今回ほぼ戦闘メインの回になります
それではどうぞ!
朝を迎えた有明アリーナで現在物々しい雰囲気が漂っていた。
アリーナの周辺では特殊装備を持った戦車隊で囲まれていたのだ。そしてテントで作られた作戦司令部では耀司と自衛隊指揮者とアズズがその様子を見ていて、その周りを自衛隊が作業をしていた。
耀司「アズズの分析によればこの装備で対処できるようだ」
自衛隊指揮者「まさか冷凍兵器が有効とはな」
アズズ「細胞サンプルを冷凍していて偶然発見したみたいなもんだからな」
アズズはサンプルを腐らないように数本を冷凍させていたのだが、調べるために開けたら液体化していたのだった。そこで結論づいたのが、デストロイアは冷凍攻撃で無効化されるということに、そして自衛隊に大量の冷凍兵器で対処することになったのだ。
自衛隊指揮者「現在アリーナ内部では液体窒素ガスを注入されているので、大半は死滅しているはずですが……」
自衛隊A「指揮官!」
自衛隊指揮者「どうした?」
自衛隊A「アリーナ内の熱源体が外部に向けて、進行を開始!」
アズズ「餌が釣れたな」
自衛隊指揮者「よーし!戦車隊!攻撃準備、出現次第、発砲を開始!」
そして戦車に囲まれているアリーナでは次々とデストロイアの群れが慌てるように出現する。
聡「おぉ!出てきた出てきた!」
兼続「隊長は相手は相当慌てて出ているようです」
そして戦車隊から冷凍弾及び、冷凍レーザーの攻撃によって次々と倒せされる。
自衛隊指揮者「作戦は成功ですな」
耀司「えぇ。しかし、油断はできません。最後まで気を……」
自衛隊A「デストロイア達が1か所に集まっています!?」
自衛隊指揮者「なんだと!?」
自衛隊B「デストロイアの放つエネルギーが急激に上昇中!?」
アズズ「一体何をするつもりだ……」
デストロイアが粒子となり、1か所に集中して肩から槍のような触手が2本と、胴体から大きな鋏が2本生えた50m級の巨大な姿で現れた。
デストロイア「キュオォォォォ!!」
巨大化したデストロイアは戦車隊の冷凍兵器をものともせずに紫色に発光する稲妻状の更に強化された光線を放ち戦車隊を次々に壊滅させる。
アズズ「合体して更に強力になりやがったか!?」
耀司「すべてを破壊する究極の怪獣……デストロイア、その名にたがわぬ怪獣だな」
そして更に粒子ととなり、さらに形態変化をして、今度は爬虫類のような大顎を備え顔に、額部分に角が生え、肩の触手と胴体の間に膜の様な翼がついた形態となり飛び去った。
アズズ「飛んだだと!?」
耀司「クラウディア!峻貴!ストライクイーグルで奴を追え!宮古と美緒はダイナスティ・ドラグーンが冷凍装備を武装次第出撃だ!」
美緒・クラウディア・峻貴・宮古『了解!』
飛翔体となったデストロイヤーは東京の街を蹂躙し始めた。
それはバイクで移動中の舞斗も目撃した。
舞斗「あれは……!?」
デストロイアを追いかけて、ストライクイーグルも追撃している。
それを見た舞斗は誰もいない場所にバイクを停めて、人気がいない事を確認し、懐からエクシブランサーネオとエクシブキーを取り出す。左手でエクシブキーの真ん中のレリーフを押し、キーを展開してエクシブランサーネオのグリップ下部に、マガジンのように装填
『チェンジ・ウルトラマンエクシブ・ストライクタイプV2』
キーが認識され、エクシブランサーネオから音声が鳴り響く。
バレルの上側を掴んで展開し、ガンモードから変身用の形態、ランサーモードへと変形させる。
バレル内部から現れた、クリスタルが赤と青に点滅する中、持った右手を前に突き出し、円を描くように腕を時計回りに回す。
舞斗「
そしてエクシブランサーネオを天に掲げる。
舞斗「エクシブ!
天に掲げた、エクシブランサーネオのグリップのトリガーを引いた瞬間、舞斗の周囲に赤と青の光輝き、そのまま舞斗を包み込む。
エクシブ「ジュアッ!!」
デストロイアと空中戦を繰り広げるストライクイーグルは、冷凍弾で攻撃するが効果が見られない。
クラウディア「くっ!複数の個体が合体して、耐性までついたのか!」
峻貴「ダイナスティ・ドラグーンの冷凍兵器じゃないとダメか!」
クラウディア「副隊長!ダイナスティ・ドラグーンは!?」
美緒『今から出撃する!持ちこたえられるか?!』
クラウディア「何とかします!」
峻貴「っ!?クラウディア先輩!?」
クラウディア「はっ!?」
すると横にデストロイアが迫っていた。クラウディアは目を瞑るが、突如目の前に赤と青の光が現れるとデストロイアに組み付くエクシブの姿が現れた。
クラウディア「エクシブ!」
エクシブ「ジュアッ!」
デストロイア「キュオォォォォ!!」
エクシブとデストロイアがもつれ合いながら地上に落下していく。落下する前にエクシブはデストロイアの腹部にキックを入れて離れて、すかさずシューティングショットを叩き込みデストロイアは地上に落下して爆発する。
その近くにゆっくりと着地するエクシブはゆっくり近づくが、突如として粒子が集まり出すとデストロイアが地上状態の姿になり、エクシブに襲い掛かってきた。
エクシブ「ジュアッ!?」
デストロイア「キュオォォォォ!!」
エクシブ「ジュアッ!」
向かってきたデデストロイアにエクシブも迎え撃った。デストロイアは肩の触手と大きな鋏で攻撃するが、格闘ではエクシブが上のようで終始エクシブが圧倒していたが、至近距離から光線を放ち、距離を取ったエクシブに畳み掛けるように光線を乱射、エクシブは後ろ建物に倒れ込む。
エクシブ「ジュアッ!……っ!?」
建物の瓦礫を跳ね除け立ち上がるが、デストロイアの姿がなかった。周囲を探していると、倒れ込んだ建物の隣から光がスパークし、振り向くと建物が爆発と倒壊し、そこからデストロイアがとんでもない跳躍で飛び上がり、エクシブは倒壊した建物に潰され倒れる。
デストロイヤー「キュオォォォォ!!」
デストロイアは倒れたエクシブの上にそのまま落下するように向かって来るが、エクシブは身体を横に転がり回避し、立ち上がると今度はエクシブの後方に地面からもう1体の集合体デストロイアが出現し、エクシブを捕らえる。
エクシブ「ジュアッ!?」
デストロイアB「キュオォォォォ!!」
デストロイアA「キュオォォォォ!!」
2体のデストロイアの攻撃にピンチに陥るエクシブ。それをTVで見ていたかのん達。
かのん「怪獣がもう1体!?」
千砂都「舞君!?」
それは遠く上海の地で、見守っている可可の目にも映る。
可可「舞斗さん!?……っ!?」
すると自分の机の引き出しが赤く輝いているのに目が入る。可可が恐る恐る引き出しを引くと、それは幼き日に炎の鳥からもらった結晶だった。
可可「一体……何が……」
そしてエクシブは何とか拘束を振りほどき、距離を取り一気に決着をつけるためエクセリオン光線の体制に入るが、突如として2体のデストロイアに爆発が起きる。するとエクシブの近くにダイナスティ・ドラグーンが着陸する。
宮古『エクシブ!』
エクシブ「?」
搭乗している宮古がエクシブに向けてスピーカーで伝える。
宮古『こいつらは冷やさないと倒せないよ!こんな風に!!』
そして宮古は冷凍弾を放つと2体は苦しみだす。それを見たエクシブは頷き身体を青く輝き出す。
舞斗は懐から青色のエクシブキーを取り出し、真ん中のレリーフを押し、キーを展開する。ストライクタイプキーを抜くと青色のエクシブキーをエクシブランサーネオの銃底に装填した。
『チェンジ・ウルトラマンエクシブ・フォーラータイプV2』
クリスタルが赤に点滅する中、持った右手を前に突き出し、円を描くように腕を時計回りに回す。
舞斗「
そしてエクシブランサーネオを天に掲げる。
舞斗「
天に掲げた、エクシブランサーネオのグリップのトリガーを引いた瞬間、神秘の水流に包まれる。
流れる水流の中から色合いが全身青色に変化した新たなエクシブ
エクシブFTV2「セヤァッ!!」
エクシブFTV2に変わり、頭部からエクシブスラッガーツインを引き抜き、刀身に冷気を纏わせる。2体のデストロイアは向かって来るがエクシブFTV2とダイナスティ・ドラグーン迎え撃つ。
ダイナスティ・ドラグーンは装備した冷凍装備で攻撃し、エクシブFTV2は冷気を纏った刀身で切り裂きダメージを与える。だが、どこで分裂したのか更に複数の個体が現れた。
宮古「また増えた!?」
美緒「どれだけ分裂しているだ!?」
エクシブFTV2はエクシブスラッガーをシングルモードにして、インナースペース内の舞斗は柄の部分にエクシブ・FTV2キーをスロットに装填した。
[Attack Boot UP! Forer Sword FINISH]
その音声が流れ瞬間、刀身が青く輝き、そのまま刀身が無数に分裂した。
エクシブFTV2『《b》フォーラートライデントスラッシュ!』
青く輝く無数に分裂した刀身でデストロイア達を切り裂き爆発する。するとビルの後ろに隠れていたのかビルを突き破ってエクシブFTV2の後方に襲いかかる。
エクシブFTV2「ッ!?」
デストロイア「キュオォォォォ!!」
エクシブFTV2の身体を再び拘束する目の前にもう1体のデストロイアが現れる。
そして口の中から第二の顎を出して、エクシブFTV2の腹部に突き刺す。
エクシブFTV2「ゼアァァァッ!?」
突き刺した顎を引き抜くとエクシブFTV2の腹部から光の粒子がまるで血にのように噴き出す。
それはTVで見ていたかのん達の血の気が引くのに十分だった。
四季「舞斗さん!?」
メイ「おい!ヤバいぞ!?」
きな子「舞斗さんが!?」
そしてダメージがかなりあるか、カラータイマーの点滅がかなり早い。しかしエクシブFTV2は力を振り絞り、後ろのデストロイアを前に投げ飛ばし、目の前のデストロイアにぶつけると飛翔体に変わり逃げようとするが、そうはさせまいとエクシブFTV2は、両腕を広げ、胸元にエネルギーを収束させる。そしてそのまま右手を掲げ、エネルギーを移して、左腕を腰に固定したまま右腕をまっすぐ下し、ウォーターストリュームを放つ。
エクシブFTV2『ウォーターストリューム!』
デストロイア「キュオォォォォ!?」
至近距離でウォーターストリュームを受けたデストロイアは後方に吹っ飛び爆散するが、突如として何かに包まれ上空に吸い込まれる。
エクシブFTV2「ッ!?」
吸い込まれて先にあったのは、巨大な円盤だった。爆散したデストロイアを回収すると高速で飛び去った。エクシブFTV2は追おうとしたが、限界を迎えて前に倒れ込むと粒子となり消えた。
宮古「エクシブが!?」
美緒「宮古!まず目の前敵だ!」
宮古「っ!」
宮古はダイナスティ・ドラグーンを操作して上空に飛ぶと胸部ハッチが開き、胸部にエネルギーが集まり、光弾が形成され、着地を同時に一直線になっているデストロイア達に向かって……
宮古「アブソリュート・ブラスター!発射!!」
胸部から絶対零度の光弾、アブソリュート・ブラスターが放たれ、一直線になっているデストロイア達を一瞬にして凍結させ、肉体を崩壊させる。それからデストロイアは出現傾向はなくなんとか勝利したが、痛み分けの勝利となった。
デストロイアを回収した宇宙船内ではとあるカプセルに入れられた生物の細胞がドンドン変化をしていた。そこにヴォルテシアとテペト星人ゲロンとガロ星人ゼムがやって来る。
ヴォルテシア「どんな様子だ?」
テペト星人ゲロン「順調に育っていますよ」
ガロ星人ゼム「後は、どこか大規模な爆発エネルギーを吸収すれば一気に進化が進むだろうな」
テペト星人ゲロン「なら、とっておきの場所がある」
そしてテペト星人ゲロンがある場所を出す。
ヴォルテシア「ここは?」
テペト星人ゲロン「少ないですが、ギドラ細胞があります」
ヴォルテシア「なら……更に面白い進化を遂げるな……早速始めようか究極の怪獣を作るために」
舞斗のアパートではかのんと千砂都と朔耶がいた。先ほどの戦闘の舞斗に心配でいたのだ。
そして玄関のドアが開く音がして行くと舞斗がいたが明らかに様子がおかしかった。
かのん「お兄ちゃん?」
舞斗「……」
かのん・千砂都・朔耶「っ!?」
舞斗が急に倒れ込み、かのん達が慌てて支えるが、舞斗の腹部を抑えた千砂都がある違和感を覚え、手のひらを確認すると血がべっとりと着いていた。
千砂都「っ!?」
朔耶「っ!早く寝かせましょう!」
そう言って3人が舞斗を運び出す。
同じ頃、上海の山の地下深くのマグマの中に1体佇んでいる影があり、目覚めの時を待っているようだった。
《ED:DAISUKI FULL POWER CV:渋谷かのん・嵐千砂都
舞斗
[デストロイアとの戦闘で大ダメージを受けた俺は動けずにいた。
その間にも複数に分裂したデストロイア達にEGFが対処をしていた。
そこに惑星侵略連合の作戦でデストロイアが更に進化して遂に究極の姿になる。
EGFだけでは対処しきれず、舞斗が無理を押してエクシブに変身して戦うが……
思うように戦うことが出来ず、大ピンチに陥る。
そこに可可の祈りを受けて、上海に眠る不死鳥が目を覚ます!
そしてエクシブが新たな力を手にする!
次回……『不死鳥の輝き』……光の絆が嵐を呼ぶぜ!
いかがでしょうか?
次回は惑星侵略連合との決着を回になります。
そしてエクシブの新たな力が目覚めます。
それではまた次回!