ダンガンロンパ -希望しかない常識破り-   作:ガンロウ

21 / 28
俺、パソコンゲームとか大好きなんすよ。
by 鬼嶽 凱


プログラムのバグ

〈希望ヶ峰学園・本校舎廊下〉

 

ジェノサイダー「アリアリアリアリアリアリアリィィーー!!!!」シュバババババ

鬼嶽「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄ァァ!!!!」シュインシュインシュイン!!!

 

 

………うるさいわね。

 

…あら、今日は私の視点描写なのね。

私の名は霧切響子。記憶喪失になっているの。

…………直球すぎたかしら?

だとしたら、ごめんなさい。こういう形式で話すのは初めてだから。

現状は、まぁ前回のお話を見てくれていたらなんとなく分かるわ。

 

ジェノサイダー「オラオラオラオラオラオラオラァ!!!」シュバババババ

鬼嶽「ハンッ!!何が『オラァ!!』だ!!!」シュインシュインシュイン!!!

 

ここまで常人離れした速度と身体能力を見せつけられたら、同じ『人』なのか疑わしいわね。

 

鬼嶽「ジェノ子。確かに、お前は速い。だがな!それだけだ!!」

ジェノサイダー「何ィィッッ!!?」

 

シュッ!!!

鬼嶽「当て身。」

 

トン!

ジェノサイダー「ファッ!?ウーン」バタッ

 

……『勝負あり』、みたいね。

 

 

〈希望ヶ峰学園・食堂〉

 

鬼嶽「いや、ホントすんませんした。苗木先輩。」

苗木「いや、僕もいきなり話しかけたのが良くなかったし…。お互い様だと思うよ?」

舞園(なんて懐の深さ!!そこに痺れる!惚れ惚れしちゃう!!!)キュン♡

 

……苗木君は、もっと彼を叱っても良いと思うのだけど……。

 

朝日奈「あ~!?苗木の分のごはん冷めちゃってるよ~!!」

大神「案ずるな、朝日奈よ。温め直せば問題ない。」

桑田「苗木はいいよなぁ。女子に尽くしてもらえるだけじゃなくて安全にメシも食えるなんてよぉ。」

苗木「え?どういう意味??」

 

私たちは二人の戦闘に巻き込まれながらの食事だったものね。仕方ないわね。

 

石丸「苗木君!君が気にすることではない!何も考えず食べるといい!!」

苗木「あっ、はい。」

大和田「? そういえば、あの女どこ行った?」

山田「『あの女』……と言いますと?」

大和田「あの不二咲とかいう奴だよ。」

 

…そういえば、いつの間に不二咲さんがいないわね。一体どこへ……?

 

不二咲「み、みんな~!!」

江ノ島「あ。不二咲じゃん。どこ行ってたの?」

不二咲「ちょ、ちょっと準備を!」

葉隠「準備?」

不二咲「えと…。みんないるかな?」

霧切「いえ。十神君だけいないわ。」

桑田「あぁ~…。アイツはもういいんじゃね?一匹狼が良いみたいだしよ。」

 

……多分、彼が来ないのは鬼嶽君(眼鏡クラッシャー)がいるからだと思うけど。

 

不二咲「じゃ、じゃあ今ここにいる人だけでもいいから、脱衣所に来て!」

山田「なぬ!?だ、脱衣所ですと!!?」

大神「何故、脱衣所に?」

不二咲「あそこなら、色々と都合が良いんだ!」

 

都合が良い?……あぁ。確かにあそこなら問題ないわね。

 

 

 

〈希望ヶ峰学園・脱衣所〉

 

鬼嶽「不二咲先輩。ここに何かあるんすか?」

不二咲「えっと。これを見てほしいんだ!」

 

……ん?あれ?今回、霧切先輩じゃないの?

……えと、どうも!鬼嶽っス。はい挨拶終わり。

 

霧切「それは……パソコン?」

不二咲「さっき二人の戦いから逃げてたら、二階が開いてて……。」

朝日奈「二階にあったパソコンを持ってきたんだね!!」

大神「まさか…!何か情報を得られたのか!?」

不二咲「ごめん…。これといった情報は得られなかった。」

 

え?得られなかったの?じゃあ何のために俺らを集めたのさ!!

 

腐川「な、何よ。じゃあ、何のために呼んだのよ!」

不二咲「でも!すごい厳重にロックされたファイルと未完成のプログラムがあったんだ!」

江ノ島「プログラム?」

不二咲「うん!さっき、それを少しいじってプログラムを完成させたんだ!」

葉隠「へ!?そんな短時間で完成させたんか!!?」

 

さすが、超高校級のプログラマーだなぁ!(感嘆)

 

不二咲「それがコレ!名付けて、『アルターエゴ』!!」

霧切「『アルターエゴ』…。別人格?」

不二咲「あ。え、えっと、名前の方は気にしないで!ちょっと恥ずかしい…。」

 

恥ずかしいんなら、そんな名前にすんじゃないよ!

 

桑田「でぇ、そのアルターエゴ?っつうのはどんな奴?ちょっと見してくれよ!」

不二咲「う、うん!いいよ!」

 

そして、不二咲先輩は『アルターエゴ』のアイコンをクリックした。

……すると。

 

アルターエゴ『こんにちは!』

桑田「うぉ!?喋った!!?」

不二咲「おはなし出来るAIプログラムなんだ!」

石丸「パソコンと会話できるのか!?」

 

さすが、超高校級のプログラマーだなぁ!(再利用)

 

不二咲「それに、このパソコンにはカメラ機能もあるから、こっちの様子も分かるんだよ!」

舞園「ま、まるで生きているみたいですね!!」

山田「こ、こんな素晴らしいものがこの世に存在していたとは!!?」

鬼嶽「へぇ~!すっげぇ!!どうやって会話するんすか?」

不二咲「キーボードに文を打ち込めば、反応してくれるよ!」

 

ほほう!じゃあ早速俺が!!

 

鬼嶽「じゃあお試しに!」

 

『俺は鬼嶽 凱。よろしくなアル!』

 

アルターエゴ『……………………。』

鬼嶽「あ?止まっちまいましたよ?」

不二咲「あれ?おかしいな??すぐに返事してくれるはずなんだけど?」

アルターエゴ『その、『アル』って僕のこと?』

鬼嶽「?」

 

『そうだけど、何か問題あるか?』

 

アル『い、いや!大丈夫だよ!!うん!!ありがとう!!………エヘヘ///』

 

? なんだコイツ?

 

不二咲「!? ちょ、ちょっと鬼嶽君代わって!!?」

鬼嶽「え?あ、はい。」

 

俺を押しのけるようにして、パソコンを操作し始めた。

そして、数十秒後…。

 

不二咲「ね、ねぇ。鬼嶽君。」

鬼嶽「はい?」

不二咲「本当は、アルターエゴは僕らが探索とかしている間に

    ファイルのロックを解除してもらう予定だったんだけど…。」

鬼嶽「はい。」

不二咲「その、鬼嶽君は定期的にアルターエゴに会いに来てくれない?」

鬼嶽「え?なんで?」

不二咲「えっとその。何と言うか。えっと。」

鬼嶽「?」

 

何だよモジモジしやがって。大丈夫か?

 

アル『き、鬼嶽君!!!』

鬼嶽「? アル?」

アル『そ、その!ボク……、ボク!!!」

鬼嶽「??」

アル『ボク、鬼嶽君に、ひ、ひひ』

鬼嶽「???」

 

 

 

 

 

アル『鬼嶽君に()()()()()をしてしまったんでしゅ!?か、嚙んじゃった…。

 

 

 

 

 

 

鬼嶽「?????」

 

 

 

 

「ハアァァァァァ!!!!!?」

 

 

 




恋とは心のバグなのさって某宇宙人さんも言ってたじゃないすか。
つまりはそういう事なんですよ!!
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。