そして戦闘シーンは少し短めな感じになっています。
それではどうぞ!
メイが部屋の中に入ると、出された珈琲を飲んでいる四季が視界に入った。
そこに楓夏ともう1人の女性が声を掛ける。
楓夏「あ、メイちゃん。いらっしゃい」
メイ「どうも……」
メイはもう1人の女性と面識がなかったので首をかしげる。
舞斗「メイ、この人が俺の母さんだ」
乙葉「初めまして、乙葉といいます」
メイ「こちらこそ…初めまして……」
そして挨拶をそこそこにメイは四季に近づく。すると四季はメイに気づくと口を開く。
四季「……怒ってる?」
メイ「いや、みんな心配してたぞ」
四季「うん……ごめん」
メイ「どうしても嫌なのか?」
四季「嫌というか……無理」
そう言って四季は机に突っ伏す。その様子を黙って見つめる舞斗達。
メイ「そっか…。みんな四季のセンター似合ってるって言ってたんだけど」
メイがそう言うと四季は話し出す。それは自分の幼い頃の話だった。
四季は自分が目立たない人物そう思っていたみたいだった。しかしメイと出会ってから自分も輝けると前向きに考えだしたのだったのだが……
四季「でもやっぱり無理」
メイ「どうしてそこまで……」
四季「かのん先輩が練習しているところ見た。それで思った。センターになる人には人を引き付ける力がある……すみれ先輩や恋先輩、夏美ちゃん…みんなセンターで歌っていた時はそうだった」
メイ「それを言うなら四季も」
四季「私は違う。ステージでスポットに当たった瞬間に思った。これはきっと私じゃない方がいいって……」
メイ「そんなこと……!」
四季「センターはみんなに与える影響が大きい。私がセンターだときっとすごく迷惑がかかる」
舞斗「そんな事はないと思うぞ」
そこで舞斗を声を掛ける。
舞斗「四季ちゃん、不安な気持ちはわかる……でもな、かのんはともかく、すみれも最初はセンターを怖がっていたんだぞ」
四季・メイ「っ!?」
これには四季だけでは無くメイも驚いていた。
舞斗「すみれもさ、昔からセンターに憧れていたんだがな。幼い頃からの経験からなのか尻ぼ見していたんだ」
メイ「まじか……地区大会であんなに堂々としていたのに」
舞斗「可可やかのん達の説得で吹っ切れたんだ。元々ポテンシャルはあったからな……今の四季はその時のすみれと一緒なんだよ」
四季「でも……すみれ先輩とは違う。私はそんなポテンシャルはない」
舞斗「四季ちゃんが気づいてないだけだ。スクールアイドルだっていろんなセンターの形がある。だからさ……四季ちゃんがだけが出せるセンター輝きがきっとあるさ」
四季「私だけの……ちょっと考えてみる」
そう言って話は一旦終え、四季は1人でもう少し考えてみるようだ。そして四季とメイは家に帰っていった。そして帰った後……
乙葉「舞斗も立派な事は言えるようになったのね」
そう言って乙葉はソファに座っている舞斗の隣に座り頭を撫でる。
舞斗「母さん。やめてくれよ……」
楓夏「兄さん、顔真っ赤」
舞斗「う…でも母さん。突然どうしたんだよ」
乙葉「あぁ、実はここの近くの支店に移動する事に正式に決まったのよ」
楓夏「それじゃあ!お母さんもここに住むんだ!」
舞斗「前から話しは聞いていたが、随分急だな」
乙葉「これでも遅いほうよ。前の場所でもかなり上の立場だったから、なかなか直ぐに移動できなかったのよ。それでも支店長の立場に落ち着いたけどね」
舞斗「そうか……」
そう言って舞斗は窓の外を見る。
楓夏「やっぱり、心配?」
舞斗「大丈夫さ……必ず答えを見つけるよ」
そして翌日を迎え、とある事件が起きた。
EGFの基地で突然警報が鳴り響く。しかし、それはいつもの警報ではなかった。
聡「侵入者警報なんて、一体どこのどいつが!?」
峻貴「この基地に侵入するとは」
そう言ってEライザーを構えて進むと、突然広がった光景は大勢の警備員達が倒れていた。
峻貴「大丈夫か!?しっかりしろ!?」
聡「おい!?」
するとドサっと音が鳴り、そちらに視線を向けると、警備員の1人を地面に転がす1人の宇宙人が立っていた。
聡「貴様は!」
ガンマ「私の名はスラン星人ガンマ。ここの防衛チームの実力を図ろうと思いましたが……どうやら大した事は無いようですね」
峻貴「舐めやがって!!」
そう言って、峻貴と聡がEライザーを構えて発砲するが、スラン星人ガンマは高速移動で全ての弾丸を避けた。
聡「何!?」
ガンマ「ふふふ。そんな攻撃で私に傷が付くとでも?」
峻貴「なっ!?」
いつの間にか後ろにいたスラン星人ガンマが右腕を振るい、峻貴と聡を攻撃して2人を倒す。
ガンマ「私の動きに付いてこれないでしょ?」
聡「くっ早過ぎだろ!」
ガンマ「ではトドメを……ぐっ!?」
いきなり被弾を受けてスラン星人ガンマが振り向くと、アサルトライザーを構えた美緒が立っていた。
美緒「死角から攻撃には弱いみたいだな」
ガンマ「不意打ちを付くとはなかなかやりますね……しかしっ!」
美緒「っ!?……くっ!?」
スラン星人ガンマが高速移動、美緒の前に突然現れて、美緒に攻撃をする。
峻貴「副隊長!?」
聡「くっ!」
聡がEライザーで攻撃するが、スラン星人ガンマが高速で移動し回避する。
ガンマ「所詮その程度っ!!」
スラン星人ガンマが再び攻撃する。その時
ガンマ「グッ!?な、なんだ!?耳が!?」
突然大音量の騒音が鳴り響き、スラン星人ガンマが苦しみ出す。
その映像を見ていたアズズが説明する。
アズズ「はっ、いくら高速移動しようがこれほどの大音量では意味ねぇだろ!」
宮古「でもアズ。これ副隊長達は大丈夫?」
アズズ「大丈夫だ。副隊長には耳栓をしてもらっている」
兼続「あれじゃ、峻貴達は?」
同じ頃……
峻貴「ぎゃあああああ!?みみがぁぁぁぁ!?」
聡「アズズの野郎ぉぉぉ!?」
大音量のダメージをもろに受けていた。
ガンマ「グッ!?このままではっ!」
流石に耐えられなくなったのかスラン星人ガンマは逃げ出した。
ガンマ「くそっ!やってくれたな!!」
外に出たスラン星人ガンマは自ら巨大化をする。
ガンマ『フン!!』
巨大化したスラン星人ガンマは基地の周りを破壊しながら暴れ回った。
宮古と耀司はダイナスティ・ドラグーンの出撃準備に入るが……
耀司「何?入口に瓦礫が?」
宮古「じゃあハッチが開けないの!?」
アズズ『今の状態じゃ無理だ!』
耀司「くっ」
同じ頃、ネットニュースで状況を見ていた舞斗は大学の外に出て、誰もいない事を確認し、懐からエクシブランサーネオとエクシブキーを取り出す。左手でエクシブキーの真ん中のレリーフを押し、キーを展開してエクシブランサーネオのグリップ下部に、マガジンのように装填
『チェンジ・ウルトラマンエクシブ・ストライクタイプV2』
キーが認識され、エクシブランサーネオから音声が鳴り響く。
バレルの上側を掴んで展開し、ガンモードから変身用の形態、ランサーモードへと変形させる。
バレル内部から現れた、クリスタルが赤と青に点滅する中、持った右手を前に突き出し、円を描くように腕を時計回りに回す。
舞斗「
そしてエクシブランサーネオを天に掲げる。
舞斗「エクシブ!
天に掲げた、エクシブランサーネオのグリップのトリガーを引いた瞬間、舞斗の周囲に赤と青の光輝き、そのまま舞斗を包み込むとそのまま戦場に向けて飛んでいった。
エクシブ「ジュアッ!!」
出現したエクシブは上空で体制を整えキックをスラン星人ガンマに叩き込む。
ガンマ『現れましたね。ウルトラマンエクシブ!』
スラン星人ガンマは現れたエクシブに向かって行き、そのままエクシブと戦闘に入る。
互いに譲らな攻防を繰り広げる中、戦闘の最中に距離を置いたスラン星人ガンマは高速移動をし、エクシブの周りを回り始める。
舞斗『高速移動が出来るのか!?』
エクシブ「ジュッ?……ジュアッ!?」
高速移動をしながら、両手から光線を放ちエクシブを苦しめる。
エクシブ「ジュゥゥゥゥ……!ジュアッ!!」
しかしエクシブは何とか空中にジャンプして、回避すると同時に身体を青に輝き出す。
舞斗は懐から青色のエクシブキーを取り出し、真ん中のレリーフを押し、キーを展開する。ストライクタイプキーを抜くと青色のエクシブキーをエクシブランサーネオの銃底に装填した。
『チェンジ・ウルトラマンエクシブ・フォーラータイプV2』
クリスタルが赤に点滅する中、持った右手を前に突き出し、円を描くように腕を時計回りに回す。
舞斗「
そしてエクシブランサーネオを天に掲げる。
舞斗「
天に掲げた、エクシブランサーネオのグリップのトリガーを引いた瞬間、神秘の水流に包まれる。
流れる水流の中から色合いが全身青色に変化した新たなエクシブ
エクシブFTV2「セヤァッ!!」
新しく変化したFTV2はスラン星人ガンマを同じように高速移動をして、高速戦闘を開始する。
ガンマ『私と同じ、スピード!?……しかしっ!』
格闘や光弾を打ち合いながら、攻防を繰り広げるが、均衡は直ぐに崩れた。
エクシブFTV2「セヤァッ!!」
ガンマ『グアッ!?』
スラン星人ガンマが倒れ伏せ、膝立ちをしているエクシブFTV2の手にはエクシブスラッガーツインモードを握られていた。あの高速戦闘の最中にエクシブFTV2はエクシブスラッガーを取り出していたのだ。そして取り出したエクシブスラッガーで攻撃をしたのだった。
ガンマ『クゥゥ……こんな所で……』
舞斗『これで決める!』
エクシブスラッガーを収納したエクシブFTV2は必殺技の態勢に入る。両腕を広げ、胸元にエネルギーを収束させる。そしてそのまま右手を掲げ、エネルギーを移して、左腕を腰に固定したまま右腕をまっすぐ下し、青色の光線を放つ。
エクシブFTV2『《b》ウォーターストリューム!』
ガンマ『ガァァァァァァァァァァァ!?』
発射された光線はスラン星人ガンマを捉えて、スラン星人ガンマは身体から火花を散らしながら後方に倒れて爆散した。
エクシブFTV2「……セャァッ!」
スラン星人ガンマが撃破したエクシブFTV2は上空を見上げて、空高く飛んで行った。
そして放課後を迎えた結ヶ丘では、Liellaは練習の準備をしていたのだが……
メイ「四季もみんなが期待してくれているのに申し訳ないって」
メイが昨日のことをみんなに話していた。舞斗の説得してもまだ一歩を踏み出せずにいた。
そのせいか四季は部室ではなく、科学室の方にいた。
そして無理強いはよくないとセンターを変える話が出たのだが、その時、千砂都が待ったをかける。
千砂都「私やっぱり…四季ちゃんがセンターがいい!」
可可「千砂都……!」
すみれ「それはみんなもそう思ってるわよ。ただ……」
千砂都「目立たなきゃとか誰かを引き付ける力がなきゃとかそんなのなくてもいいと思う。いろんな人がいるからスクールアイドルなんだよ。いろんなセンターがいてもいい。目立たなくても!」
夏美「目立たないセンター?」
すみれ「何なのそれ……」
きな子「でも何か面白そうっす!」
千砂都「でしょ?ひと言でいうと白!」
恋「白?」
千砂都の例えに恋が首をかしげるが、千砂都が説明する。
千砂都「うん。それ自体はまるで透明みたいに目立たないけどいろんなきれいな色の中にあっても一番輝いて見える色」
メイ「それが四季の色……四季の歌……!」
それを聞いて、メイの目の輝きが変わる。それは何かを思いついたかのように。千砂都の言葉を聞いてみんな考えを改めて始める。そしてきな子もメイに問いかける。
きな子「作れるっすか?曲」
メイ「うん!できそうな気がする!」
そして科学室では四季が机に突っ伏していた。そこに1人やって来て、閉め切っているカーテンを開く。
四季「っ!?メイ…?」
メイ「っ」
四季「あっ」
振り返ったメイの表情を見た四季はまるで輝いているように見えた。
メイ「まぶしかったら私が陰になってやる。引っ張っていけないなら私が一緒に引っ張っていってやる。目立たなくてもいい。いつもの四季のままでいい。舞斗さんも言っていただろう?四季だからできるセンターがあるんだって。そんな四季じゃなきゃできないセンターがあるんだよ」
そう言ってメイはスマホを渡す。それを見た四季は‥…
四季「っ、これは……」
メイ「四季が歌う歌。まだ未完成だけど私と一緒に作ってほしい。世界には無数の色があるんだって歌を」
四季「…!」
四季が手を伸ばすとメイがその手を掴む。
メイ「作ろう。新しいLiellaのステージを。みんなと一緒に」
四季「ん……?っ…みんな……」
四季が視線を向けると部室の入口にLiellaのみんなが立っていた。
千砂都「練習始めるよ!」
千砂都の呼びかけに四季は決意を固めて……
四季「はい!」
そして迎えたフェス当日……多くの人が集まっていた。その中には……
マルガレーテ「まったくなんて混雑よ。だから来たくなかったのよ」
舞斗「いいじゃないか、新しいLiellaを見るいい機会だろ?冬毬ちゃんも今の夏美ちゃんの輝き見たほうがいい」
冬毬「はい。この目で見届けます」
そして舞台裏では……
四季「倒れそう……」
メイ「緊張してる?」
四季「すごく……」
そしてメイは四季の手を取り、自分の胸に当てる。
メイ「私も」
四季「メイ……」
メイ「でも大丈夫。四季がそばにいるから。センターで歌う四季を応援できるから。目立たなくてもいい。注目されるのが嫌だったら私が注目を集めてやる」
四季「メイも目立つの嫌いなくせに」
メイ「アハハッ!それでもいつもの四季の魅力をみ~んなに知ってもらいたいんだ!」
そして新しいLiellaのステージが始まったのだった。
《♪:Special Color》
新しいLiellaの曲、歌い終わった周りの観客から大きな歓声があがった。
そして四季も初めて見たセンターの景色に感動していた。
四季「これが…センター……これが……!」
会場で見ていた舞斗とかのんと冬毬も新しいLiellaに拍手を贈る。そんな中、マルガレーテは
マルガレーテ「かのん」
かのん「ん?」
マルガレーテ「練習行くわよ」
かのん「うん!」
舞斗「行ってらっしゃい」
ライブを見て闘志に火がついたのか、練習に行くトマカノーテ。
見送った舞斗がステージを見ると、気を失った四季をメイが支えている光景だった。
舞斗「頑張ったな……四季ちゃん。それが四季ちゃんだけが、描ける色だよ」
そう言って舞斗もその場から離れるのだった。
《ED:DAISUKI FULL POWER CV:米女メイ・若菜四季
舞斗
[スクールアイドルフェスで素晴らしいライブをしたLiella!と今だ注目を集めるトマカノーテ
結ヶ丘では2つのグループの行く末に注目が次第に集まり始めていた。
そんな中、夏美と冬毬は練習中姿が消えてしまう。
鬼塚姉妹を追いかけてかのんたちが辿り着いたのは茨城県の牛久だった。
そして明かされる夢を諦め続けた夏美自身の過去と、それを支え続けた冬毬の過去の話。
そんな時、牛久の自然の森に古代に封印されし、怪獣が目を覚ます。
次回……『No Rain, No Rainbow』……光の絆が嵐を呼ぶぜ!
いかがでしょうか?
ライブシーンでの四季ちゃんが本当に可愛くて最高でした。6thライブでこの曲が披露されるのが本当に楽しみです。
次回は4話の内容になります。
それではまた次回!