ある街のポケモンセンターに1人の若い女性が入って来た。
「ナミさん」
「ジョーイさん。この子達の診断をお願いします」
「はい」
「カゲ?「ゼニ?」「ダネ?」
「どうしたの?」
ヒトカゲ、ゼニガメ、フシギダネは何かに気付いたのか走り出した。
「あ!待ちなさい!」
「凄い偶然よね。こんなに会うなんて」
「本当本当。何か運命感じるよな」
「……」
ポケモンセンターに偶然再会したアスカ、カイト、エリーはポケモンセンターに入って来た。
「え?何だ?」
3人がセンターに入って直ぐにアスカ達の下にヒトカゲ、ゼニガメ、フシギダネが集まって来た。
「え?何?」
「こら!何してるの」
3人は突然のことに困惑してるとナミが3匹に近づき、3匹はナミの元に寄って行った。
「ごめんなさい。この子達が迷惑をかけました」
「いえ、大丈夫です」
アスカ達はポケモンを預けロビーで待っていた。
「あのヒトカゲ達。あなたの?」
「いいえ。あの子達はに家で保護している野生の子達です」
「あなた、保護家なんですか?」
「はい」
「珍しいですね。3匹とも初心者向けのポケモンで、野生の個体は少ないのに」
カイトの言う通り、ナミが連れているポケモン達はカントー地方の初心者トレーナーに渡されるポケモンとして知られており、野生の個体は中々お目にかかれない種類ばかりであった。
「見つけた時は3匹共に怪我をしていて、保護したのですが、そのまま教会に住むようになったんです。それにしても驚きました」
「何が?」
「さっきあの子達があなた達に駆け寄った事です。あの子達は人間に対して警戒心が強くて、中々人に寄り付こうとしないんです。実際私も心を開いてくれるまで時間を要しました」
「人間に何かされたのかしら?」
「あるいは、元々人間を敵視していたか」
「元々?」
「そう、例えば……人間と敵対関係に怨みを持つような環境で育ったとか」
「怨み?」
「兵器転用とか」
「ここか」
ポケモンセンターの外では1人の少年が立っていた。
「半径5Km県内の防犯カメラをハッキングした結果、ここから1Km前の映像にはアスカが居たが、この先の映像には映っていなかった。可能性としてはこのセンターに居る可能性が高い。はぁ、ここまで来るのめっちゃ大変だったなぁ。頼むから居てくれよ」
「終わりましたよー」
センター内ではアスカ達のポケモンの回収が終了し、アスカ達はボールを回収した。
「ナミさん。ヒトカゲ達の診断も終わりましたよ」
「ありがとうございます」
「カゲ!」「ゼニ!」「ダネ!」
「あ!」
ヒトカゲ達はナミではなく、ヒトカゲはアスカにフシギダネはカイトにゼニガメはエリーに駆け寄った。
「あら。この子達、あなた達に懐いちゃったわね」
「何で?」
「あなた達に何か感じたのかもね」
「見つけた」
先程センターの外に居た少年は中々に入りアスカが居るのを確認すると無線機のような機械を取り出した。
「先ずはモンスターボールの管理システムと通報されないよう電話回線の妨害と」
少年は機械のスイッチを入れた。
「んじゃ、始めますか」