超能力者の男は総理大臣の娘を超能力で助けたら恐れられる人間になってしまった!!   作:神熱

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超能力者は嫌われるが好きな奴も中にはいる

 次の日俺はやっと高校はじめての冬休みがやっと始まる事になる。俺はやっと超能力で困ってしまった人生を一時でもいいから変える事ができてホッとしてしまう。

 

 学校に着くと俺を犯罪者の目で見るような目で俺の顔をチラと見てはクスクスと笑われる。そして会話が始まる。なんなら俺がいないと会話が続かないのでは何かと思ってしまう程静かな空間をぶち壊す。

 

「はぁ、顔はイケメンなのにね。超能力なんてなければモテるのに可愛そう」

 

「私達の心だって読まれてるのよ。もっと嫌な目線で見ないとダメだわ」

 

「確かに、キモい」

 

結局顔はイケメンでもキモいものはキモいらしい。確かに俺は心の中を読めるのだから仕方がないけど余り読んだりしない。

 

 心読んだりすると、話が長い人が多すぎて感情が分からなくてだな、困ったりするんだよ、本当にマジで。

 

 妹のいろは、は受験勉強で忙しいみたいだしだな。落ち着け。何故妹が出てきた。

 

 俺は読書をしてでも朝の会が始まるまで暇潰しをしておくかね。本当に暇なんだよ、俺が話しかけようとしたら攻撃ばかりされたりするかも知れないからな。

 

 (本よ俺を癒やして)

 

と思ってしまう程メンタルが削られたりするからな。マジで本当に思ってしまう。だから本で癒やしてもらうしかない。

 

 それにしても先生遅いな。もう直ぐホームルームが始まるぞ。なんだろうこの嫌だと思ってしまう感覚は。危機感を感じているのか。一度も俺の能力が始まったことはなかったのだがな。

 

 先生の名前は、平塚先生でアホ京高校の若手の先生である。あるのだが、先生は先生として優秀なだけで全然モテない属性を持つ。

 

 先生から聞いたが、ストーカーみたいにメールを送ってしまった経験が何度もあるらしい。

 

「あのさ今日転校生が来るんだって。女子で相当な金持ちの美人が来るって噂がある」

 

 噂はそんないい事に転ぶケースなんて少ないだろう。でも美人か。このクラスに美人は、平塚先生だけなんだよな。

 

「美女、どうせ頭が良すぎて俺らなんか相手にされないよ。関わったら着いてこないでくれるアホどもとか言いそう」

 

 とか言ってきたりするんだと俺でも思ってしまう。

 

「でもさ性格良いとか望んだりしない」

 

そうそう、望んでしまうんだよ。ライトノベルの雪ノ下みたいな美人が出てきたらいいなとか思ってしまうんだよ。高嶺の花の女王が良いじゃないかよ。

 

 先生が来たから心を読んでみましょう。

 

(はぁ又振られた。相手が悪いんだ、言葉で私を誘惑して!!リア充爆破しろ)

 

 ここにテロがいる。テロをしようと恐ろしい先生がいた。本当にライトノベルの平塚先生に似ていたりするんだよな。確か同じセリフを言う先生がいた。

 

(まぁいい、龍をからかって楽しむとするか?)

 

 おいマジかよ、俺をからかおうとしていたのかよ。あ俺の名前は、一色龍よろしくな。今更だけどすっかり忘れていた。

 


 

 さて龍を堂々とからかおうとしよう。そして又振られた憎しみごとぶつけてやるとしよう。龍を相手にな。まぁ弱すぎて相手にはならないけど我慢するとしよう。

 

「では朝の会を勝手に始めてくれ」

 

 私の呼び声で朝の会が始まるのだが、私の隣にいる美少女に目を注目をしてしまう男たちが多く、真剣に朝の会を聞いている奴なんて少ない。

 

 まぁ生徒に好奇心な目で見られることが多いから負けたって悔しくないのは事実だが正直に言うと悔しい。

 

 出席の確認で名前を呼ばれて

 

「あヒュー」

 

とか答えてしまうやつなんて多すぎた。そして「あヒュー」ブームが始まるみたいで男子が勝手に「あヒュー」て言ってしまう。私に着いてこれるかな?

 

「今日は皆に転校生を紹介する。」

 

 私は合図を送る。彼女は生徒にが好きそうな顔立ちをした超絶美少女だ。名前は、神崎塩だ。塩は黒髪ロングヘアーで、瞳も黒く、肌は真っ白だ。胸は普通より少し大きくてスレンダーだ。

 

 塩は、一礼して席に着く。

 

「神崎塩です。よろしくお願いします」

 

塩は声まで綺麗なのだ。その瞬間男子が歓声を上げる。

 

「神崎さん、質問いいですか?」

 

一人が手を上げて塩に質問をする。

 

「はい、大丈夫ですよ」

 

「好きな食べ物は何ですか?それと好きなタイプはどんな人ですか?」

 

塩は笑顔で答える。

 

「食べ物は、カレーライスが大好きですね。それから好きなタイプは優しい人がいいです」

 

「じゃあ俺が告白したら付き合って貰えますか?」

 

 と一番バカな生徒が言った

 総理大臣の娘だぞ。私まで巻き込まれてしまったらどうしてくれるんだ。助けてくれ。塩様。

 

「はい、宜しくお願いしますね」

 

「先生、トイレ行ってもいいですか」

 

龍はいきなり立ち上がった。それもそのはずだ。龍にとって一番復讐したい相手が付き合うのだと聞いたらムカつくのも当然だ。

 

「早く行け」

 

龍は教室を出ていった。龍が何処に行くか分からない。

 

だが龍が、立ち去ると塩の口が動く。

 

「今の話なしでお願いします」

 

「はっ!?」

 

私が唖然としていると、塩は、微笑む。

 

「ごめんなさい。あんなバカな男とは付き合いたくないんですよ」

「でもお前、あいつのことが好きだろ」

 

塩は、首を横に振る。

 

「嫌いです。それに私は龍のことが好でした。だからバカな男には、悪いことをしてしまいました。本当にすみません」

 

塩は、頭を下げる。本当に龍が好きだとは悔しい。私も龍が大人になってそれまで出来なかったら、結婚しようと思っていたのに。

 

「分かった。とりあえずこの話は無しにしておこう。後、もし何かあったら相談に乗るからな」

 

「ありがとうございます」

 

その後、私が話を続ける。

 

「では今日の授業を始める。バカな男、龍を呼んで来てくれ」

 


俺とバカな男は廊下を歩いている。

 

「なんで俺は、振られた。龍お前のせいだからな」

 

 俺のせいにされても別に俺は何もした覚えはない。何故なら俺と塩は敵対関係なんだからな。

 

 

「知らん。それよりもうすぐチャイムが鳴るから急げよ」

 

「ああ分かってるよ。ってあれ?龍、あそこにいるのって塩じゃないのか?」

 

俺は振り向くとそこには、確かに塩がいた。

 

「おっほんとだな」

 

 

俺は驚いた。授業までサボる奴ではない。平塚先生になんか言われて来たのだろう。俺達は塩の前に立つ。

「おい塩、授業が始まるから行くぞ」

塩は俺を無視して、バカな男の方を向いた。

「貴方、誰ですか?」

「へっ!?」

「おい塩何を言ってんだよ。こいつは同じクラスの奴だぞ」

 

「バカな男向こうに言っていろ」

 

俺はそう言ってバカな男を追い出した。

 

「それで塩、一体どう言うつもりだ?」

「どういうことって、ただの興味本意で聞いてみただけです。そんなに怒ることですか?」

「当たり前だ。俺は怒っているんだ。俺は一度も忘れた事はない」

 

「私も冗談だよ」

 

と急に声を変えて来た。小学生の時と同じ声だった。

 

そして塩は俺に抱きついてきた。

「塩、離れろよ」

塩は離れてくれない。

「もう二度と離さない」

「やめてくれ」

「どうしてよ」

「だって、お前は敵だろ」

「そうだよ。だけど今は違う。私は、龍の事が好き」

 

といきなり告白された。塩に好かれて嬉しいが、塩は、あの時の女だ。絶対に許せない相手だ。

すると塩は、頬を膨らませて言う。

 

塩の可愛い顔を見ると何も言えなくなってしまうはずの人が多い。だが俺は嫌いだから簡単に惚れたりしない。心を読む事もしない。

 

「塩、俺があの時、塩が虐められていた時に助けた。なのに、何で裏切った?俺が超能力が怖いだけだろう。怖がりやめ」

 

塩は、顔を歪めて涙目になるも声が聞こえても無視したくなった。

 

「私、ずっと謝ろうと思って探していた。でも見つからなかった。ごめんなさい」

と塩は泣きながら俺に謝罪をした。塩は俺に演技をついている。塩は俺が助けたことを覚えていない風に演技している。「嘘をつくな。お前は、あの頃の記憶があるはずだ。だから謝っても無駄だ」

 

「違う!私は、記憶があるの?それでも私は謝りたいの」

 

「ッチ時間切れか。行くぞ。平塚先生が待っている。後、俺には好きな人が居るから諦めてくれ」

 

千葉の男は妹を愛している。だから俺もいろはを愛しているし、俺はあいつ以外愛する事ができない。だから塩の気持ちは嬉しかったけど無理だ。塩は妹だとわかっている顔だった。

 

なんて嘘でいつかはブラコンを卒業する予定だ。だから今じゃない。塩の事は今すぐ好きになれない。

 

教室に着くと失恋をした感じの平塚先生がいた。

 

ここでふざけないでいつふざける。

 

「先生失恋でもしたのですか?」

 

「はぁ!?」

 

平塚先生は怒り気味で言う。

 

「私がいつ失恋したんだ?」

 

「いえ違いますよね。すみません」

 

「後で覚えておけよ」

 

やっぱり怒られた。まあ当然か。その後、授業が始まった。

 

「では授業を始める」

 

「私の席はどこですか?」

 

と、塩が聞いてきた。どうか俺の隣だけは辞めてほしい。

 

塩は、俺の隣の席に座った。

 

「よろしくね。龍」

 

と塩は微笑みながら俺に挨拶してきた。

 

「お、おう」

 

俺は、塩に返事を返す。

 

「お前ら、授業中にイチャつくな」

 

「すみません」

 

 

「こんなんでイチャつくて言ったら結婚出来ませんよ」

「うるさい」

 

授業が終わると平塚先生が塩に話しかけた。

 

「塩さん、ちょっと話したい事があるから来て」

 

「はい分かりました」

 

塩は職員室に向かった。俺は、関係ないので次の準備をする。すると後ろから誰かに肩を叩かれたので振り向くとそこには、バカな男がいた。

 

「なんだよ」

 

「お前、振られたのか?ざまあみろ」

 

と言ってくるので俺は言い返した。

 

「お前こそどうなんだ?てか、振られていないし、振られた記憶もない。おまえは、どうなんだ?」

「俺?もちろん振られてないぞ」

 

と言い返してくるので、俺はバカな男に向かって言う。

 

「そうか。じゃあ付き合ってみるか?」

「ああいいぜ」

と軽く答えた。俺は、こいつの事を嫌いではない。それに面白い奴だし良いかもしれないと思った。だけど俺は、こいつと付き合う気は無い。

「悪いが断る」

「なんでてコッチは遊びに付き合えの方だぜ」

 

「そうだな。よろしく」

 

と俺達は、友達として付き合い始めた。そして俺は、バカな男の事が少しだけわかった気がした。だけどまだわからない事もある。だから知りたいとは思うが知る必要が無いと思う時もある。だけど、いずれ知る必要があるとも思ってしまう。

 

そして、放課後になり帰る事になった。俺が帰ろうとすると塩がついて来た。

「おい、どうしてついて来たんだ?」

「だって私達、彼氏彼女になったんだよ。一緒に帰りたいじゃん」

俺はため息をして塩に言う。だが相手はお前じゃない。バカな男だ。

 

「残念だったな。俺は、お前とは付き合わない」

 

「私は、龍が好きだもん」

 

と塩は頬を膨らませて言ってきた。

 

「あのなぁ、俺には好きな人がいるって言っただろ」

 

「うん。知ってる。だから私も好きになる努力をしようと思ってさ」

「そうか。頑張れよ」

と俺は塩に言って家に帰った。

家に帰ってから、いろはに連絡をした。

『もしもし』

「あ、お兄ちゃん?どうしたの?」

「今日な、変なのに告白されたんだけど、そいつが塩に似ていてな」

「塩?それってもしかして塩さん?」

「知っているのか?塩の事」

「う、うん。寝言で聞いちゃった。」

いろはは、なぜか戸惑っていた。俺は、その理由を聞く事にした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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