ボッチ舐めんな!(なお心の声)   作:剣崎雷太

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  「虚無」 何もない時間だ


「青春とは嘘であり、実力とは脆い物である」前編

 

 「「「「「「「いやいやいやいやいやいや」」」」」」

 

灯で夕食を食べ終わったときにサラから今回の襲撃の概要を聞いた他のメンバーは驚いていた

 

「いくら何でも」「俺様も無理だと思います」「僕もそう思う」「まぁ気配はすごいけど」「お兄ちゃんはエルナと同類なの」「私も今回は無理だと」「先生も相当ですけど」

 

まぁ見ての通りと言うか絵にかいたような反応だな(因みに俺はサラが作った食事を食べた後にイスに縛り付けられました)勿論俺もクラウス先生を足止めするなんてことはできないし「降参」と言わせるなんてことは無理も良いところだ、けれど

 

「君はいいの?一人でクラウスさんの相手をすることに、僕でも正直無理なんだけど」

「わからん…としか言えないな」

 

文化祭でも似たような返事をしたな、あの時と違って時間内に探すという事ではないから・・・・ん?

 

「足止めと言うよりも意識を俺だけに向けさせるだけなら」

 

リリィたちは「おお~」と声を上げていて最終的に俺が足止めをやることになった、まぁ正直先生の意識を俺だけに向けさせる方法は一つしかない

 

「あの時とは違うな…」

 

一つの問題に対して期限はあるが全員で話し合って解決をする、奉仕部ではなかった光景だな雪ノ下のような合理的な方法でも由比ヶ浜のような体当たりでも俺のような方法でもない、何もかも奉仕部とは違って俺には眩しい光景だな

 

「ではそれで行きましょう!」

 

「「「「「「おおおおお」」」」」

 

え?なんて別の事考えててなんも聞いてなかった、まじでどうして

 

「じゃあ、よろしくね」

 

俺を捕らえていた縄をモニカが断ち切って俺を開放する、そして灯のメンバーはそれぞれの行動を開始した

 

「行くか」

 

何もかも諦めて俺はクラウス先生の部屋に向かった、懐には拳銃がある先生に通じるかはわからないが…てか通じないだろあの人カギを開けるのも直ぐに開けたぞ(三分クッキングかよ)そもそも先生の師匠とかチームメイトはなんでいないんだ?国内最強のスパイチームが

 

「八幡」

「へぁ!」

 

驚いて変な声出ちゃったよ、後ろにはクラウスがいるなんて

 

「僕の部屋で何をしている」

「えーと、あ!俺と勝負しませんか?」

「内容は?」

 

過去がよぎる…雪ノ下はどうするのか?由比ヶ浜はどうするのか?何が正解かのかそれでも

 

「俺が指定する状況を解決してください」

「それだけか?」

「細かいルールは三つです、貴方の立場は部活のメンバーの一人」

 

奉仕部のメンバーは三人である

 

「二つ、貴方のステータスは日本の高校生」

 

何の力もなかった

 

「三つ、貴方と同じメンバーは頭がいいやつと所謂バカが一人」

 

今思えばあの時いたのがリリィとグレーテなら別の解決方があったのか

 

「いいだろう、聞くに話会う必要があるだろ…僕の部屋に」

「ここでいいです」

 

クラウス先生は他に言いたいことがあるように見えたが、何も言わずに受けてくれた

 

「まず先生は生徒の悩みを助ける部活にいます」

「・・・・」

「そこには自分も含めて三人います、そして依頼が届きます」

「ふむ・・・・」

 

周りの奴らも聞き耳を立てているような感じもするがここは無視しておこう

 

「依頼の内容は「噂を収めて欲しい」というものです、噂の内容は一人は暴力を一人は二股をあと一人も似たようなもんです」

 

思えばあの依頼が葉山と初めて話した時だな

 

「先生はこの噂を収めてください」

 

さぁどうする、いくら先生でもこれなら

 

「…極上だ、確かにリリィたちならそういった状況やこういったやり方もできないだろう…それが犠牲になったものであったとしてもだ」

「しかし…いいのかその状況は君の学校での状況だろう」

 

確かに…俺が奉仕部で直面した問題だ、結局俺がとった行動は間違いかもしれないがそれはそれだ

 

「今は俺と先生の勝負の場ですよ、解決できないんですか?」

「ふむ…確かに正攻法では難しいだろう、しかし僕は世界最強の…いやここでは生徒だったな」

「なら取れる行動はいくつかあるが、まず初めにその三人の情報を…」

 

先生が言っている事は正しかった、その三人に関する情報を内部以外にも集めて噂の信ぴょう性を探り最終的に原因となった人物に対して謝罪を要求するという物だった、雪ノ下と同じような物と思えたが先生のやり方は百点と言えるものであった

 

「‥‥流石ですね」

「終わりか?これでは僕の足元にも」

「一問だけなんて言ってませんよ…二問目は簡単です「ある少女が何をしているかを探る」です」

「簡単だ、後をつける」

 

この先生は本当に何でもできるな…もし

 

「‥‥三問目です」

「ああ、ここまでの事に意味があるのか分からないが、いいだろう」

 

先生…貴方ならどうしますか?

 

「目の前に魚の取り方を知らない人がいます、どうしますか?」

 

今までのやり取りで分かった事がある、先生はなんとなくで行動するのに状況の判断能力がずば抜けている事、確かに世界最強のスパイだ・・だから先生は負けます。

 

「魚の取り方を教えるだけだ、まぁ僕の指導力は自他共に認める程の壊滅的な物だが‥今は高校生なら一緒に道具を使いやり方を覚えてもらう、これが一番だろう例え道具が使えなくても共に行う事で魚は入手できるのだから」

 

魚の取り方を教えても知恵が無くては意味がないのよ、雪ノ下はそういったな・・・なんだよ

 

「はははははは!」

「?」

 

俺はおかしくなって笑ってしまった、ここ数年しっかり笑った試しなんてないな、雪ノ下!由比ヶ浜見てるか?先生はちゃんと答えも本物も知ってるぞ

 俺は懐に手を入れて先生に向き直る(銃を取ろうとするしぐさをして)

 

「先生、貴方は最高ですよ」

「そうか…これではお遊びにもならない「だから負ける」どういう意味だ?」

「俺の目的は先生を足止めして、意識を俺に向けさせること…その為の確かな行動が一つあります」

 

廊下の各所ではリリィたちが動こうとしてるのが分かった(ボッチは視線に敏感なんだよ)奉仕部の依頼はちゃんとした答えがあった俺たちのやり方以外にも、ならあの文化祭での方法もあったのだろう、

 

「先生最後の問題です」

 

銃の引き金に指をかける、重たくなる空気に押し付けられるような感覚がs全体を襲う、俺は数歩後ろに下がって先生を見る。臨戦態勢にはなっていないが先生はその体制でも銃を突き付けられても対応できるだろう

 

「では…先生が対処できるのは自分に対する」

 

瞬間に引き金を引く

 

「攻撃ですか?」

「!!ま」

 

パンと耳に響く音が廊下中に蔓延する、拳銃で自殺するときは口にくわえて頭を狙うのが一番いいと言われているが、俺は頭を狙えなった…貫かれた痛みと炎症の痛みがあるのかだんだんと痛みが波のように押し付けてくる先生の意識を俺だけに向けさせる方法と全員の攻撃が先生に入る方法はこれしかなかった…それに俺がいなくなってもあいつらがいるしな

 

「比企谷君…貴方に頼んだ身分で悪いのだけれど、貴方を守る気にはなれないわ」

 

ああ、それでいい雪ノ下お前はそのまま自分が正しいと思う道を歩けばいい俺は俺道を選んでいるしな

 

「もう何も残ってないんで」

 

そのまま意識を手放そうとして、深い闇に沈んでいった

 

 

 

 

ーーーーーーーーー

 

「八幡先輩!」

「馬鹿か!何をしている」

 

一瞬何が起こったのか分からなかった、気づけば胸の近くから血を流している八幡さんがいた空砲だと思い近づいたら血が見えた・・・・撃った?

 

「なぜこんなことを、グレーテ救急箱を!」

「あ、あ、」

「早くしろ!!」

「は、はい」

 

普段の先生からは想像できないほどの怒号が飛ぶ、私達も八幡さんに近づこうとしても足が進まなかった今は先生に一番攻撃を与えることができる、けど

 

「リリィ!これが作戦なのか!」

「え、そ」

「この際立案者は誰でもいい!兎に角彼の血を止める事を最優先にしろ」

「は「急げ!」はい!」

 

グレーテちゃんが救急箱を持ってきて先生が治療を始める、私達も自分にできる事を何とかやっている

 

「これが…君のやり方か」

「自分に銃口を向けるなんて、なんで」

 

色んな疑問が灯ないで駆け巡るなか一人泣き続けながら治療をしている少女が一人

 

「ごめんなさい、ごめんなさい」

 

サラちゃんはずっと謝りながら八幡さんの治療をしていました、そして自分達でできる事が無くなると先生は八幡さんを連れて病院に向かいました

 

「ごめんさない、ごめんなさい」

 

サラちゃんはその後もずっと泣き続けて帽子から手を放しませんでした、私達も一瞬の事で何が何だかわからず夜も遅いため結局そのまま解散しました

 

 

ーーーーー

 

翌朝 私たちが目覚めると大広間にはクラウス先生が居ました

 

「あの八幡さんは」

「何よりも出血がひどいらしい、幸い心臓には届いてないが」

 

話を聞くと本当に危ない状況だったらしいが、先生は何とか救急でできる範囲をして八幡さんは一命をとりとめたらしい

 

「正直驚いた、僕はあの時建物のどこかやリリィたちを撃つつもりで空砲だと思ったのだが」

「…わざとでしょうか?」

「リリィはどう思う」

 

私は偶然だと思うと口にできなかった、何よりもスパイは疑う事が基本だと言ってもいい、だけど

 

「八幡さんは普通の学生でした、だから」

「・・・極上だ、と言えればいいのだが、恐らくわざとだろう」

 

なんで

 

「八幡の過去は知っているか?」

「いえ、聞いた事はありません」

「やはり言ってなかったか…彼は総部高校と言う所にいた」

 

それは聞いた事がある先生との駆け引きでも彼が経験した依頼を元にしたと

 

「僕が言うのは筋違いだと思うが、彼は奉仕部と言う部活に所属していて僕との駆け引きの時に言っていたのは彼が体験した依頼だ、だが」

「彼の解決策はクラウスさんとは違うのかい?」

 

モニカちゃん

 

「ああ、彼の解決策はどこか間違っている・・・とも言えない物であった」

「先生はどこで彼の情報を」

「八幡が通っていた学校・・・総部高校の平塚という教師にあってな、彼の学校生活を聞いてきたんだ」

 

先生はいつの間に日本に行ったんでしょうか?にしても

 

「クラウスさんとは違う解決策って」

「最初の噂の解決策は噂の被害者である三人を一緒のチームにするという事、二つ目は実際に彼女のバイト先までいきもう一つの解決策を提示した、三つ目は・・・彼は」

「解決していない?」

「ああ、」

 

八幡君は一体どのような生活をしてきたんですか?彼は一体

 

「クラウスさん、どうするの」

「と言うと?」

「彼の事、自己犠牲をまるで良しと「ぴるるる」ん」

 

電話?ていうかあったんですかこの屋敷に

 

「もしもし」

「国際電話です」

「?どこからだ」

「日本からです」

「日本から?つないでくれ」

 

日本からの国際電話?一体

 

「もしもし、クラウスです」

『お久しぶりです、平塚です」

「平塚さん」

 

平塚!それって

 

「お久しぶりです、今日はどういったご用件でしょうか?」

『いえ、比企谷は元気かと思いまして』

「まぁ、一人で行動しがちですが」

『やはりですか・・・比企谷に伝えてくれませんか』

「何を」

『奉仕部の活動は終わらしていいが、せめて青春は忘れるなと』

「はぁ」

『それと伝え忘れたことがありまして』

「何をでしょうか」

 

私達が一番欲しい物を彼女はくれました

 

『比企谷八幡という人間の考え方です』

 

 

 





ごめんなさい!ちょっと話的にここで区切ります、前後編に分けて八幡君の事をやります

後編は灯メンバーを中心に八幡の奉仕部の話をします、何とか不可能任務の前に八幡の事をやりたいのです、だって原作二巻から灯メンバーがスポットライトを浴びて八幡の過去話はできそうにないので、因みに俺ガイルのキャラクターたちについては鳳の所で出る予定です。

次回は五千文字でなんとか

ヒロインは誰!

  • リリィ
  • ジビア
  • モニカ
  • ティア
  • グレーテ
  • サラ
  • アネット
  • エルナ
  • ヒロインいらなくね
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