ダンガンロンパ -希望しかない常識破り-   作:ガンロウ

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前回のあらすじ
モノクマ爆弾被爆!!


俺は俺だ。

〈苗木side〉

 

 

ドカァァァァァァァ……………ン!!!!!!

 

14人「!!!!?」

霧切「!! ………クッ!」

 

ば………、爆発した!!?

こ、これは夢か?幻か?僕の頭の中は、体感で数十秒ほどそう思い続けていた。

しかし…………、

 

朝日奈「ね、ねぇ!?あの鬼嶽って子は!!?」

 

その声で僕も、他のみんなも一斉に我に返った。

爆心地は完全に焦げており、体育館の床にまで穴ができていた。

 

大和田「な………、あ………、あぁ……!!」

苗木「ッ!!」ダッ

舞園「!? 苗木君!?」

 

僕が穴の方へ向かおうとすると、誰かが僕の腕を掴んでいた。

霧切さんだった。

 

霧切「………何をしようとしてるの?」

苗木「ッ鬼嶽君が!爆発に巻き込まれたんだよ!?早く助けないと」

十神「無駄だな。」

 

十神君が、僕の言葉を遮る。

 

苗木「どうして!!」

十神「『どうして』だと?決まってるだろう。

   奴はあの爆発の中心で、モロに爆発を受けたんだぞ。

   いくら『超高校級の常識破り』と言えども、

   この爆発には到底耐えられるはずがない。」

苗木「ッ! それは」

十神「それに、これで黒幕は斃せたのかもしれんしな。」

不二咲「えっ………どういう事?」

十神「どうも何も、明らかに怪しかった16人目の生徒がたった今死んだんだぞ?

   奴が黒幕だったと仮定すれば、このくだらん茶番劇も終わりだ。    」

 

確かに十神君の言うことは正しい。僕だって、彼があの爆発で生きてるとは本当は思っていない。

それに、僕達の知らない16人目の生徒が黒幕だって思うのも当然だ。

……………けど!!

 

 

それは違うよ!!

 

 

十神「………何だと?」

苗木「鬼嶽君は自分の命を犠牲にしてまで大和田君を助けたんだよ!?

   鬼嶽君が本当に黒幕なら、彼を助ける理由は何も無いはずだよ!!」

モノクマ「そうそう!全くもってその通り!!」

 

その声が聞こえると、ステージからモノクマがひょっこり出てきた!

 

山田「ゑ”ゑ”!!?また出た!?」

朝日奈「何で!?さっき爆発したのに!?」

モノクマ「うぷぷぷぷ♪びっくりしたでしょ?

     僕はね、恐るべき子供達計画 (Les Enfants Terribles)で、クローンが何十何百と存在するんだ!

     それに神出鬼没だからいつでも、どこでも君達の元へ駆けつけるよ!!」

 

そう言いながらモノクマは、人を馬鹿にするような笑い方で大きく笑った。

 

モノクマ「それにしても、彼の事は残念だったね。どっかの誰かさんのせいで

     死んじゃって、可哀想にねぇ。せめてお墓くらいは作ってあげよっか。」

大和田「ッ!!」

モノクマ「まぁ、彼は本来いるはずのないイレギュラーだったから

     死んでくれて良かったよ。お陰で予定通り事が進むしね!」

 

………イレギュラー

 

霧切「イレギュラー?」

モノクマ「うん!彼はね、本来ならこの共同生活にはいるはずのなかった生徒なの!

     だから、さっさと死んでくれてラッキーだったよ!お手柄だね大和田君!」

大和田「……テメェッ………!」

モノクマ「あぁ、それとついでに言っとくけど、

     彼は君達で言う黒幕じゃないよ? 」

苗木「!!」

十神「何!?」

モノクマ「いやいや、そもそも黒幕がわざわざ死地に潜り込むとか

     どんなマゾだよって話なんだよね。常識的に考えて? 」

 

……やっぱり、鬼嶽君は黒幕なんかじゃあなかった。

その上、本来なら死ぬ必要もなかった人間。

それが、こんなにもあっさり…………。

 

モノクマ「まぁ、この話はここまでにして皆んなには電子生徒手帳を渡しとくから」

 

 

バキバキバキィ!!!!!!

 

「!!!!?」

 

!? なんだ、この音!?何かが壊れるような!!

 

 

ガラガラガラガラ!!

 

 

 

 

鬼嶽「ダァァァァ!!!ふっざけんじゃねぇよ!!こん畜生!!!!」

 

 

 

 

   「ええええええええええ!!!!?」

 

 

 

大声をだして穴から飛び出してきたのは、爆発をまともに受けたはずの鬼嶽君だった。

 

モノクマ「ア、アイエエエエエエエエエエ!!???ナンデ!?ナンデ!!?」

鬼嶽「ったく!!俺をガチで殺すなら核弾頭でも使ってこい!!」

大和田「い、生きてんのか!?」

鬼嶽「当たり前じゃないですか!!この俺がモノクマの爆発くらいで死ぬと思ってんですか!!」

霧切「いえ、死ぬのよ。普通は。」

 

鬼嶽君は、なんて事ない様子で全身をはたきながらみんなの質問に答えていた。

……………いずれにせよ、鬼嶽君は無事だったって事で良いのかな?

 

鬼嶽「ん?モノクマ、何それ?手帳?」

モノクマ「え!?あ、あぁ。そうだよ!皆の生徒手帳だよ!」

鬼嶽「お、そうか!じゃ俺にもくれよ!!」

モノクマ「えっ。」

鬼嶽「え?」

モノクマ「あ、えーっとですね。その、君のだけ作れてないんだぁ。」

 

 

 

 

 

鬼嶽「……は?」

 

 

 

 

ズゥゥゥゥゥ……………ン!!!!

 

 

 

 

苗木「!??」

舞園「ッッ!!?」

桑田「お”ッッ!!??」

不二咲「ひっ!???」

大和田「がッッ!!?」

山田「ヒェッ!??」

石丸「!!!!」ビクッ

セレス「…………。」

大神「…………ほぅ。」

朝日奈「(身体が、震えて!!?)」ガタガタ

江ノ島「!!!」

十神「…………(パリンッ!!) !!?」

腐川「(パリンッ!!)ギャッ!??」

葉隠「ひぇぇ~っ!!?お助けェ!??」ガクガク

霧切「…………!!!」ゾクッ

モノクマ「ファッ!??」

 

 

一文字。たった一文字でこの場の空気が凍り付いた。

 

鬼嶽「ふざけんじゃねぇよ、このクソクマが。今日中に俺の分作っとけ。」

モノクマ「え、いや、今日中にってそんな」

 

 

鬼嶽「やれ。」

 

 

モノクマ「オッフ…………はい。」

 

 

………こうして希望ヶ峰学園の入学式(?)は、グダグダな感じで終わった。

 

〈to be continued……………〉




グダグダだなぁ……………。(呆れ)

まずは軽いジャブ。苗木のヒロインは?

  • 舞園
  • 霧切
  • 朝日奈
  • セレス
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