ポケットモンスター アスカ   作:AS365

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バトル開始

『ソリックシティトーナメント大会が開催されます!出場選手24名、優勝者にはポケモンのタマゴが進呈されます!Aブロック1回戦!マルキー選手とヨルキ選手の試合です!』

実況がアナウンスするとバトルフィールドにマルキーと大戦相手が出て来て、それぞれポジションに着いた。

「使用ポケモンは1体。どちらかのポケモンが戦闘不能になったら試合終了。では、試合開始です!」

主審がルールの説明をし、試合開始を宣言すると双方モンスターボールを投げた。

「行け!トロピウス!」

「行け!クイタラン!」

マルキーはクイタランを、対戦相手はトロピウスを出した。

「トロピウス!エアスラッシュ!」

トロピウスの技はマルキーのクイタランに当たった。

「クイタラン!何してやがる!さっさと立て!」

ダメージを食らったクイタランを叱責して立たせた。

「ほのおのムチ!」

クイタランはトロピウスに最も効果のある技を繰り出し、トロピウスは倒れた。

「トロピウス戦闘不能!マルキー選手の勝ち!」

マルキーはクイタランをモンスターボールに戻した。

 

アスカとカイトも控え室でマルキーの試合を見ていた。

「何だ、自分のポケモンにあんな態度」

カイトは、先程の試合でマルキーがクイタランを叱責した様子を見て、彼に対する怒りを募らせた。

「エリーの試合は見ないの?」

「あ、そうか。どうだ?」

「1回戦突破」

アスカはエリーの試合結果を伝えた。

「よし、次は俺たちだな」

アスカとカイトも試合に出るための準備に入った。

 

「ポカブ!ほのおのうず!」

「ポカ!」

カイトのポカブの技は命中し、対戦相手のポケモンは倒れた。

「オドリドリ戦闘不能!カイト選手の勝ち!」

「よし!次はアスカの番か」

 

『続いてノリコ選手とアスカ選手の試合です!』

アナウンスがされるとバトルフィールドにアスカと対戦相手が出てきて、ポジションに着いた。

「試合開始!」

「ラッキー!」

「イーブイ」

対戦相手はラッキーを、アスカはイーブイを出した。

「ラッキー!たまごばくだん!」

「ラーキー!」

「ウェザーボール」

「ブイ!」

「ラキ!?」

ラッキーが技を出す前に、アスカはイーブイに命令し、イーブイは“ウェザーボール”をラッキーに叩き込み、ラッキーはフィールド外壁に叩き付けられた。

「え?」

対戦相手が間の抜けた声を出し、ラッキーが吹き飛ばせれた方を見ると、ラッキーをダウンしていた。

「……ラッキー戦闘不能!アスカ選手の勝ち!」

主審も余りにも一瞬の出来事で唖然としたが、直ぐに自分の役割を思い出し判定を下した。

『しゅ、瞬殺!アスカ選手、相手に技を出させせることもなく、一撃で倒してしまったー!』

 

被害者で、アスカの試合を観ていた他の出場者達は、イーブイの瞬殺を見て唖然としていた。

「マジかよ……」

「どんだけ強いんだよ」

「カイト、アスカってあんなに強いの?」

「バトルしてるところは観たことがないけど、あんなに強いのかよ」

「ラッキーって確か特防が高いポケモンだよね?」

「あぁ、それにスタミナも高い。弱点を突かないと時間を要する、それを特殊技のウェザーボールで一撃って」

 

それからも試合は順著に進み、DC枠の決勝戦をかけたバトルの決着が着いた。

「勝者!カイト選手!」

カイトは試合を制し決勝戦への出場権を手にした。

「おつかれさま」

「おう、エリーは残念だったな」

「うん。あと」

「アスカとマルキーか」

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