MONSTER HUNTER~煉獄の鎖~   作:IF君

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 土日は書けますね。小説。
 前回よりもさらに早い更新となりました。

 相変わらずミスが減りませんが、頑張っていきます。

 では、どうぞ


加工屋

 トン カン  トン カン

 

 ライトは今、ちょうどバルバレに来ている加工屋にいた。

 

 加工屋とは、武器や防具の強化生産をおこなう、ハンターになくてはならない場所だ。

 他にも装備に付けられる、装飾品。オトモアイルーの装備などが作れるが、ライトにはまだ関係ない。

 

 「アイアンソード改を強化するための素材は、何がいるんだ?」

 

 武器を強化するために来たのだ。

 氷海の狩りが終わった後、ザボアザギルの氷に弾かれたのは武器の切れ味が足りないので、強化しようと思ったのだ。

 

 「……次はバスターソード。マカライト鉱石2個、鉄鉱石が8個だ。もうひとつは」

 

 「ん?まからいと鉱石ってなんだ?」

 

 「……鉄鉱よりも良質な金属がとれる鉱石だ。別名、燕雀石(えんじゃくせき)とも言う」

 

 「ふーん。で、もうひとつは?」

 「荒くれの大剣。狗竜の爪4個、ジャギィの皮8個、マカライト鉱石3個」

 

 「狗竜ってなんだ?」

 

 「…………」

 

 自分で調べろと言わんばかりの無言だった。

 

 「ありがとう、おっさん」

 

 「……」

 

 加工屋から少し離れて、ライトは誰にも聞かれないように

 

 「無口なおっさんだな」

 

 と愚痴った。

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 「どうだい、あやつは?」

 

 ギルドマスターは少々お酒が入っている。

 

 「まあまあ、ですかね。感心するところや学べるところはありましたが、知識が少なすぎる。ちょっと心配です」

 

 誉めすぎたか、と思ったがこれくらいでいいか、確かに学べることはあった。

 

 「ほう。お前が学ぶことがあったとはな」

 

 「自分でもビックリしています」

 

 「……それと、ギルドマスター。探して欲しいモンスターがいます」

 

 「なんじゃ?」

 

 お酒を飲みながら答えるギルドマスターに、本当に聞いてくれているのかと疑問を覚えるが、まあいいか。

 

 「すみません。ギルドマスターは前にお酒を飲みすぎて酒、禁止になっていたんですよ。許してあげてください」

 

 隣の受付嬢からフォローが入った。

 

 なるほど……いったいどんだけ飲んだのだろうか?

 

 「そのモンスターは、俺の両親を亡き者にしたモンスターです」

 

 本当のことを言うのは少しためらいが入るが、ライトにも言ったし、もっと探していかなければならないと思ったのだ。

 あの頃とは違い、実力もついた。

 

 モンスターの名前は………………

 

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 ジルは集会所で食事をしようとしていた。

 

 「今日は何を食べようかな」

 

 ギルドマスターにも言ってしまったが、幾分か心が楽になった。ライトに話した時もそうだった。

 

 「俺は一人で抱え込み過ぎていたのかな」

 

 誰にも聞こえないような声でそう呟く。

 よく一人で抱え込みすぎるのはいけない、と聞いたことがあるが本当だったんだな。

 俺は変わらないと思っていた。一人で抱え込んでも何人で抱え込んでも。

 

 「いっただきまーす!」

 

 ガツガツと食らっていく前の、何も抱え込んでも無さそうなやつの姿を見ると、食欲がわいてくる。

 食べているものが、ロイヤルチーズと、たてがみマグロを蒸したものじゃなかったらだが。

 

 こいつの舌はおかしくないか?

 

 前よりはましなのだろうか?しかし、同じものじゃないか?

 

 「シモフリトマトとヘブンブレットでーす」

 

 受付嬢が頼んだ料理を持ってきてくれた。

 

 トマトをパンではさんで食べる。ちょっと量が物足りないが、朝食だしな。

 

 新鮮でみずみずしいトマトとホカホカの出来立てのパン。

 

 やっぱり、食べるのは新鮮なものに限る。

 

 向こう側にいるライトとは違い、静かに食べ終わった。

 

 「やっぱりさ、ハンターは豪快に食わないとダメだと思うんだよね~」

 

 口の回りに食べかすをつけたライトが、妙にイラつく口調でそう言ってきた。

 

 「個人の勝手だ。後、食べかすついてる。汚いからふいておけ、ハンターには気品だって大切だ」

 「そうかぁ?」

 

 口をふきながら答えるライト。

 

 やはり正反対な性格。

 

 「ところで次は何を狩りに行くことにしたのだ?」

 

 「えっとね……確か、くりゅうってやつ」

 

 「ドスジャギィか。難易度が一気に下がったな」

 

 「そうなのか?」

 

 

 「あぁ、鳥竜種はそれほど強くない初心者が狩りやすいモンスターだ。動きも分かりやすい。」

 

 「ふーん」

 

 「中でもドスジャギィは最弱だが、なぜ行くのだ?」

 

 また、気分かな?

 

 「狗竜の爪が欲しいんだ」

 

 「荒くれの大剣か。そっちにしたのか」

 

 大剣の情報全て頭の中に入っている。

 

 「モンスターの素材を使いたいからだ」

 

 「わかった。クエストは出ているか?」

 

 クエストが出てなければモンスターをむやみに狩ることは許されていない。

 

 モンスターにも人と同じように人生がある。

 

 こっちにも生活はある。

 だから、生きるために必要な分狩りをするのだ。

 狩られすぎて絶滅したモンスターも過去にはいるらしい。

 

 「ああ、もう受けているぜ!」

 

 なかなか準備が早いじゃないか。

 

 「ピッケルも持ってけよ」

 

 「おう!」

 




 場面がころころと変わって、見にくかったでしょうか?

 場面が切り替わるのが好きなんです。

 読んでくれる人が分かりやすく面白い小説を書くのは当たり前ですけど、自分が楽しんで書いていきたいので許してください。
 新人のくせにとか思うかともいらっしゃるかも知れませんが、そこは暖かい目で。

 次回は更新遅くなると思います。
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