『便所飯』獲得RTA ぼ喜多曇らせ√   作:グノシー

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ホンペ、スターッスターッスターッスターッスターッスターッ………


Part3

 

 

「──お互いのことをよく知る為にも、まずは自己紹介から始めていきましょう」

 

 来たっ、来たなぁ! 今日1日の中で最も重要なイベントがこの自己紹介パートです。ホモちゃんのスクールカーストにおける立場は、この僅かな時間に懸かっていると言っても過言ではありません。

 

 もしここでスベり散らかそうものなら、浮いてる…す…すげぇ……状態からのぼっちルート驀地(まっしぐら)。地獄の3年間が幕を開けることになります。まあRTAなんでどう足掻いても3年経たないし経たせないんですが。

 かといって なんの面白味もないじゃない って挨拶は誰だっけ? されかねないので却下で。

 とどのつまり、自己紹介で印象に残りつつ引かれない程度のラインを見極めて程々且つ自然に自己主張を成し遂げればいい訳です。…うーん、これは無理!w

 

 ってのは冗談でちゃーんと策は用意してあります。

 目ん玉ひんむいて見とけよ見とけよ〜。

 

「では出席番号1番の(かた)から順にお名前と趣味、意気込みなんかをお願いします」

「はい! 私は…」

 

 こ↑こ↓で透かさずAボタンを連打。

 モブキャラの自己紹介なんか必要ねぇんだよ! と、イキたいところですが生憎スキップは使えません。使うと聞き逃し判定で補正がなくなっちゃ^~うからですね。その代わりに連打することで短縮します。これ地味に指がチカレるからጎンጋ。

 どうしてこんな謎仕様があるのかと言えば、偏に制作陣がリアリティを求めた結果だそうです。……そんなことしなくていいから(良心)

 

 一見、周回勢への嫌がらせか? と思わなくもないシステムですが、実際はそうでもありません。本作は台詞が都度リアルタイムで生成される上、一言一句同じワードが来ることも珍しく、周回中に新鮮味が薄れる事はないからです。

 

 ゆえにスキップが使えなくて困る野獣(のけもの)は走者だけって、はっきりわかんだね。

 

 ただし裏を返せば、聞きたくない事は聞かない(現実逃避)といった活用方法もあるので……というより、普通プレイでもせっかちプレイでもそっちが主流なのでプラマイ的にはどっこいどっこいですね、どっこいどっこい。

 

 また、スキップさえしなければプレイヤーが読まずとも勝手にホモちゃんが内容を学習してくれます。明日以降はこれを利用し、ところたどころオート操作に任せて友達作りに励んでいきましょう。

 なお、喜多ちゃんと絡む可能性が高い一部の女子に関してはガッツリ介入していくので攻略サイトで趣味や性格を把握しておく必要があります。別クラスも含め20人以上、30人以下? 近くいますが、がんばれ♡がんばれ♡ ウチもやったんだからさ(威圧)

 

 おっ、喜多ちゃんの番が来ました。

 でも連打は止めません。当たり前だよなぁ?

 当然タイムが最優先です。じっくり見たい兄貴姉貴達は各々でプレイして、どうぞ。

 ちなみに本来なら、下の名前だけ気持ちボソっと喋るちょっぴりレアな喜多ちゃんが拝めます。カワイイネ

 ただ本人はめちゃくちゃ気にしている様子なので、困り顔見たさにコンプレックスを刺激しに行くよ(・・・)うなまねは やめようね! 郁代だけに (激ウマギャグ)

 ……スイマセン、ユルシテクダサイ、ナンデモシマスカラ。

 

 ん? いまなんでも… 余談ですが、好感度MAXだとコンプレックス解消まで持っていくことも実は可能だったりします。けど運要素の関係でどうしてもチャートには入れづらいんですよね……。今回はバンドメンバーですらないため尚更。

 MAXはイケたらイク(基本イかない)程度の心構えで問題ないようにはしています。ま、好感度は飽くまで目的ではなく手段。最悪MAXどころか70%に満たない状態からでも最低限他の条件が揃っていればリカバリーは効くので気軽にやっていきましょう(楽観)

 

 そんなことより……すいませ〜ん、木下ですけどぉ(ホモちゃんまで)ま〜だ時間かかりそうですかね〜?

 

 ………、

 

 ……アクシロヨ。

 

 ……あと3人。

 

 ……あと2人。クルクルクルクル クルッ! 身長は、

 

「堀萌子です!音楽鑑賞が趣味で、ロックをよく聴きますっ。気軽に話し掛けてもらえると嬉しいです!」

 

 やったわ☆ (投稿者:変態糞娘)

 開幕あれだけハードル上げた割にクッソ無難な挨拶してんなお前なってツッコまれそうですが、まぁまぁそう焦んないで。忘れてはいけません。ホモちゃんは第一印象で既に病弱っ子というイメージをクラスメイト全員に刷り込んでいます。

 そして、そこに放り込まれるロック好きという名の意外性(スパイス)、そりゃあもうインパクト抜群──であることを意味していますよねぇ。思惑通り、周りの子もはぇ〜いっがいって表情を隠せていません。これで十中八九、名前は覚えてもらえたことでしょう。

 やっぱり女の子のギャップ萌えを……最高やな!

 

 では、自己紹介も済んだのでHR後はさっそく喜多ちゃんの所へ凸ります。というのは嘘で、今日絡む予定は一切ありません。は?(二重人格)

 まま、慌てず騒がず落ち着いて。

 理由は簡単。初日に積極的すぎると却って警戒されるからです。赤の他人に脈絡なくグイグイ来られたら怖い……怖くない? そこも含めてこれから根回ししていきます。

 それじゃあ帰りの挨拶も済んだことですし、支度を済ませて教室からは秒でドロンしましょう。

 向かう先は下駄箱です。いざ鎌倉。

 

 これよりホモちゃんには5組の下駄箱にてとあるガチャを回してもらいます。その名も通称『ハンカチガチャ』。詳細は追って説明しますが、一言で言うと一種のキャラガチャですね。その際に出たキャラクターが記念すべき友達第1号となります。

 

 さて、着いたら適当な位置に立って、ポケットからハンカチを取り出します。そして床に──ポイッ!!

 ウァアアアー! 落としたァー!

 ゲームのハンカチ落としちゃったぁ!!

 

 はい、後は誰かが来るのを陰でひっそりと待つだけです。目当ての人物じゃなかったとき、拾われる前にすぐ回収できるよう下駄箱の裏くらいに隠れましょう。リセマラが楽でイイ…イイ……。

 ただし時間が経つごとに通行人も増えて難易度が跳ね上がります。頃合を見て切りやめないとクソどうでもいい別クラスのNPCとかに拾われて回収もできなかったりするため要注意。

 

 後日ハンカチを拾ってくれたキャラクターとは会話イベントが発生します。そこで恩を着て手っ取り早く仲を深めようという寸法なので、同じクラスの女子(それも喜多ちゃん周りの人)を引き当てることが必須事項となります。

 回りくどいって? そうだよ(肯定) でも初対面相手にグイグイいきたいなら、多分これが一番自然だと思います。

 さぁ誰が来るんでしょうかね〜。10人か、50人か、100人か? 流石に0ってことはないと思うわ、0は。

 

 足音がしました。

 バレないようにちらっと確認します。

 

 

 ファッ!? 佐々木(さっさささ)さんやんけ!

 

 試走の時は原作キャラなんて一回も来なかったんですがそれは……。大抵の場合、彼女は喜多ちゃんと放課後も二人して仲良く駄弁っています。

 なのでこんなに早く下駄箱へ来ることは通常ないはずなんですけど…(早くなる分には)ありあり全然あり。

 本番でデレてくれたのは嬉しい誤算です。

 

 佐々木(さっさささささ)さんの席は喜多ちゃんの真後ろとかいうベスポジなので、これはもう流石に勝ち確じゃな? 本来喜多ちゃんと絡めるのはもう少し先の予定でしたが、この調子だと3日分くらいは短縮できそうですね。

 もはやどれだけミスしてもお釣りが来そうなまであります。あぁ^〜、たまらねえぜ。

 トイレでの邂逅は乱数調整だった可能性が巨レ存?

 

 それじゃ佐々木(さっささささささ)さんがハンカチを拾う姿だけ見届けて、そそくさ帰宅するぞオラァン!

 

 〜 少女移動中 〜

 

 

 お邪魔するわよ〜(帰宅)

 言い忘れてましたが初期設定をイジらなかった場合、両親は海外出張ということになります。親の経歴欄が空白だと、存在自体が不要と判断されるみたいですね……。従ってこちらから電話とか掛けない限り向こうから能動的に絡んでくることもありません。ネグレクトかな?

 

 今日は他にすることもないので、タスク欄に勉強だけ追加したら後はオートに任せて放置します。補習イベントを回避する為に学力は必須、ホモちゃんにはしっかり勉強を頑張ってもらいましょう。

 んじゃ翌日になるまで倍速かけますね〜。

 

 その間、タスク機能について……お話します。

 この機能は簡単に言うと、オート操作を利用する際に出せる大まかな指示のことですね。これを使えば操作キャラは可能な限りそれに則った行動をしてくれるようになります。

 また複数同時に設定することもでき、優先順位を付ければそれに沿って動いてくれるため使い勝手はかなり良いです。もろちんちん、単純作業の際にはバリバリお世話になります。

 

 

 

 う〜ん、朝だぁ〜〜〜おま○こ!(急降下爆撃)

 

 

 日が変わったので等速に戻します。

 2日目は喜多ちゃんとの初絡みに係決め、部活見学とイベントが盛り沢山なので気張っていきましょう。

 今日も1日頑張るぞい!

 

 身支度を済ませさっそく学校へ向か──う前にまずは自宅の冷蔵庫を開けて≫作る≪という項目を選択します。次に幾つか選択肢が出てくるのでその中から《弁当》を選びましょう。

 具材はなんでもok。ん? いまな… ミニゲームを回避するため調理はオートに任せます。ちょくちょく入る謎のミニゲーム嫌いじゃないけど(RTA的には)好きじゃないよ、通常時ならいっぱいちゅき♡

 

 それじゃ、調理するぜ!

 いきますよ、よく見といて下さい。これ、上下に動かすだけ。ただただ只管(ひたすら)に、上下に上下に。しこしこ…しこしこ……、ニンジンが千切りになって出てくるんです。さぁご覧ください!はい、これで千切りの完成!

 

 

 弁当が出来たので鞄に詰め込んで イクゾー!

 デッ デッ デデデデ! (カーン) デデデデ!

 

 到着したら今日はもう…終わりでいいんじゃない?

 次の料理も、頑張ります。

 

 





プレイヤーの機械的すぎる言動にNPCがドン引きする展開しゅき、誰か書いて (他力本願)

RTA小説読んでる層は淫ク厨だと信じて語録密度マシマシにしてるけど、実際そんなこともないんだろうか……わたし、気になります!
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