そのキャラクターである無の天才、メビウスの兵器ドライバ作製時の想いをぽえみー(笑)な文章化に!
プロフなどの設定資料から、独自思考で書かれていきます。
1200文字程度。
私は兵器型ドライバの製作に打ち込む。
あくまで、表の姿は世界評議会の一員として。
あくまで、今作り上げている第五世代型自律ドライバ【アワユキ】は、そんな世界評議会を欺くための材料として。
無の少年を脅かす存在としての開発。
世界評議会の中での位置づけはこうだ。
だがこれは――私の、彼に対する、一種のラブレターでもある。
プログラムの裏に書き込まれた、あるメッセージ。
きっと彼に届くはずだと、切に願って。
――だって彼女は、彼を模しているのだもの。
*****
ノントロン。
無を模した監視型の第三世代ドライバだ。
あくまでそれは世界の監視のため、という名目で作成している。
しかし実際のところ、これは世界の情報を探り、如いては無を携える男の子を見守るためのものでもある。
いずれは暴走するように仕組まれてあるのは、私も知っている。
仕方のないことだ。そうなる運命として、私も数多く生み出している。
だからこそ、私はこの子たちに僅かな希望を託した。
確かに決まっている審判の日。
その運命を少しでも変えられる、ほんの少しの情報だけでも得られるように――。
*****
無限の蛇。
私はそう、世界評議会に頼まれて作った兵器に、名前をつけた。
この子には細工のしようがなく。
結果として、終わりを始めるための兵器となった。
――ごめんなさい。
これは私の罪。
だからこそ、抑止力を数多く開発していっている。
しかしそれだけで、世界は救われるのだろうか。
私の求める答えは、脳内に浮かぶことはなく――
また未来の声として聞き届けることは、決してなかった。
*****
第五世代自律型ドライバとして作り上げた、もう一つの存在。
この子は誰をも模していない、私が作り上げた完全なオリジナル。
オリジナルだけど、偽物でもある。
故につけられたコードネームは【レプリカ】。
――あなたはきっと。
必ず始まる審判の日へと導かれていってしまうだろう。
細工され、実しやかに仕組まれたバーストモード。
この子が泣き叫びながら暴れ、そして無慈悲に壊される運命は、きっと避けられないだろう。
――だからこそ。
私は彼女に、一つの、本当のオリジナルを搭載させた。
これは誰にも気づかれていない。あの悪戯の神にすら、だ。
このオリジナルによって、偽物は唯一存在になれる。
発動条件はほんの少し。
だけど捨てきれない可能性を、大きな四本の腕の下に、隠し込むように仕組んだ。
きっと私の想いを、願いを、羽ばたかせていってくれると祈って。
*****
結局のところ、私は影でこそこそと動くしかないのだ。
しかしだからこそ、精一杯を努める。
そしてひっそりと願うしかない。
私は世界の崩壊によって、悪魔として表から追放された。
だからこれ以上の、私のような犠牲者を、この世界に生み出したくはない。
「――――」
しゃべる必要はない。しゃべる相手もいない。
孤独に、いそいそと。
私は頭を働かせ、腕を動かして勤しむのだ。
静かに、それこそ無の境地で。
きっと私の開発が、この統合された世界を救うことを信じて。
腕をもがれたレプリカの、その再生を祈って。
オリジナルとなれることを願って、もがれた四本の腕の下より、メビウスが搭載した唯一のものがあるような描写にしました。
オリジン:マキナのプロフより、「翼は与えられなかったのね」から、彼女のオリジナルは無二の翼だと信じ込んでいます。
いつかあなたが、オリジナルになれるから