by鬼嶽 凱
〈苗木視点〉
〈希望ヶ峰学園・食堂〉
皆さんこんにちは。苗木 誠 です。今、僕はこの希望ヶ峰学園から脱出する方法を探しています。
鬼嶽「十神先輩。ルアックコーヒーなど如何でしょうか?」
十神「ほう…。下手に淹れたら、俺は飲まんぞ?」
鬼嶽「嘗めてもらっちゃあ困りますよ。それに先輩。
俺の朝食も美味しそうに召し上がっていたではありませんか。」
十神「……フン。」
すごいな…。鬼嶽君、あの十神君ともう仲良くなってる。
舞園「苗木君?どうしたんですか?」
苗木「え!?い、いや何でも!」
彼女は、舞園 さやか さん。超高校級のアイドルで、実は僕と同じ中学校の生徒だった超有名人だ。
それに、彼女は何故か、こんな何も特筆した所の無い平凡な僕に構ってくれる。
それどころか、僕の助手として共に行動するつもりらしい。
舞園さんほどの美少女と一緒に行動できるのは、男として嬉しいが……
ものすごい緊張してしまう!!!
舞園「…苗木君。そんなに緊張しなくても良いんですよ?
私たちは同い年で、同じ中学の生徒なんですから!」
苗木「え!?こ、声に出てた!?」
舞園「私、エスパーですから。」
苗木「え。」
舞園「ふふっ♪冗談です!ただの勘ですよ?」
……時折り、こんな風に、本物のエスパーみたいに僕の心も読んでくるのだ。
そんなわけがないとは…………信じたい。
舞園「それよりも、苗木君。さっきまで鬼嶽君の方を見てましたよね?」
苗木「え?あ、あぁ。うん。そうだよ。それがどうしたの?」
舞園「……苗木君は、鬼嶽君をどう思いますか?」
苗木「え?どうって?」
舞園「私は…………、少し鬼嶽君が怖いです。」
苗木「え!?」
舞園「あまり……、考えたくはないんですよ?
でも、もし彼が人殺しをする気になったら……。」
舞園「誰も彼を止めることが出来なくなるんじゃないか……って。」
苗木「!! それは……ッ!!」
『そもそも彼は人殺しなんてしない。』。そう言いたかったけど、彼が殺しに手を染めない確証はない。
それに、舞園さんの言う通り、彼が悪い方向へ暴走したら、誰にも止められないかもしれない。
昨日の爆弾を受けてもヘッチャラだったし、実際僕も、彼自身が言った通り、核弾頭でも使わないと止められないんじゃないかと思っている。
苗木「だ、大丈夫だよ!仮に鬼嶽君が襲ってきても、せめて舞園さんだけでも僕が守るよ!」
舞園「苗木君……!ありがとうございます!」
………か、かわいい………!!
鬼嶽「タッてますねぇ!!」
苗木「!!? 鬼嶽君!!?」
舞園「き、鬼嶽君?『タッてる』って何がタッてるんですか?」
鬼嶽「何が『タッてる』って………、そりゃあ舞園先輩決まってるでしょ!?」
苗木「い、いいいい言わなくていいから!!?」
鬼嶽「恋愛フラグですよぉ!!テンションアガりますねぇ!!!」
………今、心の底から『死にたい』って思ってしまった。
舞園「……苗木君?顔が赤いですよ?熱でもあるんじゃ」
苗木「!! な、ナニも考えてないよ!?うん!ホントにナニも!!」
舞園「?」
モノクマ「おやおやおやおや苗木君~?ナニを想像してたのかなぁ??」
苗木「うわっ!?」
舞園「も、モノクマ?」
鬼嶽「ちょっと奥さん聞いてくださいよぉ!苗木先輩ったら
『タッてる』でいや~んな妄想膨らましてたんですよぉ!!」
モノクマ「あらやだホント!?嫌ねぇ、最近の若い男の子はねぇ!」
鬼嶽「ねぇ!!ホントよねぇ!!」
鬼・モノ「「ねぇ~~!!」」
ピキッ!!
苗木「あっち行ってよ!!」(憤怒)
鬼嶽「キャー苗木先輩が怒ったーー!!」
モノクマ「いやーんコワーイ!逃げろ逃げろーー!!」
苗木「……………はぁ。」
舞園「苗木君?大丈夫ですか?」
苗木「舞園さん……。君だけは、何があっても、僕の味方でいてね……?」
舞園「は、はい!もちろんですよ!」
……やっぱり舞園さんは、僕の身と心の癒しだ……。
鬼嶽「……ところでクソクマ。何しに来たん?」
モノクマ「前から気になってたけど、君、急に僕の事クソクマ呼びしだしたね?」
鬼嶽「え?事実でしょ?」
モノクマ「ちょっと!僕でも傷つくときは傷つくよ!!」
鬼嶽「知らねぇよカスが。早よ言えや。」
…鬼嶽君ってしょっちゅう毒舌になるよね。
モノクマ「はぁ……。もういいよ。それよりも皆を体育館に呼んでくれない?」
鬼嶽「は?テメェが呼べよ。」
苗木「…………僕が呼んでくるよ。」
モノクマ「お!いいの?ありがとね!!」
苗木「……行こう。舞園さん。」
舞園「え、あ、はい。」
数時間後…
〈希望ヶ峰学園・体育館ホール〉
舞園さんと協力して、僕らは皆を何とかして体育館に呼ぶことが出来た。
モノクマ「いやぁ、苗木君!舞園さん!呼び込みありがとね!」
舞園「………あの、気になったのですが。」
モノクマ「何さ!」
舞園「普通に放送で呼べば良かったんじゃないですか?」
モノクマ「………あ。」
最近モノクマの知能がガバガバになってる気がする……。
霧切「それで、何の用で私たちを呼んだの?」
モノクマ「そうそう。用件なんだけどさ。」
モノクマ「
…………DVDって
〈回想〉
鬼嶽「プゥゥゥゥゥゥゥゥゥンン!!!!!!!!!」
ガシャアアァァァァァァァァァンンン!!!!
…………絶対
鬼嶽「えっと、江ノ島さんがやりましたぁ~!!」
江ノ島「………ハァ!!?」
え、江ノ島さんの所為にしたァァーーー!!!?
モノクマ「何だとぉ!!本当か!!!」
鬼嶽「はい!奇声を発しながらDVDを粉砕してました!!!」
江ノ島「ふざけんじゃねぇよ!!っつか奇声発してたのは鬼嶽の方っしょ!!?」
モノクマ「全く!江ノ島さんには困っちゃうよ!!こんなことして!!」
その言葉に堪忍袋の緒が切れたのか、江ノ島さんは……、
ドムゥッッ!!!
モノクマ「むぎゅうぅ!!?」
モノクマを勢いよく踏みつけた。
朝日奈「あ!ちょっと!!」
江ノ島「ふざっけんじゃないわよこのクソクマ!!あんま調子ノッてると」
モノクマ「それはこっちのセリフだよ?」
江ノ島「は?」
モノクマ「『学園長への暴力行為』。校則違反だね。」
江ノ島「アンタ………。何言って」
モノクマ「召喚魔法発動!助けて!!『グングニルの槍』!!」
その瞬間、江ノ島さん目掛けて無数の鉄の棒が………
鬼嶽「おっとそれはシャレにならんやろがい!!」ゲシッ!!
江ノ島「ギャン!!?」
突き刺さるところを鬼嶽君が!!
苗木「危ない!!鬼嶽君!!!」
朝日奈「イヤァァァァ!!!」
不二咲「ウワァアァァァァァ!!!」
鬼嶽「MUSCLE!!!!」
ギィィン!!!ギィン!!ガキィィン!!!
苗木「………え?」
桑田「ハァアァ!!?」
あ、ありのまま今起こったことを話すよ!?仁王立ちの鬼嶽君に突き刺さると思ってた鉄の棒が、鬼嶽君に当たると同時に、文字通りに粉々になった!!
な、何を言ってるのか僕自身理解できないけど、僕もあの一瞬で何が起こったのか分からない!!
超能力?ポルターガイスト?いや、そんな生半可なものじゃない!!もっと恐ろしいナニカを感じた!!
鉄の棒が全て無くなった後、彼はこう言った。
鬼嶽「…………まだやるかい?」
鬼嶽君のキャラ設定の原点
範馬勇次郎+ボボボーボ・ボーボボ+うp主の父親
・範馬勇次郎………見てわかる通り。
・ボボボーボ・ボーボボ………見てわかる通り。
・うp主の父親………活動報告で公開。
https://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=298193&uid=385313
それでは本題!!鬼嶽君のヒロインは!?
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霧切
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朝日奈
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セレス
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江ノ島
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???(今後ネタバレになるので伏字)