ウルトラマンエクシブ  ~光を結ぶ女神たち~   作:Xナイト

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今回はオリジナル回中編になります。

カイザーギドラに敗北したエクシブと正体を知られた舞斗はいったいどうなるか……

それではどうぞ!


第37話 光の絆 嵐を超える時 ー中編

エクシブに勝利したカイザーギドラはその後は、エネルギーを吸収して休眠の状態に入っている。

その周りには自衛隊の部隊がカイザーギドラを囲っている様な形をとっている。

その近くにグレート・アークが着陸した状態でいた。

 

兼続「現在怪獣に変化はありません。完全に休眠状態です」

美緒「ダイナスティ・ドラグーンの修理状況は?」

耀司『ほぼ完了だ。明日の朝には出撃出来るだろう』

 

破損したダイナスティ・ドラグーンは回収され、修理を行っていた。

 

アズズ『しかもそれだけでじゃねぇぞ』

クラウディア「アズズ。もしかして……」

アズズ『おう。装備も完全に揃える事が出来た!修理が完了と同時に装備を整える事が出来るぜ!』

耀司『聡。今回はお前と宮古が乗ってくれ』

聡「え?俺もですか?」

耀司『そうだ。ダイナスティ・ドラグーン自体の操縦を宮古が武器関係の操縦は聡がやるんだ』

峻貴「なるほど、お互い得意分野を生かして……」

美緒「臨機応変に対応する。という事ですね」

耀司『そうだ。今回の怪獣はそれぐらい強い。俺達も出来る事を全てやるんだ』

聡「わかりました。今すぐ帰投します」

 

そう言って聡は部屋から出て、基地に向けて新しく開発された地上移動用バイクで帰投した。

 

耀司『他のみんな明日に備えてゆっくりしてくれ』

美緒・クラウディア・峻貴・兼続「了解」

 

そしてメンバーは現状装備の最終確認をして行く。

翌朝となり、場所はとある病院。そこの病室に舞斗が眠りに付いていた。そんな舞斗は夢を見ていた。

 

舞斗「?ここは……っ!」

 

辺りを見渡し、振り向くとそこには霧の中にエクシブが立っていた。

 

舞斗「エクシブ!教えてくれ!どうすればあの怪獣に……!」

エクシブ「……」

 

しかしエクシブは何も答えず、そのまま後ろに下がっていく。

 

舞斗「待ってくれ、エクシブ!?待ってくれぇぇぇ!?」

 

舞斗の叫びも虚しく、そのままエクシブは霧の中に消えて行く。

そこで舞斗が目を覚まし、勢い良く起き上がる。

 

舞斗「はぁはぁはぁ……っ!」

 

舞斗は視線を左腕に向けるとブレスレットが石化したことに気づく。

 

舞斗「これは一体……」

ユー「気がついた」

舞斗「ユー。これはどういうことだ?!」

ユー「舞斗。多分だけどもうエクシブに変身出来ないかも」

舞斗「なっ!?」

ユー「ドルバにエネルギーを吸収されて、変身するだけのエネルギーがないのかもしれない」

舞斗「それじゃ……もう変身出来ないのか!?」

ユー「一つだけある……でも、その前に説明が必要かも」

舞斗「?」

かのん「お兄ちゃん……」

舞斗「っ!かのん……みんなも……」

 

そこにはかのんとLiellaのみんながいた。

 

千砂都「ユーさんから話を聞いた」

かのん「お兄ちゃんがエクシブなんだよね」

舞斗「……」

 

それは舞斗にとって、知られたくなかった秘密を知られた瞬間だった。

 

きな子「きな子達見たんっす。エクシブが消えて舞斗さんに戻るのを」

可可「それでユーさんから聞いたんデス」

夏美「舞斗さんがエクシブとして今まで戦ってきたことを」

千砂都「舞君。どうして言ってくれなかったの……」

舞斗「言えるわけがないだろう……言えば戦いに巻き込まれるかもって、ユーと決めていたんだ」

四季「でも舞斗さんが傷付く所は見たくないよ」

恋「そうです……私達は舞斗さんに助けてもらいました。そんな舞斗さんが傷付くのは」

舞斗「分かってる。それでも俺は……」

 

すると再び警報が鳴り始める。

 

舞斗「っ!」

すみれ「何!?」

アナウンス『怪獣が再び活動開始しました。付近の皆さんは避難してください』

 

場所は変わり、カイザーギドラが眠っていた地では……

 

 

カイザーギドラ「キュアァァァァァ!!」

 

 

カイザーギドラが目を覚まし暴れている。所に自衛隊とEGFが攻撃を開始していた。

しかし効果をあまり見られ無かった。

そこに上空からレーザー攻撃をされて、怯んだカイザーギドラは上空に視線を向けるとそこには武装を付けたダイナスティ・ドラグーンが着陸態勢を取っていた。

 

 

ダイナスティ・ドラグーン「ガアァァァァァ!!」

 

 

着陸したダイナスティ・ドラグーンは背後に両肩に搭載されたレーザー砲と高出力ブースターを内蔵したバックパックと両腕には2連装の電磁砲を搭載した姿になっていた。そこに乗っているのは

 

聡「ダイナスティ・ドラグーン現着!」

宮古「これより作戦行動に入ります!」

 

そこに、EGFの移動車両でやって来た耀司と背後の計器で観測しているアズズがいた。

 

耀司「よし!ダイナスティ・ドラグーン攻撃開始!ストライクイーグルはこれを援護!各自、行動開始!」

EGFメンバー「了解!」

 

そしてダイナスティ・ドラグーンが攻撃を開始する。

 

宮古「聡!遠距離攻撃は任せた!」

聡「あいよ!多目的レーザー収束モード!レールガン発射!!」

 

聡が操縦桿のボタンを押すと、両肩のレーザー砲と両腕のレールガンが同時に放たれる。

 

 

カイザーギドラ「キュアァァァァァ!!」

 

 

攻撃されたカイザーギドラは稲妻状の光線を放つ。

 

宮古「うっ!」

 

それを見た宮古は咄嗟に操縦桿を操作すると、内蔵されている高出力ブースターで高速で回避して、その間にも聡はレーザー砲とレールガンで攻撃している。

 

クラウディア「私達も行くぞ!」

峻貴「了解!」

 

ストライクイーグル2機も攻撃して地上から自衛隊の戦車部隊も攻撃してまさに総力戦だった。

その様子を病室から見ていた舞斗は急いで外出する準備をする。

 

すみれ「ちょっ!舞斗さん!?」

メイ「まさか行くつもりかよ!?」

舞斗「これ以上あいつの好き勝手にしてたまるか。ユー、どうすればもう一度変身できる?」

ユー「それは……」

かのん「待ってよ!!」

 

しかし、かのんが待ったをかける。

 

かのん「変身できたとしても、そんな身体で戦うの?!」

 

かのんが気にしているのは今の舞斗の状態だ。ある程度、怪我は治っていても今だ完治していなかった。

 

かのん「そんな状態で戦って、お兄ちゃんに何かあったら……」

可可「かのん……」

千砂都「そうだよ!舞君がこれ以上戦う必要なんて……それに、舞君がいなくなったら……」

恋「千砂都さん……」

舞斗「それでも行かなきゃいけないんだ。かのん達の未来がかかってるからな」

きな子「舞斗さん……」

舞斗「かのん達がスクールアイドルとして夢を叶える瞬間がそこまで来てるんだ。あんな奴にかのん達の夢を壊されてたまるか!」

 

そう言って舞斗は病室を駆け出して行く。それにユーも追いかけて行く。

 

かのん・千砂都「っ!」

夏美「かのん先輩!?」

四季「千砂都先輩!?」

 

かのんと千砂都が舞斗とユーを追いかけて、それに付いて行く残りのみんな。

そして舞斗とユーは病院からほど近い、1本道の所来る。その通りの先にはカイザーギドラがEGFや自衛隊の攻撃を受けながら破壊の限りを尽くしていた。それを見たユーは舞斗の方を向く。

 

ユー「舞斗」

舞斗「?」

ユー「貴方がもう一度変身出来る方法。それは……私の今ある力を全て貴方に託すことです」

舞斗「全ての力を!?そんな事をしたらお前はどうなるんだ!?」

 

そこにかのん達も追いつき、ユーの言葉を聞く。

 

ユー「私は消滅します」

舞斗「っ!?」

Liella「っ!?」

きな子「ユーさん!?」

ユー「貴方達……」

メイ「消滅ってどういうことだよ!!」

ユー「言葉通り。私は元々死んでる人間よ。私が今この瞬間までいるのはこの時のためよ」

 

そしてユーの身体が光輝き始める。

 

四季「ユーさんそれ……」

ユー「私はもし、エクシブが変身が出来ない状態になった時に、私の光でエクシブを変身するために復活したの。それがまさに今なの」

舞斗「だからって、お前を犠牲にするなんて……!」

ユー「私もね、守りたいの……かのんの夢と貴方の夢を」

舞斗「ユー……」

ユー「舞斗。貴方なら必ずみんなの未来を守れる……それを貴方の中で見せて」

 

そう言ってユーは一歩下がると、身体を光輝かせる。

 

舞斗「ユー!?」

Liella「ユーさん!?」

ユー「舞斗、かのん達やみんなの未来を守ってね、貴方なら必ず出来るわ。Liellaのみんな、ラブライブ絶対優勝してね。貴方達なら必ず夢を掴めるから……みんな、ありがとうね」

 

そして一筋の涙を流し、ユーはその身体を粒子状になり、そのまま舞斗の左腕に行と、石化していたブレスレットが輝きを取り戻し、そのままエクシブランサーになる。

 

舞斗「ユー……ありがとう……」

かのん「お兄ちゃん……」

舞斗「かのん」

かのん「絶対勝ってね!ユーさんの為にも、みんなの為にも!」

可可「可可、信じてマス!エクシブなら勝てると!」

千砂都「舞君。必ず帰って来てね!約束だよ!」

すみれ「舞斗さんが勝てないと私達のステージ、台無しなんだからね!ちゃんと勝ちなさいったら勝ちなさい!」

恋「舞斗さん、結ヶ丘の為に絶対に勝ってください!私は信じてます!」

きな子「きな子は舞斗さんを信じってるっす!きな子応援するっす!」

メイ「もうウダウダ言わねぇ……ただ、絶対私達の所に戻れよ!絶対だぞ!」

四季「私も舞斗さんは、死んでほしくはない。だから勝って戻って来て……!」

夏美「エクシブの戦い必ず配信して人々に希望を与えますの!勝たないと配信の意味がありませんの!!」

舞斗「みんな……心配するな、俺は、必ず奴を倒してくる。みんなの夢を守って見せる!俺は……ウルトラマンだ!」

 

今だ破壊を続けるカイザーギドラに向き合い、そこへ向けて走っていく舞斗は走りながら、エクシブランサーの持ち手のボタンが付いてる部分を上げ、中心部から鍵穴の様な物が現れる。懐からエクシブキーを取り出し、真ん中のレリーフを押し、キーを展開して、鍵穴に挿し込んで回す。そして、上げた持ち手を下げる。

すると円弧上に翼の様な形が展開され、クリスタルの剣先が現れる。

 

『チェンジ・ウルトラマンエクシブ・ストライクタイプ』

 

中央のクリスタルが点滅する中、舞斗は両腕を左右に開き、頭上に上げる構えを取りながら口上を挙げた。

 

舞斗「輝き(かがやき)掴め(つかめ)(ひかり)(あらし)

 

そしてそのまま立ち止まり、頭上に挙げたエクシブランサーを両腕で掴む。

 

舞斗「エクシブ

 

そしてエクシブランサーを胸元まで下ろし、右腕でエクシブランサー剣で突き出す要領で前面に押し出す。

 

舞斗「招来(しょうらい)!!

 

舞斗が持ち手についているボタンを押すと、走っている舞斗の周囲に赤と青の光に包まれエクシブに変身する。

 

 

エクシブ「ジュアァ!!」

 

 

そのまま飛び出したエクシブは、カイザーギドラの正面に勢いよく着地した。

 

 

カイザーギドラ「キュアァァァァァ!!」

 

エクシブ「ジュアッ!!」

 

 

現れたエクシブに威嚇の咆哮を上げるカイザーギドラに、エクシブも構えを取り臨戦態勢を取る。

エクシブとカイザーギドラの最終決戦の火蓋が切られようとしていた。




いかがでしょうか?

変身出来なくなった舞斗はユーの力で変身可能となり、そしてウルトラマンオーブで見せた走りながらの変身をこちらでもやりました!

そして次回はカイザーギドラとの最終決戦になります。

それではまた次回!

次回作の原作アニメは?

  • ラブライブ!ニジガク
  • ラブライブ!蓮ノ空
  • アサルトリリィ
  • リコリス・リコイル(本編終了後)
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