超能力者の男は総理大臣の娘を超能力で助けたら恐れられる人間になってしまった!!   作:神熱

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沢山の人の思いがぶつかる

「おはよう、いろはちゃん」

「おはようございます」

塩さんはキッチンに来る。

 

「手伝おうか?」

 

「大丈夫です。それより何でここにいるんですか?お兄ちゃんが入れたんですか?それとも勝手に入ったんですか?」

 

「私が入れてもらったのよ」

 

「そうだったんですか。ならいいのですが」

 

「まぁ、とりあえず朝食作るの手伝います」

 

「はい、お願いします」

二人で一緒に料理を作る。やはりこの人は良い人だ。こんな人のライバルとか嬉しいけど負けない。

 

「塩さんはいつから好きなんですか?」

 

「二ヶ月前くらいかな」

 

「そうですか。私は、ずっと前から好きです。これからもずっと好きです」

「そう、私は龍君のこと諦めないわよ」

 

「はい、分かっています。だから私も頑張ります」

 

「そう、頑張ってね」

 

 私は塩に宣戦布告をした。塩は余裕のある顔をしている。多分、塩は私より大人なんだと思う。私は子供だから少し悔しい。だけどいつか必ず勝ってみせる。

 

「おーい、二人共早く朝飯を食ってこい!!」

 

お兄ちゃんの声が聞こえる。

 

私たちは急いでリビングに向かった。


俺たち三人は今、学校に向かって歩いている。すると後ろから声をかけられた。誰だと思い振り返るとそこにいたのは葉山だった。

 

 葉山が話しかけてくるなんて珍しいな。何かあったのか? 俺の予想だと塩のことだろう。葉山が口を開く。塩と付き合っているのか?と聞いてきた。

 

 俺は勿論、付き合っていないと答えた。すると、葉山は安心したように息を吐いていた。そして最後に一言。塩の事が好きかと聞かれた。俺は勿論嫌いだと答えておく。すると、葉山は笑顔になり、じゃあなと言って走って行った。


私はお兄ちゃんが好きだ。今でも塩さんに負けないくらい好きだ。でも、もうすぐで勝てる気がする。

 

私は、ずっと前からお兄ちゃんのことを好きだ。だから私は絶対に勝てるだろう。もし、勝てても、ずっと好きでいると思う。

今日もいつも通り、家を出る。すると、同じタイミングで家から出てきた。そして、塩さんは私に向けてこう言った。

「いろはちゃん、私に勝負を申し込むわ。今日の放課後に体育館裏に来てくれないかしら?」「分かりました。私も受けて立ちましょう」

「ええ、待ってるわ」


俺は塩と二人で登校していた。結局何で葉山は逃げたのだろうか?妹は、喜んでいて塩は少し悲しんでいた。

 

教室に着くと、俺の机には花瓶が置かれていた。中には水が入ってある。これはいじめか?

「おい、龍。お前なんかしたのか?」

 

「知らん。俺は何もしていないぞ」

 

「なら、なんでお前の机に花瓶があるんだ?」

 

「誰かからのプレゼントか?」

 

「確かにお前はイケメンだからありえない話ではないな。だが誰からだ?」

 

「さぁな。とにかく先生が来る前に片付けようぜ」

 

「そうだな」

 

 こうして、俺と塩は花瓶を持って掃除用具入れの中に隠しておいた。


 

 私は、真剣に授業を聞く。総武高校に受からないといけない。お兄ちゃんが転校してしまったから大変なのよ。本当に迷惑をかけるわね。

 

私は、家ではしっかり勉強をしているのよ。昼休みになった。私はお弁当を食べてすぐに勉強しないと。勉強して見返さないといけない。

 

 私は、自分の席に向かう。すると、私の椅子の上に画鋲があった。流石にここまでやるか? まぁいいや。どうせ誰も使わないもの。それにしても痛いな。

 

 

私は、椅子の上に乗った。そして、画鋲を取った。その瞬間、足に痛みを感じた。見ると、画鋲が刺さっていた。

痛い。でも我慢しよう。こんなのは慣れているから大丈夫だ。

私は、そのまま保健室に向かった。

…… 私は、保健室のベッドの上で横になっている。

 

 すると、扉が開いた。そこにはお兄ちゃんがいた。

 

「大丈夫か!?」

 

「うん、大丈夫だよ」

 

「嘘つけ!血が出てるじゃないか!」

 

「大丈夫だって言ってるでしょ!」

 

「大丈夫じゃないだろ!」

 

「大丈夫!」

 

「大丈夫じゃねぇよ!」

 

「大丈夫!」

「はぁこういう時くらい俺を頼れよな。俺だって怒る時はあるんだぞ?」

「ごめんなさい」

「別にいいよ」

 

「ありがとう」

 

「おう」

やっぱりお兄ちゃんは優しいな。

 

「じゃあ、そろそろ戻ろうか」

 

「おう」

 

「ちょっと待って」

 

「ん?」

 

「頭撫でてほしい」

私はお兄ちゃんに甘えたくなった。

頭を撫でられる。とても気持ちが良い。私はもっとして欲しいと思った。でも、そんなことは恥ずかしくて言えない。私は、無言のままずっと撫でてもらった。

 

「俺が駆けつける前にこんな話があったんだぞ。と昼休みの事を振り返る


放課後になった。俺は塩を呼び出す場所に行く。そこは体育館の裏だった。そこで俺は塩を待つことにした。

しばらくすると、塩が来た。塩はこっちに向かってくる。そして、塩は口を開いた。塩はいきなり、告白してきた。俺のことが好きだと言った。俺は断ろうとしたが、塩がキスをしてきそうになりそれをかわした瞬間先生から声がかかった。

 俺は急いでその場から逃げようとした。しかし、塩が俺の腕を掴んだ。俺は塩を振り払おうとしたが、力が強すぎて振り払うことが出来なかった。

俺は諦めて塩の話を聞く。塩は俺にもう一度告白をしてくる。俺は、塩の事を嫌いだから断った。

 

「大変だ妹が画鋲で刺されたそうだ」

 

「えっ?妹さんが?それは本当なのか?」

 

「ああ、だから俺は今すぐ保健室に行く」

 

「分かった。じゃあな」

俺は中学校の保健室にいる妹のところへ行く。

……

 

「そんな感じで急いできたんだぞ!!まぁ元気そうで良かった。ワープして帰るぞ」

 

「了解」

 

俺たちは家に帰ってきた。

 

 今日もいつも通り学校に行って、いつも通り家に帰るはずだった。でも今日は違った。今日は、いつも通りの日ではなかった。

 

 今日はいつも通り学校に行こうと思い昼休みには妹へ行き妹の面倒を見る。そして、次の日学校に行きいつも通り授業を受けて昼休みには妹の元へ行って様子を見る。

 

 そして、放課後になった。俺は帰りの準備をしていた。すると、後ろから誰かに話しかけられた。振り返るとそこにいたのは塩だった。塩は俺の事が好きだと言って来た。だが俺は断り目でバカな男に視線を向けた。

 

(任せろ)

 

そう聞き俺は比企谷のところに行った。比企谷が

 

「おい、お前。お前の彼女なんだろ?何とかしろよ」

 

「嫌だ。」

 

「はぁ?なんでだよ」

 

「俺の彼女じゃないんだ。」

 

「は?なんなんだよ。お前」

 

「ただの龍だ」

 

「ふざけてんのか?」

 

「はい、大真面目だ。」


「塩のやつどうしたんだろうな?」

「さぁな。まぁ良いんじゃね?」

「それもそうだな」

「それで、葉山。何か用でもあるのか?」

「あっ、忘れてたわ。実はさっき、塩が俺に付き合ってくださいって言って来てさ。勿論、断ったけどね」

「へぇーそうなんだ。まぁて葉山にかよ断った。ナイス。バカな男に期待だな。」

 

「おう。ありがと」

 

「それじゃあ、また明日」

 

「おう、また明日」


「お兄ちゃん。もう大丈夫だってば。私は一人で歩けるから。それに、早く帰らないとお兄ちゃんの友達待たせちゃう」

 

「バカな男か。あいつに惚れたりするなよ?最悪葉山に惚れてくれ。」

 

「そんなことするわけないじゃん」

 

「ならいいんだが。」

 

「心配しすぎだよ」

 

「そりゃ、当たり前だろ。可愛いんだから」

 

「ふぅん。そういう事言うんだ。私以外の女の子にも言ってるんでしょ?」

 

「言ってみようかな。て言いたいが言える相手が居ないんだよ」

「可哀想だね」

「うるさい」

「でも、お兄ちゃん。本当にありがとう」

「おう」

「じゃあ、私は帰るね」

「おう、気をつけて帰れよ」

「うん」……

俺は家に帰ってきてソファーに寝転がる。そして、そのまま眠りについた。

 

俺は目を覚ました。時計を見ると針は6時を指していた俺はリビングへ向かう。すると、そこには妹がいた。妹は料理を作っている。そして、俺に気づいた。妹は俺に近づいてきて抱きついてきた。

 

「どうした?悪い夢でもみたのかよ。それとも俺の超能力が怖くなったなんて言い出さないよな?流石に傷つくぞ」

 

「違うもん。お兄ちゃんが私のことを見捨てるんじゃないかと思っただけだもん。お兄ちゃんは優しいからそんなことはしないって知ってるけど不安だったの。ごめんなさい」

「そうか。まぁ俺がお前を見捨てるなんて出来ないから安心しろ。俺はシスコンだからな。だがいつかシスコンを卒業するつもりだ。だから、それまで待っていてくれ。あと、今すぐ離れろ」

 

「嫌です。もう少しだけこうさせてください」

 

「仕方がないな。少しの間だけだからな」

 

「はい!」……

 

数分後。妹が離れた。

 

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