次元海賊船ガランチョウ   作:やーなん

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1-5 禁忌

 

 

 

「命令に不審が有ると分かっていて、なぜ従ったの?」

 

 リーパー隊を無力化すると、その隊長にメリスが尋問を開始した。

 

「命令は命令だ。依頼が依頼であるのと同じことだ」

 

 お前はどこの暗殺者だよ。

 とは言え、交渉の余地はありそうだった。

 

「ならお前たちの任務を教えろ」

「ここを攻撃し、可能な限り暴れまわれと言われた。

 邪魔をする者もすべて排除しろとも」

「お前ら完全に鉄砲玉じゃん。それで良いのかよ」

 

 治癒魔法による腹部の違和感を手で摩りながら俺は言った。

 

「軍人の仕事は命令に疑問を持つことじゃないからな」

「堕ちたものね。かつてはこの私相手に千日手を決め込んだ唯一の男だったくせに」

「文明の女神たるあんたが異なことを言う。

 ゲリラは決して終わらない。俺はそれを証明しただけだ」

 

 このコボルト男、もしかしたらまともに戦わなかったらヤベー奴なのでは? 

 

「お前たちがこの局面で使い捨てられたのは僥倖だ。

 命令系統の再編を行う。我らに従い、帝国と戦うのだ」

「それはつまり」

 

 リネンの言葉に、隊長は顔を上げる。

 

「帝国相手に何をしても良いってことですかね?」

 

 彼女はその問いに答えず、俺の方を見やった。

 俺の器を試されている。そう思った。

 

「歩兵部隊の指揮官が欲しいところだったんだ。頼めるだろうか」

「了解。お前を此度の上司として認識した。

 共に殺し、殺され、失い、失わせていこう」

 

 どの道、この男くらい従わせなければ帝国には勝てない。そうだろう? 

 

 

 ──システム:『SR“狂犬”アップルマン』を入手しました。

 

 

 §§§

 

 

「リーパー隊はその素行さえ目を瞑れば使える連中だ。

 アレの真価を別の機会で発揮される前に支配下に置けたのは幸運だった」

 

 と、リネンは言う。

 多分あいつらは見た目の凶悪さや数値より、ずっとヤバい奴らなんだろうな。

 とりあえず、こいつらは全員船で待機するように命じた。

 

「さて、話はひと段落したようだな? 

 改めて名乗ろうか。我が名はキャスリーン!! 

 故郷では無二の騎士である!!」

 

 そして俺は目を逸らし続けていた存在に目を向けることになった。

 この、こんな村嫌だレベル100なライカン村の武器商人みたいな体格の女性は、いろいろと視界に入れるのはキツかった。

 

「あなたの勇名は私の耳にも届いているわ。

 我が楽園のサンプルモデルからあなたのような勇者が現れるとは、わからないものね」

 

 スゴイ、メリスが手放しで他人を褒めてるのは初めてだった。

 とりあえず俺たちは自己紹介を終えると、メインユニットへの移動を開始した。

 

「ところで、食堂はどこだろうか? 

 戦闘をしたのならカロリーの補充は必要不可欠だ」

 

 横幅は三人分という優秀な前衛(フロント)のキャスリーン卿を前に、俺たちは進んでいた。

 

「ここはもうすぐ自爆してしまいます。

 食事している暇はありませんな」

「そうか、それは残念だ」

 

 見た目通り食い意地が張っているキャスリーンは主任の爺さんの言葉にしょんぼりした。

 おい喜べよ、金髪碧眼腹ペコ系女騎士の究極系だぞ。ソシャゲにもなった有名シリーズのヒロインと同じ属性だぞ(白目

 

「なあ、本当にこの工廠を爆破するのか?」

「それが規定ですからな」

「惜しいとは、思わないのか?」

 

 俺はどこか主任の爺さんの背中が哀愁に満ちて見えたのだ。

 

「メアリース様の前でこれを言うのは憚れるのですが」

「なによ、別に気にしないわよ、私は」

 

 お前は本当に気にしないだろうが。

 

「ここは人類の叡智の最果て。

 ここ以上の環境で何かを作ることはできないでしょう」

「それは、すげえな」

「しかしそれは、同時に我々の敗北でもあるのです」

「敗北?」

 

 技術者ではない俺は彼の気持ちをすぐには察せなかった。

 

「ここでは不老不死も、時間移動も、若返りも死者の蘇生も、完璧な未来予知も、無からの創造も、別の世界に渡ることも、不可能ではありません」

「人類の夢、か」

 

 彼の並べた言葉は、どれもが人類が夢見た事柄だった。

 どれもが想像上でしかない、叡智の極地だ。

 

「ですが、我々はそれ以上へは行けなかったのです。

 我々はメアリース様……人類そのものたる御方が見果てた極地を超えられなかった。

 ……我々は、神を超えられなかったのです」

 

 女神メアリースの存在は、彼らにとって人類の限界そのものだった。

 

「分かっていたことでしょう? 

 私はあなた達をそう言う風に創っていない。

 平凡な作家が、自身の著書でフェルマーの最終定理を詳しく説明できると思う?」

「作家は自分より頭のいい天才キャラを描けない、か」

 

 なんともゾッとする話だが、同時に俺には関係ない話だった。

 まあ、ある意味、作者より頭のいいキャラってのは誰よりも憐れな存在なのかもしれないな。

 

「それでも、我々はあなたを超えたかったのです。

 そんな自由が、我々には無いと分かっていながら、求めずにはいられなかったのです」

「……気持ちはわかるわ」

 

 意外なことに、メリスは理解を示した。

 自分を超えるなんてふざけるな、ぐらい言いそうだったのに。

 

 そうこう話しているうちに、メインユニットにたどり着いた。

 巨大なモニターが四方に壁のように設置され、動力やら異常やらの監視等、ほかにも俺が理解できない画面が映されていた。

 

 主任の爺さんはいくつかの装置を操作し、メインユニットからタイムマシンの切り離しと、それを俺たちの船に格納を終えた。

 

「ありがとう、爺さん」

「いえ、大したことではございません」

 

 彼は首を横に振った。

 

「私もこれから脱出します。

 勿論、この工廠の自爆を見届けてからね!!」

「まだまだ元気だな、爺さん」

 

 俺が爺さんお茶目さに苦笑していると。

 

「ねえ、これがあなたの使う脱出艇かしら?」

「ええそうですが」

 

 なにやら、メリスが操作盤を使って確認をしていた。

 

 次の瞬間だった。

 メリスがその手を伸ばして、その手元のリボルバー銃を発砲したのは。

 

 まるで息をするような、流れるような動作だった。

 

「お、お爺ちゃん!!」

 

 ウインター博士が悲鳴を上げた。

 即死だった。主任の爺さんは脳天を撃ち抜かれていた。

 

「メリス、お前なにして!!」

「────ダメじゃない」

 

 その声は、俺たちの感情に冷や水をぶっかけた。

 

 振り向いたメリスは、彼女が造ったクローンの役人たちと同じ表情をしていた。

 

「あの、禁断の地に行こうだなんて」

 

 ぽち、とメリスは脱出艇の移動ルートを削除した。

 

「禁断の、地だって?」

「我ら二人の故郷。人々はそれ故に“聖地”と称している。

 我々は行っても何もないと言っているのに、愚かにもそこに向かおうとしている者どもは絶えない。

 そこには、神々をも超える叡智があると、ありもしない虚構を信じて」

「そこに行くこと、万死に値する」

 

「じゃあ、なんで、そんなに必死になってるんだよ!!」

 

 何も無いなら、笑って流せばいいのに。

 メリスも、リネンも、冷たい表情で、感情を押し殺したように言うのだ。

 

「見ること」

「知ること」

「願うこと」

「それら三つが、その地で決して赦されぬ禁忌だからよ」

 

「この工廠は、一種の牢獄。監視装置」

「叡智を求める愚か者が、あの地へ行かせない為の賢者達の檻」

「それが、この工廠の本当の役割」

 

「危ない所だった」

「他にもあの地へ行こうとしたものが居たのね」

「全員今始末したわ。本当に、救いようがない」

 

 複数の脱出艇の進行ルートのデータが、途中で途絶え真っ赤にモニターに映っている。

 恐らく、全員自爆させたのだ。

 

「なんで、なんでこんな惨いことを……」

「私は、我が子にも同じことをした」

 

 奈落の瞳が、打ちひしがれる俺たちを見下ろす。

 

「この世には善悪では語れない、決して触れてはいけないモノもあるのだ」

「くそッ」

 

 これが神々の管理。偽りの自由の本質。

 

「貴方は役に立ったから、弔ってあげるわ」

 

 メリスが主任の爺さんの亡骸に、呪符を投げた。

 死骸が跡形も無く燃える。魂は、彼女らの神格の元へ戻って行くのだろう。

 

「銃声が聞こえたが、なにかあったのか?」

 

 すると、いつの間にか居なくなっていたキャスリーン卿が、別室から保存食を抱えてやってきた。

 この人、いつの間に……。

 

「どうした、二人とも。泣いているのか?」

「……はい、お爺ちゃんとお別れをしたので」

「そうか。もう行ってしまったのか。一言くらい私にも挨拶すればよかったのに」

「もう自爆への時間が迫ってる。行こうぜ」

 

 俺たちは喉につっかえモノがあるような感覚のまま、メインユニットから出た。

 

 

 

「メアリース様!!」

 

 俺たちが船に戻ると、そこには例の機動兵器の技術者たちがまだそこに居た。

 

「お前ら、まだ居たのか!?」

「お願いです、どうか我々もあなた様の旅路へお連れ下さい!!」

「邪魔にはなりません!! 我々の中にはこのガランチョウ号の部品設計に携わった者も居ます!!」

「私は故郷で軍事アドバイザーもしていました!!」

「この工廠を、我らの第二の故郷を滅ぼそうとする悪と戦うんですよね、私、幼い頃の夢でした!!」

「ガラテアの増産は我々にしかできないと自負しております!!」

 

 ぞろぞろと矢継ぎ早に言いたいことを言って押しかける研究員ども。

 

「わかった。わかったわ。良いでしょう」

 

 メリスは頷いた。技術者たちは歓喜の声を上げた。

 

「良いのか?」

「中枢ユニットは、この工廠に負けず劣らずの巨大装置よ。

 あれを手に入れたとして、あなた一人で動かすつもり?」

「そりゃあ無理だ」

 

 とにかく人員は不足していたのだ。

 一気に二百人くらい増えたのは僥倖だったろう。

 それでも、この船のほんの一区画も満たせない人数だが。

 

「……よかった」

「え?」

「彼らにとっては、この工廠は監獄では無かった。それが救いだと思ったから」

「……」

 

 俺はウインター博士の言葉に、何も言えなかった。

 

 

「時間軸移動装置、メインシステムと接続完了!!」

「タイムマシン、スタンバイ開始。座標設定良し!!」

「およそ三十分後に起動します!!」

 

 船内のブリッジもにぎやかになった。

 あの技術者どもが広いブリッジをせわしなく走り回っている。

 

 流石は神に選ばれた技術者たち。個々人が多分俺より何十倍も有能だ。

 AIに頼り気味だった船内オペレートから各機器の管理まですぐに掌握し始めている。

 

「エネルギーシステムの簡略化はどうなったの!?」

「機関部の効率的配置により、一時的に不必要なユニットへのエネルギー供給を遮断しました。

 これによりエネルギー効率は18%上昇したものです!!」

「我らのガラテアちゃんの出撃カタパルトの準備オッケーですぞ!!」

「待ってました!! 完全に無駄だけどカッコいいから作った出撃用カタパルト!! 

 あ、これは配線の無駄ですかね……」

「何言ってるの、ロマンは何よりも重要よ。やりなさい」

「メアリース様!! 何回転生しても付いて行きます!!」

 

 彼らはメリスに扱き使われて嬉しそうだった。

 あれは憧れなのだろうか、それとも家畜の幸福なのだろうか。

 

「……自由、か」

 

 叔父のジョン爺さんは豪快な人だった。

 俺と同じようにメアリース様に支配される人間だったのに、いつも楽しそうだった。

 

「艦長、五分後にこの工廠が自爆します」

「ああ……発艦シークエンスの準備を頼む」

「了解。各員、発艦シークエンスに移行」

「はいッ!!」

 

 メリスの号令によって、ブリッジに配置された技術者たちが機器を操作する。

 AIでも良いが、やっぱり人間が操作している方がその、こういう大型船はカッコいいよな!! 

 

 程なくして工廠の外壁が開き、スムーズにガランチョウ号は発進した。

 後はタイムマシンの起動直前にこの時空から転移するだけだった。

 

「ッ、メアリース様!! 大規模な次元転移の兆候です!!」

「帝国ね」

 

 オペレーターを務める女技術者がメリスに観測した異常を報告する。

 

「まあ、俺たちに内部で暴れさせて、トドメに自慢の戦艦で砲撃して工廠を消し去る。

 普通ならそうくるだろうなぁ」

 

 リーパー隊の隊長は毛だらけの顎を撫でながらそう言った。

 

「予測される数は、およそ二千!!」

「二千!?」

「なに驚いているの。帝国の保有する艦隊からすれば0.1%にも満たないわ」

 

 マズいな、戦ったら負ける。

 

「さっき連れてきた機動兵器でどのくらい戦える?」

「我らのガラテアちゃんと同数の帝国の標準的駆逐艦の戦闘シミュレーションの結果、およそ千回で勝率は55%程度ですぞ」

 

 太っちょの技術者が俺の問いに答えた。

 あの機動兵器は実質駆逐艦ひとつと同等ってわけか。

 そう考えるとヤベー性能だな。でもあの機動兵器、ガラテアの数は千機に満たない。

 戦いにもならないだろう。

 

「俺だったら戦わないね。

 ここで相手を倒すことに戦術的・戦略的価値は無い」

「ええ、同感です」

 

 隊長と軍事アドバイザーを兼任している技術者が頷いた。

 

「ですが、移動は間に合いません!!」

「この辺りに遮蔽物も無い。マズいです!!」

「約二十秒後、大規模次元転移、来ます!!」

 

 タイムマシンの起動まで、あと約二分。

 帝国艦隊の砲撃の精度なら、十回殺されても余りある。

 俺は一応、希望を求めてメリスに尋ねた。

 

「なあ、この船は人類の滅亡にも耐えられるんだよな?」

「この船の装甲は完璧よ。

 まあ、砲撃の衝撃で中の人間はシェイクになるでしょうけど」

「ダメじゃねえか!!」

 

 俺たち全員、トマトシェイクになろうとしていたその時、手を挙げた人物が居た。

 

「あの、私に任せてください!!」

 

 ウインター博士だった。

 

 

 

 

 ドゴン、と現れた帝国艦隊の砲撃により、神の工廠は自爆を待つことなくこの次元から消失した。

 

「ああ、なんてことだ……我らの第二の故郷が」

「どうせなら、ちゃんと自爆させてあげたかった」

 

 技術者たちは次元工廠の最期に涙していた。

 

「本当に気づかれていないのか?」

 

 分からないことには口を出さない主義なのか、その巨体の存在感とは全く別で沈黙を貫いていたキャスリーン卿が訝し気に言った。

 

「帝国の技術力がどれだけかは知りませんが、結局は人類技術の到達点に過ぎません」

 

 ウインター博士はじゃらじゃらとアクセサリーが付いた携帯デバイスを操作し、この魔法を維持していた。

 そう言えば主任の爺さんが言っていた、彼女が扱う未知の魔法であの工廠を隠していたのだと。

 

「私は妖精に師事し、その技術を会得しました。

 人類の技術体系と全く異なるその技術なら、あらゆるセンサーや魔法感知から逃れることなど容易いことです」

「ああ、思い出しました」

 

 やることがないからか、黙って状況を見守っていたリネンが口を開いた。

 

「我が子から聞いていました。

 現役で最強の魔法少女、その技術面のバックアップが妖精の技術を扱うと。あなたでしたか」

「あの刹那的快楽主義で破滅思考のクソ虫どもから、よく技術を引き出せたわね。

 悔しいけど、我々人類は妖精どもから一歩劣っているからね」

「一歩、か。一次元違う、が正しいだろう」

 

 相棒の指摘にメリスは露骨に舌打ちした。

 

「だから、主任の爺さんはあんたを」

「ええ、招致を受けて滞在していたら、まさかこんなことに居合わせるなんて……」

 

 彼女もまったく運が悪い。

 

「こんな暴挙を行う輩は、見過ごせません。

 どうか、私も連れて行ってください。手を貸します」

「良いのか? 長く厳しい戦いになるぞ」

「私の担当なら、きっとそうするから」

 

 ――システム:『SR“妖精技師”ウインター博士』を入手しました。

 

 彼女の担当……リネンの言っていた、現役最強の魔法少女か。

 だが、彼女の理知的な瞳にはどこか、それだけではない感情が見え隠れする気がした。

 

「タイムマシン、起動準備完了!! 

 メアリース様、艦長、いつでも行けます!!」

「分かった。時間軸移動、開始しろ」

「時間軸移動開始!!」

「術式アリアドネの糸を起動、時の錨を射出。時間遡行を開始します!!」

 

 船の前方に、ワームホールが形成される。

 その向こうに向けて発射された錨のような装置に、船が引っ張られていく。

 

「待っていろ、時空防衛隊のみんな。今行くぞ!!」

「現地では戦闘が予想される。

 機動兵器ガラテアの射出準備急げ、出撃カタパルトをスタンバイさせろ!!」

 

 フランツ伯爵の決意の声が、隊長の指示の声が、俺の中で覚悟が決めさせる。

 

 ここからは、どうあがいても帝国との戦いは避けられない。

 

「見てやがれ、帝国のクソども。

 ジョン爺さんの仇を討ってやる!! 各員、戦闘配置に就け!!」

 

 ようやく、俺たちは反撃の狼煙を上げる時が来たのだ。

 

 

 

 

 

 




今回の入手カード

『SR“狂犬”アップルマン』

レアリティSR 種別:コマンダー
固有能力:リーパー隊出撃!!
リーパー隊があらゆる非道を行い、相手一部隊に攻撃を行う。
ランダムに状態異常を付与、攻撃依存の固定ダメージ。

「本当の最悪を、教えてやろう。

『SR“妖精技師”ウインター博士』

レアリティSR 種別:サポーター
固有能力:妖精の帯
妖精の技法によって編まれた緑の帯を使用し、あらゆる災厄を遠ざける。
このターン、味方一人に“無敵”を付与。


―――

このハーメルンで活動して八年近く。
初めて推薦を貰えました。感動です!!
今年はきっと良いことがあるはずですね、それでは、また明日!!

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