ポケットモンスター アスカ   作:AS365

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へんしん

トレーナー達は湖でプロトーガを探していたが、見つからなかった。

カイトとエリーを除くトレーナー達は既に退散していた。

「居ないな……ガセだったのかな?」

エリーはプロトーガが見つからない為、ガセネタと考え始めた。

「……ん?」

カイトは湖の水面に何か動いたのを確認した。

「あれは……プロトーガ!」

カイトは水面に居たのがプロトーガであると確認した。

その時、突然数匹のポケモン達がプロトーガに向かって行った。

「プロ!」

プロトーガは自分に向かって来たポケモン達を敵と判断し、”げんしのちから”で迎撃した。

”げんしのちから”が命中すると爆煙にまぎれて何かが飛んで来てアバゴーラに命中するとプロトーガに電気ショックが浴びせられた。

「何だ!?」

「…テーザー?」

エリーは飛んで来てたのがテーザーだと見抜いた。

「あれがプロトーガか」

爆煙が晴れると先程アスカが目撃したポケモンハンター達が居た。

「何だお前達!」

「そのプロトーガは我々がいただく」

「お前ら、ポケモンハンターか!」

カイトは相手がポケモンハンターだと確信した。

「何だお前達は?あれは俺達の獲物だ。邪魔するな」

「プロトーガは渡さない!」

カイトはボールを投げるとチャオブーとレアコイルを出した。

「渡さない?あのプロトーガはお前のポケモンか?」

「いや、俺のじゃない」

「ならば口出ししないでもらおう。野生のポケモンを捕まえるだけだ」

「ふざけるな!お前らみたいな悪党に渡す訳ないだろ!」

「例え子供でも、邪魔するなら容赦しない」

ポケモンハンター達も先程のプロトーガに攻撃を仕掛けたポケモンの他にも更に3匹のポケモンを増員した。

「お前ら!あの餓鬼を黙らせろ!」

リーダーが命じると、ポケモン達はカイトに向かって行った。

「チャオブー!かえんほうしゃ!レアコイル!でんじほう!」

カイトはポケモン達に命じて応戦した。

「加勢するよ!」

エリーも手持ちのベイリーフとヌメイルを出し加勢した。

ハンター達はポケモンにカイトとエリーの相手をさせている隙にプロトーガに捕獲用のネットランチャーを構えた。

「コジョンド!」

エリーはコジョンドを出してハンター達の行動を妨害した。

「コジョンド!はっけい!」

「コジョー!コジョ!?」

コジョンドはハンター達を攻撃しようとしたが、コジョンドは別の方向から飛んで来た”エアカッター”にやられた。

「おぉ来たか用心棒!」

リーダーはコジョンドを攻撃した用心棒、カツジの参戦に笑みを浮かべた。

カツジのエアームドを連れてたカツジがカイトとエリーの前に立った。

「さっきのはあいつか。エアームドはひこうタイプ。なら、レアコイル!10万ボルト!」

カツジがエアームドを連れているのを見て、カツジは相性の良いレアコイルに攻撃させた。

「……ゴーリキーだ」

カツジは一瞬、ハンター達のポケモンに目をやると、中にゴーリキーが居るのを確認した。

「エア!ゴリ!」

エアームドの姿はゴーリキー変わった。

「な!?」

「かわらわり」

カツジがエアームドがゴーリキーになったのに驚愕している隙にカツジはレアコイルに有利なかくとうタイプの技でレアコイルを一撃で倒した。

「何だ!?エアームドがゴーリキーに!?」

「もしかして、へんしん?」

エリーはエアームドからゴーリキーになったのを見て、それがポケモンの技の”へんしん”だと推測した。

「という事は、あいつの正体はメタモンか!」

カイトはカツジのポケモンがメタモンだと推測した。

「ボスゴドラ」

「ゴリ!ボス!」

「じならし」

ゴーリキーは次にハンターの手持ちの一匹だったボスゴドラにへんしんし、”じならし”でその場に居る全てのポケモンを攻撃した。

「チャオ!」「ベイ!」「ヌゥ!」

ボスゴドラは”じならし”でカイトとエリーのポケモンを全て倒してしまった。

「そんな…一撃で……!」

エリーは自分達のポケモンが全て瞬殺されてしまったのを見て驚愕した。

「スゲ…」

ハンター達もカツジの桁違いの強さに度肝う抜かれた。

「今の内だ。プロトーガを」

「おうよ」

カツジに言われて、ハンター達はプロトーガにネットランチャーを向けた。

「やめろ!」

カイトはハンター達を止めようと走り出した。

「はかいこうせん」

「ボス!」

カツジはボスゴドラに”はかいこうせん”を撃つよう命令し、ボスゴドラはカイトとエリーに向かって”はかいこうせん”を発射した。

「シャドウボール」

”はかいこうせん”はカイト達に命令する直前で、何処からか飛んで来た”シャドウボール”で相殺され爆発した。

「何だ!?」

「ドラ!」

「ドラパルト!?」

ハンター達が困惑しているとドラパルトが飛来した。

「あのドラパルト……」

カツジは飛来したドラパルトに見覚えがあった。

「大丈夫?」

「え?」

カイト達はいつの間にか眼の前に立って居た女性に声を掛けられた。

爆煙が晴れると、カイトとエリーの前にアスカが立って居た。

「アスカ!」

「……」

カイトはアスカの登場に喜んだが、アスカは黙ってカツジの方を見て居た。

「やっぱり……久しぶりだねアスカ!」

「……久しぶり」

カツジはアスカを見て喜んだ。しかし、アスカは不機嫌に返答した。

「元気そうだね。ウォンやスズメから聞いてたけど、やっぱり直に会うのが一番だね」

「スズメ?」

「アスカと同じトレーナー兵士の女の子だ」

「じゃあ、彼もトレーナー兵士」

エリーはカイトにスズメの事を聞き、カイトはスズメがアスカと同じトレーナー兵士であると説明するとカツジも同じトレーナー兵士だと推測した。

「……何やってるの?」

「仕事さ」

「犯罪の片棒をかついで小遣い稼ぎ?」

「アスカ、何か機嫌わるそうだな?」

「あんたに会ったからね」

「おいおい。せっかく再会したのに。妹にそんな態度取られたら兄としては悲しいな」

「お前みたいな兄を持った妹の身にもなれ」

「「……ぇ?」

アスカはカツジの会話を聞いて居たカイトとエリーは会話の中に含まれた単語を聞いて衝撃を受けた。

「お、おいアスカ、今、兄と妹って言ったか……?」

「……あいつは、カツジは……私の兄だ」

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