ウルトラマンエクシブ  ~光を結ぶ女神たち~   作:Xナイト

73 / 118
今回はほぼオリジナル回になります。

それではどうぞ!


第36話 夢 / 怪獣総激闘! ー後編

海底の奥深く、ドルバは怒りに満ちていた。

 

ドルバ「貴様…なんだあの怪獣は……!」

弦「何とは?」

ドルバ「自信を…持っていた…割には…逃げ出したではないか……!」

弦「それは誤解ですよ」

ドルバ「なんだと……」

 

すると弦は懐から宇宙怪獣の細胞の注射器を取り出す。

 

弦「貴方がエクシブと戦い。私の怪獣がその手助けを行うんですよ」

ドルバ「我が……?」

弦「貴方が作り出した怪獣はどれもエクシブに敵わなかった。貴方自身も強大な力を持っているでしょう?」

ドルバ「……」

弦「そんな貴方が宇宙怪獣の細胞を取り込めば、さぞ強力な怪獣になることでしょう……それとも王とあろう方が、自らの手でエクシブを打とうともせずと?」

ドルバ「…いいだろう…貴様の口車に乗ってやろう……たかだか外星の生物の細胞…我が扱えぬ事はない」

 

そう言ってドルバは注射器を奪い取るとそのまま注入する。

 

ドルバ「グッ!…ウッ!……ぐぅぅぅおォォォおぉあぁァァァァァ!?」

 

するとドルバの身体が段々と変化し、遂に怪獣の姿に変わり出す。

 

弦「くくっ……貴方も本当に扱いやすい駒でしたね……」

 

そう言って弦はその場を去って行く。

場所は変わり、EGF基地の地下にEGFのメンバーが歩いていた。

 

美緒「基地の地下にいつの間に……」

 

しばらく歩いていると、アズズと一郎が何か打ち合わせをしていた。

 

一郎「来たか」

 

メンバーは一列に並ぶとけいれいする。するとアズズが前に出る。

 

アズズ「ようやくこいつの完成の目処が出来たぜ」

宮古「こいつ?」

 

そしてライトアップされるとそこには全身ダークなシルバーの怪獣の様な見た目のロボットだった。

 

耀司「これが……『ダイナスティ・ドラグーン』……」

兼続「完成していたんですか?」

アズズ「80%はな……ただ今の状態でも出撃は可能だ」

クラウディア「具体的に足りないのは?」

アズズ「外漬けのバックパックユニットと両腕に付ける武装が足りてない」

峻貴「ん?じゃあ今ある装備は?」

アズズ「尾に搭載され垂直発射式のミサイル『テイルVLS』両肩の105㎜機関榴弾砲『ドラグガン』口に大型荷電粒子砲『ダイノバスター』そして右腕の可変式ドリルアーム『スパイラルクロウ』だ」

聡「なんか十分過ごそうなんだが……」

宮古「うん。これだけでも行けるよね」

アズズ「チッチっ。これだけじゃねぇ……最大最強の武器は胸部ハッチ内に装備されている。絶対零度の光弾を発射し、直撃した相手を一瞬で凍結し、わずかな衝撃で分子レベルまで破砕する『アブソリュート・ブラスター』を備えている!」

聡「は?絶対零度!?それだけですげぇじゃねぇか!」

一郎「ただエネルギー消費が激しく多用が出来ないのが難点だ」

アズズ「エネルギー補給に関してはグレート・アークからデュートリオンビーム送電で補給が出来る」

耀司「だが、それだけでもありがたいな……これで今怪獣で出てきても……」

 

すると突然警報が鳴り響く。

EGFがダイナスティ・ドラグーンの説明を受ける少し前……

結ヶ丘ではかのんが理事長に留学の事を喋っていた。

 

理事長「後悔しない?」

かのん「はい。やっぱりピンとこなくて」

 

かのんは高校の3年間をスクールアイドルを頑張りたいとのことだった。

それはスクールアイドルのおかげで歌が大好きという気持ちとみんな喜びを分かち合いたいと思っている。故に留学をしないと決心したのだった。

 

かのん「せっかくのお話だというのは分かるんですけど……」

理事長「決めるのはあなたよ。いいのね?」

かのん「はい」

 

そしてかのんが去った後、理事長の扉がノックされて、入って来たのは千砂都だった。

 

理事長「嵐さん?」

千砂都「あの……」

 

その表情は真剣そのものだった。

そして決勝に向けて練習を始めようとしているのだったのだが……

 

すみれ「うぅ…寒っ……」

可可・恋・きな子・メイ・四季・夏美「はぁ~」

 

すみれが寒がっている中、残りの6人が何故かあるコタツでくつろいでいた。

 

すみれ「なにコタツ持ち込んでんのよ!」

四季「コタツではなく体温回復機……」

きな子「ぬくいっす……」

夏美「ん~…」

すみれ「どう見てもコタツでしょ!」

 

そんな事をやっていると、屋上の扉が開き、練習着に着替えたかのんがやって来る。

 

かのん「さぁ決勝はすぐそこだよ!練習練習!」

 

と元気良くやって来るかのんに対して、コタツに入っているメンバーは見るからにやる気を見せない。それを見たかのんは……

 

かのん「ダメだよそんなんじゃ……気合い入れてみんなで練習していればすぐにあったかくなるからっ!」

 

そう言ってコタツを引っペがす。

 

可可・恋・きな子・メイ・四季・夏美「うぅ」

きな子「寒いっす~!」

 

すると今度は千砂都が来る。

 

かのん「あっ。ちぃちゃんメニューできた?」

千砂都「かのんちゃん…ううん みんなも。話があるの」

夏美「どうしたんですの?」

千砂都「反対されるのは分かってる。でも正直な気持ちだからハッキリ言うね。私……」

 

するとその瞬間、突然上空に暗雲が広がる。

 

メイ「な、なんだ!?」

恋「あ!あれ、見てください!」

 

すると暗雲の一部に何やら穴の様な物が出現する。

それは買い物で一緒にいた舞斗とユーも目撃する。

 

舞斗「なんだあれは……」

ユー「舞斗、何か来る」

舞斗「何?」

 

するとユーが言っていたように開いた穴から何かが出てくる。

出てきた何かは、全身が鎧のような銀に近い白の外骨格状の皮膚に覆われ、その下は漆黒の皮膚に二本の角が生えた頭部に加え、両肩にも縦に半分になった頭蓋骨のような外骨格が特徴の怪獣だった。

 

舞斗「なんだ!?あの怪獣!?」

ユー「まさか……ドルバ!?」

舞斗「何!?」

ユー「間違いない!あれはドルバよ!」

舞斗「まさか、宇宙怪獣の細胞を使って……!」

 

怪獣になったドルバは地面にゆっくり降り立つと辺りに咆哮を上げる。

 

 

ドルバ「グルラアァァァァァ!!」

 

 

その瞬間、辺りに衝撃波が走り近くの建物が崩れ始める。

 

舞斗「くっ!ユー、俺は行く!」

ユー「相手はドルバよ!気をつけて!」

 

舞斗は駆け出し、誰もいない物陰に隠れると、舞斗は左腕を掲げてブレスレットをエクシブランサーに変える。そのままエクシブランサーを掴む。エクシブランサーの持ち手のボタンが付いてる部分を上げ、中心部から鍵穴の様な物が現れる。懐からエクシブキーを取り出し、真ん中のレリーフを押し、キーを展開して、鍵穴に挿し込んで回す。そして、上げた持ち手を下げる。

すると円弧上に翼の様な形が展開され、クリスタルの剣先が現れる。

 

『チェンジ・ウルトラマンエクシブ・ストライクタイプ』

 

中央のクリスタルが点滅する中、舞斗は両腕を左右に開き、頭上に上げる構えを取りながら口上を挙げた。

 

舞斗「輝き(かがやき)掴め(つかめ)(ひかり)(あらし)

 

そしてそのまま立ち止まり、頭上に挙げたエクシブランサーを両腕で掴む。

 

舞斗「エクシブ

 

そしてエクシブランサーを胸元まで下ろす。

 

舞斗「招来(しょうらい)!!

 

舞斗が持ち手についているボタンを押すと、舞斗の周囲に赤と青の光に包まれエクシブに変身し、赤と青の光の嵐の中から飛び出していく

 

 

エクシブ「ジュアァ!!」

 

 

エクシブはそのまま上空からキックをするように一直線に向かって行く。

だがいち早く察知したドルバが防御体制を取り後方に軽く下がるが、片腕で防いだ。

 

 

ドルバ「グラアッ!」

 

エクシブ「シュアッ!」

 

 

ドルバは片腕でエクシブを弾くが、エクシブは空中を体制を整い着地する。

 

可可「エクシブデス!」

メイ「でも、相手の怪獣、めっちゃ強そうだぞ!」

かのん「っ!」

千砂都「かのんちゃん!?」

きな子「どこ行くっすか!?」

 

エクシブを見て突然の如く、走り出したかのんを追いかけるLiella達。

エクシブとドルバが向かい合い臨戦態勢に入る。

 

 

舞斗『決着を付けるぞ!ドルバ!!』

 

エクシブ「シュアッ!!」

 

ドルバ『望む所だ!!』

 

ドルバ「グラアッ!」

 

 

両者は一斉に駆け出す。その時エクシブはいきなり体に雷光を走らせてエクシブFRTに姿を変える、そして、互い助走をつけてジャンプをすると空中で交差して、地面を滑りながら着地して、再び向かい合い。今度はお互い接近して接近戦を行う。

 

 

エクシブFRT「ジェアッ!!」

 

ドルバ「グラアッ!」

 

 

互いに一方も引かない戦いを繰り広げる。そしてエクシブFRTが回し蹴りをしてドルバは避けるが、その瞬間……

 

 

エクシブFRT『サンダークロスリッパー!

 

 

サンダークロスリッパーを投擲せずそのままドルバの体にぶつける。

そして硬い鎧から火花が散り、ドルバが後方に下がるが、その瞬間ドルバの……

 

 

ドルバ「グラアッ!」

 

エクシブFRT「ゼェアアアァァァッ!?」

 

 

両目と両肩の骸骨から稲妻状の光線を放ち、エクシブFRTに直撃して、エクシブFRTは膝立ちをする。そして再び立ち上がろうした瞬間……

 

 

エクシブFRT「ゼェアァッ!?」

 

 

いきなり後方から攻撃を受けて、振り返るとそこには……

 

 

ネオジオガイガン「キーーキュッシャァァァ――!!」

 

 

ネオジオガイガンがそこに立っていたのだった。2大怪獣に挟まれ、ピンチに陥るエクシブFRT。

先に仕掛けたのはネオジオガイガンだった。ネオジオガイガンは両腕のチェーンソーで攻撃するが、エクシブFRTは素早く対応して腹部にキックを叩き込むが、すぐ後方にドルバが迫りエクシブFRTを羽交い締めにして動きを封じる。そしてネオジオガイガンは右腕を振りかぶり、エクシブFRTを攻撃する。そして今度は左腕で攻撃しようとした瞬間、どこからかネオジオガイガンと

ドルバに攻撃して、エクシブFRTはその瞬間に距離を置き、攻撃が来た方向を見ると……

 

 

ダイナスティ・ドラグーン「ガアァァァァァ!!」

 

 

そこにはダイナスティ・ドラグーンが立っていた。

 

すみれ「何あれ!?」

四季「機械の怪獣……カッコいい」

 

コクピット内では……

 

耀司「ダイナスティ・ドラグーン現着……作戦行動開始」

宮古「了解!戦闘開始!」

 

行動を開始したダイナスティ・ドラグーンがエクシブFRTの隣に立つ、立ち上がったエクシブFRTと頷き合う。ドルバとネオジオガイガンと向き合い、同時に駆け出す。それに向かい討つようにドルバとネオジオガイガンも向かってくる。そしてエクシブFRTとドルバ、ダイナスティ・ドラグーンとネオジオガイガンでそれぞれ激突する。

地球の運命をかけた最終決戦の火蓋が切られたのだった。

 

 

 

 

 

《ED:追いかける夢の先で CV澁谷かのん

 

 

 

 

 

舞斗

[遂にドルバとの戦いが始まった。

 

UGFとの協力でネオジオガイガンを撃破してドルバを音一息まで追い詰めたが、

 

ドルバが更に進化を遂げ、3つ首の怪獣カイザーギドラとなった。

 

繰り出される猛攻に俺は敗れ、Liellaのみんな正体がバレてしまった。

 

だが、俺は諦めない!かのん達の未来がかかってるんだ!あんなアツに負けてたまるか!!

 

ユー、力を貸してくれ。かのん達、俺を信じてくれ。

 

行くぞ!ドルバ!!今度こそお前を倒す!

 

次回……『光の絆 嵐を超える時』……光の絆が嵐を呼ぶぜ!




いかがでしょうか?

今回ドルバが変身した怪獣は『ゴジラ FINAL WARS』に登場したモンスターXです。
ビジュアル的に最終決戦に相応しい怪獣と思い採用しました。

そして次回はオリジナル回になります。

それではまた次回!

次回作の原作アニメは?

  • ラブライブ!ニジガク
  • ラブライブ!蓮ノ空
  • アサルトリリィ
  • リコリス・リコイル(本編終了後)
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。