はっきり分かんだね!!!
by鬼嶽 凱
〈希望ヶ峰学園・寄宿舎『舞園の部屋』〉
鬼嶽「……。さて、舞園先輩?腹割って話そうや?」
舞園「………………。」
……。どうしよう……。
あ、どうも。この形だと『初めまして』ですよね?舞園さやかです!
今は……、その……。多分この数秒後殺されます。
数刻前、鬼嶽君に包丁を突き刺したと思ったんです。
思ったんですが……、刺さった感触はまるで感じず、その上、包丁を文字通りへし折られてしまいました。
……どうせ死ぬなら、せめて苗木君の手で……
鬼嶽「…………舞園先輩。今、苗木先輩のこと考えてたでしょ?」
舞園「!? いえ!?考えてませんよ!?こんな状況で!!」
鬼嶽「嘘だッッッ!!!!」
舞園「ひぅっ!?」
そこは「それは違うよ!!」みたいに優しく言うんじゃないんですかぁ!!?
鬼嶽「ガイ知ってるよ?舞園先輩がランドリーで苗木先輩の服をhshsしてr」
舞園「あ”ぁぁぁぁぁぁぁ!!!!?それ以上はやめてぇぇぇぇぇ!!!?」
〈数十秒後……〉
鬼嶽「まぁ、そういう訳で、舞園先輩が苗木先輩にご執心なのは知ってます。」
舞園「…………そう……ですか…………。」
鬼嶽「? どうしたんすか?急に元気なくしちゃって?お腹すきました?」
舞園「だ、誰のせいで!!」
……いや、駄目。駄目よ舞園 さやか!ここでムキになったら、それこそ鬼嶽君の思うつぼ!!
ここは『超高校級のアイドル』として、余裕の姿勢を保たなくては!!
鬼嶽「それよりも、どうして包丁なんか突き刺してきたんですか?
まぁ、俺にとっちゃ予防接種レベルの痛さだったから平気でしたけど。」
舞園「ほ、包丁が予防接種レベル???」
か、かなり本気で全体重をかけて刺したはずだったのに……。
いや、ここでこんな事考えても無駄。いや、むしろ考えたくない。
舞園「……分かりました。この話は苗木君にしか知りませんが…、
鬼嶽君にもお話します。私がアイドルになるために何をしてきたかを」
鬼嶽「いや、別にそういうのは求めてないです。」
舞園「ちょっ、聞いてくださいよ!!?」
鬼嶽「誰が悲しくて人の努力自慢のお話を聞かにゃならんのですか?」
舞園「と、とにかく聞いてもらいます!!いいですね!?」
鬼嶽「うわぁダル。」
…………私、泣いていいですか!?
鬼嶽「ふむふむなるほどそういうことね完全に理解した。」
舞園「……………ほんとに理解してます!?」
鬼嶽「当たり前ですよ。まぁ、つまりあれでしょ?
皆のトコにさっさと戻りたいから殺そうとしたんでしょ?」
舞園「う…。は、はい。」
ま、まぁ的は得てますね…。
鬼嶽「いや、それにしても嫌々聞きましたが舞園先輩すごいっすね!
センターに立つために『何でも』したんですねぇ!尊敬するなぁ!!」
舞園「そうです!!私はアイドルであるために『何でも』してきました!!
そしてこの学園から脱出するためなら、生き残るためなら『何でも』する!!」
そう。これは生き残りを賭けたコロシアイ!!アイドルと同じなの!!
生き残るためには!ここから出るためには、私は『何でも』すr
鬼嶽「ん?……今、「『何でも』する」って言ったよね?」
舞園「…………え?」
鬼嶽「ん?今、「『何でも』する」って言ったよね?」
舞園「…………え?」
よぉ、みんな。視点変わって俺のターンだ。
さぁ、あの超高校級のアイドルに「『何でも』する」の言質取ったので…
これから舞園先輩には、『天国』に到達してもらおうと思います。
鬼嶽「どうしたんすか?「『何でも』する」って言ったでしょう?」
舞園「ッ!な、何をすれば良いんですか………?」
鬼嶽「フッフッフッフッフ……!!!」(ドフラミンゴ)
おぉ、おぉ。ビクついてら。ムッツリ舞園先輩はきっと、
「私に酷い事するんでしょ!?薄い本みたいに!!」って思ってんだろうな。
……でも残念。俺はこんな
鬼嶽「これを使うぜ!!」スッ
舞園「………カメラ?」
さぁ。来るぞ!この状況を楽しんで見てるお前らも驚く
オッタマゲ論破な超展開が来るぞ!!それカウントダウン!!
1……
2……
3!!!(NEK感)
ピンポーン!!
舞園「!? 誰ですか!?」
苗木「あ、ま、舞園さん。僕だよ。苗木だよ。」
舞園「!!? な、苗木君!?」
鬼嶽「コホン!どうぞ苗木君!入ってください!カギは開けてますから!」(超高校級の声真似)
舞園「!!!?」
苗木「う、うん。お邪魔します……!」
ガチャ!
舞園「ちょ!鬼嶽k……いない!?」
フッ!目を逸らしたが最後!!俺は天井に張り付いたのだ!!
この姿!さながら、守宮が如く!!
そして、カメラ撮影はすでに始まっているんだぜ!!
苗木「ま、舞園さん?どうしたの?」
舞園「うぇ!?あ、いえ!?苗木君どうして?」
苗木「? どうしてって……。舞園さんが僕の服のポケットに
この紙を入れてくれたら来たんだけど…。もしかして間違えた?」
舞園「か、紙?」
『あなたにどうしても伝えたい事があります。
誰にも気づかれないように私の部屋に来てください。
あなたが来るまでずっと待ってますから……。 舞園 さやか』
……当然、書いたのは俺である。ちなみに筆跡模写は得意だぜ!!
…え?「どこで筆跡模写するタイミングがあったんだ」だと?
おいおい。忘れたか?俺は『超高校級の常識破り』だぜ?つまりはそゆこと。
苗木「そ、それで舞園さん!その、『どうしても伝えたい事』って?」
舞園「えええっとそそそそそれはですねぇぇぇ…………。」
……………草。
苗木「あ、あのさ!無理して言う必要はないんじゃない?」
舞園「え!!?あ、え、えっとそのそれは」
…………グズグズしてんじゃねぇよ!!!
もっとシャンとしろや!!お前それでもアイドルかァァァ!!!!
フッ…………。(消灯)
苗木「!? え!?」
舞園「な、何!?」
オラ!!(苗木の方へ)落ちろ!!
ゲシ!!!
舞園「!? キャア!!?」
苗木「!? うわぁ!?」
…………ヨシ!!(安全確認)
ムッツリヘタレさやカービィがよぉ!!!
背中押してやるよオラァ!!!(物理面&精神面)
鬼嶽(舞園)「な、苗木君!!」
苗木「だ、大丈夫!?舞園さん!!」
鬼嶽(舞園)「待って!!動かないで!!」
苗木「!?」
鬼嶽(舞園)「私、あなたに謝らなきゃいけないことがあるの。」
苗木「『謝らなきゃいけないこと』?」
………ったく。こうでもせんと話(ラブコメ路線)が進まねぇんだよ!!
ちなみに、カメラは暗視カメラの機能も付いてるから余裕で構図が見れるぜ!!
こんな構図!!山田先輩やその道のプロが見たら創作意欲が爆裂しちまうなぁ!!!
舞園「な、苗木君。」
苗木「な、何?」
舞園「私は………。」
苗木「(ゴクリ!)」
舞園「あなたを利用」
鬼嶽(舞園)「洗浄前のあなたの服を拝借して、その匂いを嗅いでたんです!!!」(迫真)
苗木「……………え?????」
舞園「…………………………。」
そう!!これが鬼嶽クオリティ!!!!
それでは本題!!鬼嶽君のヒロインは!?
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霧切
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朝日奈
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セレス
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江ノ島
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???(今後ネタバレになるので伏字)