ウルトラマンエクシブ  ~光を結ぶ女神たち~   作:Xナイト

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今回でオリジナル回のラストになります。

そして惑星侵略連合との決着回になります

それではどうぞ!


第48話 不死鳥の輝き ー前編

デストロイアの攻撃によって深手を負った舞斗はベットに横になっている状態だった。

その傍で可可・きな子・夏美・冬毬以外のみんなが揃っていた。

 

マルガレーテ「本当に病院行かなくて大丈夫なの?」

四季「大丈夫。ただ眠っているだけだし、腹部に傷も治っている」

マルガレーテ「どんな回復力よ……」

 

看病している四季とマルガレーテとは離れて他のメンバーは話し合っていた。

 

すみれ「それで大丈夫なの?舞斗さんの傷は……」

千砂都「こっちに帰って来た時は傷は塞がりかけていたの」

かのん「うん。それで朝には完全に傷が塞がっていて、痕も残ってなかった」

恋「これもウルトラマンになった影響でしょうか?」

朔耶「そうですね。しかし、消耗も激しかったのでしょう」

メイ「でも傷は治っても、目覚めねぇんじゃ……」

 

そう言ってメイはテレビのニュースを見る。そこには未だデストロイアの対処をしているEGFと自衛隊の映像が映っていた。

そこにリモートで参加していた可可ときな子と夏美が映っていた。

 

きな子『ごめんなさいっす……本当はきな子も行きたいっすけど』

かのん「仕方ないよ。東京はこんな有様だし、交通機関はほとんど止まってるんだから」

夏美『私の所も外出を控えるようにと……』

可可『可可もデス。東京行きはみんな運行中止デス……』

 

東京外に住んでいるメンバーは交通規制の関係でこれずにいたのだ。

そこで可可はここである事をみんなに言う。

 

可可『あっ、そうデス!実は……』

 

そう言って可可は幼き日に、炎の鳥に出会って結晶を貰ったのだが、その結晶が輝き出していると……

 

可可『まるで舞斗さんのピンチに反応するように光っているデス!今もっ!』

 

そう言って可可が見せたのは赤く輝く結晶だった。

 

メイ「本当に光っている……」

千砂都「朔耶さん、何か感じる?」

朔耶「……何か暖かい力が目覚めようとしている……」

恋「暖かい力?」

朔耶「もしかしたら舞斗様の助けになるかも……!」

可可『なら可可はこれを貰った場所に行きマス!何か力になるはずデス!』

すみれ「気を付けなさいよ!」

 

そう言って可可と通話が切れる。そこでかのんが不安そうな顔になる。

 

きな子『どうしたっすか?かのん先輩』

かのん「うん。お兄ちゃん目を覚ましたら、また戦いに行くんだろうなって……」

朔耶「仕方ありません。それが彼が選んだ道です」

かのん「それはわかってるけど……」

千砂都「それでも心配だよ……」

恋「かのんさん、千砂都さん……」

 

幼馴染としてやはり舞斗にあまり無理はして欲しくないでも、舞斗はそれでも戦いに行く。わかっているからこそ心配なのだ。

 

 

 

 

 

 

《OP:(ひかり)の戦士  その()はエクシブ》

 

 

 

 

 

『不死鳥の輝き』

 

 

 

 

 

 

 

現在、東京都内では複数出現したデストロイアにEGFと自衛隊が対処している状況だった。

現在補給のため、EGFのメンバーは基地に帰投していた。

 

聡「くそ!どんだけ出るんだよ!?俺、100体以上は倒したぞ!」

宮古「私全然数えてない……」

峻貴「数える必要ねぇよ……しかし、これじゃこっちがもたねぇよ」

クラウディア「峻貴の言う通りだ……それにエクシブもあの戦い以降出てきていない」

 

クラウディアのその言葉でみんな口を閉じる。エクシブこと舞斗は未だ目覚めいないため、エクシブは出てきていない。故に未だEGFと自衛隊で対処していたのだ。

 

兼続「やっぱりあの時の攻撃が……」

アズズ「だろうな……内部にももしかしたら奴らの力の根源のエネルギーを注入されただろう」

美緒「エクシブの助けはまず見込めない……今後も我々が対処するしかない」

耀司「冷凍兵器でなんとかなっているから現状ではこちらが押している。しかし……」

美緒「このまま行けばジリ貧ですね……」

耀司「そもそも奴らはどこから湧いている?発生源が分かれば……」

アズズ「元が微生物なだけに分裂が早いんだろう……」

 

解決策が出ないまま時間が過ぎているがその時、通信が入る。

 

耀司「こちらEGF……なんですって!?……わかりました……」

美緒「どうしました?」

耀司「奴らが一斉に移動を開始した。しかも同じ方向に……」

 

そう言って耀司がモニター映すと、生物の反応が一斉に移動している状況だった。

 

アズズ「この方向は……狼我達が盗んだ細胞の一部が保管している研究施設がある!?」

峻貴「まさか奴らは!?」

クラウディア「ん?おい!地球外からも反応が!」

 

そこには宇宙空間から迫る物体が同じ場所に向かっている反応だった。

 

美緒「まさか惑星侵略連合の奴らが?」

耀司「とにかく出動だ!」

 

出動を始めるEGF。そして、研究施設上空に来ている惑星侵略連合の宇宙船が施設にあるものを投下する。それが施設に直撃すると施設が爆発を起こす。そこに群がる無数デストロイアの大群。

 

ヴォルテシア「どうだ?」

テペト星人ゲロン「すべてのデストロイアが集まりましたね」

ヴォルテシア「さぁ、どうなるか……」

ガロ星人ゼム「おや?どうやら邪魔者が来たようですよ」

 

そこにはグレート・アークとストライクイーグル、ダイナスティ・ドラグーンが向かって来る。

 

耀司「宮古!聡!あの炎をデストロイア諸共、冷凍兵器で凍らせろ!残りはあの宇宙船に攻撃だ!」

耀司以外「『了解!!』」

 

各自行動を開始し、同時に宇宙船から小型の円盤群が出現戦闘を開始する。

ダイナスティ・ドラグーンも円盤群の攻撃をかいくぐり接近しようとするが、しかし……遅かった

研究施設から膨大なエネルギー波が辺りに衝撃波とし発生して施設の近くの建物を破壊し、爆発を起こすと炎の中から現れたデストロイアは、爬虫類のような大顎と額部分に角が生え、2足歩行となり、背中から大きな翼を生やしていた。そして何より、今まで戦ってきたどの怪獣よりも巨大で、そしてその姿は……

 

耀司「まさしく破壊の神……」

アズズ「推定でも100m以上はあるぞ!?」

美緒・兼続「……」

 

あまりの大きさにEGFのメンバーは放心状態だった。

 

ヴォルテシア「素晴らしい!まさに究極の怪獣だ!!」

テペト星人ゲロン「しかし、我々で制御できるか……」

 

 

デストロイア「グォォォォ!キュオォォォォ!!」

 

 

デストロイアが咆哮を上げると背中の翼で飛び上がる。その様子はニュースでも取り上げられていた。

 

マルガレーテ「ちょっ、やばくない……」

四季「世界の終わり……」

メイ「縁起でもねぇこと言うなよ!」

恋「しかし、これではあまりにも……」

 

誰もが絶望な状況、しかしそれでも立ち上がる戦士がいた。

 

舞斗「誰がそんなことさせるかよ……」

かのん「っ!?」

 

かのん達が振り向くとそこには舞斗が立っていた。しかしまだ万全の様子ではなかった。

 

朔耶「舞斗様!?」

すみれ「大丈夫なの!?」

舞斗「行けるに決まってるだろ……」

 

そう言って舞斗は外に出ようとする。それを千砂都達が止めに入る。

 

千砂都「舞君。その状態じゃまだ!」

舞斗「それでも行かなきゃいけないんだ」

 

しかし、事情がわかないマルガレーテだけは困惑していた

 

マルガレーテ「待って!何がどういうこと!?」

かのん「マルガレーテちゃん。後で話すから」

 

かのんに止められ、とりあえず口を閉じるマルガレーテ。

 

千砂都「なら……絶対勝ってね」

舞斗「あぁ!」

 

そう言って外に駆け出す舞斗。気になり外に出る一同。舞斗が住んでる場所の道路を駆け出しながら、懐からエクシブランサーネオとエクシブキーを取り出す。左手でエクシブキーの真ん中のレリーフを押し、キーを展開してエクシブランサーネオのグリップ下部に、マガジンのように装填

 

『チェンジ・ウルトラマンエクシブ・ストライクタイプV2』

 

キーが認識され、エクシブランサーネオから音声が鳴り響く。

バレルの上側を掴んで展開し、ガンモードから変身用の形態、ランサーモードへと変形させる。

バレル内部から現れた、クリスタルが赤と青に点滅する中、持った右手を前に突き出し、円を描くように腕を時計回りに回す。

 

舞斗「輝き(かがやき)掴め(つかめ)(ひかり)(あらし)

 

そしてエクシブランサーネオを天に掲げる。

 

舞斗「エクシブ!招来(しょうらい)!!

 

天に掲げた、エクシブランサーネオのグリップのトリガーを引いた瞬間、舞斗の周囲に赤と青の光輝き、そのまま舞斗を包み込むとそのまま飛び去った。そして一部始終を見ていたマルガレーテはようやく確信する。

 

マルガレーテ「舞斗がエクシブだったの!?みんな知ってたの!?」

かのん「冬毬ちゃん以外ね。でも冬毬ちゃんにも言わないとね」

すみれ「夏美が口滑らせそうだけど」

メイ「確かにそうかも……」

 

同じ頃、丁度一緒にネットで映像を見ていた夏美と冬毬は……

 

夏美「へっくしゅっ!」

冬毬「姉者?風邪ですか?」

夏美「そんなはずは……あっ」

 

そして映像ではデストロイアとEGFとの攻防が映っているが明らかに劣勢だった。そこに夏美達が待ち望んでいた勇者(ヒーロー)がやって来た。倒れているダイナスティ・ドラグーンの前に着地した赤と青の光が人型に形成して光が収まると膝立ちの状態のエクシブが現れた。

 

夏美「っ!?」

冬毬「エクシっ……え?」

 

しかし、現れたエクシブのカラータイマーは既に点滅が始まっていた。

 

宮古「もう点滅してる!?」

聡「まさかダメージが治ってないのか!?」

 

それはニュースを見ているかのん達も驚くのにも十分だった。

 

すみれ「胸の点滅がもう始まってる!?」

メイ「やばくないか!?」

かのん「大丈夫だよ!お兄ちゃんならきっと……」

 

しかし100m以上のデストロイアに対して、50m以上しかしないエクシブには余りの巨体に立ち尽くすエクシブだが……

 

 

舞斗『くっ……時間がねぇなら一気に!!』

 

エクシブ「デェアッ!!」

 

 

エクシブは一気に飛び上がり、身体を輝かせてエクシブASTに変身してアークシャインソードを構え攻撃を仕掛けようとするが、デストロイアは向かってきたエクシブASTを叩き落した。

 

 

エクシブAST「デェアッ!?」

 

 

叩き落したエクシブASTだが、落下している最中に尻尾に巻き付かれてぶん回されて施設があった場所に投げ飛ばされる。そしてその際、アークシャインソード離してしまい遠くに突き刺さる。

 

 

エクシブAST「デェアッ!?」

 

デストロイア「グォォォォ!キュオォォォォ!!」

 

 

デストロイアはすかさずエクシブASTに向けて光線を放ちさらにダメージを与える。

 

 

エクシブAST「デュッ!?……グゥォォォ……!」

 

 

なんとか立ち上がろうとするが、ダメージが大きいのか力が入らずにいた。そこにいつの間にか上空にいたデストロイアがエクシブASTに向かって落下していき、エクシブASTを踏み潰す。

 

 

エクシブAST「デュアァァァァァっ!?」

 

 

デストロイアがその場を避け、そのまま足を振り上げ連続でエクシブASTを踏み続ける。

そのあまりの絶望的なエクシブの状況をスマホから見ていた可可は早足で山を登って行く。持っている結晶はさらに赤く輝いていた。

 

可可「待ってくだサイ!舞斗さん!必ず可可が助けマス!!」

 

そう言って更に登って行く。登っている山の中で不死鳥が目覚めの時を持っていた。




いかがでしょうか?

次回はエクシブの新たな姿の解禁になります!

それではまた次回!
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