登場怪獣もオリジナルの怪獣になります
それではどうぞ!
上海で開催されたスクールアイドルフェスを成功に納めたLiella!とトマカノーテはもうしばらく上海にいる事を決めた可可を残して帰国した。帰国して夏休みはまだ続いており、きな子は北海道に帰省し、他のメンバーも練習などをしてそれぞれ夏休みを過ごしていた。そんな中、舞斗は……
舞斗「ふぅ……っ」
楓夏「あ、兄さん起きた?」
舞斗「ん~~寝てたのか、俺……」
凪沙「仕方ないわよ。上海から帰って来て、すぐ九州だもんね」
舞斗は日本に帰国してから、すぐ飛行機に乗って舞斗の義母 乙葉の実家に向かっていたのだ。
《OP:
『お見合い昆虫騒動!?』
飛行機の中、舞斗はここまでの経緯を思い出す。元々夏休み後半に行く予定だったが、乙葉実家が急に今すぐ家に来てほしいと言ってきたため、舞斗は帰って来て早々に飛行機に乗ったのだが、上海での戦闘で疲労が蓄積していたため、飛んで間もなく寝てしまったのだった。
乙葉「ごめんね。突然……本当にあの人はっ……」
乙葉は今回の帰省をあまりよく思っていないようだった。
舞斗「そういや俺、義母さんの実家に行くの初めてだな」
楓夏「私もあんまり覚えてないんだよね」
乙葉「いいのよ。別に行かなくて……!」
そう悪態を付く乙葉に疑問を浮かべた舞斗と楓夏は凪沙に尋ねた。
楓夏「お姉ちゃん、お母さんとお爺ちゃんって仲悪いの?」
凪沙「うん。そうなんだ……名家の家だからそれなりに厳しくて、お母さん次女だけどそれでも厳しく育てられたみたい」
舞斗「でも、義母さんが継いでいるわけじゃないんだろう?」
乙葉「そうね。兄さんが……叔父さんが継いでいるわ」
凪沙「お母さんは4兄妹の3番目なの。今家にいるのは、長男の叔父さんと長女の叔母さんだけね」
乙葉「妹は私と同じ家から離れているわ」
舞斗・楓夏「へぇ~~」
それはかのんの家でも話題になっていた。
マルガレーテ「それで、大学で知り合ったんですか?」
かのんの母「そうよ。元々高校を卒業したら、お見合いさせるつもりだったみたいよ」
千砂都「ほへぇ~今どきそんなことあるんだ~」
かのんの母「歴史がある家だからね~。今でもその名残があるのよ」
かのん「そうなんだ。はい、ちぃちゃん」
千砂都「ありがとうかのんちゃん。所で、マルガレーテちゃんはウィーンに帰らないの?」
マルガレーテ「分かってて行ってる?」
千砂都「あはは、ごめんごめん」
かのん「でも急に呼び出して何の用かな?」
かのんの母「乙葉はろくでもない理由って言ってたけど、理由は言われてないそうよ」
かのん「大丈夫かな……お兄ちゃん」
かのんは舞斗の事を思い伏せていた。
そして無事に九州についた舞斗達は乙葉の実家に向けてタクシーで訪れていた。
舞斗「随分駅から離れてるんだな……」
凪沙「山の方なんだ。農家とかやってるから」
楓夏「へぇ~そうなんだ」
乙葉「もう少しね」
そしてタクシーでしばらくして着いた場所は、大きな屋敷だった。
舞斗「すげぇな……旅館みたいなところだな」
楓夏「凄いね」
乙葉「行くわよ」
乙葉について行き、門をくぐると
侍女「乙葉様!帰って来たのですね」
乙葉「ただいま。それと……」
侍女「はい。凪沙さまと楓夏さま。それと舞斗さまもお越し頂いて、すぐ案内致します」
侍女に連れられて屋敷に入る。
楓夏「メイドさん?」
舞斗「そんなような物だろ。しかし……俺ってあまり歓迎されてない?」
凪沙「そんなことないと思うけど……」
侍女の舞斗の見る表情は明らかに険しい物だった。
乙葉「お父さんは?」
侍女「今はまだ帰っておりません」
乙葉「そっちが呼んだくせに……」
?「乙葉さん、帰ってきたのね」
乙葉「あ、お母さん」
現れたのは着物を着た女性だった。女性は舞斗達を見ると
?「まぁ凪沙さんに楓夏さんも……それにあなたが舞斗さんね。お会いしたかったわ」
舞斗「え?」
千景「私は乙葉さんの母の
舞斗「こちらこそ」
千景「そんなに緊張しなくてもいいですよ。お祖母ちゃんと呼んでくださってもいいですよ」
乙葉「母さん。それより私たちを呼んだ理由は?」
千景「それはお父さんが帰ってきてからね。と言っても明日になると思います」
どうやら乙葉の父親は近所の方々と会合があり、長男と共に行っているようだ。よって話しは翌日の朝ということになった。
乙葉「なによそれ……」
千景「だから今は、私とお話してください」
そして舞斗達は千景との会話を楽しんだ。その際、乙葉が数年間、舞斗を置いて出ていった事を誤られてしまったが、舞斗自身もう終わってる話なので、気にしていないと言った。
その後、長女家族と共に食事を取り、大きい風呂に入って就寝について翌日、乙葉の父親
乙葉「どういうことよ!?お父さん!?」
和義「言った通りだ」
乙葉「私は認めないわよ!?」
和義「お前の許可をお求めてない……これは決定したことだ」
乙葉「なんで舞斗を結婚させなきゃならないのよ!?それも兄さんの娘なんて!?」
舞斗「……」
最初は数年間、舞斗を置いたことの謝罪から入って、本題に入った内容が舞斗を乙葉の兄の娘さんと結婚を前提としたお付き合いをさせるということだった。それを聞いた乙葉が大反対をして現在に至る。
乙葉「大体、舞斗は書類上は私の息子だけど……血は繋がってないのよ!?」
和義「だが、せがれの娘と結婚すれば名実ともにわが家の者だ」
乙葉「家の事情に息子を関わらせないで!!」
こんな風に押し問答を繰り広げ、当事者の舞斗として置いて行かれてる状態だった。
そして舞斗の目の前には相手の女性の方が座っていた。その女性は腰まで届く長い黒髪をストレートに伸ばし、和服をきた大和撫子を体現した女性だった。
舞斗「え~と……
朔耶「はい。どうされました旦那様?」
舞斗「だ、旦那さま?」
朔耶「はい。私は舞斗様とお付き合いすることに反対はございませんわ」
乙葉「私は認めてないけど!?」
?「乙葉、少し落ち着きなさい」
乙葉「兄さんはいいの!!」
乙葉を嗜めたのは乙葉兄、
乙葉「確かに舞斗は顔を良いし、家事全般は出来るし、それに武道もできるわ!でもだからこそっ!もっといい女性と……!」
拓真「俺の娘は不満か?」
乙葉「私は舞斗をこの家と関わらせたくないの!!」
そんな風にまくし立てる乙葉では話しが進まず。変わりに凪沙が間に入り、話を進ませる。
凪沙「えっ…と朔耶ちゃん……」
朔耶「はい。お義姉様」
凪沙「……朔耶ちゃんは舞君のことはどこまで知っているのかな?」
朔耶「現在大学生で、現在幼馴染の女性の喫茶店を手伝いながら、バリスタの勉強をしてると……」
舞斗「そこまで知ってるのか……」
舞斗のほとんどの情報を知っていることに啞然とする。さらに……
朔耶「お爺様からお話を頂いた時から、舞斗のことは聞いておりましたから」
乙葉「調べたの!?」
和義「お前がほったらかした子ともう1度暮らし始めた時にな……調べた時に素晴らしい男と分かったから是非、我が家に迎え入れたいと思ったのだ」
乙葉「だからってね……!?」
千景「まぁまぁ乙葉、後は当事者同士でお話をすればいいのです。朔耶、舞斗さんと一緒にこの辺りを案内差し上げなさい」
朔耶「わかりましたわ、お祖母様。舞斗様、参りましょうか」
舞斗「は、はい……」
そう言って舞斗と朔耶は2人で出掛けて行ったのだった。
2人が外に出ている間に楓夏がかのんとたまたま近くにいた千砂都とすみれ・恋・マルガレーテにここまでの話をした。
千砂都『へぇ~~~そんなことになってたんだ……』
マルガレーテ『楓夏……私もそっちに行っていい?』
楓夏「ちょっ2人とも……!?」
話を聞いた千砂都よマルガレーテが目のハイライトを失い。凄まじい圧が電話越しに楓夏に襲いかかる。
かのん『ちょっと!?2人とも落ち着いて~~!?』
すみれ『そうよ!ここで言ってもしょうがないわよったら、しょうがないわよ!?』
恋『それで楓夏さん。舞斗さんはどういう感じなんですか?』
楓夏「兄さんは戸惑ってるって感じかな~~。お母さんがかなり反対してる感じかな」
千砂都『そうだよ!そのまま結婚阻止だよ!!』
マルガレーテ『そうよ!そうよ!!』
すみれ『だから落ち着きなさいって!……それで舞斗とその人は今一緒にいるのよね?』
楓夏「うん。とりあえず当事者同士で話すみたい……大丈夫かな~~」
その頃、舞斗と朔耶は2人町の中を歩いていた。
舞斗「結構街並みは落ち着いている感じだな」
朔耶「えぇ、ここは時間がゆっくり進むのがいいのです」
舞斗「こういう雰囲気は結構好きだ」
朔耶「気に行って頂いて嬉しいです」
舞斗「でも……ごめん。俺は……」
舞斗はそこで本題に入ろうとするが、朔耶が先に舞斗の口を指で閉じる。
舞斗「っ!」
朔耶「舞斗様の言いたいことは分かります。ですが、私はこの地に留まるつもりはございません」
舞斗「え?でも君は……」
朔耶「はい。でも父からは自由にしていいと言われています」
舞斗「そうなのか?」
朔耶「はい。ですので舞斗さんが店を持ちたいなら、協力いたします」
舞斗「なんで君はそこまで俺の事を信頼してるんだ?会ったことはないだろう?」
朔耶「……そうですね。一言で言えば……」
「ぎゃぁぁぁぁぁぁ!?」
舞斗・朔耶「っ!?」
突然に悲鳴が聞こえ、舞斗と朔耶は悲鳴が聞こえた方に走って行く。そこには驚きの光景が広がっていた。
舞斗「これは……」
朔耶「なんと……」
広がっていたのは畑がまるで繭で覆われている光景だった。
朔耶「おば様これは……」
農家のおばさん「あぁ朔耶ちゃん!最近あちこちの畑でこんな状況が続いてるんだよ」
朔耶「原因は?」
農家のおばさん「あたし達にはさっぱりだよ。離れている間にいつの間にかこんなことになっているんだよ」
舞斗は張ってある糸を調べる。
舞斗「蜘蛛の糸のようだけど、この大きさは……」
農家の人「お~い!こっちでやられてるぞ!?」
それを聞いて農家のみんなが動き出すが、舞斗が朔耶を引き留める。
舞斗「朔耶さん。君は家戻った方がいい」
朔耶「?何故ですか?」
舞斗「もしかしたら怪獣怪獣かもしれない。だから家に戻ってEGFに報告するんだ」
朔耶「わかりましたわ」
そう言って2人はそれぞれ行動に移った。そして森の中には普通より大きい複数の昆虫達が森の中を蠢いていた。
いかがでしょうか?
今回はお見合い回というウルトラマンではあまり見ない回になります。
そして次回はオリジナル怪獣との戦闘になります。
それではまた次回!