そしてふと思ったんですが、めちゃくちゃ話が難しくなってません??。たまに俺自身が理解できない時あるんですよね…、メモってるのに()
〜浦原商店〜
「これとこれを利用すれば……、これも違う…!」
辺りはすっかり暗くなり、周りの人間達も全員寝静まっていたが浦原喜助だけはまだ動き続けていた。その身体は先刻の戦いで傷を負い重症では無いものの休養を要するものだった。
(ココ最近の現世で確認された霊子の痕跡…、まるで歪みのようなものになってるッスね…しかもとんでもないエネルギー量だ)
あの後尸魂界へと赴き、雀部長次郎の隊葬に参列した。山本元柳斎重國から溢れる霊圧はいつも以上に荒ぶる炎のように燃え盛っており、周りの隊長、副隊長格もピリついていた。
そしてその足で奴らが乗り込んだと言われた一番隊隊舎へと足を運び奴らの痕跡が無いかと隅々まで調べた。
今わかるのはあの時アズギアロと名乗った滅却師霊子とどこか酷似しており、正体不明の奴らが滅却師だと…その確証がつこうとしていた。
(でも今の尸魂界にその情報を流せば確実に混乱を招く羽目になる…、ただでさえ開戦は5日後と言われ準備に忙しい)
その忙しさの中、元々尸魂界を追放されている自分に耳を傾けてくれるのは誰かいるのだろうか……
だからこそ今はヒユを含めた異世界組を先に何とかしようとしていた、ヒユから渡された血液や霊圧などを更に解析していく。その霊圧はどの隊長達からとはまた違うエネルギーを帯びておりそれだけでも異質の存在という確信を突いてきていた。
(ヒユさんの霊圧にあるこのエネルギー…、そしてヒユさんが習得したとされる2段目の始解…)
普通ならありえないことばかりだが今はそれにかけるしか無かった。それを上手く使えば…次元を超える扉なんてものを作るのも夢では無いかもしれない
「ははっ……、とにかく試すしかないっスねぇ…。」
器具なども考えれば確実に大量の場所と時間を浪費する。ただでさえ宣戦布告をされている尸魂界にこちらまで気にする余裕などないだろう。
「一先ず休憩としますか…」
画面に映る大量の情報を1度整理し1つのファイルに纏めていく。
「…!________ここならもしかして…」
そのファイルの中に1つ、浦原喜助の目にとどまるものがあった
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〜一護side・鳳凰山〜
(ここ2日の哨戒でコイツらが疲れてねぇといいんだが…)
声には出していなくとも31A全員が少しづつ削れているのを感じ取っていた一護。目の前には数体のキャンサーがおり手こずるレベルではないのだが少しだけ連携などのミスがあり桐生からも指摘されていた。
「っ…!!」
(茅森…)
「ごめん一護、倒し損ねた…!」
デフレクタを削った月歌が少しだけふらつき、その間に入った一護がキャンサーを月牙で斬り裂く。
「あァ、心配すんな」
背中に斬月を納め、月歌の近くへと歩み寄る。
「なぁ、一旦休みにしないか?」
桐生へと声をかける一護、桐生は1度電子軍事手帳を見て少し考えていた。面で顔は見えないが…
「そうですね、まだ時間に余裕もありますし…1度休憩にしましょう」
「茅森、お前最近大丈夫かよ」
座る月歌の横に腰掛けた一護が話しかける。月歌は1度笑顔を作り首を横に振ろうとした。だが直ぐに崩れ黙って暫く考えるような素振りをしていたが…、一護の目を見ると息を吐いて「バレたか…」とだけ呟いた。
「アイツらには言わないでやるから、俺でよければ聞くぜ」
そう言うと月歌は頷いて一護をメンバーから少し離れた場所へと連れて行った。
「…最近さ、私達の物語ってなんか突然規模が変わったじやゃん?、いやまぁ世界を救うって時点で規模は大きいけど、今じゃそれに加えて軍が隠していると思う情報やつかさっちの記憶まで探して…、信じてきた人たちまで疑う様なことをして…」
(東城がある意味この軍を疑うきっかけになっちまったからな…)
ポツポツと言葉を放つ月歌のマグカップが少しだけ震えていた。
「31Aの部隊長として皆の生命を預かってて、蒼井のこともあってさ…強くならなきゃって思った矢先にこれじゃあきっと後悔する…」
そう言って俯く茅森月歌、彼女の本来の明るさが揺らぐほどに追い詰められているのが伝わってきていた。その影がどこかかつての自分に似ているような気がしてしまい一護は声を出す
「茅森、お前が考えてる程仲間は弱くねぇよ。だから全部抱える必要はねぇんだ」
「でも…」
「俺には石田やチャド、井上っていう仲間がいるんだ。アイツらは充分に強かったのに俺は勝手に勘違いして、アイツらを巻き込めねぇって。自分で全部解決させようとしてた時があった」
まだ死神の力を手に入れて間もなかった頃、破面達がこちら側へと攻めてきた時に自分だけで守らなければと…戦えるのは俺だけだと思っていた時があった。
だがそれは間違いだったのだ、茶渡や井上、石田も…強くなろうとしていた。
「そうなんだ、なんか意外…」
「んでよ、結果的に言えば一発ぶん殴られて思い知らされたんだ、あいつらは弱くないって…弱いのは俺の方だって」
「…」
「だから茅森、お前は1人で考えるんじゃねぇよ。生命背負ってんのはお前だけじゃねぇ…」
同じ志ならきっとそれぞれがそれぞれの生命を背負って戦っているはずだ。
「一護…」
「和泉達もいるんだ、心強いじゃねぇか」
31Aの中でもこの2人の距離感は最近縮まりつつある気がする。パッと見でもかなり親密だった。
(一護にも蒼井がいる気がするんだけどな…、今はいいか)
「…なんだよその目」
「いや別に、でもありがとう」
「黒崎さんの志…、この桐生も素晴らしいと思いますよ」
「うわっ…!?」「っ!?」
突如後ろから聞こえた声に一護と月歌が2人して飛び上がる。そこにはいつの間にか桐生美也が立っており面越しにニコニコしていた
「突然後ろに現れるんじゃねぇよ…」
30Gはどこかしらぶっ飛んでるところがあるなと思いつつ口を開く一護、だが反対に桐生は声を一切変えずに口を開いた
「黒崎さんは、きっと仲間のことを大切に思ってらっしゃるんですね」
「別に、俺が今までそれで痛い目見たりしてるからよ」
「人生経験が豊富ってやつですね」
「そう言われると俺がおっさんくせぇみたいなことになってんじゃねぇか…」
「一護も、みゃーさんもありがと。アタシもっと仲間のこと見てみるよ」
二人を見ていた月歌がそう呟いた。それに一護と桐生はお互いに一瞬だけ目を合わせて
「おう」
「ええ」
とだけ返した。
(アイツどんだけ一護と一緒にいるんだよ…、まったく)
一護と月歌がコソコソと距離をとってから数分、和泉ユキの心の中もモヤモヤが増大しつつあった。本人は無自覚である
「大変よ朝倉さん…和泉さんが嫉妬してる」
「修羅場の予感…」
「月歌もえげついことするな…!」
「ユキさんの嫉妬…!!」
「お前らうるせぇ!!!!」
その後の鳳凰山哨戒は滞りなく終了していったが、やけに距離感が近いような月歌とユキがいたのはまた別の話…
「黒崎さんどうか…!!日本伝統文化保存委員会に!!」
最後の最後までひたすらに勧誘され続けた黒崎一護。最後はダダまで捏ね始めたためにさっきまでの戦闘時のかっこよさが消え失せてしまっていた。
はて、石田や織姫や茶渡がヒユと会うのっていつだろう
作者のエックスです。良ければフォーロ!!よろしくお願いします!
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