死神の幻想   作:エヌラス

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キャラクターの容姿は頭の中で想像出来ても、俺はイラストが書けないんです。絵心がないから…

どれだけ絵心ないかって??
顔書いた瞬間に既にバランスがおかしかったり身体棒やったり…
本当に保育園児の方がいい絵描きますよってレベル…



そしてBLEACHの千年血戦篇決別章いやぁ〜作画とか最高すぎて毎週バイト終わったら爆速帰宅してテレビで見てますわぁ…
平子隊長カッコよすぎる。そして肝心の一護はアニオリ徘徊しとるだけやんけ()


36.戦線離脱___あたしらの過去

 

 

「何で俺が戦線離脱なんだよ…っ!!____くっ…!」

 

「黒崎さん無理しないで下さい!」

 

突如として言い渡された戦線離脱、其れに納得出来ない一護は司令官に掴み掛かる勢いでベットを飛び出すが上手く動けず蒼井に支えられた

 

「傷なら直ぐ治る!俺はまだ闘える!!」

 

「…分からないのか」

 

「白哉…っ!」

 

気が付けば病室の入口に朽木白哉が立っていた、一護を見る目は何時もと変わらず…だが奥底には他者を思いやるような…そんな目をしていた

 

「気が付いている筈だ、兄の霊圧は日に日に下がりつつある事に」

 

「其れが何だよ…!?戦えりゃ問題ねぇだろ!?」

 

 

 

 

「…先の戦いで月牙天衝すら放てなかったではないか」

 

 

 

 

其れでも戦おうとする一護に白哉が余りにも鋭すぎる言葉を使った。一護自体其れに気が付いてはいた…だが今そんな事で引く訳には行かない…

 

 

だから心の奥底に潰しておいた…だがそんな意地っ張りの様な物は直ぐ様消されてしまった

 

 

「そんな状態でロータリーモールを潜り抜けたのかよ…!」

 

「一護、何で言ってくれなかったんだ…?」

 

そんな状態でも戦えてた事に驚きを隠せないユキ、その傍らなんで言ってくれなかったんだ。まるでそう言っているかの様な視線を送る月歌

 

「言える訳…無ぇだろ…」

 

その一言に、その場に居た全員が押し黙った。一護の気持ちは痛い程分かる…もし自分に当て嵌めたりしたら同じ事をしているかもしれないからだ

 

 

もう誰も、一護を咎める事も…同情も出来無かった

 

 

ーーーーーーーーーーーー

 

 

明日は前夜祭だから貴方達ももう休みなさいと言う司令官の一言でその場は解散となった

 

 

 

 

 

蒼井だけが唯一最後まで残っていたが、「明日もあるんだから一護がもう休め」と言うと少しばかり悲しげな顔を見せたが大人しく帰って行った

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「…」

 

戦線離脱を言い渡され、どうにも気が入らず2時間の時が経った。辺りはもうすっかり暗くなっており、其れに気付いた瞬間腹の虫が鳴った

 

「…何か食いに行くか 」

 

幸い身体は既に治りつつあり1人で出歩く事も容易かった、なので一護は1人売店に向かおうとした。その瞬間扉がノックされ2人の声が聞こえた

 

 

「居るか?」

 

「居なくても開けるにゃ」

 

 

2人の声は腐る程聴いている為、何も言わずに扉を開ける。其処にはやはり水瀬姉妹が立っていた

 

「何だ、お前ら…」

 

「すまねぇが話が有るんだ、良いか?」

 

どうせ碌な事では無いだろうと思いつつも聞くと、意外な答えが返って来た。2人の目を見るが至って真面目な目をしており、其処に嘘偽りは見えなかった

 

「分かった。只、俺も腹減っててよ…外でも良いか?」

 

「ああ…」

 

__________________________

 

〜ナービィ広場〜

 

ナービィ広場の何時ものベンチに一護、いちご、すももの3人で腰掛ける。周りには誰の気配も感じず話しやすさもあった

 

「最初にあたしらはお前に謝らなきゃいけない…すまなかった」

 

「すもももにゃ、本当に悪かったと思ってるにゃ」

 

 

「突然だな…」

 

腰掛けた瞬間に2人は再び立ち上がって、一護に向けて土下座の様な勢いで頭を下げた。何時もの2人からは想像が付けられない態度の変わり様に流石に気味が悪くなってさえくる

「ああ、さっき茅森とも話して来た…。此はアイツだけじゃなくて黒崎一護…あんたにも話しておきたいんだ」

 

「すもも達が蒼井に何であんな態度を取っていたのかをにゃ」

 

「…別に気にしちゃいねぇよ」

 

「…そうか」

 

「……」

 

一護の返答に2人が目を合わせる、そしてそのままお互いが黙り込んでしまった。だが目だけはお互いを見ておりまるで

「お前が言えよ」「姉さんが言うにゃ」とでも言いたそうな目での会話をしていた

 

「あー分かったよ…!」

 

「んだよ…」

 

 

 

「あのな…、蒼井と絡んでくれてるのは嬉しいんだが…これ以上連むのは辞めてくれって」

 

「…なんでだ?」

一護からすれば突然蒼井と縁を切れなんて言われてる様なものだった。そのことを分かっていたのか2人は一護の目を見ようとはしない……一護自身今自分がどんな視線を2人に向けているかは分からない…

 

「言いたい事は分かってるにゃ、実際茅森の時も大体って言われたにゃ…」

 

「じゃあなんで俺に____」

 

「実は、蒼井はあたしらよりも前の部隊29Aの部隊長だったんだ」

 

「___!?」

 

その一言に一護は驚いた、だが同時に何処か納得している箇所が有った

 

31部隊が初めてとするならば余りにも強い、そして蒼井自身の言動…過去に何か在った様なあの言い方

 

「そうだったのか…」

 

自然と落ち着いた声音になる。其れに対して2人は特に何も言う事は無く、そのまま少しずつ蒼井の事…自分達の此れ迄の行いの意味を話してくれた

 

かつて蒼井率いる29A部隊は、蒼井を残して全滅してしまった事

 

蒼井はその事を毎晩の様に夢に見て…忘れられない事に1人苦しんでいる事

 

そして2人は蒼井に自信を持って欲しいから、1歩間違えれば部隊が解散しかねない荒治療をしている事

 

その理由は…

 

「似ている、か…」

 

「そうなのにゃ、すもも達が昔出会った少女に瓜二つだったにゃ」

 

其処から2人は、お互い交互にその少女について一護に話してくれた。元々殺し屋として生きていた2人には、余りにも眩し過ぎた子だった様だ…

 

 

「でも或る日、クライアントがミスをしてあたしらの正体がばれちまった」

 

真っ先に始末されるべく2人は誘き出され銃を突きつけられた…そして放たれた弾丸は____________

 

「そんな言い方をするって事は…」

 

一護の問い掛けに、2人は何も言わずに只事実を告げた

 

「ああ、死んでるよ」

 

「…そうか」

 

 

「だから初めて蒼井を見た時、アイツなんじゃねぇかって一瞬息が止まり掛けた」

 

「しかもあんな記憶を持ってて、1人で苦しみ続けて…すもも達には見てられなかったにゃ」

 

「そうだったのかよ…」

 

 

「___兎に角、あたしらはこんなやり方しか無いけど…其れでも蒼井には自信を持って貰いてぇんだ!」

 

略、土下座の様な勢いでいちごが頭を下げる

 

「今じゃ蒼井は茅森と、そして黒崎一護ばっかりにゃ…其れじゃ意味が無いんだにゃ…!」

 

「…悪ぃが其れは出来無ぇよ」

 

「「…っ!」」

 

2人の心からの叫びに、一護は首を横に振った

 

「でもお前らの気持ちも分かった、俺からも頼む。同じ部隊でアイツを救い出して悪夢から放てるのはお前達だけだ」

 

「黒崎…」

 

「蒼井は誰も失いたくねぇって言ってた、お前らなら其れを守れるんじゃねぇの? 」

 

2人の顔を見て一護が頷く、2人も頷いた

 

「サンキュだにゃ」

 

「有難う…黒崎」

 

「ああ、オメェらも明日は前夜祭だろ?___後、作戦開始までにせめてアイツに謝っとけよ」

 

「そうするよ」

 

「そうだにゃ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そうして話は終わり、2人を見送った一護はその足でアリーナへと向かった

 

「黒崎一護さん…」

 

中に入ると案の定七海が立っており、一護を止めるべく前に立った

 

「…どいてくれねぇか?」

 

「そう言う訳にはいきません」

 

「頼む、この通りだ…」

 

「…」

 

傷は既に治ったのも同じ。只、今は霊圧が不安定なだけ……ならその不安定を叩き壊すくらいに戦えばいい…

 

いちごもすももも蒼井を護ると約束した。なら明後日の作戦には必ず参加しなければならない。一護も蒼井を護ると約束したからだ、霊圧さえ戻ってしまえば司令官も文句は無い筈だ

 

「…少しだけですよ」

 

「…ああ」

 

代行証を手に握りながら答えた。目の前には既に最初のキャンサーが何体か存在していた

 

 

 

 

 

「月牙天衝ッ!!!」

 

 

キャンサーと一護の間に、凄まじい爆発が起こった

 

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