ここで雄英高校の授業を使って、軽く世界政府とクロコダイル周りについて勉強します。
因みに天竜人だったりイム様だったりは存在しません、あくまでもヒロアカ世界なので……あんなんいたら、あたしゃ嫌だよい
時系列としては体育祭前です。
「わーたーしーがー!くーるーってね!」
「あれ?この時間は現代史ですよね?」
「その通り!だけど今回教える内容は私が担当する事になったんだ、それは現代史における世界政府と世界政府認定ヴィラン!」
ざわっと教室内がざわめく、世界政府というビッグネームと認定ヴィランは世間的にも有名な話題だからだ。
「世界政府というのは5つの国のトップからなる政府で、世界の均衡を維持と平和を目的とする組織だね」
「オールマイト先生、つまりそれは大統領とかがですか?」
「いいや、もっと上さ。わかりやすく言えば日本の天皇のポジションだね、つまり尊きお人って事だ」
世界各国、アメリカ、中国、イタリア、ロシア、それから日本とその国から一人の代表が世界政府の頂点。
そこからの派生が日本政府だったり、警察だったりする。
ヒーローもまた元を辿れば世界政府所属となる。
「先生〜、その人達の権力ってどれくらいなんですか?」
「ああ良い質問だね!ハッキリ言えば…TOP10以外のヒーロー達を全て総辞職させられて、各国に口利きが出来る位だね」
「「「はぁ!?嘘だろ!?」」」
「ところがどっこい本当だ!まぁ安心して欲しい、そんな事は滅多にないだろう。世界政府は平和と均衡を謳っているからね」
オールマイトは世界政府はあくまでも正義の組織であり、悪い所はないと念を押す。
ヒーローが生まれたのは世界政府のサポートあっての事だからだ。
そして過去、オールマイトとオールフォーワンが戦いその情報の操作をしたのも世界政府であり、オールマイトの弱体化がバレていないのも世界政府のお陰でもある。
「さて、ここまでで質問はあるかな?」
「はい先生!数年前にあるヒーローが汚職を働いたって噂がありましたけど、そのヒーローが突然居なくなったのは世界政府が絡んでますか?」
「あぁ……それはあまり大きな声では言えないけど、恐らく世界政府が動いたんだろうね。私も詳しい事はわからない、だから君達もお口にチャックをしておいてくれ」
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「さて、次は皆気になっているであろう世界政府認定ヴィランについてだ!」
世界政府認定ヴィランとは、世界政府が特別に過去の悪行をなかった事にする代わりに世界政府側の人間とされたヴィランの事。
過去認定されたヴィランは2人しかおらず、現役なのは現在1人のみ。
「その名はサー・クロコダイル。皆も一度は聞いた事あるだろう?」
「はいはーい!私会ったことあります!凄いかっこいい社長さんですよね!」
「そう、彼はバロックワークスという奉仕活動をメインに活動する会社のトップ。かつて私と戦った事がきっかけで、世界政府認定ヴィランとなっているよ」
サー・クロコダイルは元々表立って人を殺したり、強盗や破壊行為をするヴィランではなかった。
しかし配下の幹部を使い暗躍し、サー・クロコダイルという人物を見つけ出すのも一苦労だったという。
その事からサー・クロコダイル討伐任務を世界政府は発令し、No.5以上のヒーローを各国から集め、総勢10対1の状況を作り出したのである。
「たった1人に10人のトップヒーローかよ!」
「何だかずっけぇってか漢らしくねぇっていうか」
「いや、多分そうじゃないよ切島君」
「そうだ。彼の個性は"砂人間"といって砂を操ったり物を砂に変化させる能力に加え、自分の身体をも砂に変えて物理攻撃無効ときて紛れもなく強敵だったのさ」
「つんよ!?チートかよ!」
「そして、彼を対処できると思っていたのだが……そうはならなかった」
幹部達はその他のヒーロー達の相手をしていて、クロコダイルの元へとは行けなかった。
例えボロボロになろうとも、クロコダイルを助けようとする辺りとても慕われていたんだろう。
名前は伏せるけどそれをネタに挑発して、冷静な思考を出来ない様にしようとしたヒーローがいたんだが……
それが却っていけなかった、彼の恐ろしさでもある思考能力を下げる狙いは見事に外れてただ怒らせるだけだった。
クロコダイルは地に手をつけると辺り一面、いや都市全体を砂に変えてしまった。
そこから彼の独壇場、トップヒーロー達は形勢逆転され次々と戦闘不能に陥ってしまったのさ。
「うっそだろ……強すぎねぇかクロコダイル」
「で、でもオールマイトは勝ったんですよね!?」
「トップヒーロー達とあるヒーローに手助けを得て、やっとって所だね。そのヒーローは君達も知っているよ!」
「えっ!?誰ですか!?」
「相澤先生さ!」
「「えぇえええええ!?」」
私とイレイザーヘッド、それからベストジーニスト達が拘束武器に水をかけて捕獲にかかった。
勿論クロコダイルもそれから水分を奪い取り、中々拘束が出来ずにいたんだ。
そこで私が目潰しとして頭を吹っ飛ばした隙に、イレイザーヘッド達の拘束技で捉えることに成功して私が再起不能に落とした。
「流石に私も体力が尽きかけたよ、前に出てタンク枠だったからね!」
「それからどうやってクロコダイルを?」
「うん、現状彼を捕らえたとしても拘束出来る物がない。右手が触れてしまえば砂に変わってしまうからね、水につけたとしてもだ。なので、言ってしまえば世界政府は脅しをした」
部下達を助けたければ、我々公認のヴィランとなり善性の人等を助けよ。そうすればお前の罪も部下達の罪も、一旦なかった事にすると。
勿論裏切った時はその限りではないけどね。
クロコダイルはその言葉を考えた後、部下達をとり提案を呑んだ。
そこからはバロックワークスを立ち上げ、世のため人のため日夜働いているのさ。
「じゃあもう暴れる事はねぇのか?」
「彼は頭がキレる、ビジネスとなると世界政府はいい相手だろうからね。当分裏切る事はないだろう」
「さ、今回はここまでだ!次回は普通のヒーロー基礎学で会おう!」
Mr.3
名前:ギャルディーノ
個性:蝋人間。身体から蝋を作り出す事が出来る、蝋人間だが自身を蝋に変化する事は出来ない。
趣味:芸術作品を生み出す事、紅茶を嗜む事。
ボスに対しては自分の仕事の斡旋や、趣味を思う存分楽しめる場所を提供して貰っているので不満無し。
いつかボスが好きなワニの作品を完璧な完成度で渡す作戦を、Ms.ゴールデンウィークと考えている。