ダンガンロンパ -希望しかない常識破り-   作:ガンロウ

10 / 28
お前ら!『男らしい』とか『女らしい』とかそんなの求めんな!!
でなきゃ十神先輩と腐川先輩の眼鏡割るぞ!!?
by鬼嶽 凱


今どきは、ジェンダーに気を使った方がいい

〈希望ヶ峰学園・食堂〉

 

苗木「…………。」///

舞園「ッスゥーーーーー………フシュルルルルルルルル」

鬼嶽「………………。」

 

よぉ。お前ら。鬼嶽 凱だ。

…………分かってる。どういう状況なのかって聞きたいんだろ?

舞園先輩、何を血迷ったか、それとも吹っ切れたか知らんが、

苗木の後頭部に顔うずめて、苗木臭を摂取してます。

何でこうなっちまったのかなぁ?(他人事)

 

苗木「………あ、あの舞園さん。ほら、皆見てるし、そろそr」///

舞園「イヤです。もうずっとこうしてます。」ッスゥーーーーー

 

…………はい。見てわかる通りの重症です。

 

石丸「君達!!なんとけしからん事を!!!不純異性交遊だ!!!」

舞園「違いますッッ!!!純粋異性交遊ですッッッッ!!!!!」

葉隠「いや、全く純粋じゃ無いべ。」

 

いやはや、しかしここまで人格が崩壊するとは………。

正直驚きものだぜこれは。

 

桑田「舞園ちゃん!!どうせなら俺に」

舞園「ワックスでカチカチで痛そうなのでイヤです。」

桑田「………………あぽ」

 

……ドンマイ。桑田先輩。

まぁ、ひとえに桑田先輩の下心が生み出した自滅だが。

 

鬼嶽「…………。あれ?十神先輩は?」

大和田「あ?知るか、あんな奴。」

霧切「………彼のことだから、単独行動をしてるんでしょう。」

 

そういえば、最初のかくれんぼで十神先輩見つかんなかったな。

一人で下品な泥水(コーヒー)を啜ってるのかな?知らんけど。

 

江ノ島「っつかどうすんの!?このままじゃアタシ達全員爆死するんだけど!!?」

霧切「……それはあり得ないわ。」

桑田「は?なんで???」

霧切「まず、モノクマの言葉。奴は、『絶望』を求めているわ。」

 

あぁ。あの厨二感満載のお言葉ね。覚えてるよ。ダサかったよねアレ。

 

霧切「あの手の厄介者は、愉しみを一瞬で無駄にするような奴じゃないわ。

   できるだけ私達の様子を見て、長く楽しめるように泳がせるものよ。」

石丸「できるだけ楽しめるように………」

朝日奈「でも、「爆破する」ってことはもう愉しめないって思ったからじゃないの?」

霧切「私達がここに来て、まだ1日しか経ってないわ。

   たった1日でもう愉しめないと簡単に決めつけられるかしら?」

 

さすがの洞察力だなぁ。スゲェヤ。(感心)

 

大神「確かに、この短い時間で何かを決めつけるのは早計だな。」

鬼嶽「そうっすよ。っつーか、火薬の臭いなんて全く感じないし。」

 

 

鬼嶽以外「????????」

 

 

霧切「………鬼嶽君。それはどう言う意味?」

鬼嶽「いや、言葉通りだよ。この学園内には火薬の臭いはしない。」

山田「火薬の臭いなんて分かるのですか!?」

鬼嶽「フッ。俺の射程距離はSSS⁺だからな!500m離れた針の音も聞き逃さんよ!」

 

 

シーーーー…………ン

 

 

え、何?この沈黙は?何か俺が滑ったみたいじゃん!!!

 

鬼嶽「え、ちょ、な、何か言ってくださいよ!ねぇ不二咲先輩!!!」

不二咲「ふぇえっ!!?僕!??」

鬼嶽「何かあるでしょうよ?「凄いね!」とか、「さすがだね!」とか、

   色々とお世辞でも言える感想があるでしょうよ…………オ"ォン!?」

不二咲「ひぅ!?」

大和田「テメェ!!弱い者いじめ、しかも女相手にすごんで楽しいかゴラァ!!?」

鬼嶽「んぁ?弱い者いじめ?アンタが言えた身ですか?大和田先輩。」

大和田「なっ、何だと!!?」

 

………え。嘘だろ。もしかして昨日の事忘れたとか言わねぇよな!?

 

鬼嶽「いや、大和田先輩。初日に自分より明らか弱い苗木先輩をぶん殴ろうとしたでしょ?」

大和田「…………!!」

鬼嶽「だからさ、大和田先輩にそのセリフは言われたくないんすよ。」

 

 

鬼嶽「Do you understand???」

 

 

 

はいダンガンロンパ!!!(タイトル回収)

 

鬼嶽「っつーか不二咲先輩は女だっていうのは」

不二咲「き、きき鬼嶽君!!少し相談事があるんだけどいいかな!!?」

鬼嶽「うぉ!?食い気味!?嫌いじゃないぞその姿勢!!」

 

そして俺は、あれよあれよと不二咲先輩に引っ張られて食堂から離れた。

 

 

不二咲「…………な、なんで分かったの??」

鬼嶽「うぇ?何が??」

 

 

不二咲「な、何がって……僕が男だってことだよ!!」

 

 

鬼嶽「…………え、マジで?」

不二咲「…………え?」

鬼嶽「いや、おかしいと思ったんだよ!先輩、骨格から男って秒で分かるのに、

   みんな揃いも揃って不二咲先輩を女だ、女だって言うからさぁ。

   俺の勘違いだったのかなぁって思って…………でもやっとスッキリした!!」

不二咲「え、………それってつまり分かってたってことぉ?」

鬼嶽「いや、半信半疑だったって感じ。そのまま黙ってたら俺も騙されてたね!!」

不二咲「そ、そんなぁ~~!?」

 

まぁ、初見じゃ男か女かは分からんよな。女装も完璧だし。

 

鬼嶽「……そういえば、『女装』で気になったんですけど。」

不二咲「な、何?」

鬼嶽「不二咲先輩は下着徹底派ですか?それとも下着妥協派ですか?」

不二咲「!!?」

 

俺は、別にそこら辺については興味ないが、誰かさん達のために

色々と情報を吐かせておいた方が需要があっていいですよねぇ!!?

 

鬼嶽「どうすか?やっぱ下着まで徹底してないと

   女装なんてやってられねぇってタイプですか!?スジモンすか!?」

不二咲「そ、そんなプロとか立派な理由で女装をやってるんじゃないんだ。」

鬼嶽「え?でも、女装やってる人は立派でしょ。

   強い心と覚悟がないと女装はしませんよ。そこらの男は。」

不二咲「!……そ、そんなことないよぉ。」

 

ん?なに、今の間は???

 

不二咲「僕はね、弱いからこんな格好してるの。」

鬼嶽「弱いから女装?」

不二咲「ほら、僕って『男のくせに』力も無いし、うじうじしてばっかだから。

    周りの人たちからも『男のくせに』って言われ続けて、それが嫌で……

    だからさ、女装すればもう周りから『男のくせに』なんて言われないかr」

 

 

鬼嶽「それは違うぜッ!!」

 

 

B R E A K !!

 

 

鬼嶽「不二咲先輩!アンタはちっとも弱くなんかねぇよ!」

不二咲「……え?」

鬼嶽「それに『男だから』力が無いといけないことはない!

   苗木先輩とかが、最高の模範例って感じがするでしょ?」

不二咲「…………あぁ。」

 

………いや納得するんかい。事実だけど。

 

不二咲「…でも、僕は弱いよ。『男のくせに』うじうじしてばっかだから」

鬼嶽「……不二咲先輩にとって『男』ってなんですか?」

不二咲「えっ?それは、『強くて堂々としてる人』……だと思う。」

鬼嶽「ふむ。それが不二咲先輩の答えですか。」

不二咲「ち、違うの?」

鬼嶽「いや、それも一つの答えだと思います。……けど。」

不二咲「けど?」

鬼嶽「俺と同じような常識をぶっ壊す男……いや、漢とは答えが違いますね。」

不二咲「鬼嶽君みたいな男の人?」

鬼嶽「俺よりも立派な人っすよ。自分の立場を理解しつつ、

   自分の夢を全力で叶えようとする最高のヒーローさ。」

不二咲「?」

 

……まぁ、分かんないか。俺たちとは住む世界が違うからな。

 

鬼嶽「そいつの考える『男』は、

   『どんな壁にも立ち向かえる強い心を持ってる人』だ。」

不二咲「どんな壁にも立ち向かう……。」

鬼嶽「はい。そして、その男の親友は、

   『どんなに苦しい時も笑顔で人を助けられる人』と言ってます。」

不二咲「い、色々あるんだね。」

鬼嶽「そう!色々あるんです!

   『男らしさ』、『女らしさ』は千差万別なんです!!」

不二咲「……!!」

鬼嶽「不二咲先輩は、自分を過小評価し過ぎなんです!!

   先輩の心は、誰にも負けないくらい強いんですよ!!」

不二咲「そ、そんな事…」

鬼嶽「でも、それでも不二咲先輩が『自分は弱い』と考えるなら!」

不二咲「か、考えるなら?」

鬼嶽「一緒にトレーニングしましょう!そうすれば強くなれますし!」

不二咲「!! うん!よろしくねぇ!!」

 

ふっ。いい目、してるじゃねぇか…。(東城会四代目感)

………?何だろう?何かを神回避したような感覚がする。

 

 




結果発表ォオォォォォォォオォォオォ!!!!(浜田感)

こいつは、グレートにヘヴィーで絶望的だぜ………。


あっ、そうだ。(唐突)
ある漢については、ある物語を見れば分かる……かもぉ??


……あっ、ちなみに不二咲先輩は『徹底派』でした。
by鬼嶽 凱

それでは本題!!鬼嶽君のヒロインは!?

  • 霧切
  • 朝日奈
  • セレス
  • 江ノ島
  • ???(今後ネタバレになるので伏字)
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。