クロコダイルどうやって一時的な弱体化すっかなと考えた結果がこれ
悪ぃ、どうやってもこれしか思いつかなかった(悟空並感)
後で手直しするかも
現在、神野区では様々な思惑が交差している。
ヒーローとバロックワークスが脳無相手に奔走し、NO.2のボンクレーは雄英生徒と隠密作戦を開始した。
その中でも苛烈な戦いが幕をあけようとしていたのは、オールマイトとオールフォーワンそしてクロコダイルである。
「き、君は……クロコダイル!」
「このタイミングで現れるとは、随分空気の読めない男だね」
「クハハハ……息をするだけで空気を腐らせる奴に言われたくはねぇな、オールフォーワン」
「僕と一緒にオールマイトを殺す為に来たのかな?」
オールマイトはその言葉を聞くとクロコダイルの方を見やり、警戒の目で見つめた。
クロコダイルは視線をやること無く、オールフォーワンに対峙する。
「そこの頼りねぇ新米教師の英雄様は後で始末するさ、だがその前にテメェの面を今よりも醜くして殺さねぇとな」
「た、頼りない新米教師……」
「ふふふ、僕としても僕自身がオールマイトを殺さなければ気が済まない。だからキミにはこの脳無達を相手にしてもらうよ」
「……?」
オールフォーワンは手をかざすと数十体の脳無が現れ、飛行タイプの脳無五体が空に飛び立った。
十五体程の脳無はクロコダイルを標的として、今にも襲いかかろうとしている。
「この脳無達は対キミ用に作った脳無さ、端的に言えば邪魔されたくないんだよ」
「はっ……まるで乙女の初デートみてぇじゃねぇか、オールフォーワン。趣味が悪ぃぜ」
「あのクロコダイル?私が間接的に傷つくんだけど……」
「いいだろう、コイツらを沈めたら次はテメェの番だ。せいぜい足掻くんだな」
「それはこちらのセリフだよ、その脳無達は全て水に関する個性を詰め合わせているからね」
「無視するのはよくないと思うなぁ!!!」
「「テメェ(キミ)は後で相手してや(あげ)るから待ってろ(いてくれ)」」
「キミ達仲良いのか悪いのかどっちなんだい!?」
オールフォーワンが指示を出すと、空にいた脳無が雨を降らし地上の脳無は水を纏う。
完全に対策をしていると言わんばかりのオールフォーワンに、クロコダイルは舌打ちをする。
「ご丁寧に雨まで降らせやがって」
「ふふふ、是非楽しんでくれ。さぁオールマイト、始めようか」
「ようやくかい、全く待たせてくれたじゃないか!今日こそ決着をつけてやるぞオールフォーワン!!」
「こちらのセリフだよ、オールマイト……!!」
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「ギャギャギャアアアアア!」
「うるせぇな」
天候はここだけ雨、空のアレをどうするかはまた後だ。
目の前の脳無をどうにかしなけりゃ、空にも対応出来ねぇ。
武装色で硬度と威力を上げながら、脳無の攻撃を受け流しカウンターを決める。
当然の事ながら奴は常に水分を身にまとって、攻撃の衝撃で水がこっちに跳ねてきやがる。
全くもって鬱陶しい。
「だがこの状況でも別に、テメェが俺に勝てる道理なんてねぇだろうが」
「ギャ!?」
純粋な肉弾戦はダズとベンサムとトレーニングして、かなりのパワーアップできた。
武装色そして見聞色も流桜や未来視までは会得は出来ていないものの、この世界においては問題ない。
脳無達の攻撃を見聞色の覇気で避けて、左手の鉤爪を刃に替えて切り刻む。
いくら脳無といえど、武装色を纏った刃には恵まれた肉体は意味をなさない。
「これだけ切り刻めばもう動けねぇだろう、再生能力まで持ってなかったのが運の尽きってとこか。残りは上の奴だが……」
どうするか悩んでいたその時、何処からか狙撃音と共に一体の脳無が撃ち落とされた。
近くのビルの屋上を見ると一人の女が、手のスナイパーライフルを構えてこちらを見ていた。
「クハハハ、もう緑谷はいいのか。レディナガン」
「あぁ、答えは得た」
「なら任せたぞ、少々コイツらは手に余る」
「Yes sir.」
もう鬱陶しい雨は降っていなかった。
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複数の脳無を撃退し、雨の脳無を助っ人レディナガンに任せたクロコダイル。
一方オールマイトは苦戦を強いられる中、オールフォーワンに衝撃的な事実を教えられる。
衰えていく力、萎んでいく身体。オールマイトの心が折れかける時、クロコダイルの叫びが木霊する!
次回、立ち上がれヒーロー、平和の象徴の最後!