Mr.3は後にこう語る。
「溶けない蝋を作り出せるようになれなんて、溶けない蝋なんてもう別の物質だガネ。それでもやれってボスは無茶苦茶言う、あの技術を習得出来ただけマシだと思うんだガネ……
それにアレ使ったら材料費は給料から天引き……!!経費で落として欲しいんだガネ!!!」
(タグ追加しました)
「はっはぁ!お前、緑谷だったよな!リストにあったな、いいパワーだけどよぉ!!」
「ぐぅ……!!」
緑谷はただ一人でヴィラン、マスキュラーと戦闘になった。
しかしマスキュラーは現時点の緑谷の上位互換、個性差は明白である。
「俺の個性は筋肉増強!テメェの超パワーは俺の個性には及ばねぇ!!」
「がはっ!」
「そのガキを助けるっつってたよなぁ!この状況でもまだ言えんのかぁ!?」
マスキュラーの
光太を護らねばならない緑谷は、絶対に引けない戦線だ。
「何で、何でそこまで……!」
「大丈夫……大丈夫だから……!君の事は絶対に……護るから!」
「ハハハハハ!!」
(ワンフォーオール……100%!!)
「SMAAAAAAAAASH!!!」
「おおっ?」
緑谷が放った攻撃はマスキュラーを吹き飛ばし、岩盤へと叩きつけた。
右腕を犠牲に放ったオールマイト級の一撃、これで沈んだと思われたが……
「はっはっは!いいねぇ……んじゃまぁこれからは、本気の目だ。遊びの時間は終わりだ、緑谷ァ」
「そんな……嘘だろ……オールマイト並の力だったのに……!!」
_______
「お前、荼毘だガネ?」
「そういうお前は……バロックワークスのメンバーだったか?」
「その通りだガネ。ここから先には進ませないガネ、荼毘」
「その流れているの、蝋だろ。俺の炎を前にしていい度胸だな」
「それが分からない程馬鹿ではないガネ、ボスの攻撃より遥かに炎の方がマシだガネ」
Mr.3は施設に向かう途中に、ヴィラン連合開闢行動隊の荼毘と遭遇。
行く手を阻む様に蝋の壁を作り出し、意識をMr.3に向けさせるように成功した。
「知っているかね、"個性"というのは稀に覚醒するんだガネ。ボスの様な砂の個性もその一つ、そして私も……!」
「っ!?地面が……柔らかい、これは蝋……!?」
「いくら溶かそうが関係ないのだガネ、直ぐに溶かされるのであればそれを上回る量を用意するだけ!それに溶かしていくのならば、そこは底なし沼となるのだガネ」
「お前、ずる賢いような顔して脳筋かよ」
「理由は単純だガネ、質も良く量も多ければ言う事無し!」
荼毘がいたその地面が蝋に変化し、荼毘の高熱の炎が蝋を溶かしどんどん下に沈んでいく。
しかし荼毘もまた沈んでいくだけで終わらず、下に思い切り蒼炎を噴射する事により無理やり脱出。
荼毘は木の上に乗っかるも、違和感を感じて今いる木を見た。
「覚醒した個性は周りに影響を与える、その木さえも私の蝋と化すのだガネ!」
「ぐっ!」
木は瞬く間に蝋となり、荼毘を覆い尽くす。
荼毘は瞬間的に蝋を溶かすが、その隙を見逃す事無くMr.3は肉薄し荼毘を殴り飛ばす。
「おらが畑"一式"!!」
「がっ……!!」
「"二式"!!」
Mr.3が拳に纏った蝋の玉は、何故か荼毘の炎に溶けることなくそこに健在していた。
黒く鈍く変色した蝋球は荼毘の炎を貫いて、顔面や胴体に着実にダメージが入っていく。
「おらが畑"三式-キャンドル ワン ドリンク-"!!」
「ごぼっ……!!」
「体内に流し込んで肺をコーティングしてやるガネ!」
荼毘の口内に蝋が流し込まれ、喉に達しようとした瞬間に爆発的な蒼炎を噴出させた。
堪らずMr.3は荼毘から離れてしまい、荼毘もまた口の中の不快感を取り除いた。
「はぁ……おぇ……」
「危うく全身大火傷する所だったガネ……」
「どうやら、規模が大きい炎ならどうしようもねぇみたいだな。その黒く変色するのも全身には出来ねぇってのもわかった、全力でお前を殺す」
「お前に私を殺す事は出来ないガネ」
「?」
「私は頭脳派、モットーは"姑息な勝利"。戦わずして勝つ事や逃げる方法なんて、幾らでもあるガネ!」
Mr.3は
しかし、ここはひとつなぎの大秘宝の世界ではない。
"個性"という物に成り代わった蝋人間の能力者、多少の差異はあるのは当たり前。
創り出した蝋のオブジェは、Mr.3の支配下にあり操る事も可能なのだ。
クロコダイルはMr.3に言った、"個性"というのは思い込みの力も少なからず関わっている。例えば土流の個性は土を扱える能力だが、土の魔物みたいな奴はどう考えてもそうやって操作出来ると思い込まなければ出来ない。やろうともしないだろう?
ならお前も手から離れた蝋も動かせる筈だ。独立した物体にするのと切り替えられる様にしろ、やれ。
圧が凄いのだガネ……
「全く、ボスの言う事を聞いておいて良かったガネ……!」
「何だ……?」
「ドルドル
荼毘の意識の外で造られていた蝋の彫刻は、バロックワークス特製のコーティング剤を纏わせ熱耐性を付与させた特別製。
とはいえ荼毘の炎やエンデヴァーの炎には耐えられない、しかし攻撃を通すだけならば充分な効力を持つ。
迎撃の炎を向けるが、四方八方から飛んでくる蝋の槍は容赦無く荼毘を襲う。
ここまで多く炎を使ってきた荼毘はもう全方向に炎を出せない、荼毘の体質がそう出来ない。
ダメージを負いながらもその対処に意識を向けていた荼毘は、既に逃げの一手に打って出たMr.3がいなくなっていた事を後に気がついた。
「……やられたな、時間がもうねぇ。合流だ」
入ってきた報せによると爆豪勝己の回収に成功したらしいので、荼毘は傷ついた身体に鞭を打ちその場を離れるのであった。
緑谷VSマスキュラー戦をドラゴンボールの様に先延ばし、Mr.3主役回。
青い炎って10000℃あるらしいんですよ、現実ではそこまでの高熱に耐える素材ってぱっと調べた感じ無さそうで。
インチキ個性もいい加減にしろ!
なのでまぁフィクションの世界だし、そういうのもあっていいだろうと。エンデヴァーのスーツも燃えて裸になってないし、うん。はちみーはやがて考えるのをやめた。
アンケありがとうございました、感想欄でもこういう人いいんじゃない?というのも頂きました。
つまり何が言いたいかわかるね?私は何がとは言えないが、感想欄を覗くといいんじゃあないかな。
Mr.4
名前:ベーブ
個性:無個性、しかしペットのダックスフンドが銃(犬銃)に成れる個性を発現させ彼の武器となっている。ワンピと違い銃が犬になるのでは無く、犬が銃になった。(能力は変わらず)
趣味:ラッスーと遊ぶ事、草野球。ラッスーに芸を覚えさせ、クロコダイルに見せること。
本当に無個性なのかとなるほど、怪力の持ち主でギャルディーノのキャンドル壁をバットで破壊できる。ゴールデンウィークといいMr.4といい何なんだお前ら。