89式和製ビッグレッド   作:ディア

96 / 113
・ウマ娘回が不評なので……
≫特に日常回は嫌われる傾向にあり、ウマ娘回=ハズレという認識を外したいということもあり思い切ってKGⅥ&QES回を敢えてウマ娘回でやってみることにした。
≫本来であれば創也の騎手としての描写も書きたかったがウマ娘に登場する競走馬が2頭以上いることもあり、ウマ娘の心理状態の描写も比較的書き易かった
≫流石に凱旋門賞をウマ娘回でやるのは無理なのでそれは了承して貰いたい

・モンジュー
≫今回のKGⅥ&QESで出走するので記載。クソ長くなるので読まなくても良いがウマ娘を語る上で外せないのがこの競走馬
≫アニメ1期ではブロワイエというウマ娘がモンジューの代わりに登場していたが何をどうトチ狂ったのかゲーム版でモンジューになった。基本的にCygamesは馬主などの関係者に許可を取らないとウマ娘にしない傾向にあり、フサイチペガサスやエーピーインディのように日本人が所有していた訳でもなくモンジューの関係者は全て外国人である。故に一部を除いた外国馬の名前を使うなど不可能と思われていたのだがまさかの実装。許可を取った可能性が高いが一体どうやって許可を取ったのか未勝利のハリボテエレジーがJWCに出走出来るくらい謎であり、本当は無許可でやっているのではないかと憶測も出来るが、その可能性は低くこれについてはCygamesが正式に発表しないとなんとも言えない
≫モンジューのウマ娘実情を語るだけでもこれだけ文字数が多いのだから実績も凄いのかと言えば否定のしようがない。アニメ1期でもブロワイエがそうしたように連対率100%の状態で凱旋門賞制覇を果たし、翌年KGⅥ&QESでもほぼ馬なりで走って勝ってしまうなど世界最強馬として名を馳せた正真正銘の怪物。更に1998年に「タイキシャトルが出走するマイルCSに出走しても勝てますし、JCに出走しても勝てるのでどっちを選んでも良い」とかなり強気なエルコンドルパサー陣営が1999年の凱旋門賞出走前に「こんな化け物に3.5kgもハンデを与えなければいけないのか」とぼやかせたほどだった
≫そんなモンジューの血統だが父は説明不要のリーディングサイアーことサドラーズウェルズ、母は重賞馬フロリペーデ、母父トップヴィルという血統であり良血馬であることが伺える。母父トップヴィルはサイアーラインを残すことは出来なかったもののモンジューの他に母父としてベルメッツ、イェーツなど活躍馬を輩出し成功した
≫肝心のモンジュー自身の子孫は同じサドラーズウェルズの血を持つガリレオ系に押され気味ではあるがそこそこに活躍し、ハリケーンランやモティヴェイター(モティヴェーターとも)などを輩出した。この2頭は察しの通り日本に馴染みがあり前者は06年のKGⅥ&QES馬でハーツクライやディープインパクトとも対戦経験のある馬として、後者は競走馬としてではなく種牡馬として活躍し凱旋門賞で2度に渡り日本馬を蹴散らしたトレヴの父、タイトルホルダー&メイケイエール姉弟やソールオリエンスの母父として有名であり、モンジューは三代に渡って夢を蹴散らした因縁の相手でもあるとわかる
≫ちなみに何故かモティヴェイターは欧州では仏リーディングサイアーに輝いたのにも関わらず評判は高くなく現在では障害寄りの種牡馬として活動しており、そんな運用しているなら日本の種牡馬として寄越せと言いたくなるくらいである。日本に高値で売れる上に欧州にいたとしても運用方法が限られているので今からでも遅くない

・鰻料理
≫鰻料理といえば蒲焼や鰻重、鰻丼が有名で日本を代表する料理の一つであり、その需要も値段も高い。特に夏場の鰻は人気が高く、その理由は土用の丑の日に用いられるからであるからだが、鰻の栄養価が最も高まるのは冬場であり土用の丑の日の鰻は季節外れの食べ物となる
≫海外の鰻料理といえば鰻のゼリー寄せが悪い意味で有名。食ったことはなくてもなんとなく味が想像出来てしまうあたり出来の悪い料理といえる
≫鰻を世界で最も消費しているのはかつては日本だったが現在は中国でありその割合は何と7割を占める。乱獲しまくっているせいで絶滅危惧種までになっており、かつてはそば並の値段だったのが今ではアホみたいに高くなっている。それで鰻料理が発展するならまだ良いのだが、炭火を使って油を落としながら焼く鰻と油を使って炒める中華料理との相性は最悪であり美味く作れないのが実情である。それでも諦めずにやるとしたら蒸すという点では鰻と相性が良い為、鰻を餡に混ぜた鰻まんとかでアプローチするしかなさそう
≫鰻料理が食べられない宗教であるユダヤ教とイスラム教は「鱗のない魚は食べてはいけない」という決まりがあり、鰻は鱗が目立ちにくいのでタブーとなっている。中国もユダヤ教やイスラム教と同様に鰻を食べなくなればいいのにと思わなくもない。尚、ファンタスティックライトはイスラム教を信仰しているドバイ所属なのでお察しください


ウマ娘24

 KGⅥ&QES。かつてサードプレジデントやナインティギアが挑み、勝利し世界最強の称号を手に入れたレースである。その後も米国所属のウマ娘フルハートやザファイナルがこのレースに挑み勝利し、彼女達もまた世界最強の称号を手に入れた。

 

 そして今、この時も世界最強を賭ける戦いが繰り広げられていた。

 

 

 

「よォ、皐月賞以来だな」

 

 そんな中フジミキセキに声をかけてきたウマ娘がいた。そのウマ娘はエアシャカール。本来の彼女であれば他のウマ娘に話しかけたりせず自分なりに思考を巡らせるのだがフジミキセキが相手となれば話は違う。

 

 エアシャカールが出走した弥生賞と皐月賞共にフジミキセキが勝利し、その勢いのままフジミキセキは海外遠征し英ダービー、エクリプスSすらも勝利した。対してエアシャカールは皐月賞後の日本ダービーでハナ差7cmで敗北し、その悔しさを晴らす為にKGⅥ&QESに出走してきたのだ。昔の彼女であれば「GⅠすら勝っていないのに挑みにいくなんてロジカルじゃねえ」と否定し別のレースに挑みそうなものだが、それだけエアシャカールはフジミキセキというウマ娘に勝ちたいのだろう。

 

「シャカール、今日はよろしくお願いしますよ」

 

「あぁ……ところでお前にとって一番大事なレースってのはなンだ?」

 

 エアシャカールの質問に面食らうもフジミキセキは真面目に考える。そして口を開いた。

 

「今日のレース。それ以上に何があるんですか?」

 

「はっ、愚問だったな。予想通りの答えだ」

 

「シャカール、何が言いたいんですか?」

 

「俺のデータに間違いはねェ。その確認だ」

 

 一言そう告げ、エアシャカールがフジミキセキから離れると今度は別のウマ娘が声をかけてきた。

 

 

 

「Hello.Fujimi Kiseki」

 

「記者会見以来ですね、モンジュー」

 

 モンジュー。彼女はエルコンドルパサーを凱旋門賞で下した仏国最強のウマ娘であり、昨年のJCこそ体調不良や芝適性の有無などが重なった結果スペシャルウィークの4着に敗れたがそれ以降は連戦連勝を飾り、その実力は疑いようもなく世界最強に最も近いと言われるウマ娘である。

 

「そのバ体を見る限り、どうやら昨年の凱旋門賞で私を熱くさせたエルコンドルパサー、JCで私に勝ったスペシャルウィークよりも格上というのは判ル。しかし勝つのはこの私だ、英ダービーウマ娘」

 

 高らかにそう宣言し、モンジューが去っていく。それを呆然と見ながらフジミキセキは笑みを浮かべた。

 

「(どうやら向こう側も私を強敵とみなしたようですね)」

 

 これまでフジミキセキは日本のウマ娘だからといって侮られていた。サードプレジデントといったウマ娘達が欧州で大暴れしたのにも関わらずにだ。それ故エクリプスSでは英ダービーウマ娘としてではなく日本のウマ娘として見られていた。だが英ダービーウマ娘としてモンジューがフジミキセキのことを評価したということは、モンジューはフジミキセキを日本のウマ娘としてではなく本場のダービーを制したウマ娘として見てくれたということだ。実際に欧州で実績のないエアシャカールには声をかけずにいた。

 

「(これは……燃える)」

 

 どうやら向こうはフジミキセキを強敵とみて本気で潰しに来るらしい。そう思うとフジミキセキの闘争本能に火がつき、体が火照ってくる

 

「(どんなものかお手並み拝見しましょうか)」

 

 フジミキセキはそう心で呟き、ゲートへと向かった。

 

 

 

 KGVI&QES。アスコットレース場で行われる現世界最強ウマ娘を決めるこのレースだが距離は12Fつまり約2400mであり、一見すると日本ダービーや英ダービーとほぼ同じ距離のように思えるが実際には違う。

 

 それはアスコットレース場ならではの超タフネスなコースが関係している。

 

 かつてアスコットレース場は非常に特殊な造りでありわかりやすくいえばおにぎり型のような三角形をしたレース場でありコーナを曲がる際には減速しなければ曲がりきれず京都レース場よりも難しく病に侵されていたとはいえナインティギアは外ラチに一直線したこともある。

 

 それに加えて高低差はロンシャンレース場とは比較にならないほど差があり、各国のセントレジャーよりも遥かにスタミナを要するレースとなる。

 

 故にスタミナを最も持つ者がこのレースを制することになり、その最有力候補こそ昨年の凱旋門賞でエルコンドルパサーを破ったモンジューと見られている。

 

 フジミキセキが無敗で英ダービー、エクリプスSを勝利したのにも関わらず2番人気に留まった理由はそこにあり、昨年の凱旋門賞ウマ娘ということもあるが純粋なステイヤーである点も評価が高くついたからだろう。だが、フジミキセキはそれでも勝てるという確信があり、不敵に笑みを浮かべ、ゲートへと向かっていき、そしてレースが始まる。

 

 

 

【スタートしました! まず先に行ったのはまたしてもフジミキセキ、フジミキセキが先頭に立ちました】

 

 ゲートが開いた直後にはフジミキセキは先頭を奪い、それを追いかけるようにしてモンジューが続き、先行集団、中団、そして最後方にエアシャカールがついた。

 

「!」

 

 このことにほぼ全員が驚きを隠せずにいた。

 

 フジミキセキが逃げることやエアシャカールが最後方についたことでなく、モンジューが先行したことに対しての驚きだった。

 

 モンジューというウマ娘は本来先行せずむしろ中団よりも後ろから差していくスタイルであり、2番手でレースをするなどモンジューのトレーナーが聞いたら卒倒しかねない事態だった。

 

「(まさかそういうことかよ)」

 

 冷静さを取り戻したエアシャカールが最後方のレースから切り替え、中団より前目に位置をつけ、フジミキセキとモンジューの逃げを潰しにかかった。

 

「(こいつらに勝つにはこの位置しかねェ。データよりも前目についたってのは想定外だが、前にいくこと自体は予想しなかったわけじゃねェ。昨年の凱旋門賞なんかはまさにそれだったからな)」

 

 エルコンドルパサーが挑んだ凱旋門賞ではエルコンドルパサーがレースを引っ張った一方でモンジューはそれまでのレーススタイルである追込を捨てて中団でレースをし、逃げるエルコンドルパサーを捕らえ見事勝利した。それ故にエアシャカールは何度もシュミレーションをし、モンジューがどのようなレース運びをするかはある程度予測できていた。

 

 

 

「(1Fの平均タイムが12秒2か3あたりってとこだな。タイムが2分28秒を切っていれば勝てると考えるとまあ妥当ちゃ妥当だ──と普通の奴ならそう考えンだろ。このレースで勝つにはそれよりも最低2秒も短くしなきゃ勝てねェ。フジミキセキのタイムを参考にすンなら後1Fあたり0.1秒短くしないと無理だ)」

 

 先頭から四番目、内1人が大逃げを打っていることを考慮すると実質先行のレースをすることになったエアシャカールがそう思考しながらレースを進める。

 

「(やはり日本のウマ娘は侮れない。後ろに走っているエアシャカール、そして大逃げを打ったフジミキセキ。いずれも強敵揃い。だがこのレース、勝たせてもらおう)」

 

 そして先行するモンジューが勝利への執念を燃やしながら力を溜める。

 

 

 

【おっとここで最初の難関であるアスコットレース場のカーブが迫ってきましたがフジミキセキがなんと加速しました!】

 

 そしてモンジュー、いや全員がフジミキセキのコーナーを見て、目を丸くした。 

 

「は?」

 

「はぁ?」

 

「はぁぁぁっ!?」

 

 某三兄弟のような驚愕の絶叫がレース場に響く。

 

 それもそのはずフジミキセキはアスコットレース場の正三角形の角度で作られた角を減速するどころか加速しながら曲がっていったからだ。

 

 通常遠心力の関係上でカーブがキツイほどに高速で曲がると外に振られてしまい、速度によっては日本によくある楕円状に作られたカーブですら曲がりきれない場合もある。

 

 アスコットレース場はカーブなどという生温いものではなくもはや角そのものであり曲がる時は必ず膨らんでしまう。それをフジミキセキは減速することなく曲がっていったのだ。これではもはやフジミキセキの走る曲がり道は曲がり道になり得ず直線で走るのと大差なく、そしてカーブを曲がりきった時点でフジミキセキは更に後方を突き放していった。

 

【なんということでしょう! アスコットレース場の超高速のコーナーをフジミキセキが減速せずに曲がっていきました! 更に差を広げにかかります!】

 

「(やべェっ! まさか米国の英雄と同じ走り方をするなんて予想外だ! このままだと奴に逃げ切られンぞ!)」

 

「(止むを得ない。少し上げていくか)」

 

 エアシャカールとモンジューが焦り、カーブの前と終えた所で加速し、そしてフジミキセキとの差を詰めていくと、フジミキセキが笑みを浮かべた。

 

「(しまった……っ、やられたッ!)」

 

 フジミキセキの笑みを見てモンジューとエアシャカールが自身の失態に気付いた。

 

 カーブで相対的にフジミキセキが加速して見えていたのは目の錯覚ではなく、実際に加速していた。通常であれば遠心力に振られ外に膨らむがフジミキセキはかつてコーナー巧者であった米国のウマ娘と同じようにコーナーが得意であり、どんなにキツいカーブがあろうとも常に最高速度で走れる特技がある。

 

 それを応用してコーナーで更に加速し、モンジューやエアシャカールを騙し加速させた。

 

 

 

「(やはり、日本のウマ娘は侮れない。このフェイントに引っかかないのは上澄みではない証拠だが、それが幸いしたのはエアシャカール以外のウマ娘達。私同様に引っかかったエアシャカールも油断出来る相手ではないということか)」

 

「(クソ、面倒なことをしやがる。引っかかった俺もモンジューも体力を消耗したが、それは俺達だけじゃねェ。フジミキセキ、お前にも言えるンだぜ?)」

 

 モンジューとエアシャカールがそう考え、そして残りのカーブを曲がり終えると最後の直線へと入る。

 

【さあ最後のコーナーを抜けました! 先頭は依然フジミキセキ、フジミキセキ先頭ですがモンジューが来ないモンジューが来ない! モンジューは苦しいか!? フジミキセキが引き離す! そして後方集団はここから届くのか!?】

 

 最後の直線。最終コーナーを抜け、これからスパートをかけようとして、各ウマ娘達がスパートをかけ始める。

 

「(クソがっ、追込が効かねえっ! あのミスがあったとしても届くはずなンだ、それなのに何故届かねェ!?)」

 

 エアシャカールが途中で失速し、ドバイ所属のウマ娘に抜かされてしまう。そして中団にいた他のウマ娘達も同様に失速していく。

 

「(何故だ、なぜ届かない!?)」

 

 モンジューもまた先頭を走っていたフジミキセキに追いつけず藻掻く。かつて凱旋門賞を制したその末脚を持ってしてもゴール板を通過した時は9バ身以上差がつけられてしまっていた。

 

【日本から来た怪物! 昨年の凱旋門賞ウマ娘をねじ伏せ、圧勝! やはり強いフジミキセキ!!】

 

 そしてフジミキセキが1着でゴールし、モンジューは2着となった。

 

「はぁ……はぁ……」

 

「クソがッ!」

 

 2人がそれぞれ悔しさに顔を歪める。エアシャカールもモンジューも惨敗だった。エアシャカールまでのウマ娘は2分27秒以下で追走し例年の勝ちタイムを大きく上回るものであったが、2分25秒0というタイムで走ったフジミキセキに手も足も出ない有り様であり、エアシャカールの目標としていたタイム2分26秒も切ることすら出来ない。成績上では惜敗であっても内容的には惨敗と言っても過言ではなかった。

 

 

 

 そんな惨めな思いをしているとエアシャカールのトレーナーが声を荒らげる。

 

「何をしている、シャカール!!」

 

「ア?」

 

「下を向くな、前を向け! 君はこんなところで終わるウマ娘ではないだろう!」

 

「……」

 

「次は勝つぞ。そのためにも今日はゆっくり休め」

 

「いいぜ。その代わり明日すぐにでも帰国すンぞ。約束通り菊花賞に向けて調整しないといけねェからな」

 

 エアシャカールが掲示板とフジミキセキの方を睨み、トレーナーにそう答えると、トレーナーは力強く頷く。

 

「ああ、最後の一冠を取るのはお前だ」

 

 トレーナーがそう呟くとエアシャカールが笑みを浮かべ、その場を去っていった。

 

 

 

 エアシャカール達がそんなやり取りをしているそんな中、フジミキセキはモンジューに話かけられていた。

 

「素晴らしいレースだった。日本のウマ娘に負けたのはこれで二度目だよ。しかもこんな着差で負けたのは初めてだ。完敗だよ」

 

「どうもありがとうございます」

 

「ところでフジミキセキ、美食家と聞いているが日本でも美味い食べ物はあるのか?」

 

「色々ありますよ。日本のラーメンは愛国の王女様のご好物ですしね。それにしてもモンジュー、来日した時に日本食を食べなかったんですか?」

 

「あの時は鰻を食べたのだが、水っぽく、冷えていてあまり美味しくなかったな……」

 

「もしかして鰻とご飯別々に分けられていました?」

 

「その通りだが?」

 

「だとしたらそれはあまり良くない鰻屋ですね。鰻はご飯に乗せなければ冷えてしまいます。それに水っぽいのはガスによって焼かれたものである可能性が高い」

 

「ガス以外で焼く方法があるとでも?」

 

「炭ですよ。ガスは炭素の他に水素を含んでいてそれが酸素と結合しどうしても水っぽくなってしまうのに対して炭火で焼くと炭素のみで焼くことになり水っぽさがなくなります。今度良い店ご案内しますよ」

 

「是非!」

 

 モンジューは目を光らせ、フジミキセキの提案に乗る。そして2人は握手して別れた。

 

 こうしてアスコットレース場で開催されたKGⅥ&QESはフジミキセキが1着、モンジューが2着という結果に終わり、世界に衝撃を与える。

 

 尚、翌年フランスで鰻の需要が増え、かなりの経済効果が見込めたそうだがそれはまた別の話。




このお話をお楽しみ頂けた、あるいはこの小説自体をお楽しみ頂けたならお気に入り登録や高評価、ここすき、感想の方を宜しくお願いいたします。

また感想は感想に、誤字報告は誤字に、その他聞きたいことがあればメッセージボックスにお願いいたします。

尚、次回更新は本日21時です
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。