先に言います、治崎くんフルボッコです。
個性破壊弾も治崎の個性も、クロコダイルには通じません。
おばほ「わぁ……あぁ……」
くろこ「泣いちゃった……!」
分解しようにも砂だし、手を出してきたら掴んで干からびるし、巨大化した所で的がでかくなるだけだし、銃弾すり抜けるしもう……ね?
「クロコダイル……!!」
「やっとご登場か、オーバーホール。連合との相談はもう終わりか?」
「どこまで知っている、あの場に怪しいヤツは居なかったはず」
「クハハ、オイオイ……自分達が正に怪しいヤツの癖に何言ってやがる。テメェら三下共のやる事なんざ、直ぐにバレるもんだぜ?」
「ぬかせ、どうせ監視を送ってたんだろう。
「自分が正しいと盲信してる奴には言われたくねぇな、厨二病の
オーバーホールが目を釣りあげ、クロコダイルを分解せんと突っ込んできてクロコダイルに触れた。
しかし触れた瞬間クロコダイルはサラサラと砂に変わり、左の鉤爪でオーバーホールを殴りつける。
分解どころか触れられていない事に理解が追いつけなかったオーバーホールは、そのまま殴られ地面に叩きつけられた。
すぐさま立て直したオーバーホール、余裕そうに佇んでいるクロコダイルを睨みつける。
「どういうことだ、全身が砂にでも変わるのか……!」
「砂人間なんでね、お前の個性なんざ効きゃしねぇよ」
「個性だよりの病人が……!」
「個性だより、ねぇ。お前も個性使ってちゃ世話ねぇな」
「これは俺の計画の一部だ!」
「クハハ、そうか。だが俺は別に個性だけに頼ってねぇ、別にこの
「なんだと?」
「個性頼りの三下は早死する、あのオールマイトですら若い時は技術を磨いてきた。俺はお前やそこらの三下共とは文字通り格が違う」
「……」
「個性は使わねぇで戦ってやる、そっちは好きに個性でもなんでも使ってかかってこいよ」
挑発に乗り、オーバーホールはクロコダイルに個性を発動させた。
だがクロコダイルは平然としている、右手でガードしたとはいえ個性は発動しているはず。
オーバーホールに初めて冷や汗が流れた、分解しようとしてもクロコダイルの右手は依然原型を保ったままだった。
「何故……分解出来ねぇ……!」
「武装色の覇気だ」
「武装色……?何言ってやがる」
「これはただの技術だ、個性由来のものでもねぇ。この世界の個性の殆どがこの硬化を破れねぇ、それこそオールフォーワンやオールマイトとかの馬鹿野郎ぐらいじゃないとな」
「……!!」
「分かったか若造、これが俺とテメェの格の違いだ」
「俺は、こんなとこで終わる訳にはいかねぇんだよ……!!クロコダイル!!!」
オーバーホールは自身と周りの物を分解、再構築を繰り返しビル並の巨体となった。
クロコダイルはそれをつまらないとでも言いたげな目で、オーバーホールを見上げた。
既に何人かを始末して暇になったダズが、オーバーホールの有様をみて確信した。
やはりボスの勝ちは揺るがない、と。
「オイオイ、図体デカくしてお高く止まってんなぁオーバーホール。それでどうにかなるとでも思ってんのか」
「オオオオオオオォ!!!」
「聞こえちゃいねぇか、キレて巨大化って何処の人造人間だ」
「玄野ォ!!!」
「廻!!!」
背後にクロノスタシスが、拳銃を構えて弾を放つ。
それはクロコダイルの身体に着弾し、個性破壊弾は効果を発揮した。
かに思えた。
「死ね……病原菌!!!」
「ダズ、ソイツを始末しておけ」
「はい」
「オーバーホール、悪ぃが詰みだ。俺の力は「個性」じゃあねぇ……"
迫る巨大な拳をクロコダイルの周囲から幾つもの巨大な砂の刃が貫き、オーバーホールという格にまで到達した。
砂の刃に穿かれたオーバーホールは、軸をずらすも腹を裂かれて重症。個性によって作られた身体は崩壊し、血塗れのオーバーホールが落ちてくる。
「負け犬程よく吠えるというが、それすら出来ねぇならなんて言うんだろうな。なぁダズ」
「……いい所羽虫でしょう」
「クハハハハ、随分物騒な虫がいやがるもんだ。……ところでMr.3はどうした?」
「手こずっているようで、まだ戦闘中です」
「ほう、なら観戦といくか。治崎はアンラッキーズに回収させて、治療した後に拘束しておけ」
「わかりました、では後ほど」
文にガバがあったらすまぬ。
誤字報告いつも助かってます、ありがとうございます。
可哀想なオーバーホール、ひとえにテメェが弱いせいだが……
という訳であっさり終わりました、どう考えてもクロコダイルが苦戦するとは思えんのです。
次回はMr.2ことボンちゃんの回です。
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