シンドバッドのヒーローアカデミア 作:オーダイル
今日は雄英高校の入試の日だ。
「校舎がとんでもなくデカイな」
と思いつつ門をくぐると、緑色の髪の男の子が転けるところを丸顔の茶髪の可愛い女の子が個性で浮かして助けていた場面を目撃しつつ試験会場に向かう。
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筆記試験は合格だろう。
元の世界でこれでも王様をやっていたからね、色々考えてデカイ事をやった男だ。それにこの世界ではルルムにもジャーファルに言われずとも母さんに監視された上で普通に楽しく勉強していたからな行けると思うぞ
次は実技試験だが内容によるかな?
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プロヒーロー プレゼントマイク が実技試験の説明をしていた。
その途中、メガネをかけた子がプレゼントマイクに質問をした後に、門をくぐった時に転びかけた緑色の男の子がうるさかったのかそのことを注意するという出来事があった。
何も、さらし者にしなくてもいいだろと思いつつ説明を聞いた。
どうやらロボットを倒してポイントを稼げばいいようだ。
ロボットは四種類いて、1ポイント 2ポイント 3ポイント が試験会場のあちこちにおり、一体だけ邪魔するだけにいる0ポイントのロボットがいるようだ。
合格ラインが分からないが、とりあえずはポイントを多く稼げばいいだろう。
それにしても、受験生たちを見てみると美人な子がいっぱいいるなと思う。
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実技試験の会場はいかにも都会の街中というような見た目で、ビルやコンビニなどの建物が並んでおり、「よくできてるな」「いくら金がかかっているのだろう」とシンドバッドが考えていると
『ハイ、スタート!!』
いきなりプレゼントマイクが開始の合図を出した。
受験生たちは動けないでいたが、数名は開始しているものたちがいた。その中にシンドバッドはいた。
風で自分を浮かせ猛スピードで移動し、ロボットを次々と破壊していく、手を縦や横に振りその時にほんの少し出る風を周りの風を操りそのサイズを大きく、切れ味を鋭くした風の刃で切り裂いたり、ロボットに風圧を当てそのロボットを別のロボットにぶつけたり、建物にぶつけることで破壊したり、数体のロボットが固まっていればそこに竜巻をおこし破壊する。
合計ポイントが50ポイントを超えた所でロボットを破壊するのをやめビルの上からほかの受験者たちを見ていた。
すると実技試験で一時的にチームを組んでロボットを破壊していたのか、女子二人が10体のロボットに囲まれていた。
しかし彼女らは奮闘して4体ロボットを倒した。
シンドバッドは必死にやっている彼女らのポイントを横から奪うのはどうかと思った、それに自分は恐らくだが合格ラインに達していると思ったからだ。この会場のほかの受験生を見ていたが自分よりポイントが高いものは見ていていないと思ったからだ。
しかし、他のロボットの攻撃を回避しながら攻撃をしていたのと、開始から既に結構時間が経過しているからか、体力が無くなっていき動きが悪くなり攻撃を受けていた。彼女たちは流石にこの状況は危険だと思ったのか助けを求めるかのように周りを見て人を探すが、すぐ近くには誰もいない遠くには人がいるのは確認できるがこの距離じゃロボットの駆動音と受験生たちの声やロボットの破壊された音で声は届かないと思ったのだろう。それにヒーロー科の受験に来たのだ、ヒーローが大きな声で助けを呼ぶのはどうかと思っているのもあるのだろう。苦しげな顔でロボットを何とかしようとしていた。
それを見てシンドバッドはその二人のもとへと駆けつけた。
「やあ、助けはいるかい」
と二人を見下ろす感じになっているが見下すような態度ではなく、穏やかでありながら元気な笑顔を浮かべ助けが必要かたずねる。
すると二人のうちオレンジ色の髪にサイドテールの女子が叫ぶ
「ああ、悔しいけど助けてくれ!」
するともう1人の髪が茨のような女子も頷く
「わかった、危ないから少ししゃがんでいてくれ」
とシンドバッドがいうと、彼女らはしゃがむと女子二人を風が撫でる。二人が辺りを見るとロボットたちが風の力で宙に浮かび始めた。驚いている二人を横目にシンドバッドはロボットを破壊した際に二人に被害が行かないように彼女たちからロボットを少し離し、手を振り風の刃で6体全てを一撃で破壊する。
「すごっ!」
「すごい…」
と彼女らがシンドバッドの力を見てそう呟くとシンドバッドが降りてきた。
「大丈夫かい?お嬢さん方」
「ああ助かったよ、ありがとうな!」
とサイドテールの女子がお礼を言う
「はい、助かりました」
と茨髪の女子もお礼を言う
「あんた、名前なんて言うんだ?私は拳道一佳って言うんだ
こっちは…」
「塩崎茨と申します。先程は本当にありがとうございました。」
「俺はシンドバッド、ハールーン・シンドバッドだ。俺としては助けるためとはいえ、二人のポイントを奪ったから別にお礼はいいさ。それにヒーロー科の試験だからね、俺は人助けも多分だけど採点項目に入ってると思うから」
「確かにヒーロー科の試験だから絶対採点項目に入っとるやろな、全く気づかなかったな」
と会話をしていると急に轟音が鳴り響く
「なっ、なんでしょうか」
「多分だけど0ポイントのロボットが出てきたんじゃないか?」
「そうみたいだ」
轟音が響く方を見てみると煙の中から巨大なロボットが姿を現した。
「あれデカすぎじゃないか?あんなの倒すの無理でしょ!」
「そうですね、ここは逃げたほうがいいと思います。」
と女子二人は言うがシンドバッドは
「ああ、二人は早く逃げたほうがいい。」
と言った
「二人はって、シンドバッドはどうするんだよ!」
「俺はあの0ポイントを止める。あのサイズだ、少なからず受験者が巻き込まれてるだろうし、普通ああいうのが出てきたらパニックになって怪我人を気にして逃げるものは少ないだろうしね。だから助けに行くのさ。それに仮にもヒーローを目指してるっていうのにここで人助けせずに逃げるのは試験関係なしにどうかと思うからね」
「「っ!」」
「じゃ、俺は行ってくるか「「待って(ください)」」?」
シンドバッドが行こうとすると二人が待ったをかける
「?」
「たしかにシンドバッドの言う通りだ。だから私達も行く!
0ポイントを倒せなくても避難誘導や怪我人を助けることはできる!」
「拳道さんの言う通りです!避難誘導や怪我人を助けることはしないと、ヒーローを目指してるんですから!」
シンドバッドはそれを聞くと頷いた
「分かった、早く行くために俺の個性を使うよ。今から風で浮かせるけど二人ともスカートじゃなくてズボンだから大丈夫だよね?」
「えっ?大丈夫だけど」
「じゃあ行くよ!」
掛け声とともにシンドバッドと彼女たちが宙に浮く、するとシンドバッドは彼女たちを気づかって速度を落としながらも素早くロボットに向かう。
「え〜〜〜〜!!!!」
「っ!!!!!!!!」
二人は驚いて声を上げたりするがすぐに落ち着く
「ていうかシンドバッド、さっきヒーロー目指してるっていうのに人助けせずに逃げるのは試験関係なしにどうかと思うって言ったくせに私たちには逃げろって言ったよな!」
「あれは俺自身に言ったことだし、女性は最優先で守るっていうのが俺の中で決めてることだからね。でも、たしかにヒーローを目指してる君たちにたいしては無粋だった。悪かった」
「いやっ!まっ、まあたしかにそうだけど最初は逃げようとしたからな、シンドバッドの言葉で逃げるのを踏みとどまったから!!謝るのはこっちだよ!!」
一佳は口調とその性格のせいで男子に、女の子、または女性扱いなどあまりされたことがないので、頬を赤く染め早口でシンドバッドに話した。
「そっ、そっ、そうですね!!」
茨も少し頬を染めながら一佳に賛同していた。茨は一佳のように女の子扱いをされなかったということは無いが、ただ、一人の女として女性を最優先で守ると言われたのでつい恥ずかしくなってしまった。
そんなやりとりの後、すぐにロボットの付近に着く
シンドバッドはロボットから少し離れたところで二人を下ろすと、シンドバッドが言った通り怪我人がゆっくりとだが逃げていたり、怪我で足を怪我したのか全く動けないものがいたりする。
「ロボットから離れてる怪我人の方は任せた!俺はロボットの近くにいる怪我人たちを助ける!」
「分かった!茨さん行くよ!」
「はいっ!」
と二人は怪我人を助けに行く。その姿を見た数名の受験生たちも協力をする。
シンドバッドはロボットの近くにいる怪我人を丁寧に慎重に風を使ってロボットから避難させていく
そしてロボットに集中しようとするとまだ二人いた、マスクをつけたゴツイ男と耳たぶがイヤホンのプラグのようなものになっている女子の二人が必死に逃げているが、男の方が怪我をしているのだろう、女子が肩を貸しているが男の図体とロボットが暴れた際に崩れた建物の瓦礫などで足場が悪く逃げるのが遅い。
「そこの二人!今から風で二人を浮かせるけど落ち着いてくれ!」
「っ!分かった!」
と女子が答えるので二人に個性を使い浮かせて避難させる
他に受験生がいないのを確認してロボットを止めることにする
「確か父さんが言ってたな建物などを壊すとヒーローの給与から引かれることがあるって、壊さないようにするためには…
あまり使いたくないけど仕方ない」
シンドバッドはそういうと手をロボットの方に向けると手からバチバチと音がなり電気を帯びていく
「(雷光)バララーク」
シンドバッドがそうつぶやくと手から雷光が発射される
ロボットはその直撃を受けた
装甲は焦げており、ショートしたのかロボットはかつどうをやめる。
そのタイミングで終了の合図が響く
すると一佳と茨がシンドバッドに近づいて驚いた様子で話しかける
「シンドバッド、あんたの個性って風を操るんじゃないの?なんか手から電気が出てなかった?」
「俺は複合型だからね、でもこれ以上は秘密だよ。」
シンドバッドは自分の口に人差し指をあてる
その姿に二人はカッコイイと思ってしまった
元々シンドバッドはイケメンだ。少し残念なところがあるが、シンドバッドはそれをわざとやっていそなのである。
「秘密にする理由は、個性の対策を完璧にされて負けるヒーローもいるからね。用心するに越したことはないよ」
「たしかにそうだな。」
「それにしても今日はありがとうございました。」
「ああ、どういたしまして」
「お互い受かっているといいですね」
「そうだな!」