死神の幻想   作:エヌラス

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どうもこんにちは〜!!
最近の大寒波怖すぎてほんとうにやばいですよ、関西なんてえぐかったですもん…


7.knockout

 

「黒崎一護、貴方を遊撃隊に任命します」

 

ユイナとの戦いの翌日、まだ傷も完璧に癒えていない一護が司令官に呼び出され言われた第一声がこれだった。

 

「ゆ、遊撃?なんだそりゃ?」

余りに突然の事を言われ素っ頓狂な声を出してしまった一護、司令官はそんな一護を気にせずに淡々と伝える

 

「貴方にはまだ言ってなかったわね、基本セラフ部隊は____」

 

そこから解説されたのはセラフ部隊に関する詳しい情報だった

 

基本的に1部隊6人でABCに分けられている事

 

その代で1番優秀と認められた部隊にAが授けられる。正直言ってあの茅森なんたらがAの部隊長と言われた際には少しばかり司令部に心配の思いが募った、強いと言えどあれが隊長って…

 

「説明は以上よ、そして後数時間後に貴方の正式な入隊式が行われるわ」

 

「はぁっ!?何勝手に進めてんだよ!第一俺まだ傷も治ってないのに!!」

 

「貴方の回復速度は目を見張る物があるわ、そして傷自体大した事無いもの」

 

何処が?ユイナ先輩とやらにあっちこっち切り刻まれの突き刺されの割と重症になる傷ばかりだったと思うんですけど?

 

「良いから出なさい、後その変なぬいぐるみは取り敢えず隠して頂戴。下手な混乱を生むだけだと思うから」

 

「んだとぉ!?!?」

 

只隣に座ってじっとしていたコンは、どうやら入隊式に入れては貰えない様だった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「やっぱり疲れる…」

 

入隊式が終わり自室となりかけている監禁部屋に入る一護。

 

セラフ部隊全メンバーの前に立ち自己紹介は中々に疲れてしまう、しかもそれが全員異性だったと言う事でそのハードルは更に上がってしまった、主要部隊にも、その他隊員達にも一切男が見受けられなかった。後々分かった理由では何故かセラフは男では発現しないと言う事だった…

 

(一番最初にセラフって奴を作った奴は相当な女好きって事か…?)

 

しかも全員個性がありそうな人達ばかりだった、茅森は相変わらずヘラヘラとこっちに手を振るしで…

 

「まじで男居ねぇんだな此処…」

 

「まじで!?女だけ!?」

 

……コイツだけは喜びそうな空間ではある

 

「おいコン、余計な事したら縛るからな」

 

取り敢えず念には念を入れコンにはきつく言っておく一護。

 

(監禁部屋も今日まで、明日からはどうやら部屋が用意されるみたいって司令官言ってたな…)

 

慣れつつあるこの空気の中、一護は再び眠りに着く事となった。

 

_______________________

 

〜次の日〜

 

「朝からの呼び掛けに応じてくれて有難う。早速だけどちょっとした任務に当たって欲しいの」

 

1晩で目立つ傷は全て癒えた一護は早速と言わんばかりに司令官からの呼び出しにあった。早めに朝御飯を済ませておいて良かったと内心思いつつも表には出さない…読み取られてそうではあるが

 

「一体何させんだよ」

 

「貴方には取り敢えずこの周辺のドーム付近を散策して貰うわ。勿論キャンサーも点在しているけどどれも差程大した事無い筈…デフレクタが割れなくても逃げられる筈よ」

 

「…」

 

司令官の言い方もそうだが、こう…敵が居るのに自分の攻撃が一切通らないむず痒さと言うか…しかもそれが月歌達の言う雑魚とかだと更に腹立つ

 

「後デフレクタが割れないのはセラフ部隊の中では死活問題、今どうにか出来ないか少しばかり模索中よ。後々貴方にも関わって貰うわ」

 

「ああ、分かった」

 

其処で一旦息を入れる司令官、これからが一護にとっての本題となるだろうと少しばかり察していた

 

「そして貴方にもこの周辺の地形は把握して欲しいの。いざと言う時に黒崎一護は私達にとって大きな戦力になる筈よ」

 

大きな戦力、そう言うからにはセラフ部隊は追い込まれているのか…?そんな探りを入れてしまいそうになる

 

「期待に応えれるよーに頑張るよ」

 

「ええ、期待してるわよ」

 

「…あとそうだ!」

 

一護は司令官室を出る前に司令官に問い掛ける。朝から見掛けなかったので司令官なら分かるかと思っての事だ

 

「月歌達見なかったか?_色々聞きたい事があんだけどアイツらならまだ聞きやすいんだ」

 

「茅森さん達は今日はこれから用事があるの、夕方まで帰ってこないわ」

 

「そうか、あんがとな」

 

それだけを聞きたかったのだが、茅森達が居ないのなら仕方ないと思いつつ一護は司令官室を出た

 

__________________

 

 

〜1時間後〜

 

 

「とはいえ此処ら辺にキャンサーって奴が居る様には見えねぇけどな」

 

地面を蹴って飛び上がる、そんな何時もの移動方法をしながら一護は周りを見回していた。ほぼ廃墟と化していた街並みだったが人が通った後は見受けられていた

 

(この電子軍事手帳って奴で連絡をするんだったな…)

 

出発の前に渡された電子軍事手帳という端末型の携帯を貰い、そこに映された地図を見る

 

ドームが見つかったら絶対に人には見つからない様にする、セラフ部隊とドーム内の人間は話す事も許されないと言う規則らしい

 

(でもなんでだ…?)

 

部隊が直接会えば今は狭い場所で暮らしてるドームの人間達だって少しは勇気づけられる筈だ。色んな情報だって出回れる…

 

(今は良いか…)

 

そう思い顔を上げた瞬間、電子軍事手帳から七海の声が響き渡った。

 

『黒崎さん聞こえますか?』

 

「あ、ああ…!聞こえるぞ!___何かあったのか!?」

 

一瞬びっくりしたが渡された際に説明を受けていた、何か緊急の用事があれば七海か司令官などが通信を仕掛けてくるということだ

 

『黒崎さんの最寄りのドーム付近でキャンサーを多数検知しました、中には恐らくレベル2が居ると思われます』

 

「レベル2?なんか良く分かんねぇけど取り敢えず俺は其処に向かえば良いのか!?」

 

『はい、それで足止めをお願いします。直ぐに31Aと31Cを其方に向かわせます、戦闘中になったとしてもこの通信は切らないでください。宜しくお願いします』

 

「ああ分かった!」

 

一護は再び送られて来た情報を手に先程よりも思い切り地面を蹴り飛ばし大きく移動する。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「いやがった…!」

 

暫く飛ぶと奥には新宿ドームと言われる場所が見え、其処ら中にキャンサーが居るのが確認できた。

 

 

 

「うおおおおおおああぁぁッ!!」

 

 

 

一護は背中から斬月を抜き放ち月牙を叩き込む。2、3匹のキャンサーが仰け反り後ろに倒れ一護の存在に気付いたキャンサー達が続々と現れる。

 

「纏めて掛かって来やがれッ!!!」

 

自身を囲むキャンサー達、一護は最早攻撃しても通るか通らないか…そんな事さえ忘れていた。その瞬間にキャンサーが大量に飛び掛る、1体目の鎌を防ぎ2体目を斬月で弾き飛ばす。

 

(数が多い…ッ!___こうなったら…)

 

キャンサーが一護を屠らんと飛び掛かって来る。その瞬間、1番キャンサーが一護に近付く瞬間に_______

 

 

 

 

 

 

 

「卍解ッッ!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

一護が発した二言により凄まじい霊圧の奔流がキャンサー達を飲み込んで吹き飛ばしていく。体勢を崩し宙に舞うキャンサー達だったがまだデフレクタに傷は着いていなかった。

 

 

 

「月牙天衝ォッ!!!」

 

 

 

 

 

天鎖斬月を両手で構え周囲のキャンサー達に月牙天衝を叩き込む。体勢を崩し防御すらままならない今なら凄まじい霊圧を叩き込んだ月牙天衝なら…

 

一護が放った月牙天衝は周りの建物をも巻き込み倒壊させた。

 

 

 

そして…一護の周りを覆っていたキャンサー達も、一匹残らず消え去っていた

 

 

 

 

 




ドームに兵士がいたような描写あった気がするんだけど、あれはセラフ部隊の兵士?それともセラフ部隊とは関わりのない一般兵士??

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