ライナーがヘブバンの世界行くやつ読んでる人は多分知ってるかなぁ〜って自分は思ってます(ポジティブ)
ライナーの方すらまともに更新できてないのに何してんだと言われればそれまでですがブリーチとライナー、何とか頑張って両立させるので応援お願いします!
「なんだよこいつ…なんでこんなバカデケェんだよ!?」
空座町上空、この町を守る死神代行“黒崎一護“は突如現れた化け物に動揺していた。一護の装いはボロボロになっており身体はあっちこっちに傷が出来ていた
全長およそ200mと思われる巨体を街に横たわらせ…そして様子を見てるのか動かない。巨体のせいで町は壊れ…下は地獄のような世界になっていた。
(そしてなんで街の人達にも見えてるんだ…てことはこいつは虚とかじゃないっていうのか…?)
何故こんなことになったのか______状況は約30分前に遡った。
「…」
幽霊が見える高校生______今は空座町の死神代行を務めている黒崎一護は…空座町上空の霊圧の異変を感じ取り空をパトロールがてら飛び回っていたのだ
(何もない…なのになんだこの違和感…今までとはまた違うこの感じ…)
いつどこで何が起こってもいいように全身に気を巡らせていく。
「っ!?」
その瞬間、一護の真上にとてつもない気配が襲いかかった。霊圧ではなく気配だ____次の瞬間には一護を簡単に…いや一瞬この町を覆い尽くせるのではないかという影が現れた
「く…っ!!」
即座に瞬歩を使って回避を試みようとする…だがいくら走ってもその影が途切れることは無い。その間にも影はどんどん濃くなっていく
(ダメだ…回避できねぇ!!回避したとして町が…!)
脳内でそう結論づけた瞬間、一護は無意識に背中の大剣の様な斬魄刀___斬月を手に取っていた。同時に上を見る
「なっ…!?」
瞳に映った巨体は想像より大きくそれに一瞬気圧されるが____
「月牙……天衝ッ!!!」
斬月から高密度の霊圧を放つ。だが相手を斬り裂く前に壁のようなものに防がれ月牙天衝が砕け散る。
(断空とはまた違う防御の壁…!?)
「ぐっ…ううっ!!____ぐあああぁあああッ!!!!」
何がどうなっているのか、一体コイツはなんなのか_____何も分からずに一護と空座町は大きな巨体に押しつぶされた
「ぐっ…く…っそ…!」
幸いにも影の端あたりだったお陰なのかなんとか下から這いずり出た一護、出れたとはいえあっちこっちに傷を作り装いも破れていた
「な、なんだ…これ」
直後目に映った光景に、一護は目を疑った。辺り一面が火の海とかしていたのだ
「嘘だろ…!」
絶望より先に少しでも希望に縋りつこうとしたのか、上空に一気に飛び上がる
燃える街…聞こえる鳴き声…崩れゆく建物…
空座町は文字通り、地獄と化していた。
(まだだ…まだ諦めるのは早い)
ここ空座町は重霊地でありかつては藍染惣右介がここで王鍵を作ろうとしていた。きっとこれほどの異変であれば即座に護廷十三隊が駆けつけてくれるはず…
___それまで持ちこたえなければ、俺が守らなければ…この町を…
「…!?__なんだ!?」
動きがなかったはずの巨体が大きく上に上がる。一護の目の前に四つの目が現れる。その目は一瞬大きく膨れ上がり…そして大きな爆発とともに光り輝いた。
「くそ…しまっ___!?」
その攻撃を避けることも出来ずに喰らう一護。身体が吹き飛んだような感覚が全身を支配した後に______全ての感覚が消えた
(なんだ……くそ……口が…腕が…)
口が着いているのか、腕があるのか、足があるのか、頭はついてるのか、体は未だ存在しているのか…
何も分からない…自分がどうなってるのかさえも分からない。
黒崎一護は、そう考えているうちに再び無へとなっていった
「…ご!…おい!一護!!」
「ぶへぁ!?」
聞きなれた声を受け取り、次の瞬間思いっきり頭突かれる感覚と共に意識を取り戻す
「いってぇ…!__コン?? 」
目の前にいるのは一護の姿をしたコンだった。普段はぬいぐるみのコンなのだが一護が死神である時は一護の素体に乗り移らせている
「なんだよ!ムフフしてたのに突然連れてこられてさ!!なんだ!?都合のいい設定だろ!?一護と俺はあれだ〜みたいな!雑すぎんだろ!?」
「なんでお前がいんだよ……ってかここどこだよ!?」
コンを見ている内に一護は自らがさっきまで何をしているのかをちょっとずつ思い出す
「気が付いたらこんな感じで廃れた街にいてよぉ…」
「空座町は…!?」
「…周りを歩いたら空座町ってもんはなかったぞ?___っておい一護!?」
コンが話している最中に一護は立って走り出す。
(町は…家は…みんなは……ルキア達は…!)
様々な不安が渦巻きながら走る。だが何を見回しても廃れた街だった。
「ちょっ…ぜぇ…はぁ…い、いちご…!!___わぷっ…!?」
一護を必死に追いかけ走っていたコンだが突如止まった一護の背中にぶつかる形で追いつく。
「なんでいきなりとまんだよ!?」
「感じねぇ…」
「は…?何がだよ…」
「誰の霊圧も…感じねぇんだ」
「…まじかよ」