MONSTER HUNTER~煉獄の鎖~   作:IF君

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 サブタイトルは適当です。触れないでください。
 なんか……呟きをください。

 ↑気にしなくていいです。

 では、どうぞ


前夜のジルとリリス

 ここは狩り終わりのシンクー停。食事処の一角ではジルとリリスが雑談をしていた。

 

 「で、無事につくれたの?」

 

 「あぁなんとかね。鉱石が少し足りなかったけど俺が貸した」

 

 「貸したねぇ……返す日は来るのかしら?」

 

 「どっちでもいい」

 

 そうなげやりにいいながら、ブレスワインを一気に飲み干す。

 ジルはワインは優雅に飲む方だが、今回はリリスがいるということもあって、少々自暴自棄になっている。

 

 「あれ?なにつくったんですっけ?」

 

 おいおい、今までそれを知らなかったんかい。と心の中ではツッコミつつ答える。

 

 「チェーンSシリーズ。ライトの上位最初の防具だ」

 

 「あら、そうでしたか。アロイSかとおもってたわ」

 

 アロイSか……あれはチェーンSよりいい鉱石がいるはず。

 

 「次はモンスターの素材の防具かな。ライトもモンスターの素材を使いたいって、いよいよ駄々こねはじめたし」

 

 「うふふ。そこまで?」

 

 実際はそれ以上。もう殴りかかってきそうだった。いやはや大変であった。

 

 ジルが物思いに耽っていると、入り口でけたたましい音が鳴った。

 

 「は~くしょっん!!!」

 

 「「…………」」

 

 ジルとリリスに訪れる沈黙。

 

 「噂の張本人が来たわよ?」

 

 「噂をすればって感じだな。そういえば、俺たちが狩りに行っているときにライトの噂したか?」

 

 すると、リリスは決まりが悪そうに静かにうつむいた。

 

 「図星か……」

 

 「そ、そんなことはないわよ?」

 

 隠しきれていない。俺の周りには嘘をつくのが下手奴が多すぎる。リリスとかライトとかライトとかライト……

 

 いいことか……

 

 そして一番うるさい方が登場。

 

 「はぁ人が多すぎるぜ。みんな騒いでるな~」

 

 「お前も今からこいつら以上に騒ぐだろ」

 

 「……」

 

 真新しいチェーンSシリーズに身を包んだライトが、リリスと同じようにだまりこくった。

 

 「明日はどうするんだ?」

 

 お、話をそらしてきた。

 

 「明日か……どうしよっかな?」

 

 「いい加減に狩りにいきましょう。腕がなまりそうです」

 

 「じゃあ一人で行けっつうの。なんでついてくるんだよ」

 

 「それは私の勝手ですわ。何を言われようと変えないので」

 

 はいはいわかりましたよ。リリスと話すときは、すぐに諦めるという特性がついてきた。そのため素早く終わらせる。

 「じゃ、俺は先に寝ているわ」

 

 「おやすみなさい」

 

 ライトの方はもう食事に夢中だった。

 

 明日は……あれかな?

 

 ジルは静かに眠りについた。

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

 「師匠!今日は何いくんですか!」

 

 朝っぱらからうるさい。昨日はお酒を飲もうとしたところを、リリスに止められたらしい。

 

 なんとか1杯で終わらせました。と朝情報が入った。

 

 「まずは集会所いくぞ」

 

 「はーい」

 

 

 集会所。あのときと何らかわりのない、赤を基調とした内装。

 

 あのときはまっすぐにギルドマスターの所へ向かったんだよな。

 

 あの日ことが今でも鮮明に浮かんでくる。

 

 こいつと会っていなかったら、俺は今何をしていたんだろうか?

 

 「今日は俺が決めるから食事とっとけ」

 

 「わかった」

 

 ライトの返事を聞いてから、受付嬢から上位クエストが書いてある紙を受けとる。

 

 えーと、よかった出ていた。

 

 「このクエストを受ける」

 

 受付嬢にクエストを見せながら話す。

 

 「何名ですか?」

 

 「ふた……」

 「おっとそうはいきませんわよ」

 

 リリスが入り口から凄まじい剣幕で走ってきて

 

 「受付嬢さん3人で」

 

 と受付嬢さえも引かせる勢いで訂正した。

 

 ただえさえ美人で人目を引くんだから……ほら目線がすごい。

 

 集会所にいる何人かのハンターから目線をあびる。

 

 「ひどいわ。私をおいてこうとするなんて」

 

 もう言い訳は無理だろう……

 

 「あれ?リリス。武器変えた?」

 

 食事を終えたライトが近寄ってきて、リリスの武器を見ながら疑問をのべた。

 

 リリスはさっきの剣幕はどこへ行ったというほどの笑顔でよくぞ聞いてくれました。と言った。

 

 「この武器は『妃竜砲[姫撃]』。私の大好きな気品溢れるリオレイアの武器よ」

 

 その気品溢れるリオレイアというのはかなり前に俺がフルボッコにしたがな。

 

 「そーなのかー」

 

 一方ライトは気の抜けた返事。

 

 しかし助かった。

 

 「おっ、師匠それで何に行くんだ?」

 

 「ケチャワチャだ」

 

 「ケチャワチャ……最初の奴か」

 

 「あのときは俺が勝手に終わらせたけど、今回はしないからな」

 

 「へ~勝手なことをしたんですか」

 

 「お前は黙れ」

 

 一言でリリスを黙らせまた続ける。

 

 その横ではすごい勢いでふくれるリリス。

 

 ザボアザギルみたいだな……

 

 「さて、だから今回はリベンジ戦でもあるぞ。それと上位の強さをしっかりと学ぶんだ」

 

 「わかった」

 

 「じゃあ行くぞ!」




 次はリベンジ戦かな?機械龍物語も更新しないといけないので、更新遅くなるかもしれません。
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