「クソ!どこにも居ないじゃないか!」
ハンターのリーダーはプロトーガが見つからず癇癪を起こしていた。
「何で見つからないんだよ!」
「アスカだよ」
「あ?お前の妹か?あいつは死んだんだろ?」
「いや、多分アスカは生きてる。で、プロトーガを連れて行った」
カツジはプロトーガが見つからない理由をリーダーに説明した。
「おい、湖に潜れ」
「準備は良い?」
アスカ達は水中洞窟から出る準備をした。
「OK!」
「準備よし」
「よし。プロトーガ。頼んだよ」
「プロ」
アスカ達はプロトーガに掴まるとプロトーガはアスカ達を引っ張って欲しい水中に潜った。
水中に潜るとカイトとエリーはアスカから渡された小型水中ボンベを口加えた。
(このまま水面に)
同じくボンベを加えたアスカはプロトーガに指で指示し、プロトーガはそれに従った。
「……!?」
暫く水中を移動しているとエリーが後ろから肩を掴まれ引っ張られた。
「っ!」
エリーを引っ張ったのは水中に潜ったハンターでありエリーを捕えたハンターはエリーをナイフで刺そうとした。
「っ!」
ナイフを振り上げたハンターを横から駆け付けたアスカが殴り、ハンターが離したナイフを奪いそのままハンターのボンベのエアチューブを切断。
酸素供給を絶たれたハンターは慌てて浮上した。
「「「ぷはぁ」」」
アスカ達は水面に浮上し、ハンター達の居ない場所の岸に上がった。
「じゃあ予定通り」
「……」
「カイト」
「おう、もしもし警察ですか?実はポケモンを無理矢理使えまえようとしてる奴らがいまして」
カイトはスマホで警察に通報した。
「後、残りを制圧するだけと」
「……いつまで掛かってるんだ?」
ハンターのリーダーは湖に戻ってこない部下に苛立ち始めていた。
「リーダー!」
「何だ?」
「湖に潜った奴らが戻った!」
リーダーは部下達の下に駆けつけると、仲間に支えられたハンターがいた。
「どうした?」
「ガキにエアチューブを切られた」
「アスカだよ」
「何?」
ハンターに起きた現状にカツジは冷静に答えた。
「あの3人の中でこんなことが出来るのはアスカだけだ」
「クソ!あのミリジャケ女か!おい!あれお前の妹だろ!お前が何とかしろ!」
「……了解」
リーダーはカツジに命令するとアスカを探しに行った。
「奴らはまだこの辺に居るはずだ。おそらくプロトーガも一緒だ。見つけ出してプロトーガをとっ捕まえろ」
「あのガキ共はどうします?」
「目的はプロトーガだ。ガキ共は生きてようが死んでようが関係ない」
リーダーは部下の質問にターゲットのプロトーガ以外であるアスカ達の生死は問わないと返答した。
アスカ達は警察が到着するまでハンターを制圧する用意をしていた。
「じゃあ、基本は隠密行動。もし遭遇したらなるべく音を立てずに制圧」
「どうやって?」
「後ろから近付いてナイフで首を「それはマズイだろ!」」
カイトはアスカに隠密に制圧する方法を聞いたがアスカの変動は相手を殺害する方法だったため即座に却下した。
「ダメかな?」
「ダメだろ!人の命を奪うなんて!」
「……極力気絶でやる。殺傷は最終手段でOK?」
「あぁ」
アスカはカイトの提案を受け入れ、ハンターは気絶による制圧を原則とし殺傷は最終手段とした。
『殺人は僕達が産まれた目的だろ?』
「……」(殺すな…か。考えた事もなかった)
リーダーから命令されたハンター達は分かれてアスカ達を探していた。
「どこだ〜?怖がらないで出ておいで〜」
ハンターの1人はあやす様に呼びかけたが反応はなかった。
「……ッ。さっさと出てこねとマジでブチ殺すぞ……!?」
ハンターは後ろから突然裸絞をされ、抵抗したが窒素していき失神した。
ハンターを気絶させたアスカはハンターを解放した。
「アスカ…そいつ」
「気絶させただけ、死んではない」
隠れてたカイトとエリーも出て来た。
「次」
「……アスカってガチの兵隊だったんだよな」
「そうだったね」
2人はハンター達を淡々と制圧するアスカを見て呆然としていた。
「おい。おい!返事をしろ!」
リーダーは無線機で捜索に出した部下に連絡したが何人かと連絡が着かず苛立ちを募らせた。
「クソクソクソ!なんだよ!ただポケモンを一匹とっ捕まえるだけの話なのに何で上手くいかねぇーんだよ!」
苛立つリーダーはモンスターボールを取り出した。
「あのガキ……もう容赦しねぇ!」