MONSTER HUNTER~煉獄の鎖~   作:IF君

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二話目となるお話です。
 最初、全く意味がわからないと思われるかもしれませんが、最後まで読めばわかるので、どうか最後まで読んでいただけると幸いです。


始まり

 「でっけぇ町だな~」

 

 燃えるような赤い色の髪の少年はにぎやかなバルバレを見てそう呟いた。

 

 

 少年の名はライト。

 訓練所を出たばっかりの新人ハンターだった。

 

 

 ライトはとても平和な村にうまれた。

 モンスターはほぼ村の周りには現れず、

 村人はのんびりとした生活をおくっていた。

 

 全く変わることのない毎日。ライトにはそう感じられた。

 

 ライトは14歳のときに村を出た。

 

 なんのあてもなかったが、変化のない毎日から逃げ出したかったのだ。

 

 ブルファンゴのごとく進んだ挙げ句、意識を失った。

 気づいたら山奥の素朴な村にいた。

 

 崖から落ちて気絶していたところを、物好きなアイルー達が運んでくれたようだ。

 

 お礼を言いたかったところだが、アイルーは気まぐれなやつなので、それからライトに姿を見せることはなかった・・・

 

 そこでハンターになるための訓練を受け、2年の時を経てハンターとなった。

 村の近くを通ったキャラバンにのせてもらい、バルバレへとやって来た。

 そして今へといたる。

 

 

 ライトはキョロキョロとしながら、町を歩いてった。

 

 田舎の村で生まれ育ち、山奥の村でハンターとしての訓練を受けたので、

 大きな建物など、大勢の人でにぎやかな町を見るのは初めてなのだ。

 

 「まず、装備を整えないとな」

 

 ライトはまだ武器も防具も持っていない。

 インナー姿で町を歩いていたのだ。

 

 何度も人にぶつかりそうになりながら、ライトは盾の看板らしきものを見つけた。

 

 歩く速度を早め、人をかき分けながら進んでいくと、横から重い衝撃を受け無様に道に倒れこんだ。

 

 重い衝撃の正体は防具を見にまとったハンターだった。

 

 「ああ、すみません」

 

 とライトが謝ると、

 

 「いいよ、こっちも考え事をしていたからね」

 ヘルムによって顔が隠れているため、表情はわからなかったが、声から怒っていないことがわかった。

 

 歳はいくつぐらいだろうかとライトが考えていると、

 

 周りをみわたしていたハンターが

 

 「君は装備を整えようとしていたんだね?」

 

 「えっ あ、はい」

 

 なぜわかったのだろうか、また考え事が増えてしまった。

 

 ライトは考えることが得意ではない。

 直感にまかせて動くほうが好きだった。

 

 「ふーんそうか。悪かったね時間をとらせてしまって」

 

 と言ってハンターは何処かへいってしまった。

 

 ライトはしばらくその場から動かなかった。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 「うわーひろいな~」

 集会所を見てライトは呟いた。

 

 防具はハンター装備、武器は大剣のアイアンソード。

 

 初心者がよく使う装備だった。

 

 盾の看板があったところは武具屋で、店主に話かけようとしたとき、いきなり

 

 「大剣はいいですよ、圧倒的なパワーが魅力の武器です」

 

 と言ってきた。

 

 ライトは圧倒的なパワーにひかれ、大剣を選び、

 ハンターだからハンターシリーズという単純な理由で装備を選んだ。

 装備を身に付けるとハンターになった実感がわいてきて、

 武具屋の店主に教えてもらった、集会所へと突っ走ってきたのだ。

 

 集会所の中を探索していると、クエストボードというものを見つけた。

 

 クエストボードにあった

 『ケチャワチャの討伐』

 と書いてある紙を取り、左にいる黄色の服をきた受付嬢に

 

 「このクエストにいきたい」

 

 と紙を見せながら言った。

 

 すると受付嬢に

 

 「まずはハンター登録をお願いしまーす」

 

 と返された。

 

 忘れていたとライトは思いながら、ギルドマスターと思われる人に

 「 この地での狩りをゆるしてくれますか?」

 

 ライトは、完璧、訓練していた時に教わった通りと思いながら言った。

 

 

 「お~期待しておるぞ」

 

 ・・・・それだけ!!?

 

 ギルドマスターは心ここにあらずといった感じだった。

 

 戸惑いながらもライトは、

 

 「ありがとうございます」

 

 と言い、受付嬢のほうへ行き、

 

 「じゃあこのクエストいってもいいよな」

 

 と言うと、

 

 「うーん。初めての狩りですよね」

 

 「おう!」

 

 「少し危険と思いますので、小型モンスターからやってみてはどうでしょう?」

 ・・・えっ、そんな・・・

 

 「いますぐ行きたいんだ!」

 

 一度決めたことは必ず成し遂げる、

 そうライトは決めていた。

 

 「一緒にいく人はいませんか?」

 

 ライトはすぐに周りをみわたし、行動にでた。

 

 自分の直感には逆らわない。

 それも決めたことのひとつだった。

 

 ギルドマスターと話している、強そうなハンターに

 

 「おい!あんた俺と一緒に狩りに来てくれないか?」

 

 と叫んだ。

 

 「・・・・・はぁ?」

 

 意味がわからない、という顔をしていたが

 

 「お願いだ!頼む」

 

 すると、ギルドマスターが

 

 「行ってやってくれんかジルよ」

 

 ギルドマスターの雰囲気がさっきとは全然違った。

 

 ジルと呼ばれたハンターは、迷っているようだった。

 

 お願いだ、行くと言ってくれ!

 

 そう願いながらライトは次の言葉が出るのを待った。

 




一話に比べたら長くなりました。
一話と二話が同時進行といった感じで進んでいる、と思っていただけるといいです。一応プロローグに入れておきますが、おかしいと思ったりしたらご指摘をお願いします。
次回は恐らく戦闘シーンになるかと思います。
ジルが行くと言ってくれたらですが・・・
おかしな文、誤字などの指摘、アドバイスなどがあったら感想のところにお願いします。
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