超能力者の男は総理大臣の娘を超能力で助けたら恐れられる人間になってしまった!!   作:神熱

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総理大臣からのワガママを聞け!!

「どうしたんだ?何かあったのか?」

「なんでもないよ」

「そうか。ならいいけどさ、なんかあったらいつでも相談してくれ」

「ありがとう。てことで話は終わり解散」

「おいおい。いきなり終わらせんなよ」

とツッコミを入れてしまう。まぁいいや。

「まぁ良いか。じゃあ又公園に行ってくるよ」

「行ってらっしゃい」

そして俺は、夜の散歩に出かけた。


龍が家に帰って直ぐに外に出て行くのを見た。そして私は、こっそりと着いて行った。だけど龍は、私の事を見てきていたからバレているだろうけどね。そして龍は、夜道を歩き始めた。

「はぁー、龍が私の事を好きで居てくれるのかな?でも、龍には他に好きな人が居るみたいだしなぁ」

と呟いた。そして龍に聞こえないように私は言う。

 

「ねぇ、聞いているんでしょ塩先輩。告白したそうじゃないですか?そして龍の事は諦めないんですか?まぁそんなことより、私が言うべきことはただ一つ。龍に手を出すな!!」

 

「あら?あなたは誰ですか?」


俺は、補習で呼び出されて来た。

「さて、早速だが話を始める」

 

「はい。なんですか?」

 

「君には、総武高校に転校してもらう」

 

「えっと、それはどういうことですか?」

 

「簡単に説明すると、総理大臣からのワガママだ」

 

「え?今なんと?総理が俺を呼んでる?てことは、俺が護衛としてですか?それともただ単に呼ばれただけですか?どっちですか?まぁ、とりあえず行ってみないと分からないですね」

 

「まぁそう言うわけで総武高校に入学する様にしないといけない。従姉妹もいるから安心しろ」

 

 

 俺のボケにツッコミを入れてくれなかった。

「いや、別に不安に思ってないですけどね。でも、なんでわざわざ俺みたいな奴を呼ぶんですかね?正直なところ疑問なんですよ。俺なんかよりももっと優秀な人がいると思うんですけどね」

 

「それが理由らしいぞ?超能力で迷惑かけたから詫びたいんだそうだ。それに塩さんを守ってほしいからな。塩も総武高校に入学するはずだ」

 

「え?そうなの?あいつ俺と同じ学校に入学するの?マジか。でも、俺の事を気にする必要なんてないんだけどな。そもそも嫌いだから関わりたくない」

 

「まぁ、そうだろうな。だけど一応、念のために守ってほしい」

 

「何ですか?今更僕はここで100点をとりまくりたいんですよ」

 

と言った瞬間、平塚先生の顔が引きつった。

俺は、思ったことをそのまま言っただけだからな。

すると、後ろから声をかけられた。振り向くとそこには塩がいた。そして、塩は言う。

「久しぶり、龍に頼りたいことがあるの?」

「断る!!」

 

と即答した。すると塩は、

 

「まだ何も言っていないじゃない!!」と言ってきた。

 

俺は、ため息をついてから答えを言う。

 

「はぁ〜。どうせ面倒なことなんだろ?」

 

「うっ!そ、そんな事はないわよ」

 

「嘘つけ!!お前が頼みごととか絶対に厄介事しかないだろ!!」

 

「失礼ね!!」

 

「じゃあ聞くが一体どんな内容なんだよ?」

 

「それは・・・」

 

「ほら言えないじゃないか。そもそも俺が手伝う程優しくないて知っているだろう。俺は嫌いなんだ」

 

「そ、それでも、私は龍にお願いしたいの」

 

「はぁ〜」

 

「ごめんなさい。やっぱりダメよね。諦めるわ」

 

「諦めてくれてありがとうな」

 

「じゃあね」

と言い残して塩はどこかへ行った。そして、俺は教室に向かった。俺は教室に入るなり席に着いた。それから国語の補習が始まった。その日は特に変わったことは無かった。

 

ただ、帰りに職員室に寄って仕事を手伝ったりしたが特に問題はなかった。

 

 そして、家に帰ると妹が玄関の前で待っていた。俺は、妹に挨拶をする。

 

「ただいま」

 

「おかえり」

 

俺は、靴を脱いでリビングに向かう。そして、妹は俺の後に続いてくる。

 

「いろは、今日は晩飯作ってあるから食っていいぞ。俺は、ちょっと用事があるから出掛けてくる」

 

「わかった。じゃあ食べてからお風呂入って寝ることにする」

 

「そうか、じゃあ俺は行くからゆっくり休めよ」

 

 俺はやはり塩が気になる。復讐はしたいがそれでも塩が困っているなら助けるべきだ。そう思い俺は、小学校に行った。やはり塩は校門前で立っていた。俺は塩に声をかける。

 

「よぉ。こんなところで何やってんだ?」

 

「え!?どうしてここにいるの?」

 

「そりゃあお前に会いに来たからだよ」

 

 

「なんで?」

 

「いや、用事があるから」

 

「そうなんだ。それで私に何か用があるの?」

 

「ああ、まぁな。話せる場所に移動しようぜ」

 

「うん」

 

そう言って俺達は公園に移動した。そして、俺がベンチに座ってから塩は聞いてきた。

 

「それで話っていうのは何?」

 

「お前がさっき言っていた。頼みたいことを聞きたくてだな来てしまったんだ。やはり総武高校に転校してほしいのか?」

 

「え?そこまでバレてるの?もしかして監視カメラとか仕掛けられてたりする?」

 

「いや、それは無い。ただ単に予想できただけだ」

 

「すごいね。でも、そうだよ。できれば一緒にいてほしい。これは私のワガママだから嫌だったら断ってくれても構わない」

 

 だが俺には最近友達になったバカな男がいる。そいつと通えるなら転校して良いかもしれない。それよりも監視カメラだと。家にはない。今まで学校にあったのか?それとも俺の家だけなのか?わからない。今度調べるか。

 

「まぁ、俺にも少し考えさせてくれ。あと、1つ聞きたいことがあるんだが、お前は俺の事を嫌っていたはずだ。それなのにいつ好きになったんだ」

 

「え?そんなこと言われても分からない。でも、私はあなたのことが嫌いだけど好きなの」

 

「どういうことだ?よく分からんな」

 

「私もよく分かってないの」

 

「そうか」

 

「ねぇ、あなたは超能力が使えるようになってどう思った?私は使えなくて悔しかった。でも、今はもう慣れたから大丈夫。だけど、私はこの力で誰かを助けられる人になりたいと思った。だから私は警察官になろうと思っているの。それに、お父さんもお母さんも応援してくれているの」

 

「そうか、頑張ってな。それと、もし困ったことがあったらいつでも連絡しろ。それよりこの力て、俺も警察官になれと言っているのか?」

 

「違うの。私が言いたいのはそういう事じゃない。もっと、こう、なんていうか、もっと、えっと、その・・・」

 

「はっきりと言え」

 

「えーと、つまり、その、もっと優しくなって欲しいの。もっと他人を信じて欲しいの。もっと自分を大切にして欲しいの。それだけ」

 

 と塩は顔を赤くしながら言った。俺は塩が言った言葉の意味がわかってしまった。そして、俺は答えを出す。塩が言ったことを理解した俺は塩に言う。塩は言った。もっと自分に自信を持てと。だが俺は持てない。超能力は、それだけ危険なものだと理解しているからだ。俺は塩に言う。

 

 俺はお前に言われたことは無理だ。俺は人を信用しないし信じることもできない。俺はお前とは正反対の人間だ。だが、俺は塩に言う。

 

 俺は、もし超能力から解放されてたら変われるように努力する。だからそれまで待っていてくれ。そう思い、大嫌いな奴のために頑張る事にした。すると塩は泣きながら抱きついてきた。

 

 俺は塩の頭を妹の癖で撫でてあげた。すると塩はさらに泣いてしまった。それからしばらくして塩は泣き止んだ。そして塩は、「ありがとう」と言った。俺は、「気にすんな」と言ってその場を後にしようとした。

 

 するとバカな男が現れた。どうやら散歩中だったらしく、たまたま出会ったみたいだ。だが俺はやはり塩が嫌いだ。俺は塩をバカな男の方に突き飛ばした。そして、バカな男が塩を受け止めてくれた。復讐の好奇だった。俺は、その隙に逃げた。そして、家に帰った。

 

俺は部屋に入りベッドに横になる。そして、これからについて考えた。

 

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