≫本編及び番外編の後書きの活動報告のURL(https://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=314260&uid=22654)
≫まあここに要望なども記載出来ますのでよろしくお願いします
・クラフトボーイWikiも終わり……
≫主役級のフルハート、フジミキセキがまだ残っているので気が向いたら更新する
≫ちなみに今回の更新は設定だけでなくウマ娘回もあるぞ
・クラフトボーイの渾名
≫【レッド・スーパーカー】。本編や番外編の途中で一切語ることが出来なかったが、ここで語る。レーススタイルがマルゼンスキーに似ていてしかも赤毛に近い栗毛だから。朝日杯でマルゼンスキーのようなレースをしたこともありマルゼンスキーの再来という意味もありこのような渾名になっている
クラフトボーイ
父ミスターシービー
母シルキークラフト
母父バックパサー
トウカイテイオーのライバルにしてミスターシービーの最高傑作。祖父トウショウボーイ譲りの逃げでマイル、中距離、長距離の3階級制覇を果たしたレッド・スーパーカー。種牡馬としては振るわなかったものの繁殖牝馬の母父として振るい最終的には兄弟達よりも血統支配率を高めた
兄にサードプレジデント、ナインティギアを持ち、非常に大人しくしかもスピードやスタミナなどありとあらゆる競走馬としての能力が高くデビュー前から評価されていた
デビュー戦、朝日杯3歳Sを勝ち上がり、最優秀3歳牡馬のタイトルを獲得し特に朝日杯では歴代2位のタイムで走破したこともありその評価は兄ナインティギアを凌ぐとまで言われていた。その後も弥生賞を勝ち、迎えた皐月賞で宿敵と出会うことになる。
その宿敵こそ後にGⅠ競走5勝、シンボリルドルフ産駒最強馬として名を馳せるトウカイテイオーだった。このトウカイテイオーはクラフトボーイ同様に関係者から高い評価を得ていただけでなく父が無敗で三冠を制したシンボリルドルフということもあり、クラフトボーイよりも高い評価を得ていた。その評価は正しく皐月賞、日本ダービーで共にトウカイテイオーに差し切られて2着とトウカイテイオーよりも格下と言われるようになってしまった。その評価を気にしてか鞍上の月城創也もスランプになりナインティギア等をはじめ多くの馬に影響が出ている。
鞍上の月城がメジロルイスで高松宮杯を勝ち立ち直ると、クラフトボーイもその勢いに乗り菊花賞を世界レコード勝利。前年の勝者であり後に天皇賞春連覇を果たすメジロマックイーンは当然だが、このレコードは長い間更新されることなかった。
菊花賞後は大事を取ってJCや有馬を回避、春の天皇賞を目標とし、それ以外のレースを避けとにかく調整していた。それというのもクラフトボーイはとにかく走りたがりな上にスピードが出過ぎてしまい、レース1回出走するのにもかなり消耗してしまう為であった。一度だけ調教で4000mぶっ続けで走らせたことがあったが3600mの通過タイムが世界レコードを楽々と更新するタイムであり4000mも世界レコードに近いタイムで走っていたことから関係者から非常に高い評価を得ていたと同時に骨折のリスクも考慮しなければならなかった為である。
しかしそのタイムが評価を得たのか春の天皇賞ではナインティギア、トウカイテイオーに次ぐ3番人気に食い込み、メジロマックイーンよりも人気は高かった。しかしトウカイテイオーを競り落としたもののメジロマックイーン、ナインティギアがクラフトボーイをギリギリ差し切り、写真判定の結果3着に敗れる。それでも歴代2番目の勝ちタイムであったこととトウカイテイオーに先着しており負けて尚強しと呼べるものであった。
その後は休養し宝塚記念を出走回避し、秋初戦のオールカマーを勝ちJCに出走する。メジロマックイーンこそ不在ではあったが因縁のトウカイテイオー、そして兄ナインティギアが出走しており三強対決となったが、ナインティギアに再び差し切られ、2着に敗れてしまい消耗も激しく有馬には不出走。しかしトウカイテイオーにまた先着しておりこの時には世間もトウカイテイオーよりもクラフトボーイの方が信頼を寄せるようになっていった。
そして翌年の春初戦は日経賞で前年の菊花賞馬ライスシャワーを打ち破り、春の天皇賞ではなく安田記念へと出走を決める。陣営が天皇賞春ではなく安田記念に出走を決めた理由は鞍上の月城に原因がありナインティギアを乗せ続けるにはクラフトボーイとの対決を避ける必要があったからである。ナインティギアはこの時全盛期を迎えており鞍上が変わることでリズムが変化することを恐れていた。しかし月城がナインティギアとクラフトボーイを選ぶとしたらクラフトボーイを選ぶと断言するくらいにはクラフトボーイに入れ込んでおり、ナインティギアに騎乗させる為には何としてでも使い分けする必要があり、以降はナインティギアとクラフトボーイが兄弟で一緒のレースをすることはなくなってしまう。また春の天皇賞にはメジロマックイーンがおり3600以降ならまだしも3200mの距離では勝てると陣営は推測していなかったのもその一因である。また安田記念に出走した理由としては朝日杯を歴代2位の勝ちタイムで走破したこと等が挙げられ、彼のスピードをふんだんに活かす為でもあった。陣営の思惑通り迫るヤマニンゼファーから逃げ切り菊花賞以来となるGⅠ制覇を成し遂げ、順序は違えどメジロアサマ以来3000m以上のGⅠ級レースと安田記念のダブル制覇を成し遂げた。尚、安田記念の後ヤマニンゼファー達を始めほとんどの牡馬がクラフトボーイを目掛けて追いかける珍事態が起きたが結果はクラフトボーイの逃げ切り勝ちであった。
続く宝塚記念では安田記念が距離が短いこともあり消耗が少なく出走し、メジロマックイーンとの対決になる。宝塚記念2着、秋天18着、JC5着、有馬3着と中距離GⅠではイマイチだったメジロマックイーン、そしてそれとは対照的に中距離GⅠ競走連対率100%、それも先着を許したのはトウカイテイオーとナインティギアのみでありどちらが強いか観客達も理解していたようでクラフトボーイは一番人気に支持されるが、メジロマックイーンがまさかの激走で2着に敗れる。この時ばかりはメジロマックイーンが強かったと言いようしかなかった。
そして休養に入り、クラフトボーイがラストランに迎えたのはJC。BCマイルなどGⅠ競走を連勝してきたコタシャーンや凱旋門賞でナインティギアを破ったアーバンシーなどを抑えて一番人気に。その期待に答え大逃げ、かつてないハイペースにアーバンシーはついていけず着外、コタシャーンも物凄い末脚で迫るものの先頭をいくクラフトボーイに追いつけずに逃げ切られてしまい、有終の美を飾った。
競走馬引退後はシンボリの拠点で種牡馬入りし、馬産関係者からミスターシービーの後継種牡馬として期待されていたが種牡馬としての彼は振るわなかった。それというのも、産駒が大人しすぎて闘争心に欠ける馬が多かったのが一因であった為である。当初こそミスターシービーの後継種牡馬という点や大人しい気性、さらに自身のスピードが評価されて種付け料が高騰したものの競走馬としての資質に欠けるという致命的な欠点が露呈され種付け料も徐々に減っていき、2012年以降は月夜牧場に移動し種付け料5万円で取引されていった。しかし彼の産駒が大人しく扱い易いというのは同時に長所でもあり、北海道の農業高校の畜産科の馬と種付けすることが主になり、彼の産駒達は高校生達の御用達となっていた。また乗馬用の馬や誘導馬としても優秀であり、彼の産駒達はここでまたもや活躍することになる。肝心の競走馬の父としてはまるで活躍出来なかったものの乗馬用の種牡馬としては優秀であり競走馬としてデビュー出来ないもののサイアーラインも一応残っている。
彼が真に発揮したのは繁殖馬の母父としてであり、月城創也が月夜牧場の二代目になってから基幹繁殖牝馬が変わりそのうち全てがクラフトボーイを母父に持つ繁殖牝馬であった。一応サードプレジデントやナインティギアの血を含む繁殖牝馬がいなかった訳ではないがこれらに比べると繁殖の成績は劣ってしまい、それまで母父サードプレジデントの競走馬や父ナインティギアの競走馬が主流であったのが母母父クラフトボーイの競走馬が流行し始めたのはこの背景にある。また豪州では主流血統である4頭の種牡馬の母父がクラフトボーイということもあり、サードプレジデントよりもクラフトボーイのほうが馴染みがあるという声もある。
尚、種牡馬入りしている最中にほぼ全ての種牡馬と繁殖牝馬がクラフトボーイを見て発情し、当て馬として非常に優秀であることを改めて認識し、種付けよりも当て馬として活動していたことの方が多かった。
クラフトボーイの競走馬としての関係者達の評価は高く、特に鞍上の月城からは「コンコルドオフィスよりも強く、時代が時代なら無敗で三冠馬となっていた」と絶賛している一方で「レース中とにかく全速力で走ることしか考えていないから制御するのが大変」と辛辣の言葉を投げかけている。続けて「サクラバクシンオーが史上最強の短距離馬と皆言っているが自分はあの馬が短距離最強だとは思っていない。真に最強なのはクラフトボーイでありサクラバクシンオーが1200mを1分7秒1で走っているがこっちは本気を出したら調教とはいえ1分5秒、下手したら4秒9で走ることが出来た。その上で菊花賞も勝てるスタミナをもっているんだからナインティギアよりも騎乗を優先したのは当然のこと」と引退後に語っている。実際にクラフトボーイが1200mを1分5秒前後で走破する映像があり信憑性の高いものとなっており、鞍上が月城で固定されていたのも納得出来る。調教タイムが公式に認められていたらクラフトボーイは1200m、3000m、3600mで世界レコードを更新していることになり距離不問の競走馬として更に名を馳せていただろう
気性面ではナインティギアと比較されることがあるが鞍上からは「基本的に人懐っこい性格でレースだとスピード狂いになる。それがマイナスに出ることが多いがプラスに働くこともある」ということもあり気性面では折り合いがつけば特に問題なかった模様。厩務員からは「騎乗さえしなければ新人でも取り扱えるレベル。頭も良いし、言う事無し」と絶賛している。それが産駒達にも良く受け継がれていて繁殖牝馬の気性難の浄化作用として種付けさせられ、繁殖牝馬の母父として名を馳せる要因にもなった。
シュミレーションゲームにおけるクラフトボーイは大逃げという脚質から瞬発力に欠けやすくまた消耗が激しいという理由で健康にも欠けて一時期は扱いにくい印象があったが特性により救済されているだけでなく、マイルから長距離まで走れたことからサブパラを高めに設定されている。トウカイテイオーよりも三冠馬になりやすい上にミスターシービー系の系統確立を目指すプレイヤーからは重宝されている。子出しが低いのがネックであったが逆にその子出しが低いことで得られる恩恵や2024年以降繁殖牝馬の母父として知られるようになったおかげで史実馬も増えてプレイヤー介入もしやすくなりクラフトボーイ系を確立しやすくなった。また兄達とは違いほっといても系統確立しないがテスコボーイ系の親系統確立を狙わない場合は兄達と共に犠牲になるパターンが多かった。
アプリ版ウマ娘のクラフトボーイはナインティギアの後に育成ウマ娘として実装。当初はマイルから長距離まですべてGⅠ競走で勝っていることから適性はA、さらに短距離もAとなっているがこれは前述した鞍上の発言が由来でありこのように適性お化けとなった。ツインターボやサイレンススズカと同様に大逃げ脚質でありながらスタミナが他のステータスと比較して必要ない短距離もいけることもあり実装当初は短距離ウマ娘として高い評価を得ていた。先頭を走っているとものすごく速度を上げるという固有スキルとも噛み合い、短距離では一時期トップになっていたほとであった。あまりにも強すぎた為か他のウマ娘が強化される中クラフトボーイだけが強化されないという実質ナーフを受けたこともあり、環境から消えかけるがその後しっかりと調整され戻ってきた。サポートカードでの彼女はとにかく逃げに特化したスキルが充実していることや通常イベントで愛嬌を取得出来ることから逃げウマ娘を育成するならクラフトボーイを入れることが恒例となっている。
メディア版ウマ娘のクラフトボーイはとにかく天真爛漫、同父同母のナインティギアとは異なりレース大好きなウマ娘であり人懐っこくどんなウマ娘とも仲良くなれる特技がある。姉達を除くと特に仲が良いのはミスターシービー、その次にシンボリルドルフとなっているがミスターシービーは史実において親子関係、シンボリルドルフはクラフトボーイがいたことにより大人しくなったエピソードがあり、このエピソードに基づいていると思われる。またマルゼンスキーとも絡みがあるがこれはマルゼンスキーがスーパーカー、クラフトボーイがレッド・スーパーカーと呼ばれていた絡みだと思われる。アニメ版1期ではトウカイテイオーと同期ということもあり出番は姉達と比較して多く、スペシャルウィークやセイウンスカイなどといった黄金世代とも絡みがあるだけでなく、シンボリルドルフと共にトウカイテイオーにカラオケに招かれたり、マルゼンスキーとも現れたりと結構な割合で出番がある。2期ではトウカイテイオーに二度敗れても明るく振る舞う一方で菊花賞では「トウカイテイオーがいないなんて言わせない!」という熱い想いを吐き出して大差かつ世界レコードで勝ち上がり、スピカトレーナーからも「テイオーが万全の状態でも勝てなかった」と言わしめ、春の天皇賞やJCでもトウカイテイオーに先着し、強大なライバルポジションを会得している。そしてクラフトボーイのラストランとなった二度目のJCでツインターボのオールカマーに続きトウカイテイオーの心を動かし、ターフを去った。
漫画版ではメディア版とは異なり出番が少ない。それというのもオグリキャップが引退した年にクラフトボーイはデビューを果たしたので絡みが少ないのは当然といえば当然であった。それでもミスターシービーやシンボリルドルフ、マルゼンスキーとともに出番があるのはまだマシと言え、同期のトウカイテイオーなどはこれよりも出番が少ないのだからむしろ多いと言えるだろう
シリアスギャグ問わず基本的に明るく天真爛漫なのでウマ娘における癒し成分であり、ミスターシービーやシンボリルドルフ、マルゼンスキーからよく可愛がられているのはこの部分が大きい。常識人であるエアグルーヴやナリタブライアンも生徒会室に入り浸るクラフトボーイに注意するが結局絆されてしまうほどに社交性が高い。
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尚、次回更新は本日21時です