ウルトラマンエクシブ  ~光を結ぶ女神たち~   作:Xナイト

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今回は原作2期11話の内容にオリジナル要素が入ります。

いよいよドルバとの最終決戦になります。

それではどうぞ!


第36話 夢 / 怪獣総激闘! ー前編

いよいよ2位の発表となった周りが固唾を飲んで見守る中、発表されたのは……

 

マルガレーテだった……

 

マルガレーテ「くっ!」

かのん「えっ?」

可可「ということは……」

 

これで結果は決まった。1位はLiellaだった。

 

楓夏「やった……やったよ!お姉ちゃん!お兄ちゃん!かのん達がやったよ!!」

凪沙「うん!うん!……凄い!」

ユー「みんなやったわね!」

舞斗「あぁ……それだけ、みんなの心に響いたんだ!」

 

Liellaのみんなも喜びを分かち合っていた。会場中みんな、Liellaの勝利を祝っていた。他のスクールアイドルたちも悔し気持ちはあるが、Liellaが素晴らしいパフォーマンスをした事は分かっていた為、賞賛の拍手を送る。ただ1人を除いては……

 

マルガレーテ「ありえない!」

 

マルガレーテであった。

自分の勝利を確信していたマルガレーテはこの結果に納得いかないのか、レポーターからマイクを奪うと……

 

マルガレーテ「私はこの結果を認めない!!」

 

そんな言葉が辺りに響いたのだった。

 

 

 

 

 

 

 

《OP:(ひかり)の戦士  その()はエクシブ》

 

 

 

 

 

『夢 / 怪獣総激闘!』

 

 

 

 

 

 

 

 

観客が戸惑っている中、かのんがマルガレーテに諭すように言う。

 

かのん「マルガレーテちゃん」

マルガレーテ「っ!」

かのん「この結果は聴いてくれたみんなが出してくれた答えだよ。スクールアイドルは一人じゃない。みんなと一緒だから素敵なライブが生まれるんだと思うの。それが伝わらないならマルガレーテちゃんにはスクールアイドルのステージに立ってほしくない」

マルガレーテ「……くっ!……だから……マイトは貴方を選んだと言うの……」

千砂都・四季「っ!」

マルガレーテ「ふんっ!」

 

諭されたマルガレーテは納得いかない表情をしてその場を去った。

その時、ボソって言っていた言葉は2人を除いてはLiella達には聞こえなかった。

そして後日……かのんの家で祝勝会が行われていた。

 

かのん「くぅ~!幸せ~~」

きな子「こんなおいしいジュース初めてっす」

メイ「マルガレーテのせいで一時はどうなるかと思ったけどな」

千砂都「1年生が頑張ってくれたから乗り越えられた!」

可可「頼もしかったデスぅ~」

ユー「本当にみんな頑張からね。ネットでも凄い評判よ」

 

そう言ってユーがスマホを見せると、そこにはきな子達1年生を賞賛する記事だった。

 

メイ「ほ、ほんとだ…!」

四季「メイは泣き虫」

可可「ついに次は全国大会……」

 

そんな風に感傷に浸っている中、舞斗の表情はどこか暗かった。

 

千砂都「?舞君どうしたの?」

舞斗「いや……なんでもない」

ユー「もしかして、マルガレーテのこと?」

 

ユーがそう言って瞬間周りの空気が変わる。

あれからマルガレーテはネットで批判をうけていたのだ。当然であるラブライブのみんなが納得した結果にケチを付ければ誰だって、批判を受けるのは当たり前だ。

 

すみれ「まぁ悪いけど自業自得ね」

かのん「なんであんなこと言ったんだろう」

すみれ「それは悔しかったからに決まってるでしょ?」

かのん「お兄ちゃんはどう思う……」

舞斗「何かにこだわっていたのは確かだな……」

恋「何かですか?」

舞斗「どうしても勝たなきゃいけない理由があったかもしれないが…………ところでお前ら」

かのん「?」

舞斗「もうすぐ年明けるが、このままここで過ごすのか?」

かのん「へ?」

 

するとどこから買ってきたのか、巨大なクラッカーを持ってありあが現れて……

 

ありあ「ハッピーニューイヤー!イェ~イ!」

 

と、クラッカーを鳴らしたが、Liellaはポカンっとしていた。

 

舞斗「おぅ。おめでとう」

ユー「おめでとう」

恋「そういえば今日は……」

きな子「おしょうが……」

かのん「つ?あら?」

 

そう言って日付を確認するとちょうど0時になっていた。

 

かのん「年明けた……」

Liella「えぇ~!?」

 

そしてLiellaのみんなが慌てて初詣に行ったタイミングで舞斗とユーは片付けを済ませて帰っていった。

 

ユー「それで、どうするの?」

舞斗「この手は使いたく無かったが、仕方ない」

ユー「?」

 

舞斗とユーが家に帰宅して、楓夏と今日は泊まる凪沙と新年を過ごした後、舞斗はベランダに出るとある所に電話する。

そして翌日になり、家で過ごしていたかのんは、ネットニュースを見ていた。

 

かのん「マルガレーテちゃんまだ言われてる」

 

すると、マルガレーテを調べていると、SNSを見つける。

 

かのん「あっ。マルガレーテちゃんのSNS……」

 

それを眺めていると、ある事を見つける。それは……

 

かのん「マルガレーテちゃんお姉さんのいるウィーンの音楽学校で不合格になって」

千砂都『わぁ……』

 

かのんが見つけたのは以前、舞斗から聞いていたことだが、不合格になっていたのだった。

それを自主トレーニング中の千砂都に言っていた。

 

かのん「SNSの投降をお父さんにちゃんと翻訳してもらったらそう書いてあったの」

千砂都『そうなんだ。でもラブライブにはどうして出場を?』

かのん「それは書いてないんだ。不思議だよね。見返すためとか?」

千砂都『でもウィーンにいたんでしょ?そのためだけにわざわざ日本に?』

かのん「だよね……」

千砂都『気になる?』

かのん「うん。不合格になったって聞いて気持ち分かる気がするんだ。こんなに歌頑張ってきたのにどうしてって」

 

かのんも不合格を経験しているため、どこか境遇が似ている事に築いたのだった。

それは千砂都も分かっているのでかのんの言葉に同意する。

 

千砂都『そうだよね』

かのん「あ、トレーニング中ごめんね。また何か分かったら連絡する」

 

そして千砂都と通話を終えて、マルガレーテのSNSを確認していると更新している事に気がついた。

 

かのん「あ、これ今……」

 

それはどこかの風景のようだった。それを見たかのんは……

 

かのん「ここだ」

 

それは神宮競技場だった。かのんが辺りを見渡していると、ベンチに黄昏ていたマルガレーテの姿を見つけた。そこでかのんは声を掛ける。

 

かのん「マルガレーテちゃんだよね?」

マルガレーテ「人違いじゃない?」

 

誤魔化そうとするマルガレーテだが、すると突然スマホから自分の曲が流れ始める。

 

マルガレーテ「うわあああっ!もう!」

 

流石にもう隠しきれないと思ったのか、席を開けるように端に移動する。

 

マルガレーテ「ふんっ!」

 

かのんはマルガレーテの隣に座ると、本題を切り出す。

 

かのん「ウィーンの音楽学校入学できなかったんだよね?」

マルガレーテ「えっ?」

かのん「お姉さんと同じ学校に入りたかったのに入れなかったんでしょ?』

マルガレーテ「どこで聞いたの?」

かのん「書いてあった」

 

スマホの画面を見せる。それを見たマルガレーテは納得したのか何も言わなくなる。

 

かのん「私もね昔受験失敗したんだ。音楽科目指してたんだけど落ちちゃって」

マルガレーテ「一緒にしないで!アンタなんかとはレベルが違うんだから!」

かのん「でも夢が奪われたように思えたのはきっと同じ」

マルガレーテ「……」

かのん「私ね、小さい頃から夢があったの。世界に歌を響かせたい。自分の歌で世界中の人を笑顔にしたいって。だからいっぱい練習したけどそれが楽しくて何も苦じゃなかった。でも人前で急に歌えなくなった。そのときの私には音楽科なんて夢のまた夢……」

マルガレーテ「同情してるっていうの?」

かのん「違うよ。同情なんかじゃなくて……」

マルガレーテ「ふざけないで!私に勝って人の夢をあなたは奪ったのよ!?」

かのん「夢を奪った?」

 

そこまで言って、マルガレーテはまずいと思ったのか、その場を去ろうとしたが、かのんが待ったをかける。

 

かのん「私がマルガレーテちゃんの夢を奪ったってどういうこと?」

 

それでも答えないマルガレーテ。

 

かのん「どういうこと!?」

舞斗「条件だったんだろ?編入の」

かのん・マルガレーテ「!?」

 

声を掛けられて振り向くと舞斗がいた。

 

マルガレーテ「マイト!?」

かのん「お兄ちゃん。さっきのどういうこと?」

舞斗「マルガレーテが喋ってくれないから、留学で下宿していた店のマスターから話聞いてようやくわかった。あそこのマスターマルガレーテの父親と仲がいいからな」

マルガレーテ「勝手に……」

舞斗「こうでもしないと話してくれなかったろ?向こうでもラブライブは注目されていたようだ。そこで優勝すれば家族からの推薦で編入することが条件だった。」

かのん「それでラブライブに……」

マルガレーテ「当然でしょ。じゃなきゃ私があんなくだらない大会に出るはずない」

かのん「くだらなくなんかないよラブライブは」

マルガレーテ「くだらないわ。私よりあなたたちの方が上だなんて評価を下すステージも観客もみんなくだらない」

舞斗「だから君は負けたんだ」

マルガレーテ「っ!」

舞斗「純粋に歌唱だけの確か君が上だった。だがラブライブはそうじゃない。かのん達は全員みんなに歌を届けたいと心をひとつにしたいと思って歌っていた」

マルガレーテ「……」

舞斗「だが、君はその想いが無かった。それが今回の結果だ」

マルガレーテ「なんでよ……マイトはなんで……私を……」

 

するとその瞬間、突如地響きが起きると地面から怪獣が出現する。

 

 

「キーーキュッシャァァァ――!!」

 

 

かのん「怪獣!?」

舞斗「あの怪獣は!?」

 

それは以前現れたネオジオザウルスとガイガンの特徴を組み合わせた怪獣だった。

ただ一つ違った点は二又のチェーンソーに変わっている点のみだ。

 

弦「どうです?ネオジオガイガンの出来は?」

ドルバ「お手並み…拝見だな…」

 

ドルバ達は2体の怪獣を回収して強化をしていたようだった。

 

舞斗「かのん!マルガレーテ!早く逃げるんだ!」

かのん「え!?お兄ちゃんも逃げよう!!」

マルガレーテ「そうよ!?逃げるわよ!!」

舞斗「っ!」

 

二人に連れられて、逃げるざる得なかった舞斗は途中で離れようとしたが、その時、ネオジオガイガンから放たれた光線がビルを破壊して舞斗達に目の前に落ちて来て退路を封じられた。

 

舞斗「こっちだ!」

 

舞斗は2人を建物内に押し込み、扉を閉じる。

 

かのん「え!?ちょっ!?お兄ちゃん!?」

舞斗「とにかく2人ともここに居ろ!!」

マルガレーテ「なんで!貴方も!?」

舞斗「大丈夫……っ」

 

すると突然、爆風が襲いかかる、窓から舞斗の姿が確認出来なくなってしまった。

かのんとマルガレーテから血の気が引く様な感覚に襲われたが……その直後。

目の前が赤く輝きを放つと、爆風が晴れると、目の前にはエクシブRTが立っていた。

 

かのん「エクシブ!?」

マルガレーテ「いつの間に!?」

 

かのん達の疑問をよそに、エクシブRTとネオジオガイガンの戦闘が開始される。

しかし強化されてるだけあって、なかなか手強いようだ。

 

 

エクシブRT「デュアっ!」

 

ネオジオガイガン「キーーキュッシャァァァ――!!」

 

 

ネオジオガイガンが両腕のチェーンソーで攻撃をするが、エクシブRTがそれを避けると腹部にキックを放ち、距離を取ると、互いに最大火力の技を放つ。

 

 

エクシブRT『ブレイジング・スマッシャー!!

 

ネオジオガイガン「キーーキュッシャァァァ――!!」

 

 

放たれたブレイジング・スマッシャーとネオジオガイガンの口から吐いた青白い熱線が中央で激突する。そしてそのままお互い拮抗し、中央で大爆発を起こす。煙が晴れると、エクシブもネオジオガイガンの姿も消えていた。

 

かのん「エクシブが消えた?はっ!お兄ちゃん!?」

 

すると扉が開けられて、少しボロボロに舞斗が入ってくる。

 

舞斗「2人とも大丈夫か?」

マルガレーテ「マイト!心配させないで!!」

 

マルガレーテが舞斗に近づき、怪我が無いかを確かめている。

かのんの方は、少し不思議そうに舞斗を見ていた。

 

かのん(お兄ちゃんがいない時にエクシブが現れる……もしかして……お兄ちゃんが?)

 

かのんは少なからず"舞斗がエクシブなのでは”っと考えてしまった。

そして翌日結ヶ丘では、Liellaの決勝出場の祝勝会が行われ、部室でも決勝に向けて話し合いを行う最中、かのんが理事長に呼ばれ、話しを聞くと……

 

かのん「ウィーン国立音楽学校?」

 

それはかのんがウィーン国立音楽学校に留学への招待だった。




いかがでしょうか?

次回は原作要素をちらっと載せてオリジナル要素が大半を占める事になります。

それではまた次回!

次回作の原作アニメは?

  • ラブライブ!ニジガク
  • ラブライブ!蓮ノ空
  • アサルトリリィ
  • リコリス・リコイル(本編終了後)
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