3期7話の内容になりますが、この時から冬毬ちゃんの表情が可愛くなったと感じます
それではどうぞ!
新たな力を得たエクシブの活躍によって、無事新学期を向かえることができた結ヶ丘では上海でライブした11人のLiellaの話題で持ち切りだった。
しかし、その中でマルガレーテは考えていた。
マルガレーテ「あの時……私が感じたのは……」
そこでマルガレーテは冬毬が振り付けをしている光景だった。
マルガレーテ「おはよう」
冬毬「っ!……お、おはようございます」
そう言って去ろうとしたが、マルガレーテが引き止める。
マルガレーテ「今の上海ライブの振り付けよね?」
冬毬「っ!…いえ、単なるイメトレです。では……」
そう言って早歩き去っていった。その姿を見たマルガレーテは……
マルガレーテ「相変わらずねぇ……」
きな子「マルガレーテちゃぁぁん!」
そこにきな子とメイと四季がやってくる。
きな子「久しぶりっす!メイちゃんと四季ちゃんは此間ぶりだけど、きな子は上海いらいっす」
マルガレーテ「ふん!馴れ馴れしくしないで!」
そう言って教室に向かうマルガレーテ。
メイ「たく、変わんねぇな~」
四季「舞斗さんのことで少し打ち解けたと思ったけど……」
マルガレーテは歩きながら、ひとり言を呟く。
マルガレーテ「私は……私は……私はLiellaに勝つんだから」
結ヶ丘に来た時から決めていた決意を再び口にするのだった。
《OP:
『Liella!に勝つために』
そして部室では可可が元気よく太鼓を叩きながら宣言する。
可可「今年も来まシタ!ラブライブデス~~!ド・ド・ド・ド……フゥ~~!!」
恋「もうそんな季節ですか?」
千砂都「早いね~1年」
すみれ「本当よね~」
しかし、3年生組はもう分かっていることなどでどこかのほほんとしていた。しかし、そのリアクションが気に入らないのか、可可が文句を言う。
可可「そのリアクションの薄さは何デスか?ラブライブデスよ!舞斗さんのおかげで、今年も開催される事になったのデスよ!」
きな子「四季ちゃん、グミ食べるっすか?」
四季「頂く……」
夏美「よっしゃー!動画編集完了!」
可可「はぁ……何故に」
2年生の薄いリアクションに愕然としている可可。しかし、ただ1人を除いて……
メイ「ついに今年も来るんだな!舞斗さん、ありがとう!」
メイだけは嬉しいリアクションに可可は大満足だった。
可可「これデス!このリアクションが正しいリアクションデス~~」
そこで3年生組が口を開く。
千砂都「と言ってもね~」
恋「開催の知らせはいつも落ち着いた感じでしたから」
毎年開催の知らせはホームページに淡々と知らせるのでも感動が薄いのである。
すみれ「というか、なんで舞斗さんに感謝なの?」
可可「何を言っているのデスか!?舞斗さんが怪獣被害を何とかしているからラブライブが開催できるんデスよ!感謝気持ちを持って当たり前デスよ!」
千砂都「それは分かってるよ」
千砂都がそう言うとみんな言葉を繋げる。
恋「私たち3年生にとっては最後のラブライブですし、舞斗さんには感謝の気持ちでいっぱいですし、興奮しています」
すみれ「ギャラクシーな有終な美を飾らないとね」
夏美「出場した後のことを考えているから冷静でいるだけですの」
きな子「当然目指すは優勝っす!連覇っす!」
四季「Me too」
可可「はぁ~~。みんな~~」
みんなラブライブ優勝に向けて闘志を漲らせている様子に可可は感動している。そしてきな子が気合いを入れようとする。
きな子「ういっす!じゃあ練習前に改めて、みんなで気合いを入れるっす!まずは地区予選絶対突破するっす!……あれ?」
何故か乗らないみんなに疑問を抱いていると、すみれが口を開く。
すみれ「その前に大問題があるったらあるでしょう?」
きな子「大問題?」
すみれ「よく見てみなさい?今、この部屋には何人いる?」
そう言ってきな子は部室にいる数え始める。部室にはきな子を含めて8人いる。
きな子「あと、かのん先輩とマルガレーテちゃんと冬毬ちゃんが来れば……」
四季「来れば?」
そこまで言ってようやく気づいたのだ。上海で一時的に一緒になっただけでトマカノーテは未だ合流していない現状にきな子は声を上げ、ガックリした。
きな子「まだLiella完全体じゃあ無かったっす~~」
可可「そうでした~」
きな子「そうすっよ!あれがザ・Liellaっす!11人で結ヶ丘女子スクールアイドルLiella~~!」
すみれ「そう簡単じゃないの」
そう言ってきな子をチョップで落ち着かせるすみれ。メイが千砂都に確認をする。
メイ「それで3人からあれから連絡無かったのか?」
千砂都「あの怪獣の件が終わった後、かのんちゃんとは時々……さっき理事長に呼ばれたんだ」
理事長室でかのんと千砂都が理事長の話を聞いていた。理事長も事情は分かっているが、ラブライブのルール上1校に付き1グループしか出られないのだ。そこで理事長は……
理事長「来月の学園祭にて、結ヶ丘のスクールアイドル代表決定戦を開きます。心の準備を」
千砂都「はい……」
理事長「11人が一緒になって欲しいという声も多いようです」
しかし、その間かのんは口を開かないでいた。何やら考え込んでいる様子だった。
そこまで聞いてある事を思った。
夏美「かのん先輩の動向が気になりますの」
メイ「そうだな。ちょっと覗きに行ってみるか?」
四季「ふっ……偵察……」
そして2年生が行動を開始しようとしたが……
千砂都「あ、かのんちゃん今日は練習参加しないよ?」
恋「そうなのですか?」
千砂都「なんか家の水道壊れたみたいだよ?」
すみれ「あら?舞斗さんが修理しないの?」
千砂都「舞君、今日は朔耶さんとインフェニックスに乗って上海に行ってるよ」
メイ「はぁっ!?上海!?インフェニックスで!?」
四季「朔耶も一緒って事は怪獣関係?」
きな子「もしかしてまたやばいのが……」
可可「いえ……インフェニックスのことを調べるようで……」
その頃、舞斗と朔耶はインフェニックスに連れられて、インフェニックスの生まれた地に来ていた。
舞斗「ここがお前が生まれた場所か?」
インフェニックス「キュウッアァァ……」
朔耶「そうのようですね。あそこのマグマから出たようですね。可可さんが投げた結晶の力で覚醒したようです」
舞斗「でもこいつは可可の事は知らないんだろう?」
朔耶「おそらくこの子の母親が授けたのかと」
朔耶の推測では可可に結晶を渡したのはインフェニックスの母親で、新たな命を覚醒する為に必要だったのだろうということ。
朔耶「それで可可さんが舞斗様を救いたいという思いから覚醒したんだと思います」
舞斗「……」
そして舞斗はマグマに向かて手をかざして、意識を集中させる。
朔耶「……何かわかりましたか?」
舞斗「いやさっぱり……インフェニックスが目覚めた理由が何かしらあると思うんだがな」
朔耶「私もそう思います……未だ夢を見ます。何か破滅をもたらすものが」
舞斗「この間のデストロイアもやばかったが、それ以上なのか?」
朔耶「私ではわかりかねます……ユー様の力をちゃんと使えない自分が情けないです」
舞斗「君は君なんだ。ユーじゃない、君らしく生きればいいんだ」
朔耶「分かってはいるんだすが……どうしても考えてしまいます」
そして大した収穫もなく、再びインフェニックスに乗せてもらい舞斗と朔耶は日本への帰路についた。夕方頃になり、舞斗と朔耶がかのんの家に入ると……
かのん「いっ…よっしゃ!水漏れ止まった!!」
ありあ「ナイス、お姉ちゃん!」
かのん「任せて!……って、なんで私がやってるの?!」
舞斗「あ…水漏れ直ったんだ」
楓夏「兄さん、朔耶さん、お帰り。丁度ね」
舞斗達が戻った時、丁度水漏れが直った瞬間だったようだ。
かのん「遅いよお兄ちゃん!はぁ~こういうのお父さんとお兄ちゃんがやってたんだな~」
舞斗「俺たちの有難味が分かったか」
かのんの母「私もこういうのが苦手で、いつもありがとうね。それとかのんもね」
かのん「……美味しい夜ご飯期待してま~~す」
すると扉が開かけると、マルガレーテが帰って来た。
舞斗「お帰りマルガレーテ」
かのん「ごめんね。今日練習行けなくて」
マルガレーテ「構わないわ」
不機嫌そうな感じで部屋に行っていった。
楓夏「ご機嫌ななめ?」
朔耶「そのようですね……練習中に何かあったのでしょうか?」
そして日が暮れて、鬼塚家では夏美が冬毬の部屋の前に来て、冬毬に呼びかけていた。
夏美「冬毬」
冬毬「はい」
夏美「少し話が……」
冬毬「今、宿題をやっているところです。後にしてください」
夏美「そう……」
まだ姉妹の溝は回復してる様子がなく、夏美は寂しそうに部屋の前から去って行く。
その様子を部屋の中から見ていた冬毬は宿題をやっていなく、飼っているクラゲを眺めていた。
冬毬「……」
しばらくして寂しそうに下を向く。同じ頃、マルガレーテもこの前の上海ライブの動画を見ていた。そこに部屋がノックされる。
マルガレーテ「っ!」
かのん「ちょっといい?」
どうやらかのんのようだった。
マルガレーテ「なによ?」
かのん「お父さんから調べ物頼まれちゃって」
マルガレーテはスマホを枕の下に隠す。
マルガレーテ「どうぞ」
かのん「ごめんね。確かここら辺の本のことを言っていると思うんだけど」
マルガレーテ「早くしてよね」
かのんは本を探しながらマルガレーテは不機嫌な理由を言う。
かのん「マルガレーテちゃんLiellaに誘われたんだって?」
マルガレーテ「っ!」
かのんはいない間どうやらマルガレーテと冬毬は2年生達に誘われたようだったのだ。
マルガレーテ「千砂都先輩から聞いたの?分かってると思うけど、私はLiellaと一緒にならない。私の目的は……」
かのん「Liellaを倒して、ラブライブ優勝…でしょう?」
マルガレーテ「っ!……ふん!」
かのん「あった!たぶんこれだ。では~」
マルガレーテ「ちょっと」
去ろうとするかのんをマルガレーテが引き止める。
マルガレーテ「かのんはそれでいいと思ってるの?」
かのん「なんで?」
マルガレーテ「……」
かのん「ん。ねぇ、マルガレーテちゃん」
マルガレーテ「なによ」
かのんは唐突にマルガレーテの隣に座り、マルガレーテにある提案をする。
かのん「今度冬毬ちゃんを家に呼んでみない?」
マルガレーテ「はぁ!?」
かのん「例えば…お泊まり会とか?」
マルガレーテ「なによ急に…?」
マルガレーテはかのんが何を考えているのか理解できなかった。しかし、かのんはさらに言葉を繋げる。
かのん「上海で言えなかった事もたくさんあるだろうし、1度ゆっくり私達だけでお話してみようよ……不器用な者同士で……」
マルガレーテ「……ふん!別にいいけど!」
こうしてトマカノーテだけのお泊まり会が決まった。そしてこれがトマカノーテにとっても大きな一歩になる会になること、まだ知らなかった。
いかがでしょうか?
次回はトマカノーテのお泊まり会になります
それではまた次回!