超能力者の男は総理大臣の娘を超能力で助けたら恐れられる人間になってしまった!!   作:神熱

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バカな男が付き合うように手伝う

俺は、塩と関わってから自分の気持ちに変化があったことに気づいた。

 

 俺は塩に対して復讐することは、出来ずからかわれてしまうだけ。やはり超能力は、役に立ってくれないそうだ。だから俺は、総武高校に転校することを決心した。

 

 翌日、俺は学校に行くことにした。いつも通り教室に入ると、やはりバカな男がいた。俺は席に着くなり本を読み始めた。それから授業が始まった。

 

昼休みになり、俺はバカな男に声をかけられた。

 

「おい!龍!」

 

「なんだ?」

 

「今日は弁当を作ってきたから一緒に食べないか?」

 

「断る」

 

「なんでだよ?」

 

「いや、だってお前料理出来ないだろう」

 

「それはそうだけどさ」

 

「じゃあ諦めろ」

 

「でもさぁ〜」

 

「うるさいぞ」

 

「ごめん」

 

「あいにく俺も弁当がある。ありがたく食いたまえ」

 

「まじかよ。やったぜ。それでどこで食うんだ?」

 

「ここで食えばいいだろ」

 

「わかった。それでどこにあるんだ?」

 

「ここだ」

 

「え?どこにあんの?ってこれか」

 

「ああ、そうだ」

 

「いや、普通に言ってくれよ」

 

「まぁ、いいじゃないか」

 

「そうだけどさ」

 

「早く食おうぜ」

 

「ああ、そうだな」

 

「いただきます」

 

「いただきまーす」

 

「うまーい」

 

「そりゃ良かったな」

 

こんな感じでバカな男と喋りながら飯を食った。俺は塩について聞く事は出来なかった。

 

そして放課後、俺は先生に呼ばれた。内容は、塩のことらしい。なんでも、塩が俺の事を好きになってしまったことに関してだった。俺としては、別に問題はない。むしろ好都合だ。

 

しかしそれでも復讐内容は考えられない。なぜなら塩は俺の事が嫌いだったはずだ。それなのにどうして俺の事を好きになったのかがわからないのだ。とりあえず今は保留という事になった。

 

帰り道、塩から電話がかかってきた。俺は出る。すると塩は、泣きそうな声で話し始めた。

どうやら泣いて俺を強引に転校しようて言いに来た。あいにく復讐するためなら勿論やってやる。俺は塩に言う。

 

「悪いがそれはできない」

 

「なんで?」

 

「理由は言えない」

 

「お願いだから聞いて」

 

「無理だ」

 

「どうしても?」

 

「ああ、無理だ」

 

「そっか・・・」

 

「まぁ、また明日な。後アレは嘘でやってやる。転校するから国語を教えろ」

 

「え?ほんとに?」

 

「ああ、本当だ。」

 

「うん、分かった。絶対ね」

 

「約束は守る。それとお前の親には、俺が超能力者だと総武高校には伝えない条件なら行く!!そうじゃないと俺は行かない」

 

「わかった。ちゃんと伝える」

 

「それと、もしバレたらお前も共犯にさせるからな」

 

「わかった」

 

こうして俺の学校生活が決まった。

 

塩の親と俺との話し合いの結果、俺が超能力者で、その超能力を使って悪さをしないように監視する事を条件に、転校を許可させた。

 

 俺は塩に言われたことを素直に聞き入れた。

 

 そして、転校初日、塩は先に学校に行っていたため俺は一人で登校した。教室に入り、自分の席に座る。するとバカな男が話しかけてきた。

 

「よう、龍」

 

「なんでお前がここにいるんだ。補習と言いストーカー野郎め」

 

「違うわ。俺はお前の監視役なんだよ」

 

「そうか。それは助かる」

 

「なんか嬉しそうだな」

 

「そんなことはない」

 

「そうか」

 

「ああ」

 

「それよりさ、昨日は塩さんを泣かせただろ」

 

「はぁ大分昔の話しをしているんだろう。昨日は2週間前って考え方ですか?それとも認知症の始まりですか?もしくは、頭を打ったんですか?」

 

「いや、そうじゃなくてさ」

 

「そうか、すまんな」

 

「まぁ、いいけどさ」

 

「それで何が言いたい?」

 

「塩さんの気持ちを考えろよ」

 

「あいつはいいんだ。それよりお前が逆転しないと面白くない。で聞き忘れたが俺がお前はどうしたんだ。あの俺が逃げた後」

 

「ああ、その事か。あれは凄かったよ。塩さんは泣き出して抱きついてくるし、その隙に逃げようとしたら、龍に突き飛ばされたとか言って塩さんは泣きながら追いかけてくるし大変だったぜ」

 

「そうか」

 

「だから少しは優しくしてやれ」

 

「それは断る」

 

「なんでだよ」

 

「お前が俺の立場ならわかるはずだ」

 

「そうかもしれないが」

 

「そういえばお前彼女できたのか?」

 

「いや、まだだが」

 

「そうか、じゃあ頑張ってくれ。俺は一番お前がお気に入りだから塩に告白して成功してほしいと願う。じゃあな」

 

「お、おう」

 

チャイムが鳴り、先生が来た。授業が始まった。

俺は授業中、塩の事を考えていた。俺にとって塩とは、どんな存在なのかを。授業が終わり昼休みになった。俺はいつも通り本を読み始めた。

 

すると女子が集まって来た。そこで思い出した。俺は超能力がなければイケメンだって事にな。すると一人の女子が声をかけてきた。名前は確か佐藤と言った気がする。

 

「ねぇ君、いつも本読んでるよね。面白いの?」

 

「ああ、面白いぞ」

 

「そうなんだ。私も読もうかな」

 

「是非読むといい」

 

「わかった」

 

 俺はやはりコミニケーション能力が低い。それもそのはずだ。小学生の事件からコミニケーション能力は、低くなっている。その後、会話が続くわけもなく、一人になり読書を再開した。

 

放課後、俺は塩に国語を教えてもらった。

塩は、教え方が上手い。

それに、俺の事を好きらしいが俺は嫌いだ!!復讐のためには好都合だ! こうして俺の学校生活1日目が終わった。

学校生活が始まってから一週間が経った頃だ。

 

今日も学校が始まる。

俺は朝早く起きて昼食を作る。

俺は料理が得意ではない。しかし作らないと塩に怒られるから作る。

 

(決まっている。唐揚げで太らせてやる作戦だ)

 

俺は毎晩、塩に内緒で唐揚げを食べている。そのためか最近体重が増えてきた。よし、俺の体よ、冬休み前に戻れ。俺は元気を取り戻して俺は急いで制服に着替え、家を出る。そして、塩が作った弁当を持って、総武高校に向かう。

 

するとバカな男が近づいてきた。

 

「よう龍」

 

「なんだバカ男」

 

「いや、普通にバカって言うなよ」

 

「お前はバカだろ」

 

「酷い」

 

「事実だ」

 

「そうだけどさ、それよりお前、俺の机に落書きをしただろ」

 

「ああ、それがどうした?」

 

「このクソ野郎め」

 

「なんで怒ってんだよ」

 

「お前のせいで、俺は虐められてるんだ」

 

「それは一人芝居て言われているんだろう」

 

「うるさい。それよりも消せ」

 

「ち、分かったよ。3、、2、1パチン、落書きよ消えろ」

 

「消えてないじゃないか?」

 

俺はテレパシーで3分後に消えると伝えた。本当にこんな場面では超能力は凄い。でもな、バカな男は塩が好きって書いたのにな。

 

「おい、龍、なにやってんだよ」

 

「ああ、悪い。今、超能力を使った」

 

「嘘つくな」

 

「嘘じゃない」

 

「証拠を見せろ」

 

「それは無理」

 

「なんでだ?」

 

「それは3分後に落書きが消えるから待っていろ」

 

 俺は言葉通りに、3分後、バカな男の机に書いてあった文字が消えた。すると塩がやって来た。

 

「おはよう。二人とも」

「「・・・」」

「お、おはよぅ」

「あ、ああ」

「ねぇ、聞いていい?」

「俺は聞かないからバカな男に聞け。俺は少し面白い人物を発見したから話しかける」

 

 俺は比企谷八幡が気になっている。何故なら大抵ネガティブな感じで俺と同じタイプ。好きなライトノベルと同じ名前だ。嫌な事があると「家に帰りたいと言い出す」後言い訳が多く腰を使う作業だと「腰に持病があるとか言い出す」

 

 そんな奴だ。そんな奴だから仲良くなれそうだ。俺は教室を出て、隣の教室に行く。ドアを開けて入る。そこには一人の少年がいた。

「あの〜ちょっと良いですか?僕は1年F組の葉山です」

「そうか、俺は龍だよろしく」

 

やはりここはライトノベルの世界だったか?てそもそもお前じゃないのだが。なんならイケメンにようはない。だけどこいつは困った時に助けてくれそうだ。仲良くするのも悪くない。

 

「で、何の用だ?」

 

「君の名前は?」

 

「俺は龍だ」

 

「そうか、龍君か。君は僕のグループに入るかい?」

 

「断る」

 

「どうしてだい?」

 

「君とは仲良くしたいが君のグループはうるさすぎる」

 

「そうか」

 

「すまない」

 

「いやいいよ。僕達はうるさくないし、もし何かあれば相談してくれ」

 

「ありがとう。その時は頼む。てうるさいからな」

 

「うん。じゃあね」

 

「ああ、じゃあな」

 

俺は再び比企谷に話しかける。

 

「おい、お前、大丈夫か?」

 

「誰だよ?」

 

「俺は龍だ」

 

「そうか。それで?」

 

「ただ話がしたかっただけだ。俺はお前と友達になりたい」

 

「はぁ、意味わかんねえ。それに俺には話なんて無い」

 

「そうか、わかった」

 

「じゃあな」

 

「ああ」

 

やっぱり俺の思った通り、あいつは俺に似ている。だが余り話せないガードが高すぎるだろう。

 

昼休みになった。俺はいつも通り本を読み始めた。すると女子が集まって来た。そこで再び思い出した。俺はイケメンだって事をな。すると一人の女子が声をかけてきた。名前は確か佐藤と言った気がする。

こいつは確か塩の取り巻きの一人だ。

 

「ねぇ君、いつも本読んでるよね。面白いの?」

 

「ああ、面白いぞ」

 

「そうなんだ。私も読もうかな」

 

「是非読むといい」

 

「わかった」

 

俺は相変わらずコミニケーション能力が低い。しかし塩の事になると話は別だ。せっかくだ。もう少し話してみるか?

「なあ、佐藤さん」

 

「ん?どうしたの?」

 

「佐藤さんの好きな人ってどんな人が好みなんだ?」

 

「えっ!?な、なんで急に?」

 

今がチャンス。聞き出すしかない。別に俺だったらいいななんて考えていない。少ししか。佐藤さんの見た目は俺のタイプではない。むしろ塩の方がタイプだ。

 

「教えてくれないか?」

「うーん、優しくてカッコよくて頭が良い人が好きかな」

「そうか、ありがとう」

「ど、どういたしまして」

 

よし、作戦開始だ!まず俺が塩以外の優しい人間になって、佐藤さんと仲良くしよう。そして、塩よりも良い男だと思わせてやる。俺は作戦を考えた。

 

放課後、俺はバカな男と話をしていた。

 

「なぁ、バカな男よ」

 

「バカって言うな」

 

「お前は塩が好きなのか?」

 

「ああ、好きだ」

 

「俺はさ、お前に塩を付き合わせたいから協力する。その代わり、塩の弁当を食べさせろ」

 

「分かった。だが龍よ。一つ問題がある」

 

「問題?」

 

「ああ、俺が弁当を作ってくる」

 

「いや、それなら大丈夫だ。俺は毎日、自分で作っている」

 

「そ、そうか。まあいい。ここにある唐揚げ弁当はどうしたんだ?」

 

「塩に食わせて太らせてやる作戦が失敗していた。お前にあげるよ」

 

「マジで!!サンキュー」

 

こうして俺はバカな男に塩を好きにさせる為に動く事になった。

 

 俺はバカな男に塩を好きにさせる為に協力する。その為に今日からバカな男には塩とデートしてもらう。

 

「なあバカな男よ」

 

「バカって言うな」

 

「バカな男よ。今日の夜、予定はあるか?」

 

「あるぞ」

 

「そうか。なら俺の家にある公園に来い」

 

「何故だ?」

 

「塩を公園に呼んでお前と二人っきりにするからだ」

 

「・・・」

 

「安心しろ。二人きりと言っても俺はお前を応援している。お前が告白したらすぐに消える」

 

「・・・」

 

「嫌なら無理矢理でも連れて行く」

 

「行く」

 

「そうか。なら夜にお前の家に行く。だからそれまでにて、そもそも何処だよ家。千葉なの?東京?神奈川?埼玉?やっぱり千葉か東京かな?あ、あとどこら辺に住んでるか教えてくれ」

 

「・・・」

 

「おい、黙るな」

 

「すまん」

「で、家はどこだ?」

 

「あ、ああ、住所を言うぞ。千葉県の……て所だ」

 

「へぇ〜そんなところ住んでんのか。てか、そんな場所知らないぞ」

 

「当たり前だ。俺の住んでいる場所は超田舎だ」

 

「そうか、じゃあまた後でな」

 

「おう」

 

 俺はバカな男と別れてから、教室を出る。教室を出た瞬間、一人の少女が目の前に現れた。その少女の名は佐藤の姉で何故かお兄ちゃんて言ってくる。不思議な先輩だ。

 

 何故か佐藤と出会う前から知っている。

 

「お兄ちゃん、一緒に帰ろう」

 

「すみません、先輩俺はこれから用事があるんで」

 

「えっ!?嘘だよね?」

 

「今日はいつもの3人で仲良くするんで許してください」

 

「えっ!?いつもの3人?あの三人はいつも仲良くしてるよね」

 

「はい。ですからいつもの3人です」

 

「うん。わかったよ。じゃあね」

 

「また明日」

 

 俺は急いで学校を出て、バカな男の家に向かう。着いたのだが、塩に報告をし忘れていた。俺はテレパシーで塩に話しかけた。

 

(塩、今から例の公園にバカな男と行くから絶対に来い)

 

(わかった。だけど、何で呼び出すんだ?)

 

(それは後で言う。とにかく来い。)

 

(うん、わかった。とりあえず、公園に向かえばいいんだな?)

 

(そうだ。早くこいよ)

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