今更、ポケモン!剣盾転生物語   作:星宮 星雅

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 やっつけ仕事、私には効果抜群の言葉です。


ルミナスメイズの森襲撃事件・・・解決!

  それからはアッと言う間で、ダンテのリザードンとヤシさんのブリムオンの蹂躙劇に驚いている間にパラレル団は全滅。全員纏めてジュンサーさんに連れて行かれた。

俺は勝手な行動をした罰としてヤシさんのブリムオンにお手玉のように何度も投げられ宙舞い、グロッキーになって吐き気を抑えている所に1週間の謹慎処分が言い渡された。

ルミナスメイズの森のポケモンたちの為だ、色々と大変な目には遭ったが後悔はしていない。

それに何の収穫も無かった訳ではなく、ダンテから「君の勇気に敬意を表して」とトレーナーカードを交換して貰った。俺の分のカードは将来作った時に渡しに行く約束だ。未来のチャンピオンのトレーナーカードは俺の宝物になった。だけど、それよりもっと嬉しかったのはルミナスメイズの森のポケモンたちが俺を仲間だと認めてくれたことだ。

仲間の証にとオーロットがくれた光るキノコの味は何度生まれ変わっても忘れないだろう。

ルミナスメイズの森通いを始めたのは自分の最初の相棒を見つける為だったが、いつの間にかルミナスメイズの森が俺にとって大切な故郷の1つとなっていた。

 

 

 

 謹慎処分中は大人しく家で自己研鑽に励んでいた。資格の勉強と通信教育のガラル空手だ。

何時かガラる空手のちゃんとした道場に通いたいと言ったら、父は「力は身を守るために使うモノだ」という有難い言葉と一緒に、若い頃に使っていたというカントー空手道場の秘伝書をくれた。

父も母もルミナスメイズの森でのパラレル団との一件を聞くと血相を変えて、心配とお説教をしてくれた。ありがたいことだ。だが、俺は大切なモノを守るためであれば何度でも同じことをするだろう。と正直に答えたら溜息を吐かれた。本当に苦労をかける。

今まで「あんまり、生き急ぐなよ。」が口癖だった父が急に厳しい教育パパになった。

ポケモンバトルの映像をビデオが擦り切れるほど見せてはアレコレ解説を挟み、自分なら如何するかを俺に考えさせ、かと思えば古い道着を引っ張り出して空手の修行をつけてくれたりするようになった。俺が自分の意見を変えることが無いと悟り、何があっても無事で居られるように色々考えてくれた結果だ。父の愛は無下には出来ない。俺は甘んじて厳しい修行を受けることにした。

 

 

 

 謹慎が明けると、俺は早速ジムとルミナスメイズの森へと顔を出すことにした。

事件があってから過保護気味な母は何かと理由をつけて家に引き留めようとしてくれたが、父が付き添うという条件付きでどうにかこうにか説得した。ずっと家には居られないからな。

ジムに行くと、ジムトレーナーの皆さんにもみくちゃにされた。みんな心配してくれたらしい。

事件の時に俺がやったことについては賛否両論と言った感じで、「よくやった!」と褒めてくれる人も居たが、「危ないことは止めろ」と叱ってくれる人も居た。中でも、印象的だったのは一緒にルミナスメイズの森に行ったウメちゃんで「死んじゃうかと思った~」と泣きながらポカポカ叩かれた。

ヤシさんからは「事件の時に充分叱ったし、周りから充分怒られただろう?」ということで、事件については何も言われなかったが、ただ一言「褒美だ」と言ってポケモンの卵をくれた。

 

 ジムでの実習を終えて、父とヤシさんも一緒にルミナスメイズの森へと行くと大歓迎を受けた。

以前は警戒して余り近寄ってこないポケモンも居たのだが、今日は森を上げてのお出迎えだ。

手土産のお菓子もアッと言う間に無くなって、お礼と言わんばかりに木の実やキノコを貰った。

極めつけは、自分でモンスターボールを持ってきての逆スカウトだ。これには俺も心底驚いた。

父は驚きの余りポカーンと口を開けて呆け、ヤシさんは珍しく愉快そうにケラケラ笑っていた。

こうして俺は初めてのポケモンとして、ボクレーとポニータそれからヤバチャとゲット。それぞれニックネームとして、ボクレーにオーク、ポニータにダイナ、ヤバチャにペパロニと名付けた。

これでヤシさんから貰った卵の子のことを考えると手持ち枠が4体分埋まったことになる。

あれ?俺、まだトレーナー資格も無い子どもだよな?何でポケモン3体も一気にゲットしてるの? 

 

 6歳、案の定、パラレル団は壊滅。ダンテが現チャンピオンを下し、ガラルリーグを制した。

俺はといえば、ラテラルジムでの実習とルミナスメイズの森通いの毎日を過ごす日々だ。変わったことはといえば、ボクレーたちをげっとしたことで、ヤシさんと父がトレーナーとしての修業をつけてくるようになったことと、以前よりもウメちゃんと過ごすことが多くなったことぐらいだ。いや、ぐらいじゃないな。感覚麻痺してただけで大した事件だ。

とはいえ、ウメちゃんは俺のことが好きだとかそういう感情で近づいてきているのではないだろう。きっとルミナスメイズの森の一件で後ろめたさがあるのだ。気にしなくていいとは言っているのだが・・・こればかりは心の問題だからな。ゆっくりと時間をかけて解決するしかない。

 

仮にウメちゃんが本当に俺のことが好きだとしたら、それはそれで彼女の将来が心配だ。今世の俺、まだ6歳。手を出したら普通に犯罪だ。Yes!ロリショタ Noタッチ!が出来ればいいが・・・・・・・・・つづく。




 ヘレくんの理想は殺し以外は吉良吉影と一緒です。
ただ、ヘレくんは吉良と違って本物の愛情を受け手育ち、それが何なのか本能の部分で理解しています。なので、誰かのために身を粉にして動けるのです。

 ウメちゃんがヘレくんを好きかどうか?本作はヘレくん視点なので・・・ね?

オーク・・・樫(オーク)の木+西洋における自然に宿る神がエルフであり、トールキンの書籍によってエルフが堕落し姿であるとされた。元はオルクスと呼ばれ死の神の一種である。自然と死の両方に縁のある名前なので。

ダイナ・・・競馬ネタ。競走馬ギャロップダイナから。
    ポニータの進化先はギャロップなので。

ペパロニ・・・ガルパンネタ。紅茶→聖グロリアーナ→ガルパンの連想ゲーム。
      ペパロニ可愛いよ、ペパロニ。
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