結局24時間経っても希望ヶ峰学園は爆発しませんでした。
そして、皆が寝静まった頃…。
???「…………。」スタスタスタ
???「…………。」スタスタスタ
鬼嶽「あ、十神先輩。腐川先輩。オッスオッス。」
十神「!!」
腐川「!!」
鬼嶽「こんな遅くまでどこ行ってたんすか?」
十神「……お前には関k」
腐川「あ、アンタ!!私はともかく!十神様を無視って何様よ!!!」
鬼嶽「はぁ?」
十神「おい、だm」
腐川「わざわざかくれんぼに参加してやったのに!!キィィーーー!!!」
十神「」
鬼嶽「あ…。(察し)…すいません。まさかそこまで楽しんでくれるとは…。」
というわけで本編です。どうぞ!!
これより、鬼嶽塾を開講する!!!!
by鬼嶽 凱
〈希望ヶ峰学園・体育館〉
鬼嶽「では、これより強い身体を得るべく!!鬼嶽塾を開講する!!!」
不二咲「お、おぉす!!」
鬼嶽「なんダァ!!そのへにゃった『押忍!!』はぁ!!!
もっと腹に力を入れて、『押忍!!』と言わんかぁ!!!」
不二咲「お、オォス!!」
やぁ諸君!!儂は鬼嶽塾・塾長の鬼嶽 凱だ!!
今日は、鬼嶽塾初の生徒に初授業を行おうと思う!!
鬼嶽「我が生徒、不二咲よ!お主は、体づくりのために何かしていたか?」
不二咲「え、えぇっとぉ…。」
鬼嶽「ぬぅわぁにィィィェェェァ!!!?」
不二咲「ひぅっ!?まだ何も言ってない…!」
鬼嶽「皆まで言わんでも『何もしてない』って言おうとしてたのが分かるわァ!!!」
不二咲「えぇ!?嘘ぉ!!?」
鬼嶽「はぁ……。仕方がない。Hey!!」
手を叩いて、俺は彼女たちを呼んだ。
朝日奈「あ、もう出番?」
大神「ふっ…。」
不二咲「え、えぇ!?大神さんに、朝日奈さん!?」
ゲストは『Ms.面倒見がいい型運動女子』TOP2の大神先輩と、朝日奈先輩です!!
鬼嶽「今後は彼女達をコーチとしてお主を鍛えることとする!!!」
不二咲「えぇ!!?」
鬼嶽「今日は朝日奈コーチに指導してもらえ!儂は大神コーチに用事がある!」
半ば押し切って話を進めたが、こうでもせんと話がチャチャッと進まんから別にいいよね?
鬼嶽「さて、それじゃあ俺と組手したくてうずうずしてる大神先輩。始めますか?組手。」
大神「! ふっ。願ったりかなったりだ。よろしく頼む。鬼嶽よ。」
朝日奈「はいは~い!それじゃあ始めよっか!」
不二咲「は、はい!よろしくお願いしますぅ!!」
あ、皆さんこんにちは。不二咲 千尋ですぅ。
今日は、鬼嶽君が用意してくれたトレーニングをすることになりました。
けど、まさか朝日奈さん達をトレーニングのこーちにするなんてぇ……。
朝日奈「………えっと、一つ聞いていい?」
不二咲「? はい?」
朝日奈「えっとね…。『不二咲君』の方が良い?それとも、『不二咲ちゃん』?」
不二咲「えっ!!?」
朝日奈「あっ、ごめん!驚いたよね?実は鬼嶽君からコーチを任された時に
色々と事情とかそういうのを聞くことになっちゃってさ………。 」
そ、そんなぁ!?鬼嶽君、どうして言っちゃったのぉ!?
朝日奈「その、これは言い訳になっちゃうかもだけど……。
私は、確認はしたんだよ?『勝手に言っていいの?』って。
そしたら、鬼嶽君は…………。」
鬼嶽(回想)「確かに、勝手に言うのはよくないかもしれない。
だが!あの人が強くなるには『負い目』を除かなきゃならない!」
朝日奈(回想)「『負い目』?」
鬼嶽(回想)「『強くなりたい』。その一心で力を出すなら、
『隠し事』をするってのは、『負い目』ってもんだ。
『自分はこの特訓に何一つ『負い目』はねェッッ!!!』
その気負い、自負心こそが筋肉に力を呼び、強さを得るんだッッ!!」
朝日奈「そんなこと言われちゃったらさ、何か
『これも不二咲ちゃん……君?のためにやってるのかな』って思ってさ!」
不二咲「……。」
そっか……。鬼嶽君は、鬼嶽君流に僕が強くなる手伝いをしてくれてるんだ!
でも、どうせなら前もってちゃんと言っといてほしかった…………かなぁ?
不二咲「ぼ、僕の事は、朝日奈さんが呼びやすい方で呼んでいいよ?
『不二咲ちゃん』でも、『不二咲君』でも、それ以外でも…。」
朝日奈「! 分かった!じゃあ……、よろしくね!ちーちゃん!!」
不二咲「!? ちー……ちゃん?」
朝日奈「あれ!?ダメ!?」
不二咲「……ううん!大丈夫!ありがとう!朝日奈さん!!」
……うん!なんか、胸につっかえてた物が無くなってスッキリした!!
確かに、鬼嶽君の言ってた通り、モヤモヤしたままで特訓しても、強くなれなかった
気がするよ!
朝日奈「それじゃあ、まずは準備体s」
不・朝「!!?」
大神「……全力ではないものの、我の拳を、拳で返すとはッッ!!」
鬼嶽「…なぁ~んか、生まれつき喧嘩が強いんすよね。
先輩レベルのヤクザっぽい人と相手したこともありますよ?相打ちでしたけど。」
大神「ほう……。そのヤクザの名は?」
鬼嶽「いやそれが、『名前なんかずっと昔に捨てた』って言って、
全く教えてくれませんでしたよ。でもあの人、龍みたいなオーラで
初めてあの人に会ったときはそりゃもうスッゲーびびっちゃいましたよ。」
大神「さながら、『龍が如く』といったところか?」
鬼嶽「ハハッ!違いない!!」
大神「……少し長話し過ぎたな。それでは、改めて……。」
鬼嶽「えぇ。始めましょうか!!全力の組手を!!!」
ドゴォォ!!!ズガッ!!バキッ!!!シュバッ!!!ダァァン!!!!
大神「オオォォォォォォォォォ!!!!!」
鬼嶽「WRYYYYYYYYYY!!!!!!!」
朝日奈「……ちーちゃんは、あんな風になりたい?」
不二咲「いや、流石にアレは僕にはキツイ……。」
朝日奈「それを聞けただけで安心した。」
衝撃の事実!!鬼嶽、あの『龍』と対峙したことがあった!?
……おそらく、鬼嶽をあっちの世界に送っても、やっていけそうな気がするのは気のせい?