「お帰りなさいませご主人様」
今何が起こったのか分からない事になっている、俺は休養を終えた後にクラウス先生から病院代の支払いの肩代わりが行われたことをしり流石にそれでは申し訳ないと思い先生からコーヒーの買い出しを頼まれて(アネットはついてきた、バーナードも)それで陽炎パレスに帰ってきたら
「体が縮んでいた!」
「兄貴?壊れました?俺様が直しますよ」
「やめて、お兄ちゃん壊れちゃう」
アネットがドライバーなどを取り出した瞬間に彼女から距離を取りメイド服を着ているリリィに聞く
「なんでメイド服になっているんだ?」
「それはですね~」
~回想~
八幡の過去を少し知り、彼が病院から退院したその日リリィたち灯は談話室で話し合いをしていたら陽炎パレスに荷物が届く、宛名は「八幡」であり流石に本人がいないのに勝手に見るのもまずいので彼の部屋に持っていこうとしたのだが
「もしかして、彼の家族から?でもなんでここに」
そう「氷刃」モニカが口をこぼした…確かにこれがここにいる事はディン共和国の対策室とクラウス達しか知らない、その為いきなりここに荷物が届くのは怪しいので彼の荷物を調べる事にした、爆弾の類が無い事をサラの動物で確認したが罠が無いとも限らないので灯の中で一番優秀のモニカが中身を確認した
「何これ?」
中に入っていたのは彼の服と思われる物と日本食が多数それに
「なんですか?これ本?」
「薄くねぇか?」
「暗号文でもあるの?メイド服を着てる女の人が書かれているの」
「こちらには手紙?でしょうか」
その手紙を見るや否や直ぐに開封する少女たち(ティアは興奮気味にグレーテとサラは申し訳なさそうに)
「えーと、お兄ちゃんへ小町より…これってまさか」
そう家族からの手紙であった、リリィたちは直ぐにそれを戻そうとしたのだがタイミングよくクラウスが帰ってきた
「お前達、何をしているんだ」
「えーとですね」
「それは八幡の荷物だろう」
「でも…なんで知ってるんですか?」
何でもクラウスは八幡の過去をリリィたちに話した後に平塚教授に「一度こちらに来て欲しい」と言われ彼自身も日本に任務があったのでそのついでに寄ったらしい、そこで
「彼の家族から渡されたんだ、流石に普通に送ることを避けてね」
なんでも日本と共和国ではまだ正式な国交を結んでないらしい、なので
「極秘に通したんだ、僕も彼の国に行って分かったがかなり平和な国だったぞ」
文句を言うリリィたちにクラウスは小言を少し言って
「お前達…もう少し冷静になれそもそもここに荷物を送ることを僕が許可したと思うか?共和国に戻った後にダミーの学校を通してここに運んでもらったんだ、勿論こちらの関係者でね」
そうしてリリィたちは荷物を戻して八幡の部屋に運んだが、後にティアが男女が絡んでいる薄い本をひそかに持ち出したのだった
~回想終了~
「・・・・材木座ああああああああああ」
「「「「「だれだよ!」」」」
俺は思わず叫んでしまった、いやね荷物を持ち出すにも悪いけど!絶対その本は材木座の
「因みにタイトルは「メイドと俺」よ」
「今から日本に行ってくるか」
アネットとサラが勢いで止めてくるが俺は止まろうとしなかった、だってその本は俺がこの国に飛ぶ前日に材木座が
「八幡よ!未知の国に赴く汝にこれを捧げよう!」
って渡された物じゃん、あの時は直ぐにあいつの顔に投げ返したけど小町ちゃん!だめよあんな奴と付き合っては(安心して直ぐに言って消してくるから)
「かなりいい内容だったわ、勢いで日本語を勉強してこの本を読んだけど…これがメイドなのね」
「‥‥一応着てるけど、君にこんな趣味があるなんて」
「激しく否定する!全て材木座の仕業だ」
「だから誰だよ!」
「諸悪の根源の一人だ!」
「もう一人は?」
「ティアだ!」
「なんでよ」
「…何をしてるんだ?お前たちは?」
この後クラウスによって八幡を含めた全員が軽くのされました、因みに八幡は不可能任務が終わった後に日本に飛んで材木座に痛い目に合わせる事を誓い、ティアは日本の聖地をめぐることを決めました。(次回予告風)
「はぁ、ひどい目にあった」
「俺様面白いと思います!」
一連の騒動の後に俺は先生から荷物を預かると自身の部屋に帰る(なぜかアネットも)ベットの上に座り込んで送ってもらった荷物を確認する
「洋服に日本食といくつかの本…それに材木座の同人誌、燃やしてぇ」
「いいんですか!」
「やめなさい、クラウス先生に怒られるわよ」
他にある荷物は特にな…これは
「兄貴?」
俺はいくつかの紙の束を手に取る…これは手紙だ、それも
「小町に平塚先生と材木座?よっし戸塚も…これは」
雪ノ下陽乃…陽乃さんか、俺が手紙とにらめっこしていると横からアネットが言ってくる
「俺様見る必要ないと思います!」
「随分はっきり言うね」
「だめなんですか?」
「いや」
確かにアネットの言う通りなのだが、だけど陽乃さんの事は心底嫌いになれないんだよな
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千葉のとあるカフェ
「本当に行くの?八幡君」
「はい、どうせこの街にいても俺の居場所なんてないんで」
文化祭でのことや、学校生活でのことで俺はもう更生ができないと思われているんでこことは違う場所が良いんですよと自分に言い聞かせているのは俺の弱さか?
「君は被害者なんだよ、それなのに」
「いいんですよ…結局ここが俺の限界なんですよ」
そう言って俺はその場を後にした、出国の前に両親から聞いたのだが陽乃さんは俺が日本を出る前の日までずっと俺の事を謝罪していた、でも
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「俺はその謝罪を聞かなかったんだ…多分逃げてた」
「何かダメなんですか?」
「(ダメなんじゃないと今までの俺なら思うんだが…リリィやお前ら達を見てると思うんだよ、逃げてもいい事は無いってことに)」
結局俺はその手紙を机の引き出しにしまって以降その手紙を見ようとはしなかった、アネットも今回は空気を呼んだのか手紙の事を聞かなかった。
ーーーーーーー
「八幡…お前宛の荷物をまだ渡し忘れていた」
大広間から散歩に行こうとしてたがクラウス先生に呼び止められた、クラウス先生は大きな箱と小さい箱を渡してきたちょうどよく近くにリリィとジビアが下りてきたので一緒に運んでもらおうとしたが
「これ…手紙ですよ、確かこれって」
リリィが落ちていた手紙を取るとその手紙の差出人を見た、俺も見えたが
「雪ノ下?なんで急に」
雪ノ下からの手紙を俺はリリィから受け取るとその手紙を
「いまさら何の用だよ」
ごみに捨てた
「八幡さん!なんで」
「いいんだ、それよりもそっちの箱を頼む…楽しみにしてたマッ缶なんだ」
「…」
リリィはなにか言いたそうな顔をしていたがクラウスは目線で制して荷物を俺の部屋に運ぶ、部屋につけられていた冷蔵庫にマッ缶を入れていく、小さいほうの箱には他にも手紙や写真が入っていたがそれは既にごみに捨てた、既に俺には過去の遺物なので必要ないので見ないようにしている。
「八幡…」
「じゃあ行きますね」
「ああ、ありがとう」
意識してないのか外は既に夕方になっていた、アネットも飽きたのか消えていたふと俺は過去の自分と今の自分を見比べていた、知識については今の方がいいし、身体能力も今の方がいい、友人関係も…
「材木座、戸塚…お前らと川崎だけだな、俺になんも言わなかったのは」
ベッドの上に寝転がり目をとじる、ああもし奉仕部にこいつらが居たら変わっていたのだろうか?
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「‥…」
「どうしたのよ?」
「食事がまずくなるんだけど」
あの後にアタシたちは夕食の準備をして食事をしていたが、リリィはずっと上の空になっていた、原因は勿論
「ティアの姉貴!」
「何かしら?」
「親しい人の手紙って大事ですか?」
「それはそうでしょ、特に愛してる人のは」
……親しい人ね、アタシの中での親しい人は教官か?いやダメだな養成学校の生徒は嫌いだしクラウス先生は近くにいるし
「俺様兄貴あての手紙を入手しました!」
「でかした!」
「(よくねぇだろ)」
アネットはティアにその手紙を渡したが
「なんでボロボロなの?」
「初めからです」
「そう、じゃあ読むわよ」
「(読むなよ)」
ここからは手紙の文です
「八幡君へ、この手紙を読んでくれているかは聞かないでおきます。君のような聡明な人は気づいているかもしれないけど雪ノ下家は最近千葉で更に勢力をましたよ!君の行いを止めたのが雪乃ちゃんってことになってね…本当に反吐が出るね…まぁ今の君には必要ないかもだけど、今更だけどこの手紙の差出人を雪乃ちゃんにしたのは彼女の今の状態がまるで被害者だからだよ!私としてはあの子の頑張りはしょせんそこまでっていう事なんだけど、あの子が君に言いたいことがあるんだって、できれば日本に帰る日を教えて欲しいらしいよ詳しくは手紙の返事をくださいって…ごめんね結局あの子はあの子のままだったよ」
P.S今の君がどんな事を思ってどんな風に生きているのかはわからないけど、私は君の味方で居たいと考えてるよ、でも忘れないでね…私も君の敵対者だから
ーーーーーーー手紙を終わる
「・・・・・・・これは」
思ったよりも内容がつかめていないアタシたちはただ考える事しかできなかった、唯一わかるのは「雪ノ下」という人物が「八幡」に手紙を書き「雪乃」という人物について教えたという事だ、雪乃という人物についてはある程度は聞いているが、もう一人「雪ノ下」と言う人がいるとはな
「これ本当に八幡宛?なんか怪しくない?」
「確かに…先輩を心配してるというよりは状況を説明してるという方が聞こえが良いですね」
「うーんどう思いますグレーテちゃん」
「そうですね…仮にこの方、雪ノ下と言う方が八幡さんとつながっていて、彼のいた千葉?という所の状況を話しているという事と仮定すると」
「すると?どうなるの?」
グレーテは一呼吸おいてから言う
「彼はまだ千葉に愛着があり、尚且つ自身を陥れた人物に関して情報を集めているもしくは集める必要があるという事でしょうか?」
「まぁ彼の性格上で考えるなら復讐を考えても可笑しくないけど、違和感がない?」
「どうしてここに来たかという事?それなら先生が」
モニカはティアの方を見てその間違いを言う
「それは表上の理由だろ?でももしグレーテの言う通り情報を集める必要があるなら国を出る必要があるのかい?だとしても日本とこの国じゃ距離がありすぎる、いくら警戒するとは言えそこまで必要かな?彼がスパイなら別だけど彼は元々一般人だよ」
確かに妙だな、この雪乃という人物の事を話したのは完全な善意じゃないとすると情報を提供する必要があるという事だけど
「でも文面を見る限りではかなりのお金持ちの可能性がありますよ!このリリィちゃんも一口噛みたいくらいに」
「君…本当の馬鹿だろ?金持ち=権力者とは限らないだろ?そんな方程式が確立するなら世の中の金持ち同士で平和になるよ」
「あ、あのこうは考えられないっすか?この雪ノ下と言う人はあくまでも自分が置かれている状況を話すついでに雪乃という人物について教えておいただけって?」
「その理由は何なの?サラ」
「文面をよく見ると、雪ノ下に対してマイナスの印象を持っている感じがするっす!それにこれ差出人の所と文面の文字がなんか変っす」
そう言ってモニカとグレーテは文字を見比べた、悔しいがこういう事はこの二人の方が上だからな
「モニカさん、これ」
「うん、文面と差出人で筆圧が違う…それにこれ差出人の所には雪ノ下雪乃だけど、文中に雪乃と言う言葉が出てきているから」
「書いているのは別人ってこと!」
「だとしたら誰がやったんです?」
「簡単だよ、この文を書いたもう一人の雪ノ下さ」
もう一人の雪ノ下
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????
二人の男性がある一室で話していた、一人は刀を担ぎ、もう一人はキノコ頭である
「つまり、あの男の情報は無いに等しいのか?」
「悪いな!これでも頑張ったんだよ」
「いやいいけどよ、聞いたところじゃあいつは気配を消す事しかできないらしいからな、スパイの世界じゃ基本だよ」
「揚げ足とられるなよ」
「うるせぇよ白蜘、お前さんもそっちの方頼むぜ」
「ああ、任せろ!それとも一つあいつのコードネームだが」
「それが重要だろ」
「本当のコードネームは「虚言」らしいぜ」
「なるほど虚言か、ならこの情報も」
「ああ、信じられない」
刀を背負った男性はキノコ頭からたばこをもらいそれを吹かす
「楽しみだな、馬鹿弟子の生徒と存在を秘匿した留学生か」
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これより開始されるのは一流のスパイでも失敗する任務、死亡率九割の「不可能任務」であり少年の新たな始まりでもある
「コードネーム「虚無」何も無くなる時間だ」
ここまでで休息を挟んだ話は終わりになります、次回以降は「不可能任務」の話になります。
八幡は任務までの一か月を振り返りながら不可能任務とあの男に挑みます、ですが八幡だからと言う理由や主人公だからと言う理由で彼が有利になる動きはしません、彼はあくまでも高校生の男の子です…しかし彼には今まで培ってきた知能と存在を薄くする「ステルス」があります。
彼と彼女たちのお話をお待ちください
追伸 これからの話は原作でも中心となっているので平均2000文字から増える予定ですがご了承ください、またアンケートも実施したいと思いますヒロイン決めな無いと
ヒロインは誰!
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リリィ
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ジビア
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モニカ
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ティア
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グレーテ
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サラ
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アネット
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エルナ
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ヒロインいらなくね