死神の幻想   作:エヌラス

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四章後半マジで越せない…!なんやかんやで火パが使えないのマジでしんどいし雷パステージ多すぎやしません…?


そして書いてると思うんですけどダダ甘恋愛って1度は書いてみたい気がするんすけど書けねぇなぁ…


32.発見_____平子の悩み

〜セラフ部隊基地・訓練終了後〜

 

「近く茅森さん達とライブをするんですが、其れに私も出る事になって…もし良ければその、見に来てくれますか?」

 

今日の訓練は、ほぼ最終調整の様な物だった。そろそろ本当のオペレーションプレアデスが始まる。様々な部隊を使った大規模作戦なだけあり、訓練をする一護達も、司令官達も、基地全てが忙しなかった

 

「何時やんだよそんなの…」

 

そんな中突如として蒼井からライブに誘われた一護は困惑の表情を浮かべた

 

「茅森さん曰く___作戦前の前夜祭だそうです!」

 

「まじかよ…」

 

屈託のない笑みでそう言われ返す言葉も無くなってしまう、茅森達なら何かしらやりそうだと思ったのだがまさか前日とは…

 

しかも前夜なら基地も更に忙しいとは思うんだが、許可はちゃんと取っている様でそれ即ち司令官許可したって事になる…

 

「わーった行くよ……席とかあんのか?」

 

其処は大人しく折れて蒼井に聞く一護。蒼井は笑顔を更に明るくさせて言う。一護にとって其れは最早眩しいとも言える物だった

 

「席は茅森さん達が特等席って言ってくれてました」

 

「特等席か、楽しみにしとくぜ」

 

「はい!」

 

蒼井もすっかり茅森達に慣れたのか今では良く喋る様になった、其れと同時に一護と一緒に居る時間も少しずつ増えつつあった。胸の奥に有る物を話さずとも少しずつ、蒼井のあの孤独を埋めつつあるなら…其れで良いと一護も感じていた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『緊急連絡、有明ドーム南4kmに_____』

 

 

「「…!!」」

 

その時だった、突如基地に鳴り響いた緊急連絡。其れは有明ドーム南4kmにキャンサーが見つかった、待機中の31Aらは直ちに出撃せよとの事だった

 

「まさか…」

 

一護が拳を握る、横に居た蒼井も息を呑んだ

 

「ロータリーモール…」

 

「蒼井、行くぞ」

 

「はい!」

 

2人の、のほほんとした空気は一瞬で消え去りお互いにスイッチが入る、蒼井が走り出した後に一護も代行証を持ち_______

 

「…?」

 

ふと、握った代行証から黒い霊圧が僅かながら滲み出た。過去に其れが起きた時はルキア達の声が聞こえ、其処から本来の代行証の持たされた意味を知るきっかけとなった

 

 

「…!」

 

反射的に耳を近付けて音を拾おうとするが何かを聞き取る前に黒い靄が消え再び只の代行証になっていた

 

「黒崎さん…?」

 

蒼井が振り向いて一護の方面を見る、その顔には少しばかり心配が浮かんでいた。一護とは違い霊圧が見えないであろう蒼井ならすれば一護の行動は疑問だらけだろう

 

「いや…何でも無ぇ…行くぞ」

 

ポケットに入れた代行証からは再び黒い靄が現れ、沸々と代行証から抜け始めていっていた…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「集まったか」

 

どうやら蒼井と一護が最後だった様で、他のメンバーはもう既に揃っていた。真ん中には司令官が立っており、やはり今回の呼び出しが只のキャンサー討伐では無い事を悟らせていた

 

「貴方達も予想は出来てると思うけど、有明ドーム付近に大型キャンサーが居ると知らせが入ったわ」

 

有明ドーム付近は一護が1度ロータリーモールと戦い、ある意味敗北をしてしまった場所でもあった

 

「一護、今度はあたし達が一緒だから何も心配するなよ」

 

一護の胸を軽く小突いて月歌が笑う、蒼井も横に立ち月歌に言う

 

「蒼井も期待に応えられるよう頑張ります!」

 

ユキも可憐もめぐみもタマもつかさも、全員がやる気に満ちていた。誰も今に不満を抱いてる奴なんて見受けられなかった

 

「ああ、行こうぜ」

そして準備されたヘリに乗ろうとした時だった、司令官達が蒼井達を止めた

 

「今回、貴方達から聞いた作戦は連携のタイミングが最も重要になるわ、蒼井さん…貴方が31Aを指揮しなさい」

 

突如として指揮を任命されそうになっていた蒼井が驚く

 

「わ、私がですか…!?そんな…」

 

たじろぐ蒼井に司令官が真っ直ぐとその瞳を蒼井に合わせて口を開いた

 

「訓練を思い出してみなさい、貴方は既にその才能を、能力を身に付けているわ」

 

「そうでしょうか…」

 

「良いんじゃねぇか?31Aには出来ない指揮がお前なら出来んじゃねぇの?」

 

「そうそう、だからやっておくんなまし」

 

「お前ほんとカッコ悪いセリフカッコ良く言うよな!?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〜尸魂界・五番隊隊舎〜

 

 

「んで桃、何か変化有ったかー?」

 

ヒユに少しばかりの買い物を頼み五番隊隊舎を抜けさせたすぐ後、平子は雛森に聞いていた。ヒユと雛森はもうすっかり仲を深めており孤独感は一切与えていなかった

 

「まだ疑ってるんですか…?」

 

「いや俺もな、別にアイツの事疑ったりしてる訳やないねん…爺さんとかがな報告せえってうるさいねんや…斬魄刀も持たせてもうたしな」

 

「そう言う事でしたか…!其れに対してはちょっと気になる事が…」

 

「なんや?」

 

「日に日に霊圧が…濃くなってる様な気がするんです」

 

「よー食って寝たら霊圧も増えるやろ」

 

「そう言う事では無くて…!!______ヒユさん自身の霊圧も確かに少しは見えます、でも其れ以上に黒崎さんの霊圧が濃くなってるんです…」

 

「一護の霊圧がか?」

 

「はい、あの状態で斬魄刀の力を使えば…始解は確実、もししかすると卍解まで到れる可能性が」

 

雛森の表情から其れが嘘では無いと言う事を察した平子

 

「其れ以外は本当に至って普通の女の子です!記憶に関してはまだまだですけど…」

 

「そうか分かった、引き続き頼むで桃」

 

「はい!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(ヒユ、お前さん一体その記憶に何を隠しとるんや…何処で一護と会った)

 

 

そして何処から一護の霊圧を増やしていっているのか…平子は柄にも無く考える事となった

 

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