!貴様の勝手なエゴだろ!!」

零華「これ以上は不毛の争いね。貴方に私の正しさを証明してあげましょう」

 

そう言って再び机で何かを操作するとネオジオザウルスが動きだした。

 

零華「行きなさいネオジオザウルス。貴方の力を証明しなさい」

 

 

ネオジオザウルス「キュッシャァァァ――――――!!」

 

 

起動したネオジオザウルスは横穴に入り進撃を始めた。

 

峻貴「おい!どこに向かわせた!!」

零華「エクシブが出現させるには、人が多い場所がいいでしょう?」

美緒「まさか……!」

零華「えぇ……大都市よ」

 

それからしばらくして、東京湾近くの港……

 

 

ネオジオザウルス「キュッシャァァァ――――――!!」

 

 

突然、地面からネオジオザウルスが姿を現し、辺りを破壊し暴れ始めた。




いかがでしょうか?

今回はラブライブよりウルトラマンよりの方が大きかったと思います。

そして今回はウルトラマンマックスに出てきた牛鬼怪獣ゲロンガとデッカーに出ていたネオメガスにグルジオライデンの要素を加えた怪獣になります。

次回は戦闘とライブシーンになります。

それではまた次回!

次回作の原作アニメは?

  • ラブライブ!ニジガク
  • ラブライブ!蓮ノ空
  • アサルトリリィ
  • リコリス・リコイル(本編終了後)
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