青薔薇の少女達と紡ぐ病み物語:N   作:ka-主

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どうもka-主です。
今回から神楽君の過去回になります。大体2〜3話を目安として更新したいと思います。
過去回に当たって、注意書きをさせて頂きます。

※過去回では残酷な描写.......というより、胸糞悪い描写が多く登場します。気分が優れなくなる場合がございますので、そう言った描写が苦手な方は、閲覧をお控え下さい。
※登場人物は過去回の最後辺りまでバンドリのキャラは登場しません。オリ主、オリキャラ、その他オリモブしか登場しないので、上記の内容含め苦手な方も閲覧をお控え下さい。

最後に.......登場人物のですが、神楽君と未来以外の紹介をざっとさせて頂きます。

親友:海来と同じ神楽の親友。

学級委員A:神楽の過去において『キッカケ』を作った男子生徒。

女子生徒A:後に中学3年の頃の学級委員を務める女子生徒。(後に学級委員Bとなる)神楽の過去の元凶。

担任:神楽のクラスのクラス担任。

校長:神楽の中学の校長。女子生徒Aの父親。

他の人物らは全員モブとして扱いで執筆させて頂きます。
それでは.......上記の注意書きを読んで、自分は大丈夫だと言う方は、どうぞ。


4話

(神楽)「東京から来ました…大江神楽です。よろしくお願いします…」

 

 

中学1年として、あのクラスに在席することになったのは、その学校の入学式後の大体2、3週間後。

生まれた時から俺は、脳に軽度の発達障害があった。所謂知的障害.......と言うよりかは、ただ単に周りと同じ行動、捉え方などが出来ないと言うだけであり、学校生活諸々に支障は今までなかった。

しかし.......中学に上がってから…特に、俺に関しては転校ということもあり、クラス全員が初めましてという訳だ。

つまり.......こんな俺を、転校先のクラスメイトらが快く受け入れてくれるかどうか.......不安でいっぱいで、正直言って、学校なんて行きたくないくらいだった。

 

 

(学級委員A)「これからよろしく!神楽君!」

 

(女子生徒A)「よろしくね♪」

 

「よろしくな!」

 

「よろしく〜!」

 

 

朝のSHRが終わると、俺の席の周りに、数多くの生徒達が集まってきた。

やはり…転校生という物は余程特別扱いされるものなのだろうか?今思い返すと、そう思えてくる。

 

 

(学級委員A)「何か分からない事があったら、なんでも頼ってくれ!クラスの皆で神楽君の事サポートするからさ!」

 

(神楽)「ありがとう、そうさせて貰うよ」

 

 

そう言って、各々1時間目の準備をしに、教室へ戻った。

あの頃は…転校する前の自分が嘘みたいに、1日1日が楽しかった。クラスの皆が一丸となって、俺の事を良くしてくれるものだから……。

この過去を忘れたくても忘れられないのは、こんなにも暖かい日常が……まだこの時はあったからだ。

だから……あんな事が起こるまで、俺はこの日常がずっと続けば良いのにと思っていた。

 

━━━━━━━━━━━━━━━

 

何事もなく転校初日が終わり……放課後、特に何も用がない為俺は1枚のプリントと睨めっこしていた。ん?普通そこは荷物纏めて下校だろ?…まぁそうなんだけどさ?担任から渡された『部活動』についてのプリントを下校間近に渡された為、どうしようか悩んでいたのだ。

部活動…小学校の頃は父さんに言われて柔道を習っていた。だから、それにならって柔道部に入れば良いだろうって普通はなるだろうが……俺には叶えたい夢がある。その夢のためにも柔道部元い…音楽関連の部活以外には入らないことにした。

しかし……残念な事に、お目当ての音楽関連の部活がこの学校にはなく、あって吹奏楽と合唱。合唱はまず省くとして、残りは必然的に吹奏楽になるが…管楽器、打楽器等の経験がない俺に吹奏楽なんて務まらない。

 

(神楽)(だけど、入っておけばこの先自分の夢叶える為に必要な武器になる…未経験でも、そこは入るべきか?いやしかし……)

 

まぁ、そんな感じで心の中で、自問自答たるものをしながら…現在進行中でこうしてプリントを眺めているのだ。

ある人物が来るまで。

 

 

(海来)「あの〜……何か部活関連で困ってる事とかあるの?」

 

(神楽)「!……うん。自分の夢の為にも吹奏楽に入ろうかなって……でも未経験だから大丈夫かなって、自問自答してた所」

 

(海来)「!!吹奏楽!?……あ!私蒼導海来です!それで、神楽君もしかして吹奏楽部に入部したいの!?」

 

 

そう…海来が来たことにより、俺の自問自答Timeは幕を閉じた。因みにこれが、俺と海来の初めての出会いである。

 

 

(神楽)「パンフレット見た感じ……未経験の俺なんかが入って、足でまといにならないかなって」

 

(海来)「そうだったんだね!でも入ってもいいんじゃないかな?私も未経験だけど……ピアノやってるし、自分の夢の為にも入って見ようかなって思ってたんだ!」

 

 

驚いた……。まさか俺以外にもそういった考えて入ろうか否か考えてた人が居たなんて。

なら……入ってみても、良いのかな?

 

 

(神楽)「そうだね……一応、次の週に行われる見学で覗いて見ようかな?」

 

(海来)「ホントに!?私の友達、運動部にするって言ってたから……心細かったんだよね!」

 

 

何だか、転校初日というのが嘘みたいだ。海来と話していると自然と気軽に話せてる様に思う自分がいた。

そんなこんなで、入る予定の部活が決まり…やる事も決まった為、さて帰ろうと思った最中の事だ。

 

 

(海来)「ねぇねぇ!私と一緒に帰ろ?」

 

(神楽)「……え?」

 

 

この子今なんて?初対面の俺に……それ聞く?

しかも、自分でさっき友達がどうとかって言ってたなら、その友達と帰れば良いのにと思った。

 

 

(海来)「実は……運動部の見学って、今週からはじまってるんだ。なんせ、早く新入部員集めて中体連に備えるって話だし……って事で、私の友達見学に行っちゃって、1人なんだ……ダメ?」

 

(神楽)「ゔ……」

 

 

海来はそう言って…恰も小動物のつぶらな瞳でそう訪ねてきた。

昔から…その目で何か頼まれると、断れなくなるんだよな俺……。

 

 

(神楽)「……わかった。なら途中まで一緒niーー「神楽君と家隣だから家まで一緒だよ♪」さいですか…」

 

 

詳しく聞いて見ると……どうやら春休みに、俺が引っ越して来た所をたまたま目撃したらしい。

そう言えば…お隣さんの苗字『蒼導』だったし、母さん達が挨拶周りしてたから俺の事耳にするよな…うん。

そうと決まれば…出すべき答えは1つだな。

 

 

(神楽)「それじゃあ蒼導saーー「海来でいいよ♪」海来?俺で良ければ……一緒に帰ろ?」

 

(海来)「うん!」

 

 

そう言って俺は、海来と一緒に下校することになった。

まさか転校初日から、色々と前進するとはな……。

その時も……海来と一緒に帰りながら、俺はこの先もずっと…卒業まで何不自由なく学校生活を遅れたらと願った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そう……あの日が来るまで、俺はずっとずっと……願い続けてた。

 

 

 

〜END〜




短めですが、ここまでにします。
次回から…神楽君という『あの日』が何なのか少しづつ紐解かれていきます。今回は全く不快な描写はありませんでしたが、次回から出てきます。ご了承下さい。
それではまた次回!
感想、高評価等お待ちしております!
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