異世界の料理本   作:バルバルさん

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鉱山ドワーフの職場飯

 潰したソテトに太いソーセージ!これが俺たちのソウルフードさ。こいつらと焼いたトルメトがあれば何もいらないね……酒を除いてな。

 

~鉱山ドワーフ長 グッシュ~

 

 

 

 一部の人間やエルフにはドワーフは岩を齧って酒を飲みながら生きていると思っている者もいるが、彼らにもしっかりと食文化があり、料理という文化が根付いている。

 

 彼らにソウルフードを聞けば、大半がシュゴーソテトやソーセージを挙げるだろう。この二つをドワーフ、特に鉱山に住まうドワーフは好んで食べる。

 

 ドワーフと朝食を囲むなら、ホクホクになるまで焼く、あるいはゆでたソテトを潰し、しっかりと焼いたソーセージを添えて提供すれば文句を言われることはないだろう。

 

 また、生で食べられることの多いトルメトも、彼らは焼いて食べることを好む。ドワーフは濃い味を好む傾向があるので、焼いて甘みを濃くしたいのだろう。

 

 鉱山ドワーフは岩塩をぜいたくに使える。なので彼らの食卓は必然的にしょっぱい味が濃くなるので、薄味が好きな者は注意しよう。

 

 

 

以下に、ドワーフのソウルフード「マッシュソテトとソーセージ」を記す。

 

材料・シュゴーソテト

  ・太いソーセージ

  ・トルメト

  ・食用油

  ・岩塩やあればコショウ

 

 

作り方

 

 

・シュゴーソテトを石窯で焼くか、巨釜でゆでる。海の方に住むドワーフはゆで、鉱山方面に住むドワーフは焼く方を好む。皮は剥かないほうが美味しくいただける。

 

・熱しておいた鉄板に、油と調味料を塗っておく。ドワーフ以外ならやけどに注意しておこう。

 

・鉄板に熱を通したソテトを鉄板に移し、力強く潰す。塊が多すぎないよう、ただし、完全に潰しきらないよう注意する。

 

・ソテトを鉄板のわきに寄せつつ、軽く石窯で焼く。ソテトにまんべんなく香ばしく火を通すのだ。ただし、この工程には諸説あり、これを飛ばしてソーセージを焼くこともある。

 

・ソテトのわきにソーセージを置き、焼く。ソーセージの種類は太いブーノシシの腸を使ったものが好まれる。香ばしく焼いたソーセージなくしてこの料理は完成しないので、無いならゆでたソテトをかじろう。

 

・この後、お好みでトルメトを鉄板に乗せ、焼く。ソテトがカリッと、ソーセージにしっかり火が通り、トルメトの皮がふにゃふにゃになたら完成。

 

 

 

以上。

 

 あまりにも緑色が少ないと感じるなら、ハーブ系の野菜を一緒に焼くと、香りや色味が良くなる。

 

 かなりエネルギッシュだが、これくらいじゃないとドワーフの仕事のお供は務まらないのだろう。

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