ポケットモンスター アスカ   作:AS365

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ロケット団襲来

バトルフィールドでの一悶着が終わり、アスカはポケモンセンターに戻ったアスカにカイトに先程の事を問い詰めていた。

「なぁアスカ、さっきのドラパルトってアスカのか?」

「そう。ドラメシヤの頃から一緒に居る」

「なんかスッゲェー強いけど」

「一応、鍛えてるから」

「そう言えば、さっき技を出すよう指示してなかったよね?」

「ある程度自分で判断して行動するようにさせてるんだ」

「何で?」

「もし、わたしが怪我とか捕縛されて何も出来ない状態でも自分で行動出来るでしょ?」

「でもポケモンバトルは嫌いって……」

「嫌いと実力を着けるのは違うから」

「成る程…………なぁアスカ、何でそんなに強いのにポケモンバトルが嫌いなんだ?」

サトシはアスカにポケモンバトルを嫌っている理由を聞いた。

「兎に角嫌いなんだ」

そう言うとアスカは借りた部屋に戻って行った。

「何なんだ?あいつ」

ドーン!!!

アスカがカイトから離れた直後に外から爆発音が響いた。

「何だ!?」

カイトも爆音を聞いて外に出た。

 

「あ!俺のポケモンが!」

「私のモンスターボール返して!」

外ではトレーナー達がポケモンの入ったモンスターボールをマジックハンドで奪われていた。

「何だ!?」

「「ナーハッハッ!」」

サトシは外の様子を見て声をあげると、空から笑い声が聞こえてきた。

「何だかんだと聞かれたら!」

「答えてあげるのが世の情け!」

「世界の破壊を防ぐため!」

「世界の平和を護るため!」

「愛と真実の悪を貫く!」

「ラブリーチャーミーな敵役!」

「ムサシ!」

「コジロウ!」

「銀河を駆けるロケット団の二人には!」

「ホワイトホール!白い明日が待っているぜ!」

「ニャーンてニャ!」

「「「ロケット団!」」」

ニャース型の気球に乗りながら口上を行ったのは、ロケット団のムサシ、コジロウ、ニャースの3人であり、彼らはロケット団と呼ばれる組織のメンバーで、戦力になるポケモンや珍しいポケモンを捕獲またはトレーナーから強奪して最強のポケモン軍団を造り上げ世界を征服する事を目的とする組織である。

「何だお前達!みんなのポケモンを返せ!」

「「「やだよーだ!」」」

アスカ騒ぎを聞いてポケモンセンターから出てきた。

「アスカ!」

「………どういう状況?」

アスカは状況がよく解らずカイトに説明を求めた。

「よく分かんないけど、急にあいつらが!」

「我々ロケット団の目的はただ1つ、強いポケモンや珍しいポケモンを捕まえ、最強のポケモン軍団を造り世界を征服する事!」

アスカの問い掛けに対し、気球に乗ったコジローが自らの目的を説明した。

「ちょっとあんた!痛めに会いたくなかったらあんたのポケモンも寄越なさい!」

(取り敢えず敵か)

気球に乗ったムサシからポケモンの引き渡しを要求されたアスカはロケット団を敵対勢力と認識した。

「わかった」

「え!?」

アスカがロケット団の要求をあっさり飲んだ為にカイトは驚愕した。

「あーら、物わかりが良いじゃない♪」

「おいアスカ!何言ってるんだ!あいつらにポケモンを渡すのかよ!」

「じゃあ、どうしろと?」

「それは、ポケモンであいつらやっつけて」

「…………まずはモンスターボールから!投げるからちゃんと受け取って!」

アスカはサトシの言い分を無視してフィールドジャケットの中に手を入れた。

「キャッチしたニャ!」

アスカが投げたボールをニャースが網でキャッチした。

(あれか)

「さーて、どんなポケモンだ?」

ロケット団はアスカが渡したポケモンがどんなポケモンか確認しようとマジックハンドの中のボールを開いた開いた。

「「「ん?」」」

しかし、モンスターボールからはポケモンは出てこなかった。

「空?」

「ちょっとあんた!これどう言う事よ!」

ロケット団はアスカに文句を言おうと地面を見た。

カシャ!

「「「え?」」」

地面に居たアスカは右手に持って居たジュラルミン製の棒のボタンを押すと、両端から反りが入った棒が伸び、両端と繋がった弦が張られ、ベアボウに変形した。

リカーブボウを展開したアスカはジュラルミン製の矢を用意し、ロケット団の気球に向けた。

ビュン!

アスカは矢をボールの入った網に向けて射り、矢は網を掠めて、破れた箇所からボールが落ち行った。

「ニャー!ボールが!」

ビュン!

パン!

アスカは再び矢を射出し、矢は気球のバルーンに命中、空いた小さい穴から漏れ出る空気圧で、穴はあっと言う間に大きくなり、バルーンから大量の空気が勢い良く流れ出た。

「「「ヤナ感じーーーー!」」」

気球はコントロールを失い、ロケット団は空の彼方へ吹き飛ばされて行った。

「あ!俺のポケモン!」

「私のモンスターボール!」

ロケット団は撃退され、彼らが奪ったモンスターボール地表にばら蒔かれ、持ち主のトレーナー達は自分のポケモンを回収しに行った。

「アスカ、それって」

「ベアボウ。主にアーチェリーに使われる弓」

アスカはそれだけ言うとベアボウを縮小させポケモンセンターに戻って行った。

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