ウィーン・マルガレーテちゃんは予想できましたが、まさかのオニナッツの妹の鬼塚冬毬ちゃんが加入とは驚きでした。
どんなキャラで一般公募の誰が声優になるか、今から楽しみです!
そして、いよいよ原作本編第1話いよいよスタートです!
それではどうぞ!
第3話 まだ名もないキモチ ―前編―
それはとある中学の制服を着ている明るい茶髪の少女。
渋谷かのんが屋上でギターを弾きながら歌っていた。
それを見ていた同じ中学の少女達がかのんの歌を聴いていた。
少女A「すごぉ~い!」
少女B「綺麗な声~!」
みんなかのんの歌を絶賛していた。
かのん「私、渋谷かのん。結ヶ丘高等学校の音楽科に進み……歌でみんなを笑顔にすることです」
と言っていたのだが……
入試本番で緊張で歌えず、その場で倒れ気絶してしまった。
そして現在……
やさぐれた顔をしたかのんはベットの上でアプリゲームをしていた。
かのん「バーカ……歌えたら苦労しないっての……」
そう言ってスマホを放り投げ、寝返りをする。
ありあ「お姉ちゃん!」
するとありあが入って来た。
ありあ「もう!いるんだったら返事してよ!」
かのん「あーー」
ありあ「なに!あーって!今日入学式だよ!遅刻するよ!」
かのん「わかってまーすー」
と、どこか不貞腐れてる感じのかのんだった。
そして結ヶ丘の普通科の制服を着たかのんが外に出る時、かのんの母が一言。
かのんの母「制服。似合ってるわよ」
かのん「んん……似合ってない!」
そう言って、家を飛び出した。
ありあ「まだ受験の失敗気にしてるの?」
かのんの母「繊細だから……」
ありあ「舞兄も気にかけてるけど……」
かのんの母「そうね……」
家の前で首にかけたヘッドホンを耳にかけ、外の音を遮断する。
かのん「よし!……これで何も聴こえない……」
そう言って音楽を聞きながら歩きだした。
途中、知り合いにあって制服の事を言って気まずい空気になっていた。
そして知り合いと別れ、猫と戯れてると、街頭のテレビの映像が流れた。
キャスター[政府が正式に発表した『ウルトラマン』が現れてから1年が経ちました]
キャスター[現在まで怪獣の出現はございませんが、政府は今後の対策としてEGFを設立をして5ヶ月が経ちました……]
かのん「ウルトラマン……エクシブかぁ……」
かのん(あれから会ってないなぁ……)
かのんは一度だけ会ったエクシブの事を思い出しながら、再び歩きだした。
そして音楽を聞きながら歌い出した。
それをたまたま通りかかったグレーと薄紫の二色が混在した髪色の少女が耳にした。
?「ほぉあ~~~!」
衝撃を受けた顔をしたのだった。
この出会いから渋谷かのんにとって始まりだった。
《OP:
『まだ名もないキモチ』
かのんはヘッドホンを外して歩き出して、交差点で止まる。
かのん「はぁ~、なんでも無い事だと声を出して歌えるのに……」
落ち込んでいるかのんに一つの影が忍びよる。
?「うう~~~っ!! タイホーキヨッタァァァァ!!」
かのん「うわあぁぁぁああああああああっ!!!??」
かのん「な、なに?!」
かのんが見知らぬ少女と距離を取るが、再び距離を詰める。
?「******ッ!! *****ッ!!」
かのん「えっ!ちゅ、中国語……っ!?」
突然の中国語でまくし立てられて困惑するかのんだが、それでもお構いなしに話しかけて顔もさらに近づく。
かのん「ヒィィィィィ――――!顔が近い~っ!……」
かのん「え、えーっと……ニイハオ!シェシェ!小籠包!サイツェェェン!!!」
そう言ってかのんは走り去ったのだったが……
?「待ってクダさい~っ!!!」
かのん「怖い怖い怖い~っ!」
普通に追いかけられていた。
それをたまたま通りかかった舞斗はかのんを目撃する。
舞斗「かのん?」
かのん「お兄ちゃん!助けて!!」
舞斗を見つけたかのんは舞斗に駆け寄り助けを求めた。
突然なことで困惑する舞斗だったが突如やってくる少女に驚く。
?「どいてクダサイィィ!」
舞斗「はぁ?」
?「スバラシイアオハルノヒトのがぁ~~~!」
舞斗「えっ?なぁ~かのん?友達なんだろ……っ?」
振り向くが、かのんの姿がなかった。
その頃かのんは曲がり角を勢いよく曲がり、そのまま車の影に隠れた。
かのん「りゅ、留学生っ?……もう、うっかり歌っちゃったばかりに……お兄ちゃんに悪いことしたな……」
?「舞君がどうしたの?」
かのん「うわぁっ!!……ち、ちーちゃんっ!?」
千砂都「うぃーすっ♪」
話しかけて来たのは、幼馴染の嵐千砂都だった。
千砂都「ん?どうしたの?」
かのん「む、向こうに変な子が!」
千砂都「んん~……?……誰もいないよ?」
かのん「……よ、良かった~……ちーちゃん、音楽科の制服似合ってるね!」
千砂都「いや~、それほどでも~♪」
かのん「せっかく合格したんだから、頑張らないとね……ダンス!」
千砂都「うんっ……ところで、かのんちゃんも歌、続けるんだよね?」
かのん「えっ?……それは~……」
そう言ってかのんははぐらかすのだった。
その頃、舞斗はかのんを追いかけていた子と別れ大学に来ていた。
舞斗「はぁ……かのんの奴、面倒事押し付けやがって……」
?「本郷さん。おはようございます」
舞斗「ん?あぁ神崎か……」
話しかけてきたのは、同じ高校だった。透き通る金髪でミドルのボブカットの優しい顔立ちをしてる少女、神崎ヴァイスだった。
舞斗「どうした?」
ヴァイス「いえ、見かけたので……」
舞斗「なんだそれ……ところで吉井達は……」
ヴァイス「EGFの方で頑張っていると聞いています」
ヴァイスの父親が会長をしている、神崎財閥も資金提供をしているのだ。
舞斗「今はまだ訓練生だっけ?」
ヴァイス「はい。これから訓練等を積むそうです」
舞斗「そうか……まぁ出来たばかりだから人員も少ないんだろうな」
ヴァイス「本郷さんは良かったんですか?スカウトされたんですよね?」
舞斗「父さんの知り合いからな……でも俺にはやりたいこともあるしな」
そう舞斗も一郎達から直接スカウトを受けていたのだ。
それは高校の時、留学から帰って来た際に一郎達が舞斗の住んでるとこに来たのだ。
舞斗「EGF?」
クラウディア「Z-ONEが対怪獣災害用に新設された組織なの」
一郎「まだ設備も整って無くてな。設立されても当分は自衛隊の装備を使う事になるがな」
舞斗「それで俺に入って欲しいと?」
一郎「どうだろう?」
舞斗「せっかくですけど……」
そう言って、留学先の資料に目をいく。一郎達も釣られて目がいく。
クラウディア「やはり自分の夢か……」
舞斗「あぁ……」
舞斗(それもあるが……流石にエクシブのこともあるし……)
一郎「まぁ……無理強いはしないが……」
舞斗「すいません……」
一郎「気にしないでいいぞ……あっそうだ。駒込からプレゼントがあるぞ」
舞斗「プレゼント?」
そして場所は大学に戻り、ヴァイスはとある事を聞く。
ヴァイス「そういえばバイクの免許を取ったのですよね?」
舞斗「あぁ……知り合いにバイク貰ってな……」
そうなのだアズズからのプレゼントはバイクだったのだ。
元々バイクは買う予定だったので手間が省けたのだった。
ヴァイス「今日はそれで?」
舞斗「いや、休日に乗っているぐらいだな。免許取り立てだし」
ヴァイス「そうですか……」
そう言って2人は雑談しながら大学に歩き出したのだった。
そして同じ頃、幕張に建てられたとある施設……EGFの所在地である。
周辺施設も含めて2700人もの職員を擁している、大半は自衛隊から移動した職員が大半である。
ちなみにEGFは戦闘班、特捜・救助班、研究・技術開発班の三班ある。
戦闘班は文字通りの戦闘を目的としており、EGFの事実上の実働班である。特捜・救助班は地上での探索や周辺の調査、避難誘導や人命救助、その他二次災害の抑止など、現場の支援が主な仕事。
研究・技術開発班はEGF装備の開発を行う。
主な施設は作戦司令室のほか、様々な技術開発の研究をする研究・技術開発班用の研究施設や休憩室、救護室、食堂、室内プール、武道場、リラクゼーション施設などさまざまな施設が置かれている。
クラウディア「ふぅ……これで終わりか」
その施設内では、クラウディアが荷物をある部屋に置いた。
そこにある女性がやってくる。
?「精が出るな、クラウディア」
クラウディア「坂本副隊長」
声をかけたのは
クラウディア「副隊長は訓練生の指導ですか?」
美緒「それは指導官に任せている」
美緒「今は作戦司令室を整えるのが先決だからな」
クラウディア「そういえば隊長は?」
美緒「まだ里見司令が候補を選んでいる」
一郎はEGFの司令官をやっている。元々自衛隊の司令官も務めていたこともあるのでZ-ONEからそのまま移動したのだった。
美緒「しかし……訓練生は骨があるやつが多いな」
クラウディア「その中から我々戦闘班に4人が配属されるんですよね?」
美緒「その予定だ。だから4人グループで訓練させてる」
クラウディア「今の所の候補は?」
美緒「私が気になるのはこのグループだな」
そしてとあるグループの書類が渡される。
そこに書かれている4人は……
クラウディア「成績はそれぞれバラバラのようですが……」
美緒「だが、このグループはそれがいいバランスになると思うんだ」
クラウディア「そうなんですね……」
美緒「そういえば君の方でどうだったんだ?」
クラウディア「彼は彼の夢を追い求めてるんです」
美緒「そうか……訓練生たちもそろそろ訓練が始めるはずだ」
そう言って美緒は作業を続けるのだった。
その頃…結ヶ丘では入学式を終えてそれぞれのクラスで自己紹介を行っていた。
かのん「が、外苑西中学から来ました、澁谷かのんです……えっと、趣味……は……」
かのんが自己紹介をしていたのだが……
?「スバラシイコエのヒト~っ!♪」
かのん「ひっ!!」
今朝の少女と同じクラスになっていたのだった。
かのん「しゅ、趣味は野球観戦です!!ゆ、夢は…猫を飼うことで~す……」
すみれ「
可可「はじめまして!上海から来た
可可「お母さんが日本人デス!ところで皆さん、スクールアイドルには興味無いですかっ?」
可可「可可は、ぜひ皆さんと一緒にスクールアイドルが──────」
かのん「ふっ、ふうぅぅぅ……」
朝同様、教室を出たかのんは即座に影に隠れる……その理由は…。
可可「あれぇ?……スバラシイコエのヒト~っ!!!」
かのん(……に、逃げないと……っ!)
可可から隠れるように移動をする。
可可「スバラシイコエのヒト~っ!?」
かのん「あ、あの子……同じクラスだった……あはは……終わった…」
かのんは平穏な日常から離れたことに絶望した様な顔をした。
かのん「ん~?……」
かのんは帰る前に学校の掲示板に貼られている部活紹介のチラシを見ていた。
しかしどれもピンと来ないのか悩んでいる様子だが……その時
可可「みなさん!スクールアイドルになりませんかーっ!」
可可が『Let'sスクールアイドル』と書かれ可愛くデコられたプラカードが握られており、他の生徒を勧誘している様子だった。
かのん「…………」
可可「あっ!」
かのん「ひっ!」
かのんは無言で逃げようとしたが、それよりも早く可可に見つかった。
それから再び校内が舞台の追いかけっこが始まった。
かのん「怖い怖い怖いぃぃぃぃッ!!」
可可「待ってクダサーーーーイ!!」
最終的には一本の木が植えられた花壇の周りを、何度も周回して、しばらくして2人はバテたのか、その場でぜぇはぁしながらへたり込んだ。そして先に復活した可可がかのんに詰め寄った。
可可「******ッ!! *****ッ!!」
中国語で。
かのん「何言ってるのか、わかんないよ~~!!」
かのんがそう言うと可可はやっと落ち着いたのか。
可可「あっ!失礼しました。あまりに興奮して、ついいつもの言葉が……」
そう言って目尻の涙を拭い、かのんと向き合った。
可可「改めまシテ。私、可可。唐可可と言いマス!」
かのん「渋谷……かのんです……」
お互いに自己紹介を終え、可可が地面に置いてあるプラカードを拾いながら本題に入った。
可可「かのんさんの歌は素晴らしいです。なので可可と……」
そこで一旦句切った彼女は、眩しいばかりの輝く笑顔でかのんを誘った。
可可「スクールアイドルを始めてみませんかぁぁ!」
かのん「スクールアイドルって……学校でアイドルって奴でしょ?」
可可「スクールアイドルがやりたくて日本に来ました!かのんさんの歌は素晴らしいです!是非、私と一緒にスクールアイドルを!」
しかし、かのんはその顔色に陰りを落とす。
かのん「ごめんね。やっぱり私は遠慮しておく」
可可「何故でスカ?」
かのん「こう言うの、やるタイプじゃないって言うか……」
可可「そんな事ありまセン!スクールアイドルは誰だってなれマス!それにかのんさん可愛いデス!」
かのん「はァッ!?」
可可「とっても可愛いデス!」
可可の直球の褒めに照れているのか、かのんは視線を外してボソリと呟く。
かのん「か、可愛くはないと思うけど……」
可可「歌がお好きなんデショ?」
かのん「え?」
その言葉が引っかかったのか、かのんは少し悩み可可と向き合う。
かのん「嫌いじゃ……ないけど?」
可可「絶対好きです!可可分かりマス!だからかのんさんと一緒に始めタイ!その素晴らしい歌声を是非、スクールアイドルに──」
その時だった。
「このチラシを配っているのは、あなたですね?」
そう声を掛けられて、振り向けば、長く綺麗な黒髪を白いリボンでポニーテールに結わえた美少女がそこにいた。白い制服を着ている事から音楽科の生徒であるようだが、少女の手には可可が作ったチラシを持っていた。
?「勝手にこんな勧誘を……理事長の許可は取ったのですか?」
可可「あ……すみません。可可はただスクールアイドルを始めたいと思いまして」
?「……スクールアイドル……!」
すると少女は少し表情が強張る。
可可「いけませんデシタカ? この学校は音楽に力を入れると聞きましたので、可可はここに」
?「音楽に力を入れるからこそ、勝手な事はやらないで欲しいのです」
かのん「ちょっといい?」
いきなり刺のある言い方にかのんが突っかかる。
かのん「いきなりそんな事を言ったら可哀想なんじゃないかな? 海外から来たばかりなのに……」
?「あなたは? この生徒と関係があるのですか?」
かのん「か、関係……は、なくはないと言うか……」
?「それならあなたにもにも言っておきます」
?「この学校にとって音楽はとても大切なものです。生半可な気持ちで勝手に行動する事は慎んで下さい」
そう言い捨てて少女は去ろうとするが、そこにかのんは食い下がる。
かのん「生半可かどうかなんて分からないでしょ!? 何でスクールアイドルがダメか、ちゃんと説明してあげなよ!頭ごなしにダメだなんて可哀想でしょ!!」
?「……相応しくないからです」
かのん「相応しいって何? スクールアイドルの何処が相応しくないって言うの?」
?「少なくとも、この学校にとって良いものとは言えない」
かのん「どうしてそんな事言い切れるの!?」
かのんが熱くヒートアップする中、少女はあまりにも冷たく、冷静沈着にその質問を落とした。
?「あなたはどうなの?」
かのん「え?」
それだけでかのんの威勢が削がれた。
?「あなたもやりたいのですか? スクールアイドル」
かのん「私は……」
質問返しをされて、かのんは何も言葉を返せなかった。少女はそれを見るともうこれ以上何も言う事は無いのか、
?「とにかく、今日は帰って下さい。音楽科の生徒の邪魔にならないよう」
少女が去った後、可可は暗い表情のかのんに声を掛ける。
可可「かのんさん。ありがとう」
かのん「ううん……気にしないで」
可可「?」
かのん「私ね……音楽科の受験、落ちたんだ……」
そう言って地面に置いてある荷物を背をいながら言葉を続ける。
かのん「大好きなんだけどね……きっと才能無いんだよ……」
かのん「だから……歌はもうお終い」
そう言ったかのんの顔見た可可は悲しそうな顔をする。
そしてその場を去ろうとするかのんに可可が声を掛ける。
可可「かのんさ~ん!」
かのん「?」
可可の方に振り返ったかのんに対して、可可は何かを覚悟した決意の表情を浮かべながら、かのんを見上げる。そして息を深く吸い込み、
可可「お終いなんてあるんですか!!」
思いの丈をかのんにぶつけた。
かのん「え?」
ぶつけられたかのんは、目を見開き、硬直していた。
可可そんなかのんに構わず、こう続けた。
可可「好きな事を頑張る事に……お終いなんて、あるんデスかぁぁ!?」
その頃、衛星軌道上の宇宙では地球に向けて何かが来ていた。
?「グルァァァァァ!」
長大な尾と鉈のような巨大な一角が特徴の怪獣が地球に迫っていたのだった。
それを地球でとある少女が感知した。
ユー「何かがくる……」
ありあ「ユーさん?どうしたんですか?」
かのんの家の喫茶店で働いているユーだった。
ありあに話しかけられ、視線を落とす。
ユー「大丈夫なんでもないよ」
ありあ「そう?」
すると店の扉が開く。
舞斗「お邪魔します」
かのんの母「舞斗くんいらっしゃい」
舞斗「あれ?かのんは?」
ありあ「まだ帰ってないよ」
舞斗「そうなのか?」
そう言いながら舞斗はエプロンを付け、かのんの母と共に仕事をするのだった。
仕事の合間ユーが舞斗に話しかけてきた。
ユー「舞斗……」
舞斗「どうした?」
ユー「宇宙から何かくる」
舞斗「何かって何?」
ユー「それはわからない……」
そう2人で会話してると、かのんが帰ってきた。朝、かのんを追いかけていた少女と共に……
いかがでしょうか?
次回は怪獣の登場と戦闘になります
それではまた次回!
次回作の原作アニメは?
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